「動きのあるサイト」に憧れ、保育園栄養士からWebデザイナーに転職!

「動きのあるサイト」に憧れ、保育園栄養士からWebデザイナーに転職!

Ten Tanaka

Ten Tanaka

こんにちは! デジLIGの運営担当の天(@10TEN10TAN10)です。

デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)とは
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクール。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・大宮・北千住・川崎・町田と、今年の7月には柏が新開校!無料説明会は毎日現地、オンラインにて開催しています!

デジLIGでの学びを経てキャリアチェンジを実現し、アシスタントデザイナーとして奮闘する卒業生さんへインタビューをしました。

入学時に掲げた「動きのあるサイト制作に携わりたい」という目標を貫き通し、学習を重ねて転職活動に臨んだ結果、現在はアルバイトという形でスタートラインに立った高津さん。その転職エピソードをご紹介します。

ico 人物紹介:高津さん【STUDIO上野 2023年11月生/Webデザイナー専攻】
保育園栄養士として働きながら2023年にデジLIGに入学。在学中はサポートスタッフとしても活動し、受講生同士の横の繋がりを築く。卒業後、エンタメ系制作会社にアルバイトとして入社し、現在正社員を目指して活動中。

イラスト×Webで「複合的に勝負」したい

――いつ頃からクリエイティブ業界に興味を持ったのですか?

▲高津さんが描いているイラスト

小さい頃から、自分で描いたイラストや作った工作で人に喜んでもらうのが好きで。イラスト自体は独学で学んで、二次創作やファンアートを描いては同じゲーム好きの人たちと盛り上がったりして、大人になった今でも趣味として続けています。

――夢は「イラストレーター」とはならなかったんですか?

イラストレーターを目指していた時期もありました。ただ、イラストひとつで勝負となると、ライバルが本当にたくさんいて。「この人のほうがずっと上手だな」と思うことばかりでした。30歳になるまでにクリエイティブを仕事にしてもいいかもしれない、挑戦するなら今しかない! と思うようになったんです。

そんな中、以前にWebの仕組み作りに携わったことがあって、そのときのワクワクした気持ちを思い出したんです。「Webなら、イラストのスキルも掛け合わせて勝負できる!」そう考えて、今からイラストレーターを目指すより「Webを作りたい!」という気持ちのほうが強くなって、スクールに通おうと決意しました。

――イラストが独学だったなら、Webも「独学」は考えなかったのですか?

30歳までには区切りとして転職したいと思っていたので、2年以内に就職したかったんです。そうなると、独学よりもスピード感を持って成長できるスクールのほうがいいんじゃないかと思って。

それで、いろいろなスクールを見学に行ったのですが、デジLIGの卒業生の作品が圧倒的にレベルが高くて。先輩方の卒業制作やポートフォリオを見せていただいたときに、「私が作りたいのはこれだ!」と感じたんですね。

――デジLIGを選んだ決め手は何でしたか?

転職サポートの手厚さは、やはり重視したポイントでした。転職成功を最終目標としたときに、制作会社であるLIGだからこそ、採用する際にどういうところを見るのか、どんなスキルを持った人が求められるのかといった現場レベルの意見や横のつながりがあることは心強かったですね。

転職セミナーや転職ガイダンスを通して、これから求められるデザイナーについての情報や、変化の速い業界だからこその時代に合わせたブラッシュアップについても、イメージしやすかったです。ここでなら今求められるスキルを身につけて、転職に導いてくれそうと感じました。

繋がりが広がった在籍期間

――学習期間の中で楽しかった思い出はありますか?

サイトに動きをつけるのが目標だったので、中間課題では3日かけてハンバーガーメニューに「×」を押すと閉じるインタラクションをつけました。実装段階でアニメーションが動き出したときは、「命を吹き込めた!」と感動したのを覚えています。

新しいことを学ぶのは大変なこともあるし、時間もかかるけれど、できたぶんだけ楽しいですね。

受講生のみなさんも、会社員だったり、子育てをしながら、大学に通いながらデジLIGに通っているので、本当にみんなすごいなぁと思います。

――学習期間の中で大変だったことはありましたか?

JavaScriptの勉強が大変でしたね。動きをつけたいばかりに、自分の中でレベルを上げすぎてしまって、調べた先でまたわからない言葉が出てきて、その無限ループで何も見えなくなってしまうことがありました。

そんな中で、現場レベルではどこまで理解すればいいのかを教えてくださったトレーナーさんには本当に感謝しています……! 参考記事などもたくさん教えていただきました。

――入学前と在学中でギャップを感じたことはありましたか?

受講生同士の仲が良かったのが、嬉しいギャップでしたね! みんなで助け合いながらモチベーションを保って進められた感じがあります。また、通学することでよくお会いする方々と交流を持てたのも良かったです。今もその繋がりは続いていて、お仕事の相談をすることもありますし、2ヶ月に1回くらいで勉強会なども開いています。

――働きながら学習を進めるためのポイントをぜひ教えてください。

お仕事と勉強の両立はやはり大変でしたね。頑張りすぎると次の日眠くなってしまいますし……。移動時間で動画教材を視聴したり、パソコンを開かなくてもできることはスマホで進めたりと、隙間時間は有効活用していました。

スクールに通うことや転職に関しても応援してくれる会社だったこともあり、チームで頑張れば残業をなくせる環境だったので、みんなで頑張っていましたね(笑)。今も仲良しなくらいで、本当にいい職場すぎて辞める理由はなかったのですが、クリエイティブに行きたいという理由での転職だったので、早めに転職については伝えて応援してもらえたのは恵まれていたかもしれません

高津さんの1日のスケジュール

▲ゲームはインタラクションの参考にしているそうです。

――デジLIGの「通ってよかったな」ポイントを教えてください!

まったくゼロからのスタートでしたが、動画がわかりやすかったのも良かったですし、取り組んだ課題にいただけるフィードバックもかなり参考になりました。

そして、カリキュラムが随時更新されていくことにも信頼感がありました(高津さんの在籍中にはデザインツールFigma講座の追加や、テキストエディタの変更などがありました)。おかげで新しいツールが使えることは、今の仕事でもアドバンテージになっていますね。

あとは、やはり横のつながりができたことですね!

――サポートスタッフ(略して「サポスタ」)もされていたんですよね!

※サポートスタッフ制度:在校生とトレーナーの間の橋渡し役として、学習につまづいている受講生をサポートする制度。詳しくはこちらの記事をご覧ください!

はい! 3ヶ月ほどSTUDIO上野を中心に対応していました。

サポスタをやってみたきっかけは、実はコミュ障を直したかったからなんです。「私にもできることがあるかな?」と考えたとき、自分の学習ではChatGPTも積極的に活用していたので、サポスタをしているときに、あまりAIを使っていない受講生さんも多かったので、「便利ですよ〜」とお伝えしていました。

ちょっとしたコードの修正や、何かが1つ抜けているのを探してもらうなどでしたら、AIを使った方が先生に質問しに行くより早いと思うので、効率アップ術を普及していました(笑)。でも、AIの分野はもっと深めたい点でもあります!

SNSで情報集め! 転職活動について

――どのような転職活動をおこないましたか?

動きのあるサイトを作りたいと思い、まずはエンタメ系のサイトを作るような制作会社に行きたいと目標を立てました。アニメやゲーム、その他エンタメ系のサイトなどを作る制作会社なら、世界観を作るために複雑なインタラクションも求められるでしょうし、自分はイラストを描いていた部分もあり、ゲームやアニメが好きだったので、自分の好きなコンテンツに関われたら嬉しいなとその業界を目指しました。

下調べをとことんやろうと思って、アニメ系の制作会社の担当者のSNSでの発信やSpotifyなどのラジオから情報を集めたりしていました

転職エージェントをいくつか使って、100社以上は応募しましたね。直接応募も4社ほど行い、最終的に今の会社にアルバイトから入ることになりました。

高津さんの転職活動のスケジュール

――ポートフォリオはどのような部分を工夫しましたか?

SNS上でポートフォリオの作品作りで架空のカフェのサイトはあまり刺さらないよ、というのを見かけて、エンタメ系から考えると架空のカフェサイトはたしかに違うかもと思い、なんでも作るわけではなくテーマも自分の目標に合わせて取捨選択して作るように意識しました。

ポートフォリオに掲載する作品数を増やすのには、やはり苦戦しました。ただ、頑張った甲斐があって、作ったポートフォリオを転職先に見せたときに「結構作っているね! いいね!」と言われることが多かったので、頑張ってよかったと思っています。

Takatsu Yuki portfolio site

――いま転職先でどんなお仕事をしていますか?

主に既存のサイトの更新作業をメインに、アシスタントデザイナーとしてLP、バナー制作やコーディングも少し対応しています。企画制作における下調べなど、幅広く経験をさせてもらっています。

デザインに関して厳しいご指摘をいただくこともありますが、期待していただいて、成長してほしいと思っているのを感じるフィードバックなので、本当にありがたい職場だと感じています。大変だし辛いこともあるけれど、やる気に繋がっています。

アニメ系のサイトを作りたいという夢が叶えられたので、これからも頑張りたいという気持ちでいっぱいです!

――アルバイトから正社員を目指す上で気をつけていることはありますか?

意識していることは2点あります。まず1点目は、会社にとってどのくらい貢献してくれそうか、というのを自ら考えてアピールするようにしています。任された仕事をこなすのはもちろん、ここは良くなりそう、ここは効率化できそうというところを相談するようにしていますね。

2点目は、今の会社にはデザイナーしかいないので、データの管理方法、実装面で良くなりそうなところが多いため、業務改善をできるだけ具体的に提案するように意識しています。このソフトを入れればここが改善される、月額はどのくらいまで、少人数ということもあるので、提案する上で簡潔に伝える努力をしています。

試用期間(1ヶ月)が終わり、アシスタントデザイナーになれたので、正社員を目指して頑張ります!

――これからWebデザインを学ぶ方へアドバイスをいただけますか?

自分が勉強してみて、Webデザイナーと一言で言っても、デザイン・コーディング・ディレクターとたくさんあり、勉強する幅が広く、全部極めなくても自分の中の得意なことや、好きなことを活かせるような分野や場所がきっとあると思います。

これから学ぶ方も楽しみながら、悩みながら自分のやりたいことを見つけていけると思うので、応援しております。

その中で、企画から制作まで学ぶことができたデジLIGが、自分にとって合っていたんだなと思っています。

さいごに

在籍期間中も、サポスタ面談や(サポスタとは毎月定期面談があります☺️)転職面談で、作品数には苦戦されていたので、アシスタントとして決まったと聞いたときは本当に嬉しかったです。「サイトに動きをつける」にこだわった転職活動は、自分の趣味とも掛け合わせて、本当にやりたいことにつながる結果となったのだと感じます。

高津さんのおっしゃる通り、いろんなことができるクリエイティブ業界。まず挑戦をしてみた上で、自分にとって何が合うのか、自分の好きなことを見つけるお手伝いができたら嬉しいです。

デジLIGでの学びにご興味を持っていただけた方は、ぜひ一度個別説明会にご参加ください。

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天でした◎

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Ten Tanaka
Ten Tanaka Digital Education / School Operator / Leader / 田中 天

大阪市立デザイン教育研究所、成安造形大学卒業後、京都芸術大学院を修了。在学中は芸術学を中心に多くのコンペティションに挑戦し功績を残す。カプセルトイメーカー、キャラクターライセンス事業の広報を経て、2018年にLIGに入社。デジタルエデュケーション部にてクリエイタースクールであるデジタルハリウッドSTUDIO by LIGの運営を中心にキャリアサポートを行う。

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