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2015.03.30

未知なる技術やモノをディレクションするときにWebディレクターが気をつけたいこと

ちょうさん

こんにちは、ディレクターの浦川です。
春になって参りました。お花見の季節です。
いやはや花粉症がなければ、もっと楽しめる季節なんですけどね……薬とマスクが手放せない日々が続きそうです。

WebGL、canvas、SVG……昨今さまざまな表現方法が増えてきてますよね……。
そんな中、まだ一度もディレクター自体が扱ったことのない技術だったり、そもそもどうやって実現をすればいいのかを悩んだりするような案件も増えてきました。

僕自身も、上記のような技術を使ったサイト制作や、サイネージやアプリ、どうやったら作れるのかが分からないようなものを作ったことがあったのですが、そのときに気をつけてたほうがいいなと思ったことを紹介していきますっ!!

1. もっとも“挑戦的”な箇所を把握する

制作していくものの中で、最も挑戦的な部分はどこであるかをまず把握したほうがいいかなと思います。僕の場合、2つの軸で判断しています。

1. 時間がもっともかかりそうな箇所

1つめは「時間がもっともかかりそうな箇所」です。

それは言い換えると、制作していく中で、一番詰まりそうな場所です。
たとえばSVGであれば、アイコンなどに適用する場合、大抵、複数個の制作が必要になります。その際にパスの整合性や、PC・SPの環境下が違う場合での読み込みの負荷など、気をつけないといけない箇所が出てきます。

その詰まってしまいそうな場所、懸念となりそうな箇所は、制作スケジュールの初段階でクリアにしておいたほうが後で健全な制作環境を作ってくれます!(はず……!)

そのため、制作の初段階から、技術的な懸念となりそうな箇所はアジャイル的な進め方で、ある程度検証したいものです。
そうして、可能であれば、別制作物のラインが走っている間に「いけそうだ!」という確証に繋がるところまで持っていける方がいいかなと思っています。

2. 一番クリエイティブとして時間を掛けたい場所

2つめは「一番クリエイティブとして時間を掛けたい場所」です。

制作物として、一番メッセージを語れる場所や、クライアント様や制作者として一番こだわりたい場所がどこなのかを考えます。
これは、実現に時間がかかる場合もありますし、なによりも「一番時間をかけなくてはならない箇所」になるかと思います。
1つめの軸と、2つめの軸が別の場合、時間の取り合いになってしまう場合が多いです。

そのため、この2つの軸はしっかりと最初の段階で把握しておくべきだなぁと僕は思っています。(って今まで失敗しまくっていたので……)

2. 各フェーズの共有を強固にする

制作する順序が複雑になる場合があります。

「デザインがない段階での、技術的な検証では問題なかったけど、このデザインではブラウザの負荷を考えると実現できない……!」など、振り出しに戻ってしまうような事態が起こった場合です。

そのような事態に陥らないよう、実現可能なラインを各フェーズの担当者と初めの段階に話し合ったり、デザイン確認などでクライアント様に見せる前に、一度皆で振返りを行った方がいいと思います!(……はず!)

3. 日々アンテナを張る!

トレンドって本当に変わっていきますよね……!
新しい言語や、表現、またデバイスがどんどん出てきている今、日々勉強していきたいなと思っています。

僕たちのチームでは、制作メンバーが各案件ほぼ被っているため、一緒にみんなでいろんなことにアンテナを張って、新しい情報を共有するようにしています。
また、それを共有しておくだけではなく、それについてもなるべく話すようにしています。

その中で、個々が興味を持っている分野を知ることもできますし、今後どのような技術に挑戦していきたいのかなどの「想い」を知ることができるのが、僕にとっては、金脈に出会うような気持ちでもあります。

めまぐるしい変わっていく世の中で、僕たちが作りたいものも日々変わっていくのですが、その変化を見ていくのも、それはそれでまた楽しいのかななんて思いながら、積極的に情報に触れていきたいと思います。

 

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