独学デザイナー、リモートワークに限界を感じて転職を決意!【補助金活用体験談】

独学デザイナー、リモートワークに限界を感じて転職を決意!【補助金活用体験談】

Yohei Ueda

Yohei Ueda

こんにちは! Webデザインスクール「デジLIG」運営の植田です。

「デザインスキルを身につけて転職したいけど、費用面が心配……」
「独学では限界を感じているけど、本当にスクールで学ぶ価値はあるの?」

そんな悩みをお持ちの方に朗報です! 今回は、リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業を活用して理想の転職を実現した大下さんの体験談をご紹介します。

この支援事業は、所定の条件を満たした方に受講料の最大70%がキャッシュバックされる国の補助金制度。費用面の不安を大きく軽減できるチャンスです。

「スキルアップ」と「キャリアチェンジ」を同時に叶えた生の声を、ぜひ参考にしてください。

ico 人物紹介:大下さん【STUDIO町田 2023年12月生/Webデザイナー専攻+LIG直伝!即戦力デザイン集中講座】
デザインを独学し、新卒で事業会社のインハウスデザイナーとしてキャリアを築いていたものの、さらなるスキルアップを目指してデジLIGに入学。卒業後は制作会社のWebデザイナーとして転職成功。

リモートワークの限界を感じ、プロから学べる環境を求めて

――スクール入学までの経緯を教えてください。

新卒で入社したITベンチャーで、インハウスデザイナーとして働いていました。デザイナーを目指したきっかけは学生時代にさかのぼります。

大学の学祭でTシャツをデザインしたり、大学病院のリニューアル時にロゴデザインの公募があって、私の作品が実際に採用されたりした経験から、ものづくりの面白さに気づいたんです。その道でキャリアを築いていけたら、と思ったのがきっかけでした。

――学生時代からものづくりに興味があったんですね!

はい。新卒でデザイナーになれたのは良かったのですが、すべて独学だったうえにコロナ禍で完全リモートワークだったため、デザインの考え方やツールのテクニックについて適切なフィードバックをもらえる環境が限られていて、自分の成長に限界を感じていました

そこで体系的に学べるスクールに通ったほうがいいと考えたんです。

――なるほど。リモートワークは魅力的に聞こえますが、実際はいかがでしたか?

最初はとても良いと思っていました。ただ、長く続くと直接質問できない環境はかなりストレスになります。文章だけでツールの使い方やデザインのフィードバックをもらうのは本当に難しいんです。今思えばかなり大変な環境でした。

――そうですよね。そんな中でデジLIGを選ばれた理由は何ですか?

前職の経験から、スクール選びでもっとも重視したのは「現場のプロに質問できる環境があるか」でした。現役で活躍しておらず教えることが専門の方では、制作現場での考え方やテクニックを教えるのは難しいと考えたからです。

もう一つの基準は「卒業生の作品のレベルの高さ」です。スクールでの学びはすべて作品に集約されると思っていたので、重要な判断材料にしました。

この二つの条件を高い水準で満たしていたのがデジLIGだと思い、入学を決めました。

――そう言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます!

また、SNSでデジLIG生が活発に情報発信していて、レベルの高い作品がバズっているのを見て、志の高い人たちが集まる場所なんだろうなと感じたのも理由の一つです。

実際にそういった方々との横のつながりがたくさんできて、それは非常に大きなメリットでした。

予想外だったスクールの魅力

――学習期間中で印象に残っている出来事はありますか?

卒業制作の期間が一番印象に残っています。自分でゼロから企画して実装まで行う経験は初めてで、それだけでもとても面白いと感じていました。さらに、クライアントに喜んでもらえる形で一人でやり切れたことは、大きな達成感がありました。

――そうですね。企画からデザイン、コーディングまで一人でやることって実務でもあまりないですよね。そこで学んだことは具体的にどんなことがありますか?

制作現場での一連の流れを体験できたことが、非常に大きな学びになりました。

各職種の役割を理解できたからこそ、現職でもスムーズなコミュニケーションが取れていると感じます!

――卒業制作の醍醐味をしっかり味わっていただけて良かったです! それ以外に印象に残っていることはありますか?

横のつながりができたことが最大のメリットだったと思います!

正直、入学前には想像していなかった部分でした。卒業制作が終わって、自分の制作物ができて見せ合ったり、アドバイスし合ったりするうちに、一気につながりが広がった感覚がありました。

卒業してSTUDIOに行く機会は減りましたが、仲の良い卒業生同士で定期的に会ったりすることもあり、こういったつながりができるのは予想外でした。

――人脈ができることもスクールの大きなメリットですからね! フル活用されていますね!

本当にそうです。トレーナーの方々も、STUDIOに行けば今でも気さくに雑談したり相談に乗ってくれたりして、とてもありがたいです。

デジLIGで出会った方々は未経験からWeb業界に転職する人が多いので、仕事を始めたときの悩みが共通していることが多いんです。それを職場以外で気軽に相談できる関係性は今でも本当に助かっています!

――スクール在籍中に大変だったことはありますか?

大変だったというより、こうすれば良かったと思う点があります。

制作物がある程度できて自分のカラーが出せるようになる前に、もっと早く横のつながりを作れていれば、中間課題(4ヶ月目の課題)に取り組む際にも意見交換がより活発になり、スクールに行くことがもっと早い段階から楽しみになっていたと思います。

今は懇親会も頻繁に開催されていると思いますが、最初の段階では懇親会への参加も少し怖いという気持ちがあるものです。そこにもっと早くから積極的に参加すべきだったと思います。これからデジLIGに入学される方も、ぜひ積極的に活用してほしいと思います!

また、初めのうちはトレーナーへの質問は緊張することが多かったですね。自分の整理されていない質問に対して変に思われないか、レベルが低いと思われないかなど、いろいろな不安がありました。相手は全員現役のプロのデザイナーですから。

でも実際に話してみると、そんな心配は全部吹き飛びました(笑)。みなさんとても気さくで、制作物へのフィードバックはもちろん、業界の働き方やキャリアについてもいろんな話を聞けるので、ぜひ早い段階から活用してほしいと思います!

――トレーナーとは顔を覚えてもらえれば大丈夫という面がありますよね(笑)。回数を重ねるほどより濃密なフィードバックが受けられるようになるので、これから入学される方も恐れずに質問してほしいですね!

“いい意味”でギャップだった転職サポートの手厚さ

――転職活動はどのように進められましたか?

直接応募をはじめ、WantedlyやデジLIGの求人紹介を活用しました。転職活動では、書類作成や自己アピールについて、きめ細やかなフィードバックをもらえて本当に助かりました。

――そうでしたか! 活用していただけて良かったです。

実際、書類の添削ではPDFにメモを貼って細かく指摘してくれたり、面談で直接アドバイスをくれたりしたおかげで、自信を持って書類選考に臨むことができました。

面接対策も面談を通して行ってくれたことで、自信を持って面接に挑めたのはとてもありがたかったです。また、運営の方との距離が良い意味で近かったのも嬉しいポイントでした。町田校の天さんやさゆりさんとは気軽に話したり、「明日の面接がんばってくださいね!」と声をかけてもらったりして、とても安心感がありました。

――よかったです。運営への相談のしやすさや雰囲気づくりにこだわっているので、伝わっていて良かったです!

転職活動のスケジュール

2023年12月 デジLIG入学
2024年8月末 デジLIG卒業
2024年10月末 ポートフォリオが完成して転職活動開始
2024年12月 内定獲得
2025年1月から 転職先でデザイナーとして勤務開始

――転職活動は順調に進んでいるように見えましたが、難しかった部分はありましたか?

面接が苦手でした。限られた時間で端的に伝えるのがとても難しかったですね。

――限られた時間内で伝えたいことをまとめるのは本当に難しいですよね。どのように乗り越えましたか?

模擬面接を通して、「なぜWebデザイナーになりたいのか」や「なぜデザインに興味を持ったのか」という面接でよく聞かれる質問を言語化する練習をしました。用意していた内容は概ね問題なかったのですが、ネガティブな要素をいかにポジティブに変換して伝えるかという点ではアドバイスをもらえたので、さらに自信がつきました。

――結果につながって本当に良かったです! ポートフォリオ制作で意識されていた点はありますか?

自分の「らしさ」を独自に表現することにこだわりました。誰かや何かに似ているというのは、この業界では敏感に感じ取られます。そのため、「らしさ」をしっかり保ちながらも、情報が端的で伝わりやすいポートフォリオを目指しました。

▲大下さんのポートフォリオ:Yoko Oshimo Portfolio

「デザインが商品」の現場で活躍中!

――現職ではどんなお仕事をされていますか?

Webデザインやバナーのサイズ展開、保守運用、そしてコーディングにも携わらせてもらっています。

――幅広く業務に携われているようですが、なぜ今の会社を選ばれたのですか?

実は、この業界で特定の目標を成し遂げたいというものはないんです。

ただ、幅広い業界の課題に向き合えるデザイナーになりたいと思っていました。今の会社はさまざまな業界のクライアントがいるので、業界を横断して課題解決したいという私の希望にぴったり合っていました。それが決め手で入社しました。

――やりたいことができる会社で良かったですね。今後どのようなデザイナーになっていきたいなど、目標はありますか?

今はさまざまな業界にデザインでソリューションを届けることに全力で取り組んでいます。制作者としてのキャリアを築くのも面白いですが、さらに上流工程のディレクションなども担当できるようになり、課題解決の手段としての幅と深さを広げていきたいですね。

――素晴らしい目標ですね! 実際にデザイナーとして働いてみて、感じることはありますか?

前職の事業会社と今の制作会社では働き方がまったく違います。前職では、会社の主力となる『商品』があり、その使いやすさを向上させるデザインを担当していました。

今の制作会社では『デザイン自体が商品』なので、クオリティへの時間の使い方や視点がまったく異なります。また、アドバイスの熱量も違い、とても勉強になる内容ばかりです。

――良い環境ですね!デジLIGのトレーナーからもらったアドバイスは現職でも役立っていますか?

すべて役立っています。デジLIGでは「デザイナーとしての基本」や「良いデザインとは何か」といった根本的な部分をしっかり学べました。

一方で、現場に入ってみると、お客様の予算や納期などのビジネス的視点も大切だとわかります。そのため、単に「クオリティが高ければ高いほど良い」というわけではなく、その点でとても難しさを感じます。予算も時間も限られた中で最適な提案を模索していく必要があるので、難しさと同時に楽しさも感じています。

――現職で面白いと感じる部分はどんなところですか?

デザイン制作はもちろんですが、さまざまな業界の課題解決をサポートしているからこそ、「こんなサービスがこんな業界から出るんだ」という情報に触れられるのがとても面白いですし、それをデザインに落とし込む過程すべてが楽しいです。

また、先輩デザイナーが作り込んだデータを見られるのはとても勉強になります。先輩がどのくらいの予算・納期でどこまで作り込んでいるのか、参考デザインがない状況で新しいアイデアを形にしていく過程など、本当にリスペクトしています!(笑)

――まだまだ学ぶことが無限にありそうですね! そのスタート地点をデジLIGで切っていただけて本当に良かったです。

まとめ

いかがでしたか? 大下さんのインタビューから見えてきたのは、デザインキャリアの可能性と、それを実現するための具体的なステップです。

大下さんが実感された通り、デジLIGならではの一貫した制作スキルの習得と業界人脈の形成は、転職成功への大きな武器になります。そして何より、補助金制度を活用すれば、その一歩を踏み出す経済的なハードルも大きく下がります。

「自分もデザイナーとしてのキャリアを築きたい」
「もっと体系的にWebデザインを学びたい」
「実務で通用するスキルを身につけたい」

そんなあなたの転機は、もう目の前かもしれません。デジLIGでは、Webクリエイター・動画クリエイターとして活躍したい方を全力で応援しています。まずは無料の個別説明会で、あなたの「次のステップ」について気軽にご相談ください。

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Yohei Ueda
Yohei Ueda Digital Education / Education / Career Designer / 植田 洋平

デジタルエデュケーション部所属。キャリアデザイナーとして人材事業やクリエイタースクールの新規開拓営業を担当。学生時代はダンスサークルを立ち上げ、関西初の学生主催ダンスイベントを企画・運営。カナダへの1年間の留学経験を持つ。コミュニティ形成とグローバルな視点を大切にしながら、クリエイティブ人材の発掘と育成に尽力している。

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