【社員の回答アリ】第二回 大喜利大会を開催しました。

【社員の回答アリ】第二回 大喜利大会を開催しました。

John

John

※まず、お手元に飲み物をご用意ください。

全世界の大喜利ファンの皆さま、こんにちは。
メディア事業部のジョンと申します。

LIGでは「コピーライティング勉強会」を定期的に行っています。以前、その一環として大喜利を行ったところ、またやりたい!の声が多かったので、再び開催することにしました。今回は、当日の模様を余すことなくお伝えしたいと思います。

大喜利とキャッチコピーの関係
キャッチコピーは、「誰に・何を・どう言うか」のステップで書きます。中でも大喜利は「何を・どう言うか」を楽しく学べると思っていて、例えば「上司に媚を売るやつがいる」と言っても、面白くも何ともないですよね。でも、「上司の家にあがるとき、わざわざ靴下を変えるやつがいる」」と言えば、受け手の印象も少しは変わってくるはずです。つまり大喜利とは、言いたいことをより伝わる言い方にするための訓練にピッタリなのですね。

今回の参加メンバーはこちら!

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決戦は7月7日、20:00。七夕にもかかわらず予定のない男たちが会場に集いました。参加者は全員「おおぎりで有名になりたいです」と卒業文集に書いた過去があるといいます。今宵、その夢を叶えるのは誰なのでしょうか。

早速、お題と回答を見ていきたいと思います。お題はぜんぶで7つです。

※それでは、ご用意いただいた飲み物を口に含んでください。

お題1:昔話の時代にもインターネットが!桃太郎、どんな言葉を検索してそう?

桃太郎のストーリーをご存知ない方は少ないとは思いますが、桃から生まれた桃太郎が、イヌ・サル・キジを仲間にして鬼退治に行く、というお話。ストーリーと絡めて、「確かに検索してそう!」といかに思わせられるかがキモになるのではないでしょうか。

それでは、回答を見ていきましょう。
 
 

しぶさんの答え

桃太郎_しぶさん
 
そうなりますよね。余計なルートで行けば時間と体力のムダですから、きっとこの桃太郎はきっちりした性格だったのではないかと推測されます。で、気になるのは検索結果ですよね。果たしてどんなルートだったのでしょうか。
 
 

朽木さんの答え

桃太郎_朽木さん
 
周りの友人の話を聞いているうちに、みんなお母さんのお腹から生まれていることを桃太郎は知ります。彼は当然、人は桃から生まれるものだと思っていますから、少し不安になるわけですね。「ひょっとしたら自分は病気なのかもしれない…」「自分と同じ境遇の人はいないのだろうか…」そんな思いから検索されたのでしょう。もはや、鬼退治よりも事態は深刻です。
 
 

ぼくも答えてみた

桃太郎_ジョン
 
おばあさん…。きびだんごが…。

では、続いてのお題はこちら。

お題2:「すごい弱そう…」 プロレスラー、グレートタロウが編み出した必殺ワザの名前とは?

プロレス技って、調べてみると色々あるんですね…。ペンデュラム・バックブリーカー、アトミック・ドロップ、シャイニング・ウィザード、喧嘩キック、ジャーマン・スープレックス、トライアングル・スコーピオンなどなど。どれも強そうです。皆さまだったら、どんな名前をつけますか?

それでは、回答を見ていきましょう。
 
 

紳さんの答え

グレートタロウ_紳さん
 
まず思ったのが、とても和風でいいなと。「タロウ」の名前にも合っていますよね。で、絶対痛いとは思うんですけど、確実に勝利をもぎ取れる力があるかというと、ないですよね。イボがある相手にしか使えないので、やはり弱いです。
あと、この技がイボ痔限定だったとしたら、対戦相手の履き物を脱がす必要があります。そうなるとテレビでは放送できません。しかし、この技見たさに観客が増えるのかもしれないと考えると、グレートタロウは興行的にもプロレス業界の救世主にもなりうる。ぼくはそう感じましたよ。
 
 

づやさんの答え

グレートタロウ_づやさん
 
コブラまで、あと一歩だったんですが…コブラツイストのどこをどう変えればマムシツイストになるのか、気になるところです。どなたか図解をお願いいたします。
 
 

ちょうさんの答え

グレートタロウ_ちょうさん
 
「ぬれせんべい」と同じ発想ですよね、きっと。

続いてのお題はこちら。

お題3:「アホアホ新聞」。今朝の一面に書かれていた見出しとは?

こういう新聞が、ひとつくらい本当にあってもいいんじゃないですかね。通勤時、隣の人が読んでいるアホアホ新聞からチラリと見える見出しが気になってしまいそうです。
さて、このお題。その名のとおり、いかにアホな話題を持ってこれるかがポイントになってきそうですね。

それでは、回答を見ていきましょう。
 
 

ぼくも答えてみた

アホアホ新聞_ジョン
 
こんな見出しにするくらいなので、当然、見出しにも誤字があります。そして、紙面はびっしり埋まっていることでしょう。なんせアホですからね。
 
 

ちょうさんの答え

アホアホ新聞_ちょうさん
 
見出しの使い方が斬新ですね。かつて読者に確認をする見出しがあったでしょうか。てっきり、ニュースの内容でアホさを訴えてくるものだと思っていたので、この回答には不意を突かれてしまいました。
 
 

紳さんの答え

アホアホ新聞_紳さん
 
秀逸な点は2つで、まずは視点です。アメリカンドックの棒を舐めると甘いなんて、どんな思考回路を辿れば出てくるのでしょうか。それと、語尾もいいですよね。「舐めると甘い!」でもじゅうぶん笑わせられると思うのですが、この語尾がアホさを加速させています。ついつい本文が気になっちゃいますよね。まさに、見出しの機能を果たしています。
 

続いてのお題はこちら。

お題4:高額所得者100人に聞きました!「セレブあるある」の第31位とは?

セレブと聞いてまず思いつくようなことは恐らく上位に食い込むはずですから、アウトです。よって、このお題は「全員ではないかもしれないけど、セレブの中で確かにありそう」と思わせられれば勝ちだと思います。

それでは、回答を見ていきましょう。
 
 

紳さんの答え

セレブあるある_紳さん
 
なんか、本当にありそうです。成城石井にしか行かないので、他にもたくさんのスーパーがあることを知らないのでしょうね。街中で「石井行きたい」と言っている人がいたら、それは「スーパー行きたい」という意味で、しかもその人はセレブだと思っていただいて間違いないでしょう。
 
 

づやさんの答え

セレブあるある_づやさん
 
場所は、立食スタイルのゼレブパーティーの会場。とあるテーブルから「ええっっ!?」という驚きの声が上がりました。「どうしたどうした?」と人が集まってきます。「実は●●さんがこの前、エコノミー乗ってみたいで…」「マジで!?」「どうだった!?」と、一瞬にして注目の的に。この日を境に、一部のセレブの間でエコノミーに乗ることがちょっとしたブームになったとか、ならないとか。結果、「セレブあるある」の31位です。
 
 

再びづやさんの答え

セレブあるある_づやさん2

アウトとセーフの境界線はどこにあるのか。ぼくが気になったことは、この1点のみです。

続いてのお題はこちら。

お題5:「このダンススクール、入会するんじゃなかった…」なぜ?

いわゆる「こんな○○はイヤだ」系のお題です。すでに皆さまの頭の中でも、壁一面が鏡のレッスンルームが想像できているかと思います。自分がレッスン生として入会している場面を思い浮かべながらご覧ください。

それでは、回答を見ていきましょう。
 
 

たまさんの答え

ダンススクール_たまさん
 
スタジオに到着するや否や「あれ?先生がいない…?」と不思議に思ったはずです。時間になっても来ないので受付の女性に聞いてみたところ、「こちらは映像授業になっております」とか言われちゃうわけですね。
レッスンの概要は入会前にホームページで調べておいたほうがいい。そんなことを教えてくれる、いい回答だと思いました。
 
 

紳さんの答え

ダンススクール_紳さん
 
最初の授業ですから、周囲には馴染めていないと思われます。そうなると当然「これダンスに関係あるんですか?」という気持ちは胸にしまったまま。先生の言う通りに造花を作るしかありません。「いや、きっとダンスに関係あるのだろう…」と思いながら作り続けても、そんな気配を一切感じずにレッスンは終了。帰り道、電車に乗って、外の景色を眺めながらつぶやきます。
「このダンススクール、入会するんじゃなかった…」と。
 
 

朽木さんの答え

ダンススクール_朽木さん
 
なんだか、ニュースになりそうです。

続いてのお題はこちら。

お題6:「こいつ彼女ほしくて必死だな…」なぜ?

学校や職場などで、とある男性の行動を目にして思うことですから、このお題の場合は情景がパっと浮かぶような回答だといいのかもしれません。異性に対して発言や態度が変わる人、いるじゃないですか。その人が言いそうなこと・行動しそうなことって何だろう?なんて思いながらご覧いただければ幸いです。

それでは、回答を見ていきましょう。
 
 

ぼくも答えてみた

彼女ほしくて_ジョン
 
スネてます。
 
 

ヨシキさんの答え

彼女ほしくて_よしきさん
 
「あいつ、メシ誘ってもぜんぜん来ないんだよな…」と友人たちの間で噂になっていたのでしょう。どこで、誰と、何を食べているのかを確かめてみたくなった友人たちは、彼を尾行します。そこで見たのは、紙のお皿にブレスケアを3、4粒乗せて、ひとつずつ味わう姿だったのです。友人たちは一瞬、顔を見合わせて言いました。
「あいつ、彼女ほしくて必死だな…」
 
 

紳さんの答え

彼女ほしくて_紳さん

まぁ気が早いです。こういう人、確かにいます。わざとらしい(本人はわざとらしいと思っていない)アピールをする男子の情景がすぐに浮かんできました。「こいつ彼女ほしくて必死だな…」と、まさにお題にピッタリな回答ですね。

続いてのお題はこちら。

お題7:七夕。「何をお願いしとんねん!」 短冊に書かれていた願い事とは?

前述のとおり、この大喜利大会が開催されたのが七夕だったものですから、季節ネタとして出させていただきました。
商業施設なんかに行くと、願い事を書けるスペースがあると思います。そのとき、ついつい他の人の願い事を見てしまったことはありませんか?このお題は、まさにそんなシチュエーションです。「そんなのムリだろ!」と思ってしまうものなのか、はたまた「願い事にするほどのことか?」と思ってしまうものなのか…。どんな回答が出てきたのでしょうか?

それでは、回答を見ていきましょう。
 
 

紳さんの答え

七夕_紳さん
 
これ、確かめたいことはただ1つで、「短冊に書くほど深刻だったのですか?」ということ。これを書いた人は間違いなく、産卵後にシャケが生きられないことで悲しい思いをしたか、不利益を被ったかのどちらかだと思うのですが、わざわざ短冊に書くということはかなり思い詰めていたのだと思います。
 
 

ちょうさんの答え

七夕_ちょうさん
 
とても気持ちの悪い比喩表現ですね。「あの子」が気の毒でなりません。もしも今ぼくが短冊に願いを書けるのであれば、「あの子が変な被害に遭わずに済みますように」ですね。
 
 

たまさんの答え

七夕_たまさん
 
この回答の秀逸なポイントは「本当に、」だと思います。切実さが増すことで、書き手の意図とは反比例するかのごとく笑いを誘います。これを書いた人の年齢や容姿はどんな感じなのでしょう?そして、「明日から本当に、まっとうに生きたい」と願う人は、いったいどんな境遇なのでしょう?

さいごに

いかがでしたでしょうか?飲み物は吹かずに済みましたでしょうか。もし吹いてしまった方は「吹いたw」のコメント及びディスプレイに吹きかかった液体の写真とともにシェアしてくださいますようお願い申し上げます。
吹かなかった方は、どうぞそのまま飲み込んでください。

今後も、定期的に大喜利大会は続けていく予定です。いずれはLIG内だけでなく、社外にも発展していけばいいなぁと思っているので、「オレも・ワタシも参加したい!」という方は是非ご連絡ください。

それでは、次回もお楽しみに!

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John
John ディレクター/コピーライター / 西山 ジョン

「いい加減ブラウザをひとつに統一しませんか?協会」で理事を務めています。 個人的な夢は吉井和哉に会うことです。

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