こんにちは! 転職エージェント「LIGエージェント」でクリエイターのみなさまのキャリアデザイナーを担当している久保です。
UIデザイナーの求人数は増加傾向にあり、需要が拡大していることがわかります*。
*参考:求人ボックス UIデザイナーの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)
しかし、いざUIデザイナーへの転職を目指そうと思ったときに、
- 「何から始めたらいいのか分からない」
- 「どんな求人があるのか分からない」
- 「業界未経験だけどUIデザイナーになれるのかな……?」
とお悩みの方もいるのではないでしょうか?
今回は、UIデザイナーに転職する際におすすめのエージェントを9社紹介します。UIデザイナーになるために必要なことなども解説しますので、本記事を通して上記のようなお悩みを少しでも解消し、転職活動の第一歩を踏み出すきっかけになれれば幸いです!
- 年間1,000名が登録するクリエイター特化型プラットフォーム
- 制作会社運営のサービスだからこそ、現場の採用基準を熟知
- 20〜30代の若手・ミドル層クリエイター人材が豊富
目次
UIデザイナー転職におすすめの転職エージェント一覧
LIGエージェント
https://liginc.co.jp/lig-agent
LIGエージェントは、Web制作会社である弊社LIGが運営している求人媒体・エージェントです。LIGは世界的なデザインアワードを数多く受賞してきた制作会社で、デザイン実績も豊富。またオウンドメディアのLIGブログを通して、現役デザイナーからも厚い信頼と支持をいただいています。
- LIGブログとは
- LIGクリエイターによるクリエイターのためのメディア。最新のトレンドや技術をまとめたノウハウ系の記事や、デザイナーによる業界最前線のデザイントレンド紹介記事などを日々発信している。月間PV数は200万。
1番の強みは、現役デザイナーの目線を持ったメンターから書類、ポートフォリオのフィードバックを受けられる点です。闇雲に求人へ応募をするのではなく、キャリアカウンセリングを通して将来なりたい姿を想い描き、そこから逆算したキャリアプランを提案しています。
「業界の知識がある」レベルではなく、「業界のプロ」がアドバイスしてくれるのは私たちならではの強みです。
- LIGエージェントのおすすめポイント
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- Web制作会社なのでUI/UXといったデザイン業界の当たり前を教えてくれる
- 未経験からのデザイナーへのなり方だけでなく、経験者の更なるキャリアアップのことも相談できる
- Web制作会社だからこその繋がりから、求人サイト非公開の企業へ応募することができる
LIGエージェントで転職成功した方の声

LIGさんはWeb制作の開発状況や今のWeb制作の現場について、皆さんがよくご存じだと思うので、その辺の実態がわかっているという安心感がありました。
ポートフォリオ制作のアドバイスがとても役に立ちました。具体的には、他の方のポートフォリオを参考として共有していただいたんです。それを参考にして自身のポートフォリオを作れたのが本当に助かりました。
(WebデザイナーからUI/UXデザイナーに転職:小澤さん)
▼インタビュー全文はこちら 34歳でWebデザイナーからUI/UXデザイナーへ!年齢の壁を乗り越え、年収アップを実現
HIGH-FIVE
https://job.high-five.careers/
HIGH-FIVEは「量より質」を謳っているデザイン領域特化型のエージェントです。デザインのことを知っている転職エージェントとして、キャリアカウンセリングを重ねて本当に「あなたに合う」企業だけをピックアップしてくれるでしょう。
マスメディアン
出典:https://www.massmedian.net/
マスメディアンは広告業界を中心とした業界特化型エージェントです。マーケティング・クリエイティブ関連の専門誌を発行する「宣伝会議」のグループ会社として、宣伝会議の人脈や情報ネットワークを駆使して求人の紹介とサポートをしてくれます。
U業界の中でもとくにマーケティング・クリエイティブ職種に特化した転職エージェントといえるでしょう。
Geekly(ギークリー)
Geekly(ギークリー)はIT・Web・ゲーム業界に特化している業界特化型エージェントです。
「市場価値」にフォーカスしていて、クリエイターの市場価値に見合うハイクラス求人の紹介も可能なのが特徴のひとつ。デザイナー経験者の方も注目することが多いエージェントかと思います。
マイナビクリエイター
マイナビクリエイターは大手転職媒体の中でもIT・Web業界に特化している業界特化エージェントです。求人数だけでなく転職ノウハウなどのサイトコンテンツも充実しており、大手媒体としての強みや経験を生かした情報を発信しています。
転職成功者の声だけでなく、転職イベント・セミナーも実施しているため、アクションを起こしたい人や積極的に繋がりを作っていきたい人にはオススメです。
ワークポート
出典:https://www.workport.co.jp/
ワークポートは転職決定人数No.1*に輝いたこともある総合型エージェントです。
エリア・職種ともに全国規模の求人を取り扱っており、幅広い業界・職種で探したい場合も利用しやすいエージェントといえます。UIデザイナーはじめクリエイティブ職の求人も多く、進みたい業界や方向性がまだ定まっていない場合は、ワークポートの転職コンシェルジュを頼ってみるのもおすすめです。
*リクナビNEXT『GOOD AGENT RANKING ~2023年度下半期~』(2023年10月~2024年3月)にて、『転職決定人数部門 第1位』を受賞
リクルートエージェント
クリエイティブ業界特化型のエージェントではないですが、圧倒的求人数と知名度の総合型エージェント。
求人数が多いため「自らの意思で選択する」という気持ちが重要ですが、サイトも見やすく、気になる情報もまとめてあるのがありがたいです。総合型エージェントの中でもとくに求人数が多いため、迷ったときにはまず登録してみるのがおすすめです。
レバテックキャリア
レバテックキャリアは、IT・Web業界特化型の転職エージェントで、UIデザイナーやWebデザイナーといったクリエイティブ職の支援にも力を入れています。
技術職に精通したキャリアアドバイザーが多く、ポートフォリオの見せ方やスキルのアピール方法など、実務に即したアドバイスが受けられる点が大きな魅力です。高年収案件の割合が比較的高く、実績やスキルを活かしてキャリアアップを目指す方には特に向いています。
doda
dodaは、転職エージェントと転職サイトのどちらの機能も利用できる総合型の転職サービスです。
IT業界専門のキャリアアドバイザーが在籍しており、エージェントサービスを利用すればキャリア相談や書類添削、面接対策や内定後のサポートも可能です。また、dodaにはデザイナー・クリエイターの求人が多数あり、Web業界・ゲーム業界のUIデザイナーの求人を豊富に保有しています。
UIデザイナーの転職事情
ここからはUIデザイナーの仕事内容や平均年収、今後の市場動向について簡単にご紹介します。
UIデザイナーの職種と仕事内容
まずUIデザインについて軽くおさらいをしておきます。
UIとはユーザーインターフェースの略で、UIデザイナーとはユーザーとサイト・アプリの「境界目」や「接点」をデザインする仕事です。さらに言うと、見やすさや使いやすさを重視し「初めて利用するユーザーがトリセツなく使いこなせる」サイト・アプリを設計することです。
東京都の掲げる「デジタル10か条」の中にも「顧客視点でデザインすること」や「シンプルであること」「多様性への配慮」などUIデザインやユーザビリティの実現に必要な重要項目が設定されており、世の中的に求められる考え方・デザインスキルであると言えるでしょう。
出典:「政策って、デザインだ。」都庁職員みんなで実践する #デジタル10か条
UIデザイナーの平均年収
求人ボックスのデータによると、UIデザイナーの平均年収は約624万円となっています。
参考:求人ボックス UIデザイナーの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)
一般的にUIデザイナーは専門的・高度なデザイン職と位置付けられており、Web・グラフィックデザイナー職と比べて平均年収は高い傾向にあります。詳細はこちらのブログにもまとめてありますので、ぜひ読んでみてください!
UI/UXデザイナーの仕事とは?年収や必要なスキルを紹介します!
今後のUIデザイン業界の動向
UIデザインのようなユーザーに寄り添い、多様性に富んでいて、流行り廃りのないデザインを生み出すスキルは今の時代に非常にマッチしており、今後も求人は伸びていく職種であることは間違いないでしょう。逆に、デザインツールの使い方や基礎的なデザインスキルだけでなくUIデザインの考え方やスキルを提示できれば転職のチャンスが広がっていくと捉えることもできます。
UIデザイナーを目指す方の転職エージェントの選び方
UIデザイナーへの転職を目指して転職エージェントを利用する場合、選び方として以下3つのポイントをチェックしてみてください。
- ポートフォリオや書類添削を受けられるかどうかをチェックする
- クリエイター特化型エージェントを利用する
- ハイクラス求人に特化したエージェントを利用する
ポートフォリオや書類添削を受けられるかどうかをチェックする
業界未経験者の場合は、とにかく書類準備からポートフォリオの作成・添削、面接練習などサポート面が充実していることを重要視すると良いでしょう。理由は、求人に応募するためには応募書類、ポートフォリオが必須だからです。いくら求人があっても、良いポートフォリオがないと結果は上手くいかないことを覚えておきましょう。
クリエイター特化型エージェントを利用する
次に大事になってくるのは、応募したい求人があるかどうかです。一般的な接客販売職や事務職とは別に、クリエイティブ職種に特化したエージェントがあるため、UIデザイナーを目指す方はそちらをまず登録してみましょう。
また、1つではなく、複数登録することをオススメします。理由は、面談の精度や企業とのマッチングを上げていくために多くのキャリアカウンセラーや求人と触れることが重要だからです。経験者の方の場合も同様です。経験者の方でなりたい姿や進みたい方向性が固まっている場合は、特に業界特化型か、次に出てくるハイクラス求人に特化したエージェントの利用をオススメします。
ハイクラス求人に特化したエージェントを利用する
UIデザイナーはWebデザイナーよりも平均年収や求められるスキルが高い傾向にあります。求人の中にはポジションや給与において「ハイクラス求人」があり、そのハイクラス求人に特化しているエージェントもあるため、やりたい仕事内容や実現したい目標がある場合はハイクラス求人を扱うエージェントに登録して、1段階上のステージを目指すのも良いかもしれませんね。
- ハイクラス求人に特化したエージェント例
複数の転職エージェントを併用する
UIデザイナーの転職を成功させるには、複数の転職エージェントを併用するのがおすすめです。
複数のエージェントを併用することで、以下のメリットがあります。
- 複数のキャリアアドバイザーからアドバイスをもらえる
- 自分に合ったエージェントを見つけやすい
- より多くの選択肢から求人を選べる
- おすすめの組み合わせ例
- LIGエージェント(クリエイター特化) + レバテックキャリア(ハイクラス) + リクルートエージェント(求人数多数)
さまざまな転職エージェントを併用することで転職の選択肢が広がり、幅広いサポートも受けられるため、ぜひ2〜3社の転職エージェントを併用してみましょう。
未経験からUIデザイナーになる方法
Webデザイナーからの転職を目指す
UIデザイナーになるためには、Webデザイナーとして経験を積むことが必要です。前提として、Webデザイナーとして転職するために必要な点は3つあります。以下のスキルを磨くことで、キャリアチェンジの第一歩を実現させましょう。
- 基礎とデザインツールの使い方をマスターする
- デザインの考え方を理解し実践する
- ポートフォリオを充実させる
まず1つ目は「デザインの基本的なツールの使い方をマスターする」です。まったくの未経験で「IllustratorやPhotoshopなどツールも使えない……」という状態だと転職は難しいため、基礎を学ぶところから始めましょう。
2つ目は「デザインの考え方を理解し実践する」ことです。クライアントが求めるのはお洒落やカッコよさではありません。「ターゲットが誰で」「ターゲットにどう行動を起こさせるのか」というデザインの本質を理解し、設計することが求められます。
3つ目は「ポートフォリオ(作品集)を充実させる」ことです。理由は作品を見なければ評価ができない(分からない)からです。学習してきたこと、作品を通して、デザインの考え方や「なぜこうしたのか」という意思を言語化することで相手(採用担当)が「あなたを採用する」という行動を引き起こすようなポートフォリオにしていきましょう。
UI/UXデザイナーになるには?必要なスキル・転職成功事例を徹底解説!
Webデザインを学ぶ方法
まずは独学してみる
何事もまずやってみるチャレンジ精神はとても重要ですので、独学で学ぶのも手です。最近はCanvaなど無料のデザインツールを使って、デザインに触れてみることも簡単にできるようになりました。分からないことを調べて、実践してみましょう。
デザインは1回でマスターできるものではないので、さまざまなサイトや書籍などを参考にしつつ何度も修正して納得いくものを作れるようになると自信になります。現役のデザイナーも「参考探し」をよくするため、独学を進めることで自分で調べる癖が付いたり、手を動かすスピードが上がってくる実感が持てると思います。
関連記事:グラフィックデザインの独学方法と必要な知識を解説!
スクールで効率よくプロから学ぶ
独学をしてみて難しいと感じたら、デザインスクールに通うのもおすすめです。スクールの中で周りの受講生と一緒に多くの刺激を受け、デザインの引き出しを増やすことでインプット量を効率的に増やすことができます。
また、デザインの上達やポートフォリオを充実させるためには、アウトプットを繰り返すことが最も重要です。スクールの中にはプロからのフィードバックを無制限に受けられるスクールもあるので、そうしたスクールで一定期間学習することで、上記に挙げた転職するために必要なポイントは抑えることができるでしょう。
大事なのは「これをやれば本当に転職できるのか?」というイメージが湧くかどうかです。
- Webデザインスクールを検討中の方へ
- 未経験からWebデザイナーへの転職・就職を目的とする方は弊社が運営するデジタルハリウッドSTUDIO by LIG(通称:デジLIG)はいかがでしょうか?
プロの現役クリエイターの指導を受けながら「現場で使えるスキル」を効率的に身につけられ、充実した就職支援が在学中から卒業後まで継続して受けられます。個別説明会も毎日開催中なので、お気軽にご予約ください。
関連記事:未経験からWebデザイナーって本当になれるの?Web制作会社がリアルな目線で徹底解説します
UIデザイナー転職でよくある質問
UIデザイナーの転職に関して、よくある質問にお答えします。
UIデザイナーに向いている人は?
UIデザイナーに向いている人の特徴は、以下のとおりです。
・ユーザー目線で考えられる人
UIデザイナーは、常にユーザーの使いやすさを第一に考える必要があります。ユーザーの立場に立って、どうすれば使いやすいデザインになるかを考えられる人が向いています。
・論理的思考ができる人
デザインには感覚的な部分もありますが、UIデザインではユーザビリティを論理的に改善していく必要があります。データを分析し、課題を見つけ、解決策を考えられる人が向いています。
・コミュニケーション能力がある人
UIデザイナーは、エンジニアやディレクター、クライアントなど、さまざまな人と関わります。自分のデザインの意図を説明したり、相手の要望を正確に理解したりするコミュニケーション能力が重要です。
・改善意欲が強い人
UIデザインは一度作って終わりではなく、ユーザーのフィードバックやデータをもとに継続的に改善していく必要があります。常により良いデザインを追求できる人が向いています。
複数のエージェントに登録しても大丈夫?
複数の転職エージェントに登録することは、まったく問題ありません。むしろ、転職を成功させるためには、2〜3社のエージェントを併用することをおすすめします。
- 複数登録のメリット
-
- 各社が独自に保有している非公開求人にアクセスできる
- 複数のキャリアアドバイザーからアドバイスをもらえる
- 自分に合ったエージェントを見つけやすい
注意点:
同じ求人に複数のエージェント経由で応募することは避けましょう。企業側に混乱を招き、選考に悪影響を及ぼす可能性があります。応募前に、どのエージェント経由で応募するかを決めておくことが大切です。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。本記事がUIデザイナーを目指す皆様の背中を押すきっかけの一つになってきれば嬉しいです。
UIデザイナーは今後もさらに注目される職業になっていくことは間違いありません。「自分に合っているのか分からない」「本当になれるのか自信がない」「デザインに興味がある」という方は、ぜひ弊社が運営する転職エージェントサービス「LIGエージェント」に一度ご相談ください。
個別キャリアカウンセリングを通して、自分が見えていなかった自分が見えたり、3年後、5年後のキャリアビジョンがクリアになったり、デザイナーになるイメージが明確になるはずです。
「LIGエージェント」では無料でご相談を承っております。ぜひ下記リンクからお気軽に会員登録をお願いいたします!




