こんにちは! デジLIG運営の植田です。
- デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)とは
- 株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・北千住・町田・川崎・大宮にて受講生を募集していて、無料説明会は毎日開催中!
今回は、20代前半でWebデザイナーへの転職を決断されたデジLIG卒業生・大谷さんに、在学中や転職活動のことについてお伺いしました。ポートフォリオサイトが評価されての転職ということで、意識したポイントなども深堀りしてきました!
未経験からの転職を目指している方はぜひご覧ください!
人物紹介:大谷さん【STUDIO上野 2021年10月生/Webデザイナー専攻】 新卒で調剤薬局の医療事務を経験し、退職後デジLIGに入学。Webデザイナー専攻を卒業後、コンサルティング会社に転職し、Webデザイナーとして働いている。 |
コロナ禍、これからの時代の働き方を考えた
――Webデザイナーに興味を持たれたきっかけは?
大学では旅行業を専攻していましたが、コロナの真っ最中で旅行業界の採用がストップしてしまい、就職は断念しました。調剤薬局で医療事務として働いていましたが、自分に合っていないと感じ次のキャリアを考え始めたんです。
そのときに選択肢としてあがってきたのがWebデザイナーでした。大学のときにパワーポイントなどでデザインを作るのが好きだったんです。コロナ禍もあり社会全体の働き方が変わっていくなかで、Webデザイナーという仕事はこれからの時代の働き方に合っていると感じたんです。
――なるほど、コロナ禍での就活はかなりきつかったですよね……。
そうですね。ただ自分の今後を考えるいい機会になったのは間違いないです。そうでなければ、仕事を辞めてまで転職はしてなかったと思いますよ。
――学習方法としてスクール、それもデジLIGを選んでいただいたのはどうしてですか?
仕事を続けながら独学するつもりでしたが、いろいろな情報が出てきすぎて、なにから手をつければ良いかわからなくなってしまって……。
スクールに入ってイチから教えてもらおうと吹っ切れたのがきっかけですね。デジLIGを選んだのは、名前の安心感と転職サポートの手厚さからです。
自分が得意なことを伸ばしていく
――入学後の学習で意識されていたことはありますか?
入学前はデザインが好きだと思っていたのですが、実際に学習を始めると、自分はコーディングが好きだということに気付いたんです。
――そうだったのですね! みなさんコーディングに苦手意識を持っている方が多い印象ですが……
実は10年くらい前に一度CSSをいじったことがあって。昔流行ったブログでホーム画面をカスタムできる機能があって、そこで触っていたので苦手意識はありませんでした!
コーディングが好きなのにも理由があって、終わりが見えているということがポイントですね。デザインは、正解がないぶんそこに面白さがあるんですが、私はどちらかというと決まっているデザインを実際に形にしていくコーディングのほうが夢中で取り組めましたね!
――学習中はどんなバランスでデザインとコーディングを勉強されていたのですか?
コーディングに関しては、家に1日中こもって勉強することもありましたが、デザインに関しては「今日はもうPhotoshopいいや!」ってなることも(笑)。なので、より得意なところを伸ばすことを意識していました。もちろんデザインもメリハリつけて学んでいましたけどね!
――たしかに一つのことをより極めていくことで、その後のキャリアにも繋がってきそうですね! 家で1日中取り組んだこともあったとのことですが、勉強のスケジュールはどんな感じでしたか?
だいたいこんな感じですね! 退職していたので勉強時間は安定して確保できていました。
――学習はオンラインと通学、どちらをメインでされていたんですか?
私はオンラインメインで学習していました。はじめは正直オンラインでついていけるか不安だったんですけど、オンラインでも運営側もトレーナーさんもしっかり対応してくださったので安心しました。
どうしてもわからないところはSTUDIOに通って直接トレーナーさんに質問していました。通学とオンラインどちらも選ぶことができたので、とても学習しやすかったです!
――そう言っていただけて嬉しいです! では、オンラインで学習する上で意識していたポイントはありますか?
1日に10分でもいいからソフトを触るようにしていましたね。おそらく一度触らなくなると、サボり癖がついちゃいそうなので……。そこは徹底して意識していました。
――すごくシンプルなことですが、一番大事なポイントですね! ありがとうございます。
爆速転職に成功! ポートフォリオで意識したポイントは?
――転職活動はどのような形で進められたのですか?
ちょうど卒業と同じぐらいにポートフォリオサイトが作り終わり、5月2週目ぐらいから転職活動を始めました。有名どころのエージェントや転職サイトは使っていましたね。
内定までのスケジュール
2021年8月 | 新卒で入社した調剤薬局を退社 |
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2021年10月 | デジLIGのWebデザイナー専攻にて学習開始 |
2021年4月 | デジLIG卒業 |
2021年5月 | 大手求人媒体や転職エージェントを用いて、転職活動開始 |
2021年6月 | 内定を獲得し今の会社に転職 |
――応募はどのぐらいされたのですか?
11社応募しました。書類選考に通ったのは3社で、そのうち1社だけとても速いスピードで選考を進めていただき、面接をしたのはその1社だけでした。転職活動はとても順調に進めることができてびっくりしました! 新卒で就活していたときのあの苦しみはなんだったんだろうって(笑)。
――順調でよかったです! なにか苦労された点はありましたか?
やはり未経験者の募集自体が少ないというのはありましたし、書類選考の際にポートフォリオがあることを伝えられない求人もあったりして、その時点で落ちてしまったりすることもありました。
ただ、経験者採用をしている企業でもポートフォリオを送ったら書類選考が通ることもあったので、条件に縛られずアプローチをかけていました。
――大谷さんのポートフォリオが評価されたのでしょうね! ぜひポートフォリオで意識されたポイントを教えてください!
そうだと嬉しいです(笑)。ポイントは3つあります。1つはテンプレなどを使わずイチから作ること。2つ目は人事の方にできるだけ目を通してもらえるように、作品などを上にまとめること。3つ目は、作品のデザインの考え方をできるだけわかりやすく言語化することです。
- ポートフォリオで意識した3つのこと
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- テンプレなどを使わずイチから作る
- 一覧性を考え、作品を上にまとめる
- デザインの考え方をわかりやすく言語化する
大事なポイントをすべて押さえられていますね……素晴らしいです!
これまで意識していなかった世界が見えてきた
――大谷さんの現在のお仕事について教えてください。実際にWebデザイナーとして仕事をした感想はいかがですか?
おもにECサイト運営をされているクライアント様のバナー制作とLPの改修作業をしています。やりたかったことができているので楽しいです!
その反面、つねにお客様に提供していく側になるので自分の考えだけでデザインをしてはいけない場面が多くあります。もちろん軸は持ちつつも、お客様に納得してもらえるデザインを作っていくので大変ながらも刺激の多い毎日を過ごしています。
――Webデザイナーになってみて、なにか生活に変化はありましたか?
デザイナーになる前にはまったく意識していなかった世界が見えてきました!
たとえば身近にあるものだと、チラシとかクーポンのデザインにすごく目がいくようになったり。ここの文字間はなんでこの広さなんだろうとか、デザインについていちいち考えるようになりました。
身の回りにあるほとんどのものってなにかしらデザインされているものなので楽しいです。日常生活でも頭を働かせている感じなのでちょっと疲れますけど(笑)。
――スイッチのオンオフは大事ですので、たまには脳みそ休めてくださいね!(笑)
ポートフォリオサイト制作のすゝめ
――最後にWebデザイナーを目指している方にアドバイスをお願いいたします!
いまの会社の上司から、私を採用した一番の理由は、イチから作ったポートフォリオサイトだと聞いたんです。ポートフォリオをイチから構築している人はなかなかいないみたいで。
私自身もいま採用に関わっていて応募者のポートフォリオを見たりするのですが、ポートフォリオサイトの強みって、見ることでその人の人柄がわかることだと思うんです。なので、PDFやテンプレを使うのはもったいないなと感じています。
デジLIG卒であればポートフォリオサイトを作れるだけの技術は十分学べていると思いますし、自分の腕に自信を持って軸をぶらさず突き進んでください!
まとめ
いかがでしたか? 今回は、お仕事を退職されて覚悟の上でスクール活用をされた大谷さんにお話をお伺いしました。
自分の得意なコーディングをとことん伸ばすという学習法で転職に成功されたのが印象的でした。オンライン学習をメインにしていた話もお聞きできたので、デジLIGとしてもオンラインサポートは引き続き力を入れていかねば、と身の引き締まる思いでした。
デジLIGでは、Webクリエイター・動画クリエイターを目指す方を応援しています。転職、フリーランス、副業、趣味などで学習を検討されている方は、ぜひ無料個別説明会へお越しください!