LIGデザイナー採用
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2016.10.06

何度も泣いた。自社サービスを育てるにあたって絶対に大事だと思うこと

のんにゃん

こんにちは!

LIGに入社して早1年が経ちました。セールスにもデザイナーにもディレクターにもなったのんちゃんです。

わたしはいま、社会人2年目の24歳です。けれども、大学3年生の頃からほとんどフルタイムでインターンシップをしており、数ヶ月以上在籍した会社となると、LIGは5社目になります。

わたしは会社というのものがすごく好きで、とてもロマンを感じます。笑
なぜかというと、同じ会社のどこかに魅力を感じた人が集まって、同じ目的・ビジョン・夢に向けて時間と能力を費やすんですよ?

こんな素敵なことないじゃないですか、と大学3年生の頃からいまも気持ちは変わっていません。

だからこそ、わたしはその会社が生み出した自社サービスにかかわることがすごく好きなんです。利害関係の強いクライアントワークよりも、もっと素直に、自由に、育てることができるからです。

2016年の4月から少しずつ、LIGブログのUIや数字を見るようになり数ヶ月が経ちましたが、どうするのが幸せなのか、わたしには何ができるのか、分からずに泣いたこともありました。

そんなわたしがいま感じていることを赤裸々に書かせていただければと思います。どうかお付き合いください。

はじめに

自社サービスは「こども」である

LIGに入ってより強く感じていることは、会社で生まれたサービスは、会社の「こども」だということです。なので、会社に入るということは、他人が生み育てているこどもを、実の親と一緒になって育てていくということだと思っています。

サービスは、時間とともに大きくなったり、さびれていったり、まるで生き物のようなのです。不変な生き物なんて存在しません。周りの環境は刻一刻と変わっていき、自分もどんどん変化していくのです。

大袈裟な……と思う方もたくさんいるかと思います。

仕事をするマインドは人それぞれですので、自分のモチベーションが上がるようコントロールしながら仕事をするのが一番いいと思います。ただ、わたしはこのような気持ちで仕事に、自社サービスに向かっています。

それでは、自社サービスにかかわったわたしが、本当に大事だと感じたことを3つお伝えします。

1. 歴史を知ること

自分で生んだこどもではない限り、自分の知らない、その子が生きた時間が必ず存在します。それは、そのサービスの歴史となります。

どういう気持ちで、誰がどのように育ててきたのか

これを知らずにサービスの運営にかかわると、無意識のうちに何かを失ってしまう可能性があると思います。歴史を重んじることだけが大事などということではないし、歴史を引き継ぐかどうかは個々の組織が決めていくことだと思いますが、過去を知らないことによる影響はサービスだけに留まらないかもしれません。

LIGの場合は特徴的ですが、わたしは昔からLIGブログを読んでいた身ではなかったので、知らないことが山ほどありました。

LIGブログのよかったことは、歴史が記事としてストックされていることです。誰がいつ、どんなことを発信してLIGブログが育っていったのか、育児日記がたくさん残っているのです。


キリがないのでこのくらいにしておきますが、LIGはもう10期目に突入していますので、きっと記事では語りつくせないことが本当に多くあったことと思います。

いまもこうして多くのファンが暖かく見守ってくださっているLIGブログにかかわるということの重みを、しっかりと感じなければいけないと思いました。

もちろん紆余曲折あった上で、いまオウンドメディアというくくりでの業界の中の立ち位置や、読者の生の声など、いろいろ知っておかなければいけないことは本当にたくさんありますが、自社のサービスにかかわるのであれば、歴史を知るということは欠かせないと思います。

無敵なものなんて存在しない。大事なのは、無敵なものをつくることでも、一番になることでもなくて、どのように育ったことでいまがあって、これからどうなっていって欲しいのかを明確に描くことに尽きるのではと思っています。

2. ビジョンを理解する / つくること

歴史を知ったら次はビジョンを理解する必要があると思います。もしくは、自分でこうなってほしいと思い、ビジョンをつくることだって不可能ではありません。具体性は問いませんし、それよりもむしろ抽象的な言葉でもいいかもしれません。

このこどもにはどうなってほしいのか、それによって誰にどのような幸福がもたらされるのか。そのような未来は、過去にはありません。

ビジョンを理解しないと、育て方が一般的になる

他人のこどもを育てる決意をしたならば、そのこどもに対して描かれているビジョンをしっかり汲み取り、理解しながら育てる必要があると思います。一般的な他のサービスと同じように扱っては、自社サービスの意味がありません。まったく同じことをやり、同じ未来を志向しているサービスなんてひとつも存在しないと思うのです。

また、仲間でビジョンをすり合わせることも非常に大事だと思います。なぜなら、一人だけでサービスを育て上げるのは不可能に等しいし、サービスについてバラバラなところを目指している人たちでは、うまく育て上げることはできない、それこそ他者と差別化できないような、なにものでもないものとなってしまうと思うからです。

 
エゴでもいい。絶対的に信じられる未来の姿を思い浮かべることができるのならば、エゴでもいいと思います。

3. 指標の価値観を独自でもつこと

わたしは多くを語れる身ではないので、さらっと触れておきますが、メディアの場合は指標がPVやUU、滞在時間、直帰率……などさまざまにありますよね。PVを指標にしているメディアはどうなんだとか、じゃあUUなのかといえばそうでもなく、業界内の論争も多いように感じます。

他社がなにを指標にしていて、業界ではなにが良いとされているのかを知ることは非常に大事です。しかしきっと、本質は、そこには存在しないのではないかとわたしは思っています。

上にも述べたように、メディアでもサービスでもそれぞれに歴史があり、ビジョンがある。であれば、見るべき指標や価値とする指標は、それぞれが独自に持っておくべきなのではないでしょうか。

そうしないと、「この1PVは価値なのか」という議論が生まれた時に、答えを外に求めざるを得なくなってしまうからです。同じサービスなどひとつたりとも存在しないので、周りと同じ指標であるべき理由はどこにもないと思います。

自社のサービスなんだから、中の人が信念をもって育てられればいいと思うのです。その結果、お金が生まれたり、誰かを幸せにできたら、すごくいいですよね。

おわりに

大した経験もないわたしですが、思ったことを赤裸々に書かせていただきました。抽象的な部分が多く、申し訳ないですが、少しでも伝わっていたら嬉しいです。

自社サービスは世の中で唯一無二のものであり、本当に貴重だと思います。生かすも殺すも育て方次第であり、その育て方に正解などないのです。ひとつひとつに歴史とビジョン、過去と未来がある中で、色んな人の手を借りて少しずつ未来に進んでいくのだと思います。

 
最後に。誰かが何か想いがあって創ったものを一緒に育てるのは、軽い気持ちでできることではないと思います。

自社サービスに限らずクライアントワークでも同じですが、究極一番大事なものは、愛なのではないかなあと感じています。

 

【わたしの仕事観】