ラボ型開発でおすすめのシステム開発会社8選【2024年最新】

ラボ型開発でおすすめのシステム開発会社8選【2024年最新】

Noriaki Iwata

Noriaki Iwata

エンジニアのリソース不足を解消する手段として注目されているラボ型開発。パートナー企業の海外拠点に専属チーム(ラボ)をつくり、発注者側の指示のもと業務をおこなうことで、低コストかつ柔軟な開発体制を構築できるのが特徴です。

ラボ型開発サービスを提供している国内企業も増えてきているため、

開発を依頼するのが初めてで、どの会社を選べばいいか分からない
どの会社も似たようなサービスに見えて比較できない

とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回は、フィリピン・ベトナムの拠点でラボ型開発をおこなっている弊社の視点で、ラボ型開発におすすめの企業を8社ご紹介します。

ラボ型開発ではエンジニアのタレントプールも重要となるため、今回は選定の基準として従業員数が100名以上の会社に絞っています。業界知名度の高い企業も多いので、参考になれば幸いです。

💡【Pick Up】ラボ型開発でおすすめのシステム開発会社

  1. 株式会社LIG|UI/UXの知見と柔軟な開発体制が魅力
  2. 株式会社Sun Asterisk|事業創出の支援から人材紹介まで強みあり
  3. インディビジュアルシステムズ株式会社|ベトナムオフショアのパイオニア

 
※ラボ型開発の基本的な特徴については、弊社のケースを例にしながら以下の記事で詳しくご紹介しています。
→LIGの「ラボ型開発事業」を紹介します

ico 著者:岩田 憲昭
株式会社LIG 海外事業部 部長
Cody Web Development Inc., COO
楽天株式会社に入社後、広告事業にて営業を担当。全社MVPを3度受賞する等して、当時事業史上最年少でリーダー・マネージャーへ昇格。2017年にメディア事業へ異動し事業責任者に就任、シンガポールに渡星した後アドロール株式会社とのJV立ち上げを機に帰国。その後株式会社ファーストリテイリングに入社、グローバルECに関するPMとして様々なプロジェクトの担当を経て、2021年株式会社LIGに参画。現地法人Cody Web Development Inc.のCOOを務める。

ラボ型開発企業の選び方

まずは開発パートナーとなる企業選びで失敗しないためのポイントを3つご紹介します。

  1. 依頼する案件に近い開発実績があるか
  2. 安心できる開発体制か
  3. 国ごとの違いを理解しておく

依頼する案件に近い開発実績があるか

コストメリットを重視してラボ型開発を検討していらっしゃるケースも多いかと思いますが、もちろん質も重要です。開発に失敗しないために、「自社が作りたいプロダクトの類似事例を経験しているか」は事前に必ず確認しておきましょう。

ちなみにWebサイトや事業紹介資料には実績の一部しか載っていないことも多いため、相談時にあらためて確認するのがおすすめです。

安心できる開発体制か

実際にプロジェクトがスタートしてからどのようなチーム体制で進行するのか、ブリッジSEは海外・国内スタッフどちらが担当するのかなど、開発体制も重要です。最低限、以下のポイントは押さえておくとよいでしょう。

  • チーム体制の柔軟性(必要に応じて人員増減が可能か)
  • PMのアサイン(自社スタッフを出すか、パートナーに依頼するか)
  • ブリッジSEのスキル(経歴やコミュニケーション能力など)

特に、ブリッジSEの日本語能力はプロジェクトを進めるうえで重要です。ブリッジSEとはその名の通り、日本と開発先を橋渡しする役割のこと。ブリッジSEの能力が進行に大きく影響するため、プロジェクトスタート前には不安な点をしっかり確認しておきましょう。

国による違いを理解する

開発の委託先となる国はフィリピン、ベトナム、バングラデシュ、ミャンマー、インド、中国などがあります。可能であれば、現地の時差や文化、コストの違いを把握することも、より自社に見合う会社を選ぶための参考になります。

結論からいうと、もっともおすすめなのはフィリピンとベトナムです。時差やコストメリット、コミュニケーション面を総合的に判断すると、もっとも開発が進めやすい国といえます(今回ご紹介する企業もフィリピン、ベトナムに絞っています)。

なお、インドや中国も以前は開発先としてよく名前が挙がりましたが、近年は人件費が高騰しており、事情がない限りあえて依頼する企業は少なくなっています。

▼各国の特徴は以下の記事でも紹介しています

ラボ型開発でおすすめの開発会社8選

ここからはおすすめのラボ型開発会社を8社紹介します。最初に表で各社の特徴をまとめました。
※会社名をクリックorタップすると、各社の詳しい紹介へジャンプします

会社名 得意領域・技術の強み 開発国
株式会社LIG UI/UXに優れたWebサービスの開発やアプリ開発が得意。企画・設計などの上流工程から支援可能 フィリピン、ベトナム
株式会社ハイブリッドテクノロジーズ ラボ型開発の実績多数 ベトナム
SHIFT ASIA CO., LTD. セキュリティテストや品質保証に定評あり ベトナム
株式会社Sun Asterisk アイデア創出やビジネスデザインに強みのある会社 ベトナムなど4ヵ国6都市
グリーンシステム株式会社 創業30年の開発ノウハウで海外拠点メンバーを教育し、クオリティを担保 フィリピン
株式会社バイタリフィ IoT、Unity、VR、ウエアラブル、画像認識など先端技術に精通 ベトナム
月電ソフトウェア株式会社 フィリピンで30年超の実績を持つオフショアの老舗 フィリピン
インディビジュアルシステムズ株式会社 ベトナムにおけるオフショア開発のパイオニア。最大65人月までの体制構築が可能 ベトナム

以下より、各社の会社特徴や開発事例をまとめています。

株式会社LIG

株式会社LIG出典:https://liginc.co.jp/solutions/technology/offshore

💡おすすめポイント
  • Web制作で培った知見を活かしたUI/UXデザイン力が強み
  • 日本人もしくは日本語堪能なブリッジSEを100%アサイン
  • 柔軟なチーム構築が可能で、週2日からのリソース提供にも対応

ラボ型開発の依頼をご検討中であれば、自信をもって弊社LIGをおすすめします。弊社は要件定義から設計・実装・QA(品質保証)、保守運用までワンストップで対応可能で、長年のWeb制作事業で培ってきたUI/UXデザインのノウハウを強みとしています。

ラボ型開発においてはクライアント側でPMをご担当いただける場合、専任のブリッジSEをアサインし、フィリピン、ベトナムのスタッフやバングラデシュのパートナーでチームを構成。国内エンジニアをアサインするよりも最大約60%(当社比)の人件費を削減できるのがメリットです。

また、ご相談をいただいてから1ヶ月もあれば、すぐに稼働開始できるスピード感も弊社の強みです。自社エンジニアの退職や緊急案件に伴う増員など、急いでエンジニアをアサインしたい場合でも対応させていただきます。

対応範囲 サーバー・データベース構築、予約システム、マッチングシステム、営業・顧客管理システム、生産・在庫管理システム、大規模ECサイトなど
対応言語・技術スタック JavaScript、Java、PHP、C++、C#、SQL、Python、Ruby、Shell、VBA、Visual Basicなど
開発サービス ラボ型開発、受託開発、アジャイル開発など

以下では弊社のオフショア拠点を活用した開発実績についてご紹介します。

実績紹介①予約システムバージョンアップなど3つのプロジェクトを推進:株式会社ヤマハコーポレートサービス様

株式会社ヤマハコーポレートサービス様とLIGのフィリピン拠点「CODY Web Development Inc.」が協業し、ヤマハホールの予約システムバージョンアップ対応、加盟店サポートシステム機能強化、社内システム基盤・業務アプリケーション保守運用と3つのプロジェクトを始動。

20人以上の開発体制をスピーディに構築した点、円滑にコミュニケーションを行えた点などを評価いただきました。

実績紹介②EV充電スポット検索アプリ「おでかけEV」:株式会社ナビゲート様

https://www.odekake-ev.net/

LIGのフィリピン拠点「CODY Web Development Inc.」におけるプロジェクトとして、個人向けサービス「おでかけEV」の開発を支援。

コロナ禍で事業再構築を図る株式会社ナビゲート様が、脱炭素化をテーマにEV市場に参入。充電スポットの検索に対するニーズから開発がスタート。初のオフショア開発にもかかわらず、頻繁な情報共有と進捗報告により、顧客の不安を解消。充電スポットの表示スピードを改善し、リリース後1ヶ月で約3,000ダウンロードを達成

実績紹介③営業支援AIプロダクト「ACES Meet」:株式会社ACES様

ACES Meethttps://meet.acesinc.co.jp/

商談の録画・書き起こしを行い、商談の内容や温度感を共有・解析できる営業支援AIプロダクト「ACES Meet」の開発を支援。

ユーザー企業の要望により、Google MeetやTeamsとの連携が求められ、技術的な不確実性を伴う開発を迅速に進めるために外部パートナーとしてLIGに依頼。技術検証から開発までスムーズに進み、無事リリース。リリース後は保守対応や新規機能開発も依頼され、計6つのプロジェクトを進行中。

料金プラン

LIGでは、プロジェクトの規模や要件に応じた柔軟な料金プランを提供しています。詳細な見積もりについてはお気軽にご相談ください。

LIGに見積もりを依頼する

企業情報

URL https://liginc.co.jp/
開発拠点
  • 日本(東京都)
  • フィリピン(セブ)
  • ベトナム(ホーチミン)
設立年 2007年
従業員数 230名(2023年4月1日時点 連結)
電話番号 03-6240-1253

株式会社ハイブリッドテクノロジーズ

ハイブリッドテクノロジーズのトップページ出典:https://hybrid-technologies.co.jp/

親会社である株式会社エボラブルアジアが2006年から行っていたラボ型のオフショア開発事業を引き継ぐ形で、2016年に設立。ベトナムのオフショア開発業界を代表する企業のひとつで、豊富な実績があります。

その経験を活かし、ラボ型開発においては開発だけでなくビジネス・サービスデザインなど上流工程もしっかりと支援してくれます。

ベトナム拠点には500名以上のスタッフが在籍しており、案件やクライアントの要望に合わせてアサインできるのも強みです。

対応範囲 業務改善・営業支援・CRM/クラウド/開発・保守・運用/AI(人工知能)・IoT・ブロックチェーン/デジタル&ビジネスコンサルテーション
対応言語・技術スタック PHP、JAVA、Ruby、Node.js、Golang、python、Vue.js、JavaScript、Kotlin、Swiftなど
開発サービス ラボ型開発、受託開発など

実績紹介:オフィス用品ECサイト「ktkはっするネット」のフルリニューアル開発

出典:https://hybrid-technologies.co.jp/work/ktk/
ケイティケイ株式会社が運営する、トナーやオフィス用品の総合通販サイト「ktkはっするネット」のフルリニューアル開発と機能拡張プロジェクトです。2004年からサービスを開始し、段階的に機能を追加してきましたが、デザインや基本機能の大規模なリニューアルは行われていませんでした。

本プロジェクトでは、最新のテクノロジーを活用し、ユーザビリティの向上と業務効率化を実現するとともに、新たな機能追加により顧客満足度と売上の向上を図っています。

企業情報

URL https://hybrid-technologies.co.jp/
開発拠点 ベトナム、日本
設立年 2016年
従業員数 554名(2022年9月30日時点、100%子会社含む)

株式会社Sun Asterisk

株式会社Sun Asteriskのトップページ出典:https://sun-asterisk.com/

東証プライム市場の上場企業である株式会社Sun Asterisk(サンアスタリスク)。各種システム開発やアプリ開発まで豊富な実績があり、企画や戦略、サービスのグロースまで総合的に支援しています

日本とベトナム、フィリピン、カンボジアの4カ国6都市に拠点を擁し、1,500人以上のエンジニアやクリエイターが在籍。幅広いスキルセットのメンバーの中から、案件に応じた最適なスタッフをアサインできるのが強みです。

対応範囲 新規事業・デジタルトランスフォーメーション(DX)・プロダクト開発
対応言語・技術スタック Ruby、PHP、Java、Swift、Javascript、Python、Object-C、C#、Kotlin、C++、Go、Scalaなど
開発サービス ラボ型開発、受託開発など(詳細は要問合せ)

実績紹介:株式会社タイミー

出典:https://sun-asterisk.com/service/development/works/timee/

上場前の100人のエンジニア組織から400人の組織に拡大するには、国内だけでは難しく、Sun*に「長期的なパートナーとしてタイミーを理解してくれる最高のチームがほしい」と相談いただきました。ナレッジを溜めるためにベトナムメンバーを直接マネジメントし、Sun*JPでスクラム開発をサポート。チームとしての成長を重視し、日々プロセスの改善に努めています。

企業情報

URL https://sun-asterisk.com/
開発拠点 日本、ベトナム、フィリピン、カンボジア
設立年 2013年
従業員数 約2,000名(グループ全体)

SHIFT ASIA CO., LTD.

SHIFT ASIAのトップページ出典:https://shiftasia.com/ja/

ソフトウェア品質保証・第三者検証のリーディングカンパニーである株式会社SHIFTの海外戦略拠点としてベトナム・ホーチミンにて創業。

テストの自動化サービスやセキュリティテストサービスにもおいては、弊社も利用させていただくことがあり、絶対の安心があります。

同社は最小1名からのラボ型開発に対応しているのが特徴で、状況にあわせて人員の増減も可能な柔軟性が魅力です。そのためアジャイル開発とも相性がよく、コストを抑えながらも、高品質な開発を実現しています。

対応範囲 ソフトウェア開発及び品質保証、ソフトウェアテスト
対応言語・技術スタック 要問合せ
開発サービス ラボ型開発、各種システム・アプリの受託開発

実績紹介:ヘルスケア事業者向けスケジュール管理アプリ

出典:https://shiftasia.com/ja/case-studies/case-study-schedule-management-ja/

SHIFT ASIAは、ヘルスケア事業者向けスケジュール管理アプリの開発・運営を行う企業の開発チームにPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)として参画し、オフショアを活用した高品質かつコストパフォーマンスに優れた開発体制を構築。

企業情報

URL https://shiftasia.com/ja/
開発拠点 ベトナム(ホーチミン・ハノイ)
設立年 2016年
従業員数 180名(2021年4月時点)

グリーンシステム株式会社

出典:https://www.grs.co.jp/service/offshore

グリーンシステム株式会社では30年以上のシステム開発の経験を活かし、フィリピンでオフショア開発をおこなっています。

フィリピンのメンバーも自社が培ってきた長年のノウハウで教育を行い、日本人のブリッジSEと日本式のエンジニア教育を受けたフィリピンメンバーでチームを構成しているのが特徴です。

もちろんラボ型開発だけでなく受託開発にも対応。顧客ニーズに応じて柔軟な開発体制を構築してくれます。

対応範囲 Webサービス開発、モバイルアプリ開発、各種業務システム開発、システム保守・運用、iOS・Android・PC用アプリ開発など
対応言語・技術スタック 要問合せ
開発サービス ラボ型開発、受託開発など

実績紹介

  • 製造業におけるシステム追加開発案件
  • 建設業におけるシステム改修案件 など

(出典:https://www.grs.co.jp/service/offshore

企業情報

URL https://www.grs.co.jp/
開発拠点 ベトナム
設立年 1988年
従業員数 300名(グループ全体:500名)

株式会社バイタリフィ

株式会社バイタリフィのトップページ出典:https://vitalify.jp/

2005年創業の株式会社バイタリフィは、ベトナムでのオフショア開発最古参企業のひとつとして知られています。UI設計やクリエイティブ制作、事業創出から保守運用まで一貫したサポートができるのが魅力です。

ラボ型開発では品質を維持するためのプロジェクト管理手法もあわせて提案。AI開発やUnity開発など、先端技術にも対応しているのが強みといえます。

システムやアプリの開発だけでなく、Web制作やマーケティング支援までおこなっており、クライアントのリピート相談率は90%以上(※公式サイトより)と、高い満足度を誇っています。

対応範囲 Webサービス・業務システム開発、システム保守・運用、iOS・Android・PC用アプリ開発
対応言語・技術スタック HTML、CSS、JavaScript、PHP、Java、Ruby、Node.js、Python、Java、Objective-C、Swift、Kotlin、React、jQuery、Vue.js、GraphQL、React Native、Rails、Laravelなど
開発サービス ラボ型開発、受託開発など

実績紹介:AI-OCRを用いた相続図作成アプリ「らくらく相続図」

出典:https://vitalify.jp/app-lab/interview/colors/

AI-OCR技術を用いて戸籍謄本から自動で家系図を作成するアプリ「らくらく相続図」を開発。法務局が発注する相続登記に必要な相続人の調査を簡素化し、法定相続情報一覧の作成を自動化した。

企業情報

URL https://vitalify.jp/
開発拠点 ベトナム(ホーチミン・ハノイ)
設立年 2005年
従業員数 400名(グループ全体)

月電ソフトウェア株式会社

月電ソフトウェア株式会社出典:https://www.tsukiden.co.jp/

1990年にフィリピン・マニラにオフショア拠点を設立し、日本企業のシステム開発を行っている老舗です。

フィリピンに約400名のエンジニアが在籍しており、豊富な人材プールからクライアントの要望に合ったリソースを提供してくれるのが強み。「今後英語でのプロジェクト管理に精通した人材を育成したい」という場合は、英語研修・ブリッジSE研修も実施しています。

通信や電力といった社会インフラから各種業務アプリまで、幅広い実績を保有。日本企業の案件を中心に行っているため、初めてオフショア開発を依頼する

対応範囲 各種ソフトウェア、アプリケーション、システム開発全般、マイグレーション、AI開発など
対応言語・技術スタック
開発サービス ラボ型開発、受託開発、インフラ構築など

実績紹介:歯科医療機器メーカー向け診察予約システム

  • Monacaクロスプラットフォーム開発環境で開発効率の向上の実現に成功
  • コンシューマーアプリの為ユーザビリティー視点での品質強化
  • (出典:https://www.tsukiden.co.jp/product.html?p=18

企業情報

URL https://www.tsukiden.co.jp/
開発拠点 福島、愛知、東京、フィリピン(マニラ)
設立年 1989年
従業員数 500名(グループ全体)

インディビジュアルシステムズ株式会社

インディビジュアルシステムズ株式会社のトップページ出典:https://indivisys.jp/

ベトナム・ホーチミンで2002年に設立されたインディビジュアルシステムズ株式会社では、日本企業向けのオフショア開発(ラボ型開発・ラボ契約)およびシステムインテグレーション事業を展開しています。

これまでの開発実績は1,500件以上。なかでも業務系システムにおいて豊富な経験があり、ベンチャーから上場企業まで様々な規模感の案件を手掛けています。

ラボ型開発では1人月から最大65人月までの体制構築が可能で、案件の規模やプロジェクトのフェーズに応じたチームを編成できるのが強み。開発だけでなく、ベトナム国内への進出を目指す企業への進出・営業支援もおこなっています。

対応範囲 業務系システム開発全般
対応言語・技術スタック 要問合せ
開発サービス ラボ型開発、受託開発

実績紹介:電脳工場(Factory One)開発

電脳工場(Factory One)を使用した開発案件において、3ヶ月程度の工期で計5つのプロジェクトを経験。各案件における詳細設計、コーディング、単体テストを担当。
(出典:https://indivisys.jp/introduction-case1

企業情報

URL https://indivisys.jp/
開発拠点 東京、大阪、ベトナム(ハノイ、ニャチャン、ホーチミン、カントー)
設立年 2002年(2014年1月IVS Co., Ltd.として再設立)
従業員数 280名

ラボ型開発のメリット・デメリット

ラボ型開発のメリットとデメリットについては、大きく以下のようなものがあります。

メリット デメリット
採用や育成の手間がかからない 仕事がなくてもコストが発生する
国内より低コストで人材を確保できる 人材レベルをきちんと見極める必要がある
追加修正や仕様変更がしやすい コミュニケーションの問題
ノウハウを蓄積できる チームを構築するまでに時間がかかる

最大のメリットはやはり低コストでリソースを確保できる点です。一方、ラボ型開発は基本的に人月・工数をベースで契約する準委任契約のため、業務量を問わずコストが発生します。

無駄なコストを省くためにも、案件の状況に応じて、柔軟に対応可能かなど、候補企業への相談時に確認しておくとよいでしょう。

▼ラボ契約や準委任契約について詳しく知りたい方はこちら

まとめ

コストメリットの大きいラボ型開発ですが、安さだけを見て依頼先を決めるのはおすすめできません。冒頭でも述べたように、各社の開発実績や、安心してコミュニケーションが取れる体制になっているかは必ず確認しておきましょう。

「どの会社に相談しよう?」と迷っている方へ
今回ご紹介した8社は経験豊富な企業ばかりなので、「結局どの会社に相談すればいいの?」と迷っている方もいらっしゃるかと思います。まずは壁打ち相手として、オフショア開発事業歴約10年の弊社LIGにご相談してみませんか?

  • 週2日からのリソース提供もOK!柔軟な体制を構築
  • 日本人or日本語堪能なブリッジSEを100%アサイン
  • 企画・設計など上流工程からワンストップで支援可能

「ひとまず見積もりがほしい」など、お気軽にご相談ください!

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Noriaki Iwata
Noriaki Iwata 取締役 / 管理本部長 / 海外事業部 部長 / Cody Web Development Inc., COO / 岩田 憲昭

楽天株式会社に入社後、広告事業にて営業を担当。全社MVPを3度受賞する等して、当時事業史上最年少でリーダー・マネージャーへ昇格。2017年にメディア事業へ異動し事業責任者に就任、シンガポールに渡星した後アドロール株式会社とのJV立ち上げを機に帰国。 その後株式会社ファーストリテイリングに入社、グローバルECに関するPMとして様々なプロジェクトの担当を経て、2021年株式会社LIGに参画。

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