1年間デザイナーとしてリモートワークをして感じたメリットデメリット

ずんこ


1年間デザイナーとしてリモートワークをして感じたメリットデメリット

こんにちは、ずんこです。

そろそろ週間天気予報に雪マークが混じるようになった長野です。除雪車もスタンバイして、冬の準備の真っ只中。「本当に長野にいるんだね」ってたまに言われるんですけど、います。いるんです。

この頃の長野チームの状況

メンバー構成

naganoチーム

長野チームは、完全に長野県に移住した3人(ディレクター、エンジニア、デザイナーのわたし)と、東京をメインに2拠点で仕事をする2名(フロントエンド、ディレクター)がいます。

お仕事例

長野でも本社と同じようにweb制作を行っています。首都圏のお客様のwebサイト制作が多いですね。東京のクライアントさんがメインであるのには理由があります。それは、「地方にいてもクオリティの高いものを作れる、結果を残せることの証明をすること」をミッションとしているから。webはネット環境が整っていてPCさえあればどこでだって仕事ができるはず! それを体現するのが私たちです。

また、信濃町役場と協働で移住者向け情報サイトの運営を行っています。

 

arienai ありえない、いなかまち。

その他の取り組み

せっかくリモートワークをしているのだから、「もっとリモートワークしよう」ということで、今年の春には鹿児島県の離島、甑島(こしきしま)でリモートワークしてみたり。

 

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もう国なんて関係ないとiioffice CEBUのあるセブ島でリモートワークしてみたり。

 

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とにもかくにも、場所にとらわれずに、いいもの作ろう! としています。

デザイナーとして感じていることを本音で晒してみます

長野チームについて説明してみましたが、「実際、デザイナーがリモートワークってどうなの?」という声が聞こえてきたので、感じていることを、率直に書き出してみます。

リモートワークするメリット5つ

メリット1:今の仕事に集中しやすい

良くも悪くも、東京で働いていた時には「あの人はどんなの作ってるんだろう」と思って通りすがりにチラリと画面を見て、ディスプレイに映るかっこいいデザインに心がめげそうになったり、やってみたかった案件をAさんがやっているという事実を知って歯がゆさを感じたりしていましたが、長野では今の所感じません。(自分しかいないから)

焦るとパフォーマンスが落ちてしまいがちな私にとっては、自分のペースで集中できる環境はとても仕事がしやすいです。

メリット2:規則正しい生活を送れるようになる

これは長野チームの勤務時間によるものですが、就業時間が8:00〜17:00なので仮に2時間残業しても19時! 帰ってご飯を作ってゆっくりお風呂に浸かっても本を読む時間があります。
(とはいえ、正直なところリリース前は東京と変わらないバタバタがありますが……。)

メリット3:好きな場所で仕事ができる

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言わずもがなですね。長野出身の私にとって、地元の地域で働けるのは魅力です。暑い日にはオフィス目の前の湖に足を浸しながら仕事をすることも。skypeやchatworkを使えば、特に仕事で不便を感じることはありません。便利なサービスは積極的に活用しています。

メリット4:首都圏の仕事もその地域の仕事もできる

まだまだ件数は少ないですが、長野の徹底的に相手を理解しながらする仕事も好きですし、規模の大きなサイトや新しいサービスの立ち上げに一役買うことができる首都圏の仕事もどちらも好きです。

メリット5:これからのライフスタイルの変化に抵抗がなくなる

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特に女性は、産休や育休など仕事から離れざるを得ない状況になることが多いです。また、そうでなくても在宅で仕事をしないといけない状況などが、これから突然降ってくることもあるでしょう。でも、今こうしてリモートワークをしていることで、遠隔地で仕事をすることに全く抵抗がなくなりました。また、こういう時はあのツールを使うと便利だ、といったこともわかるので、今の働き方をしていてよかったなと感じます。

ひしひしと感じているデメリットや困っていること5つ

デメリット1:同業者に会わない

道を歩けばITやweb関連の職種の人に遭遇する東京と違い、同業者に会う機会が格段に低いです。また、イベントも東京で開催されている半分の数もないかもしれません。とにかく同業の方と横のつながりを増やすことが大切だなあと感じています。

デメリット2:web系イベントが少ない

東京では毎日のようにwebの勉強会やセミナーが開催されていますが、地方での開催頻度は低いです。長野にはADC(アートディレクターズクラブ)長野支部やディレクターズ協会長野支部によるイベントが、3~4か月に1回開催されています。目を皿のようにしてイベントをチェックしては、可能な限り参加します。

 

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先日、LIGのデザイナー主催のイベントLIG SHIPを長野でもリモート開催しました。こういう形で、地方でもイベントが開催できるようになるといいなと思います。

ちなみに、web業界とは関連のないラフなイベントはたくさん開催されています!そういうところで知り合いを作るように心がけています。

デメリット3:自分から勉強しないとどんどん浦島太郎の道を突き進む

東京では通勤時には電車の中で情報収集をしていたのですが、家からオフィスまで徒歩3分なので、その時間がありません。また、直接に情報交換する相手がメンバー以外にいないため、情報の循環が決して早くはありません。能動的に情報に接していかないと、どんどん置いていかれてしまうと思います。

デメリット4:自分でコントロールできないと自分の首を絞める

遠隔地で仕事をする際の一番の悩みはこれかなと思っています。監督者が近くにいない状況だと、気持ちにゆとりがある反面、油断すると危険です。体調がなんとなく悪い時や気分が乗らない時、人の目があると「それでも仕事してる自分、かっこいい」と酔うこともできますが、いかんせん長野オフィスの周りにあるのは湖と山。注意してくれる人はいません。納期がギリギリになったら自分のせい。自分なりの”気持ちを切り替える方法”をいくつか持っているといいと思います。

デメリット5:ディスプレイの大きさ

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やっぱり仕事をするには27インチのiMacがとても捗ります。が、場所によってはデスクトップを持っていくことができない場合があります。国外とか。その場合はノートPCで仕事をするのですが、いかんせんディスプレイが小さくてちょっと仕事がしにくい……。なので、国内であれば基本的にiMacは担いで行くスタンスです。重いしかさばるし大変なんですけどね……。しかも何より目立つ。

心がけていること5つ

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そんな環境の中心がけていることはこの5つです。

其の一:案件で関わる人とはなるべく直接会う

リモートワークとはいえ、やっぱり仕事をご一緒させていただく方とは1度でもいいので直接会う方が仕事を進めやすいなと感じています。そのため、案件の初回のMTGはディレクターにクライアント先へ連れて行ってもらうようにしています。もし距離的に足を運ぶことが難しい場合は、一度でもいいので電話やskypeをすることをお勧めします。

其の二:情報収集の習慣をつける

長野にいるとSNSを開く頻度も少なくなっています。web系のナレッジをまとめたメディアを開く頻度は気がつくともっと少なくなってしまいがち。毎朝30分は情報収集のための時間として確保するようにしています。

其の三:まとめサイトなどでデザインに触れる

東京では、家から会社へ行くまでの間に、中吊りやポスターやフリーペーパーなど様々なものに溢れています。そのどれもがデザインの参考になります。ですが、現在では電車はほとんど乗らないですし、大型のショッピングセンターまでは車で40分はかかります。webデザインのまとめサイトだけではなく、Pinterestも頻繁に見るようにしています。

其の四:大型の本屋さんに定期的に行く

雑誌をデザインの参考にすることが多いので、発売日の頃に大型の本屋さんへ行くようにしています。東京出張と重なった場合は、代官山TSUTAYAに行ったりも。

其の五:おしゃれなお店の情報を集めて出かける

山と湖に囲まれた信濃町。空気も水も野菜もおいしくて、人間的な生活を送るにはもってこいの環境です。ただ、おしゃれなお店はありません。残念ながら。デザイナーとして、おしゃれなものや美しいものを見ることを疎かにしてはいけないですよね。週末や連休は市街地をウロウロしたり、オープンしたばかりのお店へ行くようにしています。

さいごに

自分が心地よいと感じる場所で働くことができれば、とても素敵なことですよね。

今後の野望としては、県内のいろんな場所を巡りながら仕事ができたらいいなぁと思っています。ゲストハウスやコワーキングスペースを周りながら仕事・・・いいなぁ。

みなさんもぜひ、リモートワークにチャレンジしてみてください。

それではまた! ずんこでした。

ずんこ
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