こんにちは、LIGブログ編集部です。こちらは「初心者でも一眼レフカメラで綺麗な写真が撮りたい!」と思っている人に向けての全5回のシリーズ記事です。
誰でも「一眼レフ」あるいは「デジイチ」などの言葉を耳にしたことがあるかと思いますが、綺麗な写真を撮ることのできるカメラだということはわかっていても、難しそう、高価そうという印象から、敬遠してしまうことも多いのではないでしょうか。
でも、きっかけさえあれば、デジタル一眼レフカメラのだいたいのところを理解するのはそう難しいものではありません。
今回の記事ではまず、カメラ初心者のみなさんが一度は疑問に思ったことがあるはずの、「一眼レフって何?他の(デジタル)カメラと何が違うの?」というポイントをしっかりご説明します。
デジタルカメラの種類
デジタルカメラ(以下デジカメ)には「規格、メーカー、機種」などによって大きな違い、特徴があり、本体価格も数千円から数十万円まで、さまざまなカメラが存在しますが、基本的には以下の3種類に大別することができます。
- デジタル一眼レフカメラ
- コンパクトデジタルカメラ
- ノンレフレックス一眼カメラ(ミラーレス)
以下、この3種類のデジカメの違いについて説明します。
デジタル一眼レフカメラ
レンズ交換式のデジカメです。本格的な撮影ができる上に、初心者でも扱えるように、操作を簡単にした機種も発売されています。
ちなみに、LIGがメインで使用しており、一番オススメしたいカメラです。
さて、そもそも一眼とはどのような意味かというと、カメラに使われているレンズの数が1つという意味です。また、レフとはレフレックス(光の反射)の略称です。
本体の中にミラー(鏡)を入れ、カメラ内部で光を反射(レフ)させることにより、1つのレンズが撮影とファインダー(覗き窓)の役割を担います。
これがどういうことかというと、光は直進するものなので、ミラーがなければそのまままっすぐカメラ内部のイメージセンサー(撮像素子)に届いて、像を結びます。ファインダーは構造上カメラの上部にあるので、このままではどのような像を結んでいるかを人の目でリアルタイムに確認することはできません。
リアルタイムの像を確認するために、ミラーによって光を何段階かに屈折させて、ファインダーまで届かせることになります。以前は二眼レンズカメラとして、撮影用に1枚と、ファインダー用に1枚の2つのレンズを使用するカメラも人気でした。
※より詳しく知りたい方は、株式会社ニコンのサイトにわかりやすく解説されているので、参考にしてください。
参考:デジタル一眼レフカメラの基礎知識 – ニコン
http://www.nikon-image.com/enjoy/phototech/manual/01/01.htm
特徴
具体的な特徴は以下の5点です。
- オートフォーカスセンサー搭載により、ピント合わせが素早く、正確
- イメージセンサーが大きい(高画質)
- 背景をぼかしたり、ボケ味のある写真が撮れる
- 用途に合わせて様々なレンズが付け替えられる
- ファインダーでライブビューが確認できる
「オートフォーカスが優秀なため、急なシャッターチャンスを逃さない」「ファインダーで生の画を見ながら写真を撮る醍醐味が味わえる」のは、撮影をする上でも大きなメリットになります。
他にも、個人的には「独特のシャッター音が心地よい」なども挙げておきたいところです。
注意点
高性能ではあるものの「大きい」「重い」「値段が高い」「レンズ選びにある程度の知識が必要」と、未経験者がいきなりデビューするには、それなりにハードルが高いカメラです。
デジタル一眼レフカメラでの撮影を経験したことがなければ、はじめはきっと、ファインダーで見る画と実際に撮影される画の違いに戸惑うことでしょう。
それでも、上記メリットの大きさから、LIGとしてもデジタル一眼レフカメラをオススメします。求められる知識の部分に関しては、このシリーズで解決していきましょう。