「ブレインストーミング」がうまくいくポイントとルール

「ブレインストーミング」がうまくいくポイントとルール

鮫島

鮫島

こんにちは。去年の暮れくらいから1日1cm身長が伸びてもうすぐ2mを超えそうなディレクターの允(まこと)です。

制作の仕事をしていると、どうしてもアイデアに詰まることがあります。
そんな時みなさんはどうやってアイデアを振り絞っていますか?

例えば、ネット検索で色々な情報を探したり
本屋に行って色々な本を探してヒントを得たり
人によって様々だと思います。

でも一人でアイデアを出そうと思うと
時間もかかるし、どうしても限界があります。

そういう時は、ブレストを活用して周りの人の力(アイデア)を借りましょう!
一人でダメなら二人で。二人でダメなら三人でアイデアを絞ればいいのです!!

でも、そもそもブレストって何?おいしいの?

ブレスト=ブレインストーミングの略称。

従来の方法や考え方、先入観にとらわれず、
自由なディスカッションを通じて新たなアイデアや解決策を引き出そうとする手法のことです。
人数に決まりはなく二人でもいいし、十人でももちろんOK!多ければ多いほどアイデアの数は増えます。

ルールを守らなければただのミーティングと一緒

自由なディスカッションが肝となる手法ですが、
自由に発言するためにはある程度のルールが存在します。

ルール1:他人の発言に対して批判をしない

ブレストをやる上で1番大事な部分だと思います。
せっかく勇気を振り絞って発言したのに批判・否定をされると「俺のアイデアなんて・・」ってなっちゃいますよね。
そうなったら場の空気も悪くなるし、自由な発想がしにくくなります。
例え、それは違うんじゃないかなと思っても「そういう考え方もあるんだ!それから何か派生して改善策がでないかな?」と思うようにしましょう。

ルール2:自分のアイデアをヒントにした改善案を受け入れる。

他の人から出た意見を利用して上乗せする形で改善案を出すのもブレストの醍醐味です。
なので「自分が提案したアイデアなのに真似された。。。」と思わずに、よりよい提案の為の改善案と思い、受け入れることが大事です。

ルール3:アイデア発想に制限を設けない。

議題があるとどうしても現実的になったり、周りの様子を見てアイデアを考えてしまいますが、ブレストはバカになったもん勝ちなんです。「そんな事できないよ!」と思うアイデアでもそこから「それを実現させるためにはどうすればいいのだろう」という考えにシフトしていき現実に落とし込めばいいんです。
LIGで言えば”伝説のウェブデザイナーを探して”がいい例です。
「どんな求人広告にする?」という議題からブレストし、ちょっと頭のイっちゃった人の「社長を埋めればおもしろくね?」という
冗談交じりのアイデアから派生して「海岸に埋める」という企画が生まれ、結果バズる事に成功しました。

ブレストはバカになったもん勝ちです。ほんと。

ブレストがうまくいく6つのコツ

その1:事前準備が大事

つい安直に「ブレストしよう!」と言いたくなりますが、ゼロは何倍してもゼロ。事前に各自がアイデアを書き出してから持ち寄れば、ブレストは大きく加速します。
時々、ブレストが始まったと同時に「じゃぁ、考えてみて」という光景を目にしますが、120%グダグダして時間の無駄です。
理想は前日などから準備ができればいいですが、最低でも半日前にはブレストを行うことを伝えるべきです。

その2:明るい雰囲気でリラックスしてやる

アイデアというのはリラックスした状態が一番出やすいみたいです。(なんかの本で読んだ)
確かに私自身、デスクの前でPCに張り付いて考えるよりも、休憩中などに同僚と話している時のほうがポンポン出てきます。
あえて寝そべりながらブレストする会社もあるみたいですね。LIGで言えばコタツ(もしくは雀卓)でブレストがいいのかも。。

その3:発言されたアイデアをホワイトボードなど全員がすぐに見えるところに書き出す

誰かがアイデアを発言したら、すぐにホワイトボードやポストイットに書いて壁に貼る等全員が見える場所に書きだしてください。
ブレストは色々なアイデアが飛び交う場なので、ぼけ〜っとしてるとすぐに聞き逃してしまいます。
議事録係がいると安心かもですね!

その4:コンセプト(軸)はぶらさない

自由なディスカッションをするのがブレストだ!と散々偉そうに言ってきましたが
議題のコンセプト(軸)はぶらさないようにしましょう。
あくまで何の為にブレストをしているのか意識すれば、どんな意見も無駄にはならず
有意義な時間が過ごせます。

その5:質より量が大事

質が高い発言をするのはもちろん素晴らしいことなのですが、それにとらわれすぎて
小さなアイデアを押し殺してしまうのはもったいないです。
恥ずかしい気持ちもあると思いますが、どんな小さなアイデアでも沢山発言しましょう!

その6:ボケ・ツッコミ・傍観者を設定する

必ず必要というわけではないのですが、メンバー選定にもコツがあります。
可能であれば以下のメンバーを構成したほうがよりいいブレストができるでしょう。

  • ボケ=奇抜なアイデアを発言する人
  • ツッコミ=ボケの人の発言に対してツッコんで場を盛り上げる(批判・否定ではない)
  • 傍観者=発言内容に客観的に反応する人

ボケ、ツッコミは自然発生しそうですがポイントは傍観者を設定することです。
ブレストはどうしても主観が入ってしまうので、客観視して世間の反応をその場でしてくれる人がいると
アイデアがでて、いい反応をしてくれた時等に「このアイデアは客観的にみていいアイデアなんだ」とちょっとしたフィードバックを得ることができます。

発言するのって照れくさいよね

ここまで偉そうにブレスト超経験してますみたいな事書いてましたが、
実はブレストを始めたのはこの業界に入ってからです。

最初のブレストは超恥ずかしくて一言も発せず終わりました。。だって恥ずかしいんだもの。。
それから何回かやりましたが、「経験の浅い俺が発言しても意味ないよな・・」とか思ってなかなか慣れませんでした。

でも何度も繰り返しているうちに「経験が浅い発言でもそこからいいアイデアが派生する」という事に気づき、
どんなにくだらないアイデアでも積極的に発言するようになりました。
イメージ的には「アイデアの種を撒いて、周りの誰かが水をやり、アイデアの木を成長させる」という感じでしょうか。
自分で言っといてなんですが、恥ずかしいなこれ

とりあえずやってみよう!

なんかゴチャゴチャ言いましたが、とりあえずやってみることが大事!
アイデアが出ず一人で悩んでいる時間はもったいない!
周りの方の力を借りましょう!思わぬ角度の意見がでて面白いですよ!

ではではこのへんで失礼します。
次のブログネタの為にブレストでもしようかな・・・(他力本願)

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