ブレストが終わった後のアイディアの整理
ブレストが終わったらアイディアの整理をしましょう。せっかく出たアイディアも整理してまとめなければ意味がありません。以下に主な整理方法を載せましたのでご参考までに…。
KJ法
データをカードに記述し、カードをグループごとにまとめて、図解し、論文等にまとめてゆく。
(Wikipedia参照)
文化人類学者、川喜田二郎(東京工業大学名誉教授)がデータをまとめるために考案した手法です。ちなみにKJは考案者のイニシャルから来ているらしいです。
KJ法は以下の方法で進められます。
- カードの作成
- グループの編成
- 図解化(KJ法A型)
- 叙述化(KJ法B型)
1つのデータを1枚のカードに要約して記述します。(※1枚のカードに1つのデータだけ。複数描き込まない。)
数多くのカードの中から似通ったものをいくつかのグループにまとめ、それぞれのグループに見出しをつける。
空間配置:グループ化されたラベルの束を机の上などに並べ表札ラベルの内容を読み、意味関係の配置する。
図解化:ラベルの束同士を線でつないだり(相互、対立、原因・結果の関係などを表す)、囲んだりして図解にする。
文章化:ラベルの束、あるいは図解から文章を書き起こす。時間の前後関係に展開することで図解の誤りを発見したり、新たな発想やヒントが生まれることもあります。
口頭発表:文章に代えて口頭での発表を行い、議論を深める。
マインドマップ
頭の中で起こっていることを目に見えるようにした思考ツールのこと。
(Wikipedia参照)
表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを広げて繋げていきます。
概念地図
概念間の関係を示した図である。概念と概念をラベル付きの矢印で連結し、全体として上から下に分岐していく階層構造になっている。
(Wikipedia参照)
概念間の関係を示した図で、概念と概念をラベル付きの矢印で連結し、全体として上から下に分岐していく階層構造になっています。概念同士の連結は「AはBを増大させる」、「AはBを引き起こす」、「AはBに必要とされている」、「AはBに寄与する」といった関係を表します。様々な概念の関係性を可視化する方法で形式はマインドマップと近いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日常的にブレストをする方にも、これからブレストを始める方にも、ぜひとも「ブレストの4原則」を忘れずに、中でも「粗野な考え方を歓迎する」を意識しながら進めていっていただけますと幸いです。
ではでは失礼します。
【良いひらめきを生むために】
※ 佐藤可士和に聞いた「打ち合わせ」を有意義にするために意識している6つのこと