アルバイトから正社員にステップアップ!動画制作で学んだ「仲間づくり」の大切さ

アルバイトから正社員にステップアップ!動画制作で学んだ「仲間づくり」の大切さ

Takafumi Kubo

Takafumi Kubo

こんにちは! デジLIG担当のくぼです。

デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)とは
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・北千住・町田・川崎・大宮にて受講生を募集していて、無料説明会は毎日開催中!

動画制作やデザインを勉強中の方に向けた本連載では、スクール卒業生のインタビューを通して未経験からの学習方法や作品作りのヒントをお届けしています。

今回は、業界未経験からアルバイトとして入社した後、正社員登用されSNS運用担当として活躍している佐野さんにインタビューを行いました!

在学中のことや現在のお仕事のことなど、佐野さんの作品を交えながらお話し伺っていきます!

ico 人物紹介:佐野さん

【STUDIO大宮 2022年6月生/ネット動画クリエイター専攻】
大学はアカペラサークルに所属していて、バンド紹介などの動画編集を経験。
大学卒業後、包装資材の専門商社に新卒入社し、店舗研修などで接客仕事をしながら、その傍ら後輩のMVなどの制作を続けた後、社会人3年目に会社を離職。デジLIG在籍中にアルバイトとして入社した会社で正社員として登用され、主にTik Tokの運用を担当している。

自分のアイデアや作品を発信したかった

――動画を学びたいと思ったきっかけは何だったんでしょうか?

元々大学の頃から趣味でミュージックビデオを作ったり、バンドの紹介動画を作ったりしていて、自分のアイデアを発信することや「企画」を通して人を集めることが好きだったんです。デジタルハリウッドに大学があることは元々知っていたので信頼もありましたし、動画を仕事にできるのか、自分に向いているのか確認したくて、デジLIGに通うことにしました。

――佐野さんの作品は「企画」が本当に面白いですよね。なので、作品紹介と解説を交えながらお話しさせていただきます! ちなみに、スクールにはどのように通われていたんですか?

校舎にはほぼ毎日通っていましたね。デジLIGに通い始めてから1ヶ月くらいで、Tik Tokの運用事業を行っている「free mova」という会社で週3でアルバイトを始めたので、仕事がある日は20時〜22時まで、休日は開校から夜までいることが多かったです。

佐野さんのある日のスケジュール

スケジュール

――最大限にデジLIGをご活用いただいていたんですね! 通っていたころの思い出について教えてください。

1番楽しかったのは、やはり作りたいものを作っているときですね。自分でゼロから考えたアイディアにたくさんの人を巻き込んで動画を作り上げていくことで、いろんな人と繋がりができましたし、視点も広がりました。

――佐野さんの作品にはデジLIGの受講生を含め、たくさんの人が登場しますよね。


作品:https://drive.google.com/file/d/1uWRZyRZRuXojBPQWBD2EI1R2lFIk7Y6v/view?usp=sharing

――この作品は、「料理」をテーマに、「料理仮面」なる男性が料理している映像を自由に編集するというものと聞いていますが、この企画はどのように考えられたんですか?

今自分で見ても面白いですけど、これはパッと閃いたんですよね(笑)まず、「この人が犯罪者に見えるな〜」って(笑)。いわゆる料理を作っている動画をそのまま作品にするだけでは面白くないですし、前からニュース映像を作りたいとも思っていたので、某芸人さんの「悪い顔選手権」から着想を得てこのような企画になりました。

――デジLIGのスタッフ含め、Webコース受講生、お母様まで動員しているのは驚きです。

一緒に頑張れる仲間の大切さ

次に佐野さんの卒業制作を見てみましょう。


作品:https://drive.google.com/file/d/1OJXXFiaKZ67-8gqF5gIo_lf_cPzkoBkC/view?usp=sharing

――◯八先生ですね。

3年B組凹八先生です。

――失礼しました、凹八先生ですね。そして佐野さんの歌付き(笑)こちらの作品について解説をお願いします。

これも「パロディがYouTubeに上がってて面白いな」というところからきています。ただ、そのまま作るだけでは物足りないと思ったので、歩いている◯八先生がボコボコにされるという展開に仕上げました。

これって、簡単に撮ってそうですけど準備と段取りが結構難しいんですよ。1カットで取らなければならないので、みんなの立ち位置が超大事で。僕(凹八先生)が指定の位置まで歩き始めたら、向こうからも歩いてくる。それを全員分。サッカーの試合前の作戦会議みたいに綿密に段取りを決めていきました。

また、観た人が一発で◯八先生だとわかるような世界観を表現するためにロケハンも行いました。朝の時間にランニングや散歩をしている人の邪魔にならないようなロケ地を決めて、みんなが集まれるスケジュールを決めて、当日も細かい指示出しやディレクションをしていて、本当に大変でした。

――その中でも「特にここは難しかった」というポイントはありますか?

「自分の思った通りに人を動かすのは難しいな〜」と思いました。撮影環境によって動線や動き出しのタイミングも変わるので、台本をガチガチにするのも難しいし、現場でも指示を出して動いてもらう必要があるんですけど、本当に難しいんですよね。

けど、難しい分、通常だとあり得ない絡みもあり、最終的にはものすごく楽しかったです。地元の友人とデジLIG生が絡むことって普通ありませんから(笑)あとは、本当はもっともっといろんなものを作りたかったです。作りたいものがあり過ぎたんですよね。

――佐野さんの作品は必ずエンディングにメイキング映像が流れるんですよね。その映像から演者同士の仲の良さが滲み出ているので、見てて思わず笑顔になります!

これを作ってるときが1番楽しいかもしれないです! 達成感で感動します。

これからのこと、仕事のこと

――現在の仕事を選ばれた決め手は何だったのでしょうか?

自己分析した結果、自分のやりたかったことって、自分のアイデアで集客する「マーケティング」や「PR」だったんです。ただ、そのような仕事はいきなりなれるものではありません。「何か今の自分でもできるはことないか」と考えて、2021年頃から個人でTik Tokをやり始めたんです。

決して自分が有名になりたかったわけではなく、「発信する手段」や「見せられる数字」を得るために始めました。実際にやってみると自分のアイデアが認められてバズると「楽しい」という感覚になりましたし、フォロワーも着々と伸びて2万人弱までいきました。

――SNSの運用はご自身で始められていたんですね。そしてフォロワーの数! ポイントを教えてください!

本当に基礎ですが、「分かりやすさ」と「最初の1秒で見たいと思ってもらえるか」は特に考えていました。分かりやすさというのは、レイアウトや配色などのことです。さらに、「言葉遣い」をテーマに発信していたんですけど、「社会人だったら覚えていて欲しい言葉遣い8選」や「間違えると恥ずかしい5選」など、タイトルもシンプルで分かりやすいものにしてデザインしていました。

――短い動画だからこそ「わかりやすさ」はより大事ですよね。現在もSNS運用を担当していらっしゃると思うのですが、具体的にはどのような仕事をされているんでしょうか?

今の会社は人材領域の会社で、エージェントや派遣などの総合的な人材サービスを提供しています。そのなかで人事やwebマーケティング・SNS事業のコンサルもやっていて、私は「採用」を目的としたTik Tokの運用をしています。具体的には、採用するためのブランディングや集客、広告の企画・撮影・編集、TikTokの企画・編集・撮影などを行っています。

――いわゆる「クリエイター」としてお仕事をされていると思うんですが、働いてみた感想をお伺いしたいです!

「楽しい」と「きつい」の連続ですね。仕事が成果として出てくるまでに時間がかかるため、前に進んでいる感覚を掴みづらいこともあります。なので、日々自分が成長できたことを細かくメモして、前に進んでいる感覚を掴むようにしています。

自分の仮説が当たり、実際に動画が伸びたときは最高です!

――たくさんの面白い企画をしている佐野さんが気をつけている「企画」のポイントについて教えてください

特にエンタメ系の企画をするときは以下のようなことを意識しています。

  • 午前中に考える(頭がスッキリしてるため)
  • 逆張りを意識(視聴者の予想を裏切る内容)
  • なぜ、この企画が面白いのかを言語化する
  • 3つの要素や掛け算を意識する(例:伸びる動画=会社員×ドッキリ×グルメ)
  • 1人で抱えこまない

――大変参考になります! では、これから学習を始める方や、受講生へメッセージをいただけますか?

「成長してる実感がない……」と感じるときはいっぱいあると思うんですが、「昨日よりも知識は増えたし、できることも増えた!」と感じることも日々あると思うんです。なので、学習は必ず継続してください。

また、仲間と褒め合ったり、仲間から意見をもらえる環境の大切さは、現在仕事をしていて感じます。卒業した今でも繋がりがあるのは本当にありがたいですし、感謝しています。現在も在学当時のコースを越えて、大宮校の繋がりで「もくもく会」をやったりしているので、今後も受講生や卒業生とも繋がっていきたいと思います。

僕自身、過去に一度命の危機に瀕したことがあって、後悔のない人生を送りたいという想いを強く持っていました。やらない後悔のダメージって大きくて、やってダメだったらいくらでもやり直せますし、行動してみないと分からないことは多いので、やりたいことにはチャレンジし続けたいなと思います!

――最後に今後の目標を教えていただけますか?

まずは、会社のTik Tokのフォロワー10万人です! そして、企画・発信力をさらに極めたいです。

採用という点でもデジLIG生と繋がりが持てればと思っていますので、今後ともよろしくお願いします!

――ありがとうございました! 今後もデジLIG卒業生と一緒に業界を盛り上げていってください!

ありがとうございました!

佐野さんの運用するTikTokアカウントはこちら

さいごに

デジLIGでは、Webクリエイター・動画クリエイターを目指す方を応援しております! スクールでの学習を検討されている方は、ぜひお気軽に無料個別説明会へお越しください!

 
無料説明会予約へ資料請求へ

この記事のシェア数

Takafumi Kubo
Takafumi Kubo Digital Education / Education,HR / Career Designer / 久保 貴史

クリエイター特化型人材サービスやWebクリエイタースクールにてキャリアデザイナーを務める。人材業界での経験を活かし、クリエイティブ人材の育成と支援に注力。1992年広島県出身。山口大学経済学部卒業後、地方銀行を経て人材業界に転身。営業とキャリアアドバイザーとして人事課題の解決に携わる。2022年LIGに入社。

このメンバーの記事をもっと読む
デジLIG卒業生インタビュー | 81 articles
未経験からWebクリエイターを目指すならデジLIGへ
個別説明会はこちら 資料請求