子どもに胸を張って「仕事が楽しい」と言いたくて。会社を辞め、未経験でWebデザイナーへ転職!

子どもに胸を張って「仕事が楽しい」と言いたくて。会社を辞め、未経験でWebデザイナーへ転職!

Aiyu Yamaguchi

Aiyu Yamaguchi

こんにちは、デジLIG運営のあいゆです!

デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(デジLIG)とは
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・大宮・川崎・町田・柏にて受講生を募集していて、無料説明会は毎日開催中!

本連載では、キャリアチェンジに成功した方のインタビューをとおして、未経験からの学習方法・就職活動のノウハウや、スクール生活についての情報をお届けしています。

今回インタビューしたのは、CG制作会社の制作進行職からWebデザイナーへ転身した竹中さん。同じお金を稼ぐなら、胸を張って「楽しい」と言える仕事に就きたい——お子さんの誕生をきっかけに一念発起し、仕事を辞めて学習に全集中。未経験ながら6社に応募してつかんだ内定で、Web制作会社への転職を実現した竹中さんのスクール生活とは?

本記事はこんな方におすすめです!

  • 子育てをしながらWebデザインの学習に挑戦したい
  • 独学でモチベーション維持に悩んでいる
  • 未経験からWeb業界への転職を目指している
ico 人物紹介:竹中さん【STUDIO池袋 2025年3月生/Webデザイナー専攻+デザイン集中講座】
CG制作会社での制作進行職を経て、2025年3月にデジLIGへ入学。仕事と子育てを両立しながら学習を進め、同年7月に退職し卒業制作・転職活動に専念。同年11月に卒業し、Web制作会社のWebデザイナーとして転職を果たす。

胸を張って「楽しい」と言える仕事に就きたい——子どもの誕生が後押しした決意

――Webデザインを学ぼうと思ったきっかけを教えてください。

竹中さん

新卒で入った会社がゲーム会社で、広報部に配属されました。新作ゲームの告知やイベント案内のたびにWebサイトの更新やLPの制作が必要で、社内のWebデザイナーさんと一緒に仕事をする機会が多かったんです。

こちらが「ここをアピールしたい」と伝えると、翌日にはワイヤーフレームが、その数日後には魅力的なデザインが出来上がっていく。そのスピード感と仕上がりに、「デザインってこういうことなんだ」と衝撃を受けました。

――そこから、デザインへの憧れが芽生えていったんですね。

そうなんです。そのやり取りを重ねていくうちに、自分も作る側になりたいという憧れが、どんどん強くなっていきました。

――そこから実際にWebデザインを学ぼうと決意されたのは、どんなきっかけだったんですか?

2年前に子どもが生まれたことが大きかったです。将来子どもが大きくなったとき、「お父さんはどんな仕事をしているの?」と聞かれる場面を想像しました。そのとき上手く説明できなかったり「忙しくて大変なんだよね」としか言えないのは、かっこ悪いなと。自分の手掛けた制作物を見せながら、胸を張って「これ、お父さんが作ったんだよ」「楽しいよ」と言える仕事に就きたいと思ったんです。

同じお金を稼ぐなら、そちらのほうが絶対にいいなと、新卒時代に憧れていたWebデザインの仕事を思い出しました。

――独学という選択肢もあったと思いますが、スクールを選んだ理由はなんですか?

仕事と子育てをしながらの学習だったので、1日の勉強時間がどうしても限られていました。だからこそ、効率よく学べる環境が必要でした。そう考えたとき、独学だと学習のペースもゴールも自分で決めなければならず、限られた時間の中で続けるのは難しいと感じたんです。

それよりも、期限やカリキュラムが決まっているスクールのほうが自分には合っていると思って。限られた時間の中でも迷わず学習を進められる環境がほしかった、というのが一番大きな理由ですね。

――他のスクールも検討されたなかで、デジLIGに決めた理由はなんですか?

たまたまSNSで、デジLIG生の卒業制作がギャラリーサイトに掲載されているのを見かけたんです。卒業制作のクオリティが、他のスクールとは圧倒的に違うなと衝撃を受けて。

「ここに通えば、自分もこんなサイトが作れるようになるかもしれない」と感じました。その日のうちに説明会を予約し、翌日には参加。そのまま入学を決めました。

▼よく話題になるデジLIG生の卒業制作の実例はこちら

「全部の時間を注ぎ込むしかない」家事・育児と両立しながら走り抜いた学習期間

――学んでいるときに一番大変だったことはなんですか?

家事と育児との両立です。デジLIGに通っている間は、どうしても妻に子どものことを任せることになります。妻はすごく協力してくれましたが、甘えてばかりではいられません。

月に1回は僕が子どもを見て妻に外出してもらう日を作ったり、デジLIGから帰ったあとは残った家事を全部引き受けたり、寝かしつけを担当したり。夫婦間でバランスの取り方をこまめに話し合うようにしていました。

――竹中さんは在学中に前職を退職され、卒業制作や転職活動に専念されていましたね。仕事を続けながら学習していたころは、どのように時間をやりくりしていたんですか?

働いていたころは、子どもが寝たあとの23時から2時ごろまでの3時間ほどが学習時間でした。土日は朝10時からSTUDIOが閉まるまでみっちりと。ただ、僕自身学習の理解に時間がかかるタイプなので、そのスケジュールだとカリキュラムをこなすのに精一杯だったんです。その先の実践までなかなか辿り着けないことに、内心強い焦りを感じていました。

そのとき、同じデジLIG生でもレベルの高い作品を作られている方の多くは、1日のほとんどをWebサイト制作に費やしていると知って、1日3時間では足らないと感じたんです。そこで思い切って5月に退職を決意しました。

――退職を決めた際には、どんな覚悟があったんですか?

仕事を辞めて妻にも負担をかけている以上、絶対に就職しないと後がないという状況をあえて作りました。その緊張感があったからこそ、すべての時間を学習に注ぎ込めたんだと思います。

退職後は月曜日以外、毎日朝から晩までSTUDIOで学習し、帰宅後は残った家事を片付けてからさらに作業をする毎日でした。

竹中さんの1日のスケジュール

竹中さんの1日のスケジュール

現役トレーナーの手厚いフィードバックと、受講生同士のつながりが学びの原動力に

――デジLIGに通ってよかったと感じるポイントを教えてください。

竹中さん

現役のトレーナーさんに、毎日いつでも相談できる環境です。ひとりで3〜4時間悩んでいたことが、トレーナーさんに聞くと3分で解決することがよくありました。「デザイン業界ではこれがスタンダードだよ」と根拠を示しながら答えてもらえるのが、本当に助かって。

――心強いですね。STUDIOはいつも同じところに通われていたんですか?

基本は池袋のSTUDIOに通っていましたが、指導を受けたいトレーナーさんがいる日はいろいろなSTUDIOに足を運んでいました。

入学してすぐに「この人だ」と思えるトレーナーさんに出会えて、そこからは転職活動のポートフォリオ制作まで、ずっとその方を追いかけて相談させてもらっていました。

――学んでいるときに一番楽しかったことはなんですか?

制作物に対して人から反応をもらえた瞬間です。自分では意識していなかった部分を褒められたり、逆に力を入れたつもりの部分が的外れな方向に進んでいると指摘されたり。デザインは人から見られて初めて成り立つものだと実感できたのが大きかったです。

当時、有志のデジLIG生が作った非公式のDiscordチャンネルがあって、子どもを寝かしつけたあとの23時〜24時ごろに入ると、すでに卒業して制作会社で働いている先輩たちが作業していることも多くて。

手厳しい評価をもらうことさえ、実務者からのフィードバックだと思うと嬉しかったですね。

――このデジLIGの環境をもっと活用するために、受講生に伝えたいことはありますか?

これだけトレーナーさんにいつでも相談できる環境があるのに、実際にSTUDIOへ来る受講生が少ないのはもったいないと感じています。「聞きに行って否定されるのが怖い」という声も聞きますが、決してそんなことはないので一度来てみてほしいですし、できればそこでデジLIG仲間も作ったほうがいい。

身近に同じ目標を持つ人がいるだけで刺激になるし、モチベーションも保ちやすくなるからです。

デジLIGでの仲間づくりとXの戦略的活用で「埋もれない」存在に

――デジLIGの仲間はどうやって作っていましたか?

STUDIOで話して仲良くなることもありつつ、デジLIGの受講生コミュニティでの自己紹介のやりとりをきっかけに、Xでもつながることも多かったです。

あとは非公式のDiscordで、自分の中間課題や集中講座の制作物を見せてアドバイスをお願いしたときに、いろいろな方が見に来てくれて交流が一気に広がりましたね。実際にそこで知り合った人たちとSTUDIOで一緒に作業することもありました。

――Xの活用では、発信する内容を工夫していたそうですね。

はい。SNSを立ち上げる目的は、デジLIGの仲間を作ることと、あわよくば制作会社さんの目に留まることでした。そのためには無数にいるWebデザイン初学者アカウントの中で、まず「埋もれない」必要があると考えました。

SNSを見ていると、ただ「今日は何時間やりました」と記録するだけのアカウントはたくさんあるのですが、それだと自分の目的には合っていない気がして。逆に、自分の制作物を積極的にアップしたり、イケてるサイトを分析して「ここが効いてるからかっこよく見える」とつぶやく人は、自分の言葉で発信するから内容が埋もれないと気づいたんです。自分もそういう発信を意識しました。

――ほかにも発信するにあたって意識していたことはありますか?

ありました。投稿する時間帯は前職の広報時代の経験を生かしました。夜19時から20時ごろが一番反応をもらいやすい時間帯だったので、制作物を発表するときはその時間を狙うようにしていました。

あとはWeb制作会社や現役デザイナーさん、デジLIG生を片っ端からフォローして、タイムラインをデザイン情報で埋め尽くしていましたね。

▼駆け出しデザイナーのX活用術については、こちらの記事で詳しく紹介しています!

6社に絞って掴んだ内定。埋もれないためのポートフォリオ戦略

――転職活動はどのように進めましたか?

転職活動で使用していたLIGエージェントの中林さんに、ポートフォリオ作りの段階からずっと伴走していただきました。完成後は6社に絞って応募し、ありがたいことにポートフォリオがほぼ通過。そのまま面接に進み、内定をいただきました。

――ポートフォリオで工夫した点はありますか?

▲竹中さんのポートフォリオ:PORTFOLIO SHOMA TAKENAKA

制作会社の方はとにかく忙しいので、短時間で見てもらったときに他の応募者に埋もれないことを意識しました。

工夫したのは2点です。ひと目で自分の特徴が伝わることと、閲覧中にストレスを感じさせないこと。今何ページ目にいて、あと何ページ続くのかが一目でわかるUIにするなど、情報設計にもこだわりました。デジLIGのトレーナーさんにはデザイン面を、LIGエージェントの担当の方には採用担当の視点からアドバイスをもらいながら仕上げていきました。

――未経験からの転職で大変だったことはありましたか?

ポートフォリオを丁寧に作り込んでいたおかげで、実はあまり苦労した実感がなくて。また、前職がゲーム会社やCG制作会社だったので、デザイン制作の現場の雰囲気やスピード感はある程度わかっていたつもりです。そこは面接でも評価していただけたポイントでした。

竹中さんの転職活動のスケジュール

竹中さんの転職活動のスケジュール

上流から下流まで携われる仕事の面白さと、未経験からWebデザイナーを目指す方へ

――今はどんなお仕事をされていますか?

本当に多岐にわたるのですが、Webデザインを中心とした、いわゆる「デザインファーム」のような会社で働いています。

クライアント企業のブランディングやプロモーションに伴走して課題解決をおこなう会社なので、ヒアリングや企画書の提案、コンペ用の企画書作成といった上流の段階からいきなり参加させてもらえて。そこから下流のデザイン制作まで、一気通貫で携わらせてもらっています。

――上流から下流まで、幅広く任せてもらえているんですね。

そうですね。少数精鋭の会社なので、1人で数案件を掛け持ちすることもあります。まだまだひよっこなので、まるっと全部を任せてもらえているわけではありませんが、Webサイトのデザインからロゴ制作、パッケージデザインまで、「デザイン」と名のつくものならなんでも挑戦させてもらえる環境です。

―――今のお仕事は、どんなところが楽しいと感じていますか?

広報部時代に夢見ていた、憧れの世界がそのまま広がっている感覚があります。

「こういうデザインにしたらかっこいい」というだけでなく、クライアントさんの課題感や強みをどう表現し、どのターゲット層にアピールすれば一番効果が出るかを考えながらデザインを作っていく。それがとにかく楽しいんです。

――一方で、痛感することも多いとうかがいました。

本当に自分が井の中の蛙だったなと思う瞬間が、毎日のようにあります。わかっているつもりで、ぜんぜん深く考えられていなかったんだなとか、このレベルまでできないと仕事は回らないんだな、とか。ただ、それは自分にとってこれからの伸びしろでもあると思っていて。

逆に会社の方からは、僕がこれまでまったく別の業界で積み重ねてきた経験や視点が必要だと頼ってもらえる場面もあるんです。ひよっこなりに培ってきた能力が役立つこともあるとわかって、今すごくワクワクしています。まだ入社して間もないので、これからですね。

――デジLIG生時代に戻れるなら、同じ学び方をしますか?

もっといろいろなジャンルの制作物を作っておけばよかったとは思います。僕はひとつのことに集中してしまうタイプで、中間課題も卒業制作もすべての時間を注ぎ込んでじっくり仕上げていくような進め方をしていました。ただ、実際に制作会社に入ると案件を掛け持ちしながら数日でデザインを仕上げる場面がほとんどです。

もっとスピード感を意識して、いろいろな引き出しを持っておくべきだったなというのが、唯一の後悔ですね。

――さいごに、これから未経験でWebデザイナーを目指す方へ、大事なことを教えてください!

「埋もれないこと」だと思います。目立とうとする必要はありませんが、どんな些細なことでもいいので周囲と差別化して、誰かに自分のことを覚えてもらう。それはデジLIGの仲間に対しても、トレーナーさんに対しても、これから出会う採用担当者に対しても同じです。

ただ授業の課題をこなすだけで終わらせず、そこから何を出していくかを日頃から考えて過ごすことが、学習期間の中で一番大切なんじゃないかと思っています。

デジLIGでの仲間はたくさん作ってほしいですし、STUDIOにはぜひ足を運んでほしいですね。

――ありがとうございました!

さいごに

今回は、CG制作会社の制作進行からWebデザイナーへ転身した、竹中さんのお話を伺いました。

子育てをしながら仕事を辞め、後戻りできない状況をあえてつくって学習に打ち込んだ竹中さん。現役トレーナーへの相談やデジLIGの仲間との交流を最大限に活用しながら、「埋もれない」存在であり続けようとする姿勢が、未経験からの転職を後押ししたのだと感じました。

「胸を張って楽しいと言える仕事に就きたい」という、子どもへの思いから始まった挑戦。竹中さんのストーリーが、子育てと学習の両立に悩む方や、未経験からのキャリアチェンジを目指す方の背中を押すきっかけになれば幸いです。

デジLIGでは、Webクリエイター・動画クリエイターを目指す方々を応援しています。学習をご検討の方は、ぜひお気軽に無料個別説明会へお越しください!

無料説明会予約へ

資料請求へ

この記事のシェア数

大学では経済学部に所属し、公共経済や税制を専攻。そうした学びを通して「人の選択や機会」に関心を持ち、2026年にLIGに入社。現在はスクール運営に携わりながら、学びの場づくりや人の成長に興味を広げている。

このメンバーの記事をもっと読む
デジLIG卒業生インタビュー | 102 articles
未経験からWebクリエイターを目指すならデジLIGへ
個別説明会はこちら 資料請求