アナログを制するものは人生を制する!仕事がないフリーランスがやるべき3つのこと

アナログを制するものは人生を制する!仕事がないフリーランスがやるべき3つのこと

Maksim

Maksim

初めまして。
NYを拠点に活動するクリエイター集団「NY City Index」CEOのMaksimです。

最近フリーランスとして仕事をしている人が日本でも増えてきました。フリーランスは会社に雇用されている訳ではないので、時間が好きに使えるようになって自由になった気がしますが、考え方を変えれば、会社の元で働いていた安定した状態から、雇用主のいない不安定な状態になったとも言えます。

フリーで長く仕事をするなら、自分のことを一人の人間として見てくれるクライアントと関係を築くことがマストになります。そんな素晴らしいクライアントを作ることは大変そうに感じますが、実はそう大変なことでもありません。
これからお伝えする誰でもできる3つのことを実行するだけで、人生は大きく変わります。

1. 時間の使い方を把握する

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時間は唯一人間が平等に与えられた物です。
お金を払っても増やせないし、お金がなくても奪われることはありません。「そんな貴重な24時間の使い方を、あなたは把握していますか?」と聞かれても、YESと答えられる人は少ないでしょう。例えば昨日の朝10時は何をしていましたか? 先週末の日曜日は何をしていましたか?

うっすらとは出てくるかもしれませんが、明確に何をしてたか言える人はほとんどいないです。

何に時間を使ったか分からない人ほど、本当にやらないといけないことを無視してテレビを見たり、何が無駄で、何が無駄じゃないかを理解できていなかったりします。
昔からよく「時間にルーズな人間は仕事ができない!」なんて言われますが、本当にその通りです。ですが、逆に言えば時間の管理ができれば仕事ができる人になることができます。

紙に1日の過ごし方を記載してみよう

「時間の管理ってどうやるの?」と聞く人がいますが、実はペンと紙があればできます。まず縦に時間軸を書いて、時間の横に色分けして何をしたのか記載をするだけです。たったこれだけで、何に時間を使って過ごしているかがわかります。

この記録を1ヶ月続けると、トータルでどれだけ無駄な時間を使ったか数字で理解することができます。これを見て0にしようとするのではなく、「今月は無駄な時間を毎日30分でも減らそう!」と意識して生活し、時間軸に書き込み、先月と比べて無駄な時間を減らす修正を続けるだけで、時間の管理が徐々にできるようになります。

フリーランスとしての実体験

実際、私自身もフリーで仕事をしながら、自分自身で新しいプロジェクトを作ろうと何度も挑戦しましたが、当時は時間管理ができてなかったこともありフリーの仕事で手一杯で他のことが何もできませんでした。

ですが、日記に時間軸を書き込むことで自分がどれだけ無駄な時間を過ごしていたのかわかり、無駄な時間を減らして書籍を読んだり新しいプロジェクトを作ったりすることができました。時間の使い方が把握できるようになったことは、本当に人生の大きな転機になりました!

2. 人間力を上げる

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フリーランスになると社会人時代とは違って、多くのクライアントと仕事をする機会が増えますが、作業内容に気を取られすぎて新しいクライアントとの関係性をなおざりにしていませんか?

今の時代、Googleで検索すればフリーランスを見つけることは簡単です。他のフリーランスと差別化を図る為にスキルを高める人が多いですが、何もスキルだけが差別化を図れる要素ではありません。

気持ちよく仕事をする為にスキルも必要ですが、人間力を忘れてはいけません。

いくらスキルがあっても、人としてズレている人とは仕事が長く続きません。逆にスキルが多少伴っていなくても、人として人間力のあるフリーランスの方が仕事が長く続きます。
「人間力を上げる」と言うと難しそうに感じられますが、誰でも簡単に上げられる方法があります。

それは感情を相手にしっかり伝えることです。

お礼状は手書きにしてみよう

一番簡単なのが、お礼状をメールから手書きにシフトすることです。パソコン上の文字に暖かさを出そうと思っても難しいですが、手書きで書かれたお礼状は文字一つ一つに個性がある為、気持ちが伝わりやすいです。
もっと簡単に言うとLINEで送ったラブレターと手書きのラブレターでは、受け取り側の気持ちの変化が全く違うのを想像してもらえればわかりやすいと思います。

つまり、字が綺麗・汚いに関係なく、電子文字より手書きの方が気持ちが伝わりやすいんです。

これは誰もが感じることなのに、実際手書きのお礼状を出している人はどれだけいるでしょうか? 圧倒的に少ないと思います。
だからこそ、手書きにすることで周りのフリーランスと差別化を図り、相手に人間力を伝えることができます。

フリーランスとしての実体験

私自身が初めてフリーで仕事をしたとき、なかなか仕事が取れず、その理由を「スキル不足」なのだとずっと思っていました。
しかし、知り合いの社長さんに「感謝の気持ちはメールで打っちゃいけない」と言われたことをきっかけに、お礼状をハガキに変えたところ、クライアントからの仕事の受注率が大きく変わりました。

これを通して、仕事とは人と人がやる作業で、スキルも大切だけど誰とやるかのほうが大切であることに気付きました。

3. 感謝の気持ちを伝える

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フリーランスになると今まで会社がやってくれていた作業を全て自分でやらないといけなくなり、雑務が増えて時間が取られたり、収入が安定しなくなることなどから精神的に不安定になったりします。

そんな時ほど、今ある環境に感謝をすることを忘れてはいけません。

大人になると「ありがとう」の一言が恥ずかしくて言えなくなってしまう人がいます。幼稚園の頃、「何かしてもらったら“ありがとう!”と言いましょう!」と言われた通り、どんな小さなことでも、何かをしてもらったなら「ありがとうございます!」と言う習慣をつけることが大切です。
そうは言っても、多くの人は忘れてしまいがちですよね。

ただ、忘れてほしくないのが、仕事とは人と人の作業です。

感謝の言葉を毎日10回言ってみよう

機械と仕事をしている訳じゃないからこそ、感謝の気持ちを伝えることを忘れてはいけません。ですが、「いきなり感謝を毎日言いましょう!」と言われても、言えないのが普通です。だから始めは「1日10回誰かに感謝を言おう!」と決めて生活することをオススメします。

どんな小さいことでも感謝の気持ちを伝えるんだ!という心構えを習慣化させると、生活や他人との接し方も大きく変わります。また面白いのが、本当に感謝の気持ちを伝えると相手も感謝の気持ちを伝えてくれます。その結果人間関係が良くなり、今以上に双方が良い仕事をできます。

フリーランスとしての実体験

最後に、始めにも言いましたが、フリーになると今まで会社がやってくれていたことを全て自分でやらなくてはいけません。
そうすることにより、他人と一緒に作業することが会社員時代よりも100%増えます。私自身、他人と一緒に仕事をやる機会が増えましたが、感謝を言えないような人とは仕事は長く続きませんでした。
それは逆に言うと自分自身が感謝を忘れれば、仕事がなくなってしまうと気付かされた瞬間でした。

その日から「1日10回誰かに感謝を言おう!」と決めて、生活リズムを変えました。

あれから3年経ち、始めは「よし! ありがとうって言えた!」なんて思いながら生活していましたが、慣れてくると幸せな気持ちは人の気持ちの中からしか生まれてこないことがわかり、気付いてからは感謝の言葉を自然に言えるようになりました。

さいごに

いかがでしょうか?
こんな記事を書いても「フリーになったら始めにもっと大切なことあるだろ」と思う人もいると思いますが、僕はこれ以上大切なことはないと思います。

まずは時間の使い方を把握し、一人の人間として見てくれる素晴らしいクライアントと出会う為の努力をし、今の生活に感謝し、気持ちよくクライアントと仕事をする為に感謝を伝える。
今回紹介した3つは本当に大切なことですし、これらは私自身が25歳でフリーランスになって始めにやった3つのことです。

また今後グローバルなフリーランスになろうと考えている人には、今日からでもできることだからこそぜひチャレンジしてほしいです!

最後にニューヨークでビジネスや留学やアーティストとして活動したい人で、実際にニューヨークでビジネスをしているMaksimと話がしたい!という方がいらっしゃれば、いつでも「NY City Index」のサイトから連絡ください!

 

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ニューヨークを拠点に活動するクリエイター集団NY City Index代表。元楽天総合優勝店舗Webマーケタ&コピーライター。ニューヨークでスタートアップ企業や今現在Webで悩んでいる人達のWeb相談役 だったり、日系新聞にも掲載されたニューヨークで夢を叶えたいクリエイターを作る会「NYクリエイターの会」の発起人。新しモノ好きですが、軸の ブレない 仕事のスタイルをモットーにしています。仕事依頼も受付中。

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