こんにちは、明太子おじいちゃんです。
2014年12月21日に福岡の九州大学で開催された「dotFes2014」にPanon publicというチームで出展してきましたので、ドットフェスレポートを書きたいと思います。
昨年、京都で行われた「dotFes2013」の様子は、ぺちこさんが「Webクリエイティブのための学園祭「dotFes 2013 京都」に行ってきた」を書いてます。
ドットフェスとは
dotFesは、ものづくりのおもしろさ、デジタルな表現技術の魅力を体感できる、学園祭のようなワンディイベント。
引用元:ABOUT dotFes 2014 福岡
http://www.dotfes.jp/2014fukuoka/about.html
クリエイターによる技術講座やプレゼンテーション、インスタレーションなどが楽しめるクリエイティブなイベントです。
私も出展していたためInstallationの部しか見ることができなかったのですが、見れた範囲でお伝えします。
gift(cshool × たき工房)
主催のcshoolさんとたき工房さんがコラボして制作した多人数参加できるインスタレーション作品。
プレイヤーが自分でプレゼントキャラに変身し、眠っている子どもが起きないうちに、ベッドに吊るしてあるくつ下を目指します。
スマートフォンがコントローラーとなって、進んだり、隠れたりしながら進んでいきます。
最後にジャンプボタンを押して無事にゴールできると、クッキーやキャラバッジがもらえることもあり、みんな必死にゴールを目指してスマホを連打していました。
- cshool
http://cshool.jp/ - たき工房
http://taki.co.jp/
らくがき動物園(株式会社ココノヱ)
「撃墜王ゲーム」などを制作した岡山の制作会社、ココノヱさんのインスタレーション作品。
ノートに動物を描いてハートのスタンプを押すと、自分で描いた絵が動き出します。自分で描いた絵が動き出すというのは楽しいものですね。
自分は絵心がないのですが、動き出すと可愛く見えて面白かったです。
- 株式会社ココノヱ
http://9ye.jp/
Panon public
私が参加していたチームの作品も紹介したいと思います。
iPadを使って360°見渡して恐竜の世界を楽しめる絵本を作ってみました。
デザインと展示スペースの評判がすごく良かったので、たくさんの方に楽しんでもらえたんじゃないかなと思います。
ありがたいかぎりじゃ。
アプリ化する予定なので、その際はぜひ遊んでみてください!
- Panon public
http://panon.tokyo
PLAYFUL BOOKS (STARRYWORKS)
「いろぴこ」や「魔法のスノードーム」を制作したSTARRYWORKSさんの作品。
スマートフォンを絵本にセットすることで…
絵本をノックするとノックがかえってきたり、
絵本の色に合わせて照明が光ったり。
アナログな絵本をインタラクティブな体験として楽しめます。
大人も子どもも一緒に楽しめる作品になっていて、いいコンセプトだなーと思いました。
de illusion「KAGUYA」(MindFree)
1枚の絵画を複数の感覚で見ることができるインスタレーション作品。
聴覚、触覚、嗅覚を変えることで違った絵のように感じられる不思議な作品でした。
- 「KAGUYA」
http://marudeillusion.com/
INPUT≠OUTPUT(株式会社1-10design)
テーブルの上にさまざまなスイッチが置かれていて、押すと中央にあるアームがランダムに動きます。
必死になってアームを動かせるボタンを探しました。一番楽しかったかもしれません。
- 1-10design
http://www.1-10.com/
ロコモでバラミンゴ(九州大学シリアスゲームプロジェクト)
ロコモティブシンドローム対策用のバランスゲームで、キネクトセンサーの前で片足立ちをしながら、画面上のリワードを集めていくというシンプルなゲーム。
ロコモティブシンドロームについては、Wikipediaをご覧ください。
まずキネクトで自分の関節を認識させると、自分の姿がフラミンゴに変身してゲームが始まります。片足立ちをしながら両手を上げ下げして、流れてくる爆弾やボーナスなどを避けたりゲットしたりしてゴールへ進んでいきます。
ゴールすると、ゲットしたボーナスや爆弾で受けてしまったダメージ、軸からどれだけずれなかったかのバランス感覚などからスコアが出され、ランキングされます。
実際に、高齢者向けの施設やイベントなどで使われているそうです。ゲームの完成度と実用性の高さには驚きました。
- 九州大学シリアスゲームプロジェクト
http://macma-lab.heteml.jp/html/news/news_06.html#2014_12_21
FONTA(面白法人カヤック)
フォントを自分で描いてオリジナルのフォントを作ることができる作品。
今だけドットフェスの会場で描かれたオリジナルフォントがFONTAのページからダウンロードできるようになっています。ぜひダウンロードして使ってみてください!
- FONTA
http://fonta.kayac.com/
pepper(SoftBank Robotics)
2台のpepperと会話ができる作品。
pepperと会話していて、「前習えができるからもっと写真を撮れ」と言われたので撮影していました。
最後にコマネチしてきたのですが、それだけは写真を撮り損ねてしまいました。お茶目ですね、pepperくん。
- SoftBank Robotics
http://www.softbank.jp/corp/group/sbr/
感想
今回初めてdotFesに参加したのですが、どの作品も楽しみ方が違って刺激的な経験になりました。なにより、モノ作りをする人達と多く知り合えるというのは良いものですね。
少しだけsessionの部も見れたのですが、クリエイティブ業界の先駆者達が大喜利をしていました。「明太子をクリエイティブにする方法」は、面白すぎました。みなさんもぜひ考えてみてください。
来年のdotFesがいまから楽しみな爺レポートでした。
それでは!
【LIGがイベントレポートをお届けします】
※ Webクリエイティブのための学園祭「dotFes 2013 京都」に行ってきた
※ 直感的にサイト制作ができるCMS「concrete5 」のセミナーイベントを開催しました