みんなで支え合える場所を作りたくて。デジLIGのサポートスタッフ制度をご紹介!

みんなで支え合える場所を作りたくて。デジLIGのサポートスタッフ制度をご紹介!

Ten Tanaka

Ten Tanaka

こんにちは! デジLIGの運営担当の天(@10TEN10TAN10)です。

デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)とは
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクール。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・大宮・北千住・川崎・町田にて開校、無料説明会は毎日開催中!

デジLIGでは、スクール運営業務を受講生さんにお手伝いいただく「サポートスタッフ制度」を取り入れています!

本記事では、サポートスタッフ制度がどんな制度なのか、なぜ導入に至ったのかをご紹介いたします。先日おこなわれたサポートスタッフのみなさんの懇親会の様子もお届けいたします!

サポートスタッフ制度とは?

▲STUDIO町田のサポスタさん

サポートスタッフ(通称:サポスタ)は、デジLIGのカリキュラムを修了し、現在転職活動中の方々にご参加いただける制度です。STUDIO(校舎)で学ぶ在校生とトレーナーの架け橋となり、デジLIGの成長を共に支えていただきます

活動期間中は各STUDIOに常駐し(ご自身の制作活動をしていただいてOKです!)、主に学習でつまずいている受講生のサポートを担当していただきます。任期は最長3ヶ月間で、転職が決まり次第卒業となります。

サポートスタッフの対象となるのは、以下すべてを満たしている方です。

  • Web・動画・グラフィック講座の修了者
  • カリキュラム課題をすべて提出している方
  • 転職活動中の方

サポートスタッフの活動内容

受講生への声がけ

▲トレーナーへの効果的な質問方法を一緒に考えています

サポートスタッフのみなさんには、約1時間ごとにSTUDIO内を巡回し、学習中の受講生へ積極的に声かけをしていただいています。実際、声をかけることで「実はここで悩んでいました」といった質問を引き出せることが多いようです。

サポートスタッフに興味をお持ちの方から「どんな質問を受けることが多いのか」「技術的なサポートが必要なのか」というご質問をいただくことがありますが、実際の業務の大半はトレーナーと受講生の橋渡し役となることです💡

▼よくある相談例
  • 「ツールの使い方がわからないのだけど、トレーナーへはなんと質問したら良いんだろう?」
  • 「初めての来校で人見知りなので、トレーナーに声をかけるのに緊張する……」
  • 「デジLIGの先輩に、学習方法や転職活動について相談したい!」

初めて来校される方は誰しも緊張するものです。そのため、新しい受講生の方には、まずSTUDIOの施設案内からサポートさせていただいています。

また、初学者の方の場合「何かがうまくいかないけれど、何がわからないのかもわからない」という状態によく遭遇します。そんなときにサポートスタッフが声をかけ、一緒に疑問を整理して言語化したり、トレーナーへの効果的な質問方法やコツをお伝えしたりしています。

懇親会の企画・運営

▲STUDIO町田懇親会の告知チラシ

2024年11月より、各STUDIOでオフライン懇親会を2ヶ月に1回開催しています。各STUDIOに配置された5名のサポートスタッフが中心となり、以下の企画・運営をすべて担当していただいています。

  • イベント内容の企画立案
  • 開催日時の設定
  • 告知用画像の作成
  • 告知活動の実施
  • 当日の運営

受講生が参加しやすい企画作りを心がけ、時間帯の設定や集客方法など、さまざまな観点から検討を重ねていただきます。

運営メンバーとの定期面談

サポートスタッフのみなさんとは、定期的に運営メンバーとの面談を実施しています。面談では、サポートスタッフ業務における課題や悩みの相談だけでなく、ご自身の転職活動の進捗状況なども共有していただいています

また、面談を通じてみなさんからいただく貴重なご意見は、STUDIO内で使用している各種シートの改善にも活かされています。実際に使用する方々の視点から気づいた改善点を取り入れることで、より使いやすいツールへと日々アップデートを重ねています。

なぜサポートスタッフ制度をはじめたの?

「運営」や「トレーナー」への相談のハードルを下げたい

こんな些細なことを質問してもいいのでしょうか……」というご相談をよくいただきます。もちろん、どんな質問も大歓迎なのですが、受講生のみなさんが質問をためらう気持ちはとてもわかります……!

デジLIGには、これまで社内システムしか使用経験がない方や、パソコンよりもスマートフォンでの作業に慣れている方も多く在籍されています。インターネットで情報を「調べる力」も大切ですが、調べても解決できない課題は数多くあります。そんなとき、質問をためらっている受講生に対して、サポスタさんが伺ってくださるのはとても心強いです。

受講生同士の生の声を共有したい

転職を検討されている方は、やはり現在転職活動をしている方のご意見も伺いたいはず! そしてその方が、受講期間中にどうやって学習を進めていたのか、どうやってお仕事を探しているのか、仕事や家庭との両立はどうやっているのか、諸先輩方へ質問ができる、意見交換ができるのもこの制度を取り入れたきっかけでもあります。

運営側からも転職支援の情報は提供できますが、実際に経験した方からの直接的なアドバイスのほうが、より具体的で説得力のある情報となるはずです。

修了後からが本番、その一歩を支えたい

▲サポスタさんも自身の作業時間確保になっています

デジLIGでのカリキュラム修了後は、新たなキャリアに向けた第一歩を踏み出す重要な時期です。多くの受講生はこの時期から本格的な転職活動を開始し、ポートフォリオの制作や改善に取り組みます。この段階では、実践的なアドバイスや客観的な意見がより一層重要になってきます。

そこで私たちは、カリキュラム修了者の中から転職活動中の方にサポートスタッフとして活動していただく制度を設けました。なお、卒業後であっても転職するタイミングであれば参加が可能です(サポートスタッフとして活動できる機会は一度のみ)。

この制度を通じて、サポートスタッフ自身の転職活動を3ヶ月という期間で集中的に後押しすると同時に、STUDIOでの快適な作業環境を提供しています。また、定期的な運営との面談では、ご自身の転職活動の進捗を振り返る機会を設け、着実に目標へ近づけるようサポートしています。

さらに、受講生のサポートを通じて他の受講生との横のつながりが生まれ、教えることで自身の知識の言語化にもつながるという相乗効果も生まれています。

つまり、「修了」は学びの終わりではなく、キャリアチェンジに向けた新たなスタート。この大切な一歩を、しっかりとサポートしたいという思いがこの制度には込められています。

サポートスタッフを経験した方の声

定期面談でみなさんからいただいた3ヶ月間のサポートスタッフとしての感想をまとめました。

「就職先でサポスタの経験を評価された」

教えることで自身の理解が深まりました。ツールの復習はもちろん、なんとなく使っていた機能についても改めて学ぶ機会となりました。また、コミュニケーション力も向上し、相手のレベルに合わせた説明ができるようになりました。

自分の作品を説明する機会では、当時の課題や工夫した点を振り返り、言語化する練習になりました。作品のブラッシュアップにも繋がり、現在では新しいアプローチも思いつくようになり、自身の成長を実感できました。さらに、ポートフォリオの質も向上し、就職先でもサポスタでの経験を評価していただき、「ゆくゆくはマネジメントにも挑戦してみよう」と言ってもらえたのも嬉しかったです。

「もっと早くSTUDIOを活用すべきだったと実感」

在籍期間中はSTUDIOを十分に活用できていませんでした。学び始めたころは基礎がないため躓くことが多く、カリキュラムをこなすことに精一杯だったんです。卒業制作のタイミングになってようやくトレーナーへの質問のために来校するようになりました。

サポスタという制度は「行かなければいけない」という適度な縛りを作り、3ヶ月で転職を決めたいという目標に向かって進む原動力となりました。受講生さんのトレーナーへの質問をアシストすることで、一人で悩むよりあっという間に解決する場に同席できたり、来校することで同じ悩みや目標を持つ人々との情報交換もできました。もっと早くSTUDIOを活用すべきだったと実感しましたね。少しでも躓いたら質問して進めるほうが、絶対効率が良いです!

常駐時間は受講生とのコミュニケーションに重点を置き、それ以外の日は自分の作業時間を確保したりもできました。

「3ヶ月がほどよい期間で、横の繋がりもできた」

サポスタという立場で、受講生に気兼ねなく話しかけられる環境はとても良かったです。声をかけてみると、質問したいけれどどう質問したら良いかわからずに困っていた方もいて、力になれたことが嬉しかったです。また、自分を頼りに来てくれる方もいて、それがサポスタとしてのモチベーション向上に繋がりました。受講生同士を積極的につないであげることにもやりがいを感じました。カリキュラムは進めなければならないものの、同じ悩みを持つ人との相談は良い息抜きになり、一人ではないという安心感も得られました。

卒業制作期間とブラッシュアップ期間はあっという間でしたが、作品をしっかり完成させ、理解を深められた貴重な期間となりました。卒業制作を作り上げ、知識が深まったからこそ見えてくる疑問もあり、活動のスキマ時間にトレーナーともお話できたことで、より実務に近いヒントをいただくことができました

また、サポスタとして活動することは自身の転職活動も並行して進めることを意味し、「3ヶ月」というのはダラダラしすぎないほどよい期間だったと思います。お陰様でポートフォリオが完成しました!

サポスタ懇親会を実施しました!

2023年11月から始まったサポートスタッフ制度では、これまで約50名の方々にサポートをしていただきました。サポートスタッフのみなさんは、デザイナーやディレクターとして企業に転職された方、フリーランスとして独立された方など、それぞれが異なる道を歩まれています。

先日、そんなサポートスタッフのみなさんと懇親会を開催いたしましたので、その様子をお届けします。

 

自己紹介をしつつ、みんなでピザを囲みながら、同世代の人たちとのお話しや、ディレクター職で転職された方に転職活動の質問をするなど、数名のチームに分かれながら話がはずみました。

 

サポートスタッフの経験が、みなさんの個人としてのスキルアップや目標達成に貢献しただけでなく、参加者同士の横のつながりを生み出し、一つのコミュニティとして成長していることを大変嬉しく思います。サポートスタッフを卒業されたあとも、この良き仲間との絆が、それぞれの方のモチベーションの源となっているようです。

いかがでしたか?

今日はサポートスタッフ制度についてご紹介しました。運営やトレーナーとは異なる立場から、サポスタのみなさんがもたらしてくれる価値は計り知れません(ほんとに感謝してもしきれないです……!)。

デジLIG生のみなさんへ

横のつながりを作ったほうがいい言われるものの、STUDIOだと動画学習をしているわけですから、自分から話しかけないとコミュニケーションははじまらないかと思います。そんなときはぜひサポスタさんのお声がけを活用してください。

また、「自分よりすごい人ばかりだ……」と人比べてしまうこともたくさんあるかと思います。SNSを見ていると活躍している方の投稿が目に付くでしょう。そんなときは、学習方法や制作過程、卒業制作の進め方などについて、ぜひサポスタさんに質問してみてください。みんな、最初からできていたわけではなく、段階を踏んでSTUDIOを活用しながら、成果を上げてきた方がほとんどです。

サポスタさんがSTUDIOにいらしたら、ぜひ積極的にお声がけください!

デジLIGへの入学を検討されている方へ

新しいことを始めるには勇気が必要で、不安も大きいと思います。デジLIGでは同じ思いを持つ仲間がたくさんいます。お仕事が忙しい人、主婦/主夫の人、大学生、アルバイトをしている人などいろんな状況から、スキルを身につけ、転職や副業といった新たな可能性を広げようと日々努力されています。

運営やトレーナーとはまた違った、みなさんにより近い立場からサポートするサポスタも、みなさんをお待ちしています。安心して学習を始めていただければと思います。

デジLIGでの学びにご興味をお持ちいただいた方は、ぜひ一度デジLIG個別説明会へご参加ください!

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それでは、みなさんのデジLIG生としての生活がより彩り豊かな日々となりますように。

天でした◎

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Ten Tanaka
Ten Tanaka Digital Education / School Operator / Leader / 田中 天

大阪市立デザイン教育研究所、成安造形大学卒業後、京都芸術大学院を修了。在学中は芸術学を中心に多くのコンペティションに挑戦し功績を残す。カプセルトイメーカー、キャラクターライセンス事業の広報を経て、2018年にLIGに入社。デジタルエデュケーション部にてクリエイタースクールであるデジタルハリウッドSTUDIO by LIGの運営を中心にキャリアサポートを行う。

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