コンサルだけじゃない。「信頼」を武器に、営業、組織づくりまでワンストップで経験できる環境へ

コンサルだけじゃない。「信頼」を武器に、営業、組織づくりまでワンストップで経験できる環境へ

向井英貴

向井英貴

こんにちは、HRBP室マネージャーの向井です!

本連載「Stories of LIG members」では、LIGで活躍するメンバーのこれまでと現在・これからの話や、それぞれが胸に抱いている想いをご紹介しています。

今回はLIGのStrategy & Consulting部でコンサルタントとして働く若きエース・山根 穂高さんのインタビューをお届けします。LIGでのコンサルタントとしてのやりがい、魅力を語っていただきました。

ico Strategy & Consulting部 コンサルタント 山根 穂高日系コンサルティング会社を経て、2021年8月LIGへ入社。金融/メディア/通信業を中心に企業間アライアンス推進、新規サービス企画、マーケティング戦略立案、販売管理システム導入等のプロジェクトに従事。

刺激を求めてLIGへ。コンサルティング会社ではないからこそできたこと

――まずはこれまでについてお伺いします。経歴を簡単に教えてください。

新卒で食品メーカーに入社しコーポレート・バックオフィス全般を経験したあと、日系のコンサルティング企業に転職しました。そこでは事業企画、調査企画、システム開発、保守など幅広く案件に携わりました。そこで3年ほど勤め、現在に至ります。

コンサルティングは、正解がない仕事だと思っています。お客様の正解がない課題に向き合い、自分が提供できる価値も大きいと感じ、興味を持ちました。

――コンサルタントになってから、印象的だったお仕事はありましたか?

入社2年目のときに担当したポータルサイトのプロジェクトが印象に残っています。企画立案から携わり、新規のWebアプリ開発や広告商材の企画まで、幅広く経験させていただきました。最終的には指名をいただき、お客様と信頼関係を築けた点が大きいですね。偶然にも、今LIGでアサインされているプロジェクトと近しい内容ということもあり、そういった意味でも自分の礎ともいえるプロジェクトです。

――では、そこからLIGに転職されたきっかけを教えていただけますか?

単刀直入に言うと、3年ほど経験し、少し刺激が足りないと思うようになりました。大きいコンサルティング会社だと、役員クラスの偉い人が仕事を持ってきて、そこから下に仕事が降りてくるというような階層構造になっているんですよね。自身の営業力の強化や、部下をマネジメントして組織づくりに携わる経験を積むには、かなりの時間を要してしまうな……と考えるようになりました。

そんな思いがあったので、転職をする際は成長フェーズにある会社で、自分自身で顧客の開拓や組織づくりが経験できる環境を求めるようになりました。LIGは、Web開発や一般消費者向け、通信業界向けのマーケティングに強そうという印象があり、自分のこれまでの経歴も活かせるのではと思いました。コンサルティング会社だとコンサルタントしかいないので、デザイナーやエンジニアを含めさまざまなポジションのメンバーがいるLIGに魅力を感じ、ご縁があり入社したという感じです。

――コンサルタント純度が高い組織ではないからこそ、面白みを感じていたんですね。LIGに入社されてからはどのようなお仕事をされているのでしょうか。

直近は住信SBIネット銀行様と、Webアプリのサービス企画と開発支援のプロジェクトを担当しています。あとは新規のお客様との顔合わせや案件獲得に向けた提案づくりなどの営業活動に関わることもあります。最近はそこまで多くないですが、採用活動に関わることもありますね。なので、入社当初挑戦してみたかったことを今の時点でもかなり経験できているなと思います。

▼山根さんが担当した、住信SBIネット銀行様との取り組みについてはこちらをご覧ください。

お客様目線を徹底し、信頼感を武器にチームをつくる

――お仕事をする上で心がけていることや、山根さんご自身の強みを教えてください。

お客様の課題を解決するため、謙虚にコミュニケーションを取り、常に実現させることを考えています。コンサルタントと聞くとアドバイスをして、綺麗な資料を作って、というイメージをもたれることが多いのですが、僕自身はそれ自体に価値があるとはあまり思っていません。具体的に何をすればいいのか、実行する上で障壁をどう潰していくのかが大事だと思っています。なので、仕事をするときは外部のアドバイザーとしてではなく、お客様のチームの一員として、頼られる存在と感じてもらえるように心がけています。

強みでいうと、お客様との関係構築は得意かなと思います。プロジェクトに入って1ヶ月ほどでお客様にチームメンバーとして認めてもらえるような関係性は築けているのかなと。

――なるほど。お客様との関係構築で心がけていることはありますか?

お客様目線で会話をすることを常に心がけています。コンサルタントはどうしても、一般論的なアドバイスをしたくなりがちなのですが、お客様は業界のプロですし、ITに詳しい方も多いです。お客様の前提知識を踏まえて、その知識レベルを少し超えて、かつ相手の事情をわかった上で会話をすることは非常に重要なんじゃないかなと思っています。

――ありがとうございます。お仕事全体のやりがいはどのような部分にありますか?

周囲の期待を超えられたときだと思います。信頼していただいて、プレッシャーを感じることもあるのですが、そのプレッシャーを1つ超えられたときは大きなモチベーションになりますね。お客様から指名いただいたときや、契約延長が決まったときはとても嬉しかったですし、やりがいを実感しました。

――お客様から信頼してもらっていると実感したエピソードがあれば教えてください。

お客様が指名で自分のアサインを継続希望してくださったことですかね。「他のメンバーではなく山根さんで」と言っていただけたことは純粋に嬉しかったです。あとは、コンサルタントとしてアサインされているお客様先でWebサイト制作やシステム開発などのプロジェクトが発生した際、「常駐で入っているLIGを第一候補に」と言っていただいたこともありました。距離感が近づいたことにより、一歩信頼につながったエピソードなのかなと思います。

個人の思いを組織にも還元し、成長サイクルを回す

――指名というのはまさに信頼のエピソードですね。では、LIGについても教えてください。コンサルタントのメンバーはどのような方が多いのでしょうか?

いい意味で尖っていて、バラエティ豊かですね。多言語を話せるグローバルな人もいれば、愚直で熱心な人もいれば、UXデザインが好きで得意なメンバーもいれば、本当にさまざまです。ただ、全員に共通して言えることは好奇心旺盛で、視野が広い点だと思います。「今までやったことないのでできません」というようなタイプがいないのは特徴ではないでしょうか。

――一方で、チームの課題もあれば教えていただけますか。

案件を通じて成長することが個人任せになってしまい、属人化してしまっている点は課題に感じています。大手のコンサルティング会社だと幅広い領域のエキスパートがいて、その下に中堅メンバーがいるような階層構造がありますが、LIGはまだまだ若いメンバーも多いので、各々が成長のサイクルに乗っていくことが重要だと思っています。

僕自身はそういった環境を苦痛に感じることはないのですが、これからどんどん人が増えていくと、人によっては辛く感じてしまうこともあるのではと思うので、うまく仕組み化できると良いなと考えています。

――では、LIG全体の魅力的な点も教えてください。

個人のチャレンジを尊重する点は組織としての大きな魅力だと思います。「個人の意思があって、組織のプラスになるのであれば、やってみればいいじゃん」、という文化があるなと。僕自身も、やりたいと言ったことに挑戦させてもらえています。

あとは、クライアントワークだけをやり続けるのではなく、内部の組織づくりにまつわる活動にも参加できる点も魅力に感じています。コンサルティング会社だと、ひとつのプロジェクトに入り客先常駐という仕組みが多いので……。クライアントワーク以外から学ぶことも多いと感じています。

――山根さん自身が個人のチャレンジとして挑戦させてもらえたことはありますか?

今僕自身も入っている、コンサルタントとデザイナーの2名体制でのプロジェクトアサインは、今後やって行った方がいいと感じていて、「今後LIGのコンサルティングサービスの目玉として見せていけないか」という提案を部内に向けて行いました。今入っているプロジェクトは、その提案が通り、最初のケースとして走っています。デザイン×コンサルティングという言葉を謳っている会社でもあり、個人的にも気に入っているセールスポイントなので、今後広げていきたいなと思っています。

デザイン×コンサルティングを体現し、会社を引っ張っていく存在へ

――山根さんご自身は、LIGのコンサルティングチームをどうお客様に価値提供していくチームにしていきたいと思っていますか?

お客様の立場に立てるかどうかは大事なポイントだと思います。お客様のチームに入っていき、チームの専門性の高いコンサルタントメンバーとして、お客様と同等の当事者意識を持ち、LIGの他のメンバーや部署にしっかりとバトンを繋いであげることがLIGのコンサルタントのミッションですね。

コンサルティングとデザインやエンジニアリングはそれぞれ独立したパートの組み合わせではなく、デザインやシステム開発をする前の戦略や方針をしっかりとコンサルタントが考え、他のメンバーに繋いでいくというのが、LIGのコンサルタントが担うべき重要なパートだと考えています。

――では、これからについてお伺いします。今後、コンサルタントとして、どのようになっていきたいですか? やってみたいことや実現したいことを教えてください。

自分が担当しているお客様に対して、LIGの持っているサービスを全体的に提供できるようなケースを作ってみたいと思っています。僕がコンサルティング担当としてアサインされて、そこにデザイナーが入り、派生したプロジェクトとしてWebサイト制作が走り、さらにそこからシステム開発、マーケティング支援……というような形で、自社のサービスを全体的にお客様に提供してみたいです。

会社のネームバリューから仕事を依頼されるのではなく、個人や少ないメンバーからお客様のチームメンバーとして入り、課題を解決していくという形はとてもいい価値の出し方だと思っていますし、今後もそんなことができるといいなと思っています。

――最後に、LIGへの応募を考えている方に向けて一言メッセージをお願いできますでしょうか。

今のLIGは大きな変化の中にあって、自分のやりたいことに挑戦しながら会社を変えていけるチャンスがあると思います。そういった部分に興味を持ってもらえる方にはぜひ来ていただきたいなと思います。デザインに興味のあるコンサルタントの方は親和性があるのではと思います!

――ありがとうございました!

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2012年名古屋大学大学院修了後、株式会社日立製作所に入社し、システムエンジニアとして、金融機関向けのシステム開発案件に携わる。 その後、複数の人材紹介会社へキャリアアドバイザーとして参画。 2020年にエンジニア採用支援の会社を起業し、代表取締役社長として採用コンサルティングを経験。 2022年に株式会社LIGへHRBPマネージャーとして入社し、新卒/中途採用全体の統括並びに全社のEmployee Experience向上のための施策立案・実行に携わる。

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