こんにちは! LIGのりこぴんです。
デザイン力を磨く上で、画像ってかなり大事ですよね。以前私がデザインを学習していたときにも、こんな悩みがありました。
「できるだけ高品質な画像を使って練習をしたいけど、なかなかいいのが見つからない…… 」
「でもお金もないしできるだけ安く済ませたい…… 」
おんなじようなお悩みを持った学習者の方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、これまで見てきた中でも高品質な画像(しかもできるだけ安く)ゲットできるサイトや手法をお伝えします!
目次
フリー素材を使用する
デザインの学習中、フリー素材を活用することも多いのではないでしょうか?
でも、イメージに合う素材を見つけるのってなかなか大変で、探し始めたらあっという間に1、2時間過ぎてしまうことも……。
効率よく高品質な画像が見つかるおすすめの素材サイトをまとめました!
写真AC
会員登録すれば無料で利用が可能です。ただ、無料会員だと1日4回の検索、ダウンロード回数は9回までなど、利用に制限があるので注意が必要です。
日本人の人物写真に特化しており、使いやすい構図が多いので、コーポレートサイトや採用サイトなどのデザインにおすすめです。クリエイターを探す検索機能もあり、好みのテイストの素材をすばやく見つけることができます。
試しに、写真ACからダウンロードした素材で架空のWebサイトのファーストビューを作成してみました。
無料でゲットしたフリー素材とは思えないくらい雰囲気が出ています!
素材によって少しクオリティに差があるので、写真選定のスキルも身につくかと思います。
FIND/47
無料で利用可能です。
日本各地の美しい自然、歴史的な建造物、地域のお祭や行事などの情景写真が掲載されています。プロ・アマ関係なく、さまざまな方が撮影した写真を見ているだけで、旅をしたくなります。春・夏・秋・冬で検索できるので、季節の特集記事を作成するときには、ぜひ活用してください。
FIND/47の素材を利用して、架空サイトのファーストビューを作ってみました。
福島県 只見川第一橋梁©koichi_hayakawa クリエイティブ・コモンズ・ライセンス【表示4.0 国際】
写真素材を利用する際は、必ず出典を明記してください!
Pexels
すべての写真や動画が無料で利用可能です。
世界中の高品質な写真が毎日追加されています。日本語での検索にも対応しており、写真には適切なタグがつけられているので、好みの写真を簡単に見つけることができます。写真だけでなく動画素材も豊富に扱っているのが嬉しいポイントです。
ただ、出てくるモデルの方や街並みに海外っぽさがあるので、利用シーンを選ぶかもしれません。
Pexelsの素材を利用して架空サイトのファーストビューを作ってみました。
Adobe Stock
Adobe Stockは有料会員に登録した方のみ利用可能です。
月額3,828円(2025年1月時点。その他プランは公式サイトから)で、通常ライセンス素材3点を利用できます。
気持ち割高かもしれませんが、高品質な画像が揃っているのでかなりおすすめです。愛用しているデザイナーの方も多い素材サイトかと思います。
Adobe Stockの素材を利用して架空サイトのファーストビュー作ってみました。
TOWN illust
- TOWN illust
- 商用利用:◯
加工:◯
ファイル形式:PNG・JPG・Ai・EPS・SVG
クレジット表記:不要
ユーザー登録:不要
利用規約
家やビルの街並みや観光地などの建築物をテーマにしたイラストです。こちらはなんと無料で利用可能です。
自由の女神やエッフェル塔など、人気の観光地もあるので、世界中を旅しているような気分になれます。かわいらしいイラストがたくさんあるので、イラスト系のデザインを作ってみたい! という方はぜひ使ってみてください。
TOWN illustの素材を利用して架空サイトのファーストビューを作ってみました。
まだまだたくさんあります!
他にもおすすめのフリー素材サイトはたくさんあります。ぜひ自分の目的にあったサイトから画像をダンロードして、学習を進めてみてください!
フリーイラスト素材サイト39選【デザイナー厳選】 フリー画像・写真素材サイト15選【デザイナー厳選】 無料で商用利用可なフリーアイコン素材サイト13選【デザイナー厳選】
生成AIを活用する
最近は生成AIの進化が凄まじいですよね。イメージしているような素材がなかなか見つからないときは、生成AIで自分で作っちゃうのもおすすめです!
ImageFX
Googleアカウントがあれば誰でも無料で利用できます。
画像生成AIツールの中でも、アウトプットの質が高く、まるで一眼レフで撮影しているかのようなハイクオリティな画像が生成できます。
ImageFXの素材を利用して架空サイトのファーストビュー作ってみました。
なかなか普通のフリー素材サイトでは見つからないようなイメージは、生成AIで作ったほうが早かったりします。
ImageFXの使い方についても詳しくご紹介していますので、気になる方はぜひこちらをご覧ください! Google画像生成AI「ImageFX」とは?実際に使いながら機能やコツを解説します
Midjourney
- Midjourney
- 商用利用:◯
加工:◯
ユーザー登録:要
利用規約
Midjourneyは現在、有料プランのみとなっています(2025年1月時点)。
一番安いBasic Planは月額10ドルです。「まずは試しにMidjourneyを触ってみたい」という方はBasic Planで十分だと思います。
Midjourneyは画像生成AIの中でもクオリティが高い画像が出せるといわれているツールです。とにかくアウトプットの質が高いので有料ですが、一度触ってみても良いかと思います!
Midjourneyの素材を利用して架空サイトのファーストビューを作ってみました。
Midjourneyの使い方はこちらで詳しく解説していますのでぜひご覧ください! 画像生成AI「Midjourney」の始め方・使い方をデザイナーが丁寧に解説します
撮影する
自分がイメージしている素材がまったく見つからない! となったら、もう自分で撮っちゃいましょう!
デザイナーにとって、写真への理解はとても重要です。構図や光の使い方、バランス、ポージングなどを理解することは、デザイナーにとって大きな武器になります。
撮影の練習になると思うので、ちょっとやってみよう! という方はぜひチャレンジしてみてください!
▲デザイン勉強中の頃、練習のために撮った写真
カメラ初心者の方は、こちらの記事もおすすめです!
【図解】写真を魅力的に見せる12の構図!魅力的な写真の特徴も紹介 人物写真の撮り方講座!カメラ初心者が一工夫でワンランク上の写真をめざす
フリー素材を使う際の注意点:利用規約を確認する!
すべての写真を自由に使えるわけではないので、注意が必要です。とくに下記のようなことが多いです。
- 再配布禁止
- 販売禁止(許諾が必要)
- 加工なしでの販売禁止
- 公序良俗に反した利用禁止
学習で利用する分には問題ないことが多いかとは思いますが、サイトごとに利用規約が異なりますので、しっかりと確認してみてください。
まとめ
いかがでしたか? デザインをする上で素材ってとっても重要だと思います。ぜひ今回の記事が素材探しの参考になったら嬉しいです!