未経験からWebデザイナーに!転職に成功したWebデザインスクール生の学習方法

未経験からWebデザイナーに!転職に成功したWebデザインスクール生の学習方法

Nobumasa Shimono

Nobumasa Shimono

こんにちは! デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(以下、デジLIG)運営スタッフのしもです。

デジタルハリウッドSTUDIO by LIGとは
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携し、運営しているWebクリエイター養成スクール。上野・池袋・北千住・町田・川崎・大宮に校舎があります。個別説明会は各校舎とオンラインで実施中!

僕はDX事業を推進する株式会社LIGのデジタルエデュケーション部に所属し、未経験からWebデザイナーや動画クリエイターを目指す方に、1対1の個別説明会を通じて、スクールで学べることの説明、学習カリキュラムのご案内を行ってます。また、受講生さんと卒業生の就転職支援の面談、受講生さんの学習相談/支援のサポートを担当しています。

今回のLIGブログでは、未経験からデジLIGでWebデザインを学び、現在は現役のWebデザイナーとして活躍している卒業生に、未経験からWebデザイナーにキャリアチェンジするために実践したことをインタビューにまとめました。

以下の3点に興味をお持ちの方にお勧めする記事です。

  • Webデザインをスクール・独学で学習中の方
  • Webデザイナーとして就職/転職活動中の方
  • デジLIGで学習中の受講生の方

それではデジLIG卒業生が未経験から学習を始め、どのようにキャリアチェンジを実現したのかをインタビューしたいと思います。

ico 人物紹介:まこさん未経験からWebデザインの学習を開始。デジLIGでは、「Webデザイナー専攻+即戦力デザイン集中講座」を受講。2021年3月にデジLIGを卒業し、同年4月より横浜にある制作会社SEEKのWebデザイナーとして活躍中です!

Webデザインスクール検討の背景とWebデザイナーを目指したきっかけ

さっそくですが、まこさんがWebデザイナーになろうと考えた背景ときっかけを教えていただけますか?
Webデザイナーを目指した一番のきっかけは、自分が好きなこと「絵を見たり描いたりこと、書道、英語、プログラミング」を包括的にいかせるのはWebデザイナーだと考えたためです。

そして、Webデザイナースクールを知ったのは、「未経験からWebデザイナーを目指せる」と謳っていた広告を目にしたことがきっかけですね。

当時の私はWebデザイナーという職種は、美大卒やデザイン系の専門学校で学んだ方がなる専門の職業だと思い込んでいました。実際にインターネットで情報収集してみると、本当に全くの未経験から多くの方がWebデザイナーにキャリアチェンジしている方がいる事実を知りました。

icoそうだったのですね! 自分の好きなことをいかして仕事にできるのはとても素晴らしいことですよね。

そして、Webデザイナーを目指す決断は、未経験から挑戦できることを知ったことが大きな決め手だったんですね。

icoはい、そうなんです。これまでの人生を振り返ると、20代前半は、「自分の可能性を狭めたくない」と考え、とにかく様々なことに挑戦してきました。

20代半ばを迎え、将来へ向けた自分の働き方・キャリアを見つめ直した際に「自分の好きなことを活かし極めながら周りの成長に貢献できる仕事がしたい」という想いを抱きました。そして、転職を考える中で、職種一覧を一通り調べた結果、Webデザイナーの道に進む決意をしました。

デジLIGを選んだ決め手

ico自分のスキルや価値観を棚卸し、言語化なさっているところに、まこさんの強い決意が伝わってきます。

まこさん自身の「成長」と「貢献」という軸がWebデザイナーの職種を選ばせたのですね! 数多くのWebデザインスクールがある中で、デジLIGを選んだ決め手は何だったのですか?

icoそうですね。デジLIGを選んだポイントは大きく2点あります。

1点目は、制作会社で有名なLIGが運営しているスクールである点です。デジLIGであれば、他のWebスクールよりも学びの質が高く、より多くのことを吸収できるかと思いました。

2点目は、現役のプロのデザイナーさんや勉強している方々と直接会えて繋がりをつくれる点です。LIVE授業※や卒業制作(自由なテーマでオリジナルサイトを作成)で、講師や受講生の方たちとコミュニケーションを取ることができて、クリエイターの人脈・繋がりをつくれるのは良いなと思いました。オンライン懇親会があるので、そこでざっくばらんに話せる機会があるのも良かったですね。

※LIVE授業とは?
STUDIO by LIGの受講生に向けて行う講義やワークショップのことを「LIVE授業」と呼んでいます。Webデザイン、マーケティングと、毎回講師は変わり、LIGメンバーをはじめ、デジLIGの講師、外部から現役のクリエイターをお招きして、実践的な学びを深めることができます。

icoありがとうございます! スクール選びにあたり、事前にLIGのことをリサーチしてくださっていたのですね。

大きな期待を胸にデジLIGで学習を開始なさったわけですが、入学前と入学後で何かギャップはありましたか?

icoギャップというわけでないのですが、1番驚いたのは同じ月生(同時期に学習を始めた方たち)の学習スピードが想像以上に早かった点ですかね(笑)。私が課題を提出する頃には、既に次の課題の提出をしていたりする方もいたので、正直焦りを感じたこともありました。

しかし、スピードではなく確実に習得することに意識を向けて、自分のペースで学習することを心がけるようにしていました。

まこさん流!デジLIGの学習方法

icoマイペースで着実に学習を進めていかれたのですね。まこさんを学習期間中にSTUDIO(教室)でお見かけすることはほとんどなかった記憶ですが、学習※はどのように進めていたのですか?

※デジLIGでは、オンラインとオフラインを併用して学習を進めることができます。詳しくは下記のブログをご確認ください。

ico入学した最初の2週間は、STUDIOに通学していました。その後は、引越しもあり校舎に通うのが難しくなったため、オンライン学習がメインでした。

デジLIGは映像教材を活用して好きなときにいつでも学習を進めることができますし、困ったことがあってもチャットで質問することができました。それでも解決しない場合は、Zoomで相談もできたので、オンライン学習でも不自由さを感じることはありませんでした。

ico学習期間の大半をオンライン学習で進められたのですね。オンラインはいつでも学習できる利点もありますが、学習やモチベーションの管理が大変な面もあったかと存じます。オンライン学習で意識していたことはありますか?
ico実はオンライン学習だから特に意識したことはあまりないんです。強いて言えば、STUDIOに行かなくなる分、受講生と会う機会が減るので、オンライン懇親会に積極的に顔を出すようにして、学習状況を伺ったりしてました。他の受講生さんの学習進捗を知ることで、自分の学習スピードが早いのか遅いか目安がわかるので、それでモチベーションをコントロールしていました。

あとは、学習を進める中で、出てきた疑問はまずはGoogle検索で調べ、それでもわからないことを講師に質問するようにしていました。そして事前に準備した質問をなるべく混み合わない時間帯にまとめて送るようにし、講師の方から円滑にフィードバックをいただけるようにしていました。

icoなるほど! Google検索で自分で調べていくことで、何がわからないかを言語化する良い練習にもなりますね!また、疑問が言語化できれば、自分が何がわからないのかを講師にも具体的に質問ができ、一石二鳥の素晴らしい取り組みですね。

あと思い出したのですが、まこさんは目標シートも活用し、具体的に細かい学習計画を立てていたことも非常に印象的でした。

icoありがとうございます(笑)。私はデジLIGの目標シートでしっかりPDCAを回して悔いのないように時間を使うことを意識して行動していました。

学習期間は想像以上にあっという間です。だから計画的に学習と課題制作を進めていくことがお勧めですね! 目標シートはWebデザイナーになった今ででもアレンジして活用しています(笑)。

icoそれは嬉しいです! せっかくの機会なので、まこさんが在学中に使用していた目標シートをこの記事で公開しても良いですか?
icoはい、少し恥ずかしいですが、未経験からWebデザイン学習の方の参考になるなら喜んで!

まこさんの目標シート(画像を拡大してご覧ください)

ico具体的な学習方法と目標シートの共有ありがとうございます。まこさんの学習に対する姿勢と取り組みに背筋がシャンとしました。在学中にメンターとして毎月まこさんの目標シートに学習のフィードバックをしていたことを懐かしく感じます。

まこさん流!転職活動

icoまこさんはデジLIG卒業後、すぐにWebデザイナーとして就業なさっていますが、在学中は、内定獲得に向けてどんな取り組みをしたのですか?
icoそうですねぇ。私の場合は内定獲得に向けてというよりか、「自分のデザインスキルを磨くために行った行動」が、結果的に内定獲得に繋がった感じですかね。

具体的には、「デジLIGの課題以外に自主制作物をつくる」、「Twitterを活用して勉強記録と言語化の練習をする」、「Webデザインのセミナー/講座/企業ゼミなどに参加する」ことを実践するように心がけていました。何よりデザインの勉強が面白かったので、もっとデザイン力を高めたいと思い積み重ねてきた行動が選考時にいきた感じです。

icoまこさんが実践なさった取り組みを共有いただきありがとうございます!

こうしてWebデザインのスキルを磨くために能動的に努力し行動してきたことが、Webデザイナーになる目標を実現させたのですね!デジLIGの講師陣は、課題外の制作物に対してもフィードバックしているので、まこさんのように能動的に学習に取り組むことで、知識と技術力を高め経験値を上げることができるので、制作物の質も高められますね。

転職活動にはどれくらいの期間を要して、何社に応募したのですか?

ico私の場合、2021年3月に学習を終えました。具体的な動きとしては、
・2021年1月:試しにノーコードツールでポートフォリオサイトを制作(4社に応募したものの上手くいかなかった)
・2021年2月上旬:ポートフォリオサイトをデザインからコーディングまで1から作る
・2021年2月下旬:新ポートフォリオサイトで本格的に転職活動開始、11社に応募、6社書類通過
・2021年3月:4社から内定(doda経由2社・ハロワーク経由2社)、1社辞退。1社不採用
という流れでした。地方で就職を考えている場合は、ハローワークの求人を見てみるのもお勧めです。

また、エージェントサービスを活用することで、「キャリアの棚卸し」や「自己分析」が客観的にできたので、よかったです。

ico転職活動の詳細までありがとうございます! ポートフォリオサイトを作り直してから「書類通過率 約50%」、「内定獲得率 約30%」という結果は素晴らしいですね!

Webデザイナーとして就業した現在

ico実際にWebデザイナーとして就業してからは、デジLIGで学んだことがどのように活きましたか?
ico入社してから約半年が経ちましたが、現在は主にブログのサムネイルやバナー、下層ページデザインを担当しています。「どうしたらユーザーの印象に残せるか? 使いやすいか? わかりやすいか?」を常に意識し、デザインの意図をより言語化できるようになってきました。

こうしたことは、デジLIGでデザインの基礎を学んだり、卒業制作やデザイン集中講座などで現役のデザイナーさんから、多くのフィードバックをいただきながら培ってきた、「デザインを見る視点」がいきていると思います。

icoよりユーザーファーストを意識し考え、日々制作に取り組んでいらっしゃるのですね。改めてデジLIGで学習し経験してたことが、実務の中で役に立っていることをこうして教えてくださり、クリエイター養成スクールのスタッフとして非常に感慨深いです。

就職・転職に向けて頑張っているデジLIG生へアドバイス

ico是非、Webデザイナーのキャリアチェンジに向けて学習に取り組んでいるデジLIG生のみなさんにアドバイスをお願いいたします!
ico転職を実現していくためには、デジLIG在学中に、自主制作に取り組み講師の方にフィードバックしてもらい、制作物の質を高め、ポートフォリオサイトを充実させることを強くオススメします。

あとは様々な求人媒体に目を通したり、関連のある職種を一度経験して希望の職種に就くことができないかなど、色々と見てみてください。また、就職や転職することがゴールではなく、その先で活躍していけるかが大事だと思います。

面接では採用担当者に「将来、自分を仲間に入れるとこんな良いことがあります!」と明るい未来をイメージさせることができれば、自ずと内定通知が来ると思います。

そして、就職・転職活動をしていると、「希望の職種へ転職できるか」と不安になるときがあると思います。希望とする職種が未経験であれば、尚更だと思います。でも、お金や時間をかけて学んだこと、教えてもらったこと、自分がこれまで見てきたことや経験したことに対しては自信を持って、堂々と挑んでください!

icoデジLIG生への激励ありがとうございます!
最後にまこさんの今後の目標を教えていただけますか?
ico現在はWebサイトの下層ページを主に任せてもらっているので、今後はTOPページのデザインから任せてもらえるように、デザインの引き出しを増やし、制作スピードを上げてきたいです。また、会社で「コキャクル」 というWeb制作にまつわるブログを書く機会があるので、ライティング力も上げていきたいです。

【番外編】採用担当者にまこさん採用の決め手とポイントを聞いてみた

今回の卒業生インタビューにあたり、まこさんの選考を担当したゆーりさんに「採用の決め手とポイント」を教えていただきました!

制作会社の採用担当者視点のリアルな意見です。未経験からWebデザイナーを目指す方には、是非ご一読いただきたいです。

icoまこさん採用の大きな評価ポイントとしては、”デザインのストーリーがきちんと説明できる”ことでした。

見た目で取ってつけただけのデザインではなく、こういうストーリーがあって、こういう見られ方をしたくて、といった理由で作品を作っていて、なおかつそれを面接時にきちんとアピールできたことが大きな勝因です。

デザインは、あくまでもそれを使う人たちに向けたもので自分の自己満足で作るものではありません。その点を理解してデザインできているかどうかが、デザイナーとして働く上で重要なポイントになると私は思っています。未経験のうちからそういった意識を持って制作できているのはとても良いことだし、伸び代が大きいなと感じました。

あとポートフォリオを見たとき、web以外の成果物も制作していたことも1つポイントだったかなと思います!未経験からの採用ポイントは、どうしてそのデザインにしたかという”論理的思考”があるかどうかが大事だと思います!小手先の技術やツールの使い方は後からでも付いてくるものなので、あとはデザインが好きかどうかかなと。

まとめ

未経験からWebデザイナーになるために卒業生が実践してきた取り組みをインタビューさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

まこさんのお話しを踏まえて、改めて気付かされたことは、「能動的に学ぶ姿勢と行動力」です。大切なポイントを以下にまとめました。

  • 検索力:わからないことはまずGoogleで調べる。調べるために何がわからないのかを言語化する
  • 質問力:言語化された問題を解決するために講師に質問する
  • 計画力:いつまでにどのように学習を進めていくのかを決める
  • スケジュール管理力:学習の進捗管理を行い、状況に合わせて計画の微修正を行う
  • 情熱:デザインが好きという思い

この記事がこれからWebクリエイターになりたいと考えている方のお役に立てば嬉しいです。そして記事作成にご協力くださったまこさん、ゆーりさんありがとうございました!

デジLIGでは、未経験からWebクリエイターになりたい方の挑戦を応援しています!これからWebデザイナーや動画クリエイターとして就転職やフリーランス、副業をお考えの方で、Webデザインスクールをご検討の方は、無料個別説明会でお気軽にご相談ください!

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Nobumasa Shimono
Nobumasa Shimono Digital Education / School Adviser / 下野 允絹

大学卒業後からセールス職に従事。BtoB・BtoC含め複数のベンチャー企業で顧客の課題解決に尽力する。前職の株式会社リンクバルでは、創業期から事業に参画しIPOを経験。Webサービスのセールスコンサルタントとマネジメント業務を通して、プラットフォームの構築とクライアントの新規開拓とリレーションに貢献。2019年8月より株式会社LIGにジョイン。Webクリエイターを育成するデジタルエデュケーション部にて新規クライアントのカウンセリング・キャリア面談を担当。

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