初心者Webディレクター向け!デジLIG出身の私が思う入社前に学んでおいて良かったこと

初心者Webディレクター向け!デジLIG出身の私が思う入社前に学んでおいて良かったこと

リリィ

リリィ

こんにちは、Webディレクターのリリィです。
実は私はデジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)出身でLIGにジョインしたのですが、思い返せばこの1年、実務においてあの時学んでおいてよかったなあ!と思うことがいくつかあるので振り返りも兼ねてまとめてみました!(今さら)

独学で勉強中の方も、未経験での転職を考えている方も参考にしてみてください。

ちなみにlIG入社前の私の前提情報はこんな感じです。

ico 人物紹介:リリィ新卒から5年間クレジットカード会社、グループのネット銀行で営業やカウンターセールスに従事。商材は投資信託や住宅ローンがメインで、この時点でのWebに関する知識はゼロに等しい。

そこからなぜWebディレクター?? という部分については、こちらの記事をご覧ください。

さて、私が受講したのはWebデザイナー専攻コースでして、カリキュラム的にはWebデザイナー養成用のものでした。

しかしこの中でWebディレクターの業務にも通じる、これやっといたお陰で助かった……!というものを下にピックアップしてみようと思います。

コンセプト設計

ざっくりではありますが、ワイヤーフレーム作成の前段階の工程、と言った方が近いかもしれません。

私の場合は、卒業制作課題としてWebサイトを0から自分で作るにあたり、自分の頭で考えながら実践したことが該当します。

いざ、クライアント案件にアサインされてみると、実際デザイナーさんが手を動かし始める前に決めておくことがめちゃくちゃたくさんあります(というか、決まってないと作れないです)。

お客様側である程度決まっているのか、はたまた一緒にワークショップなどを行ってこれからすり合わせていくのか……。サイトの種類や規模によって一概には言えないですが、いずれにしろ「何のためのWebサイトなのか」という存在意義から始まる上流工程は超重要。

一番重要なのに、なんだかフワッとしてて掴みづらい。経験値があれば経験則だけでで乗り越えてしまうこともなんだかできそう。なかなか思い通りに行かなくても、わからないままフワフワ進んでしまうのと、理屈はわかっていて「あ、こうやるのね!」と思えることは大違い!

流れとしてなんとなくでもいいので、こんなことを考えるんだなあ、と知っておくだけでも、いざ自分でやることになった時に戸惑わなくて済むのではないでしょうか。

マークアップの知識

これはHTML&CSSの基礎知識レベルですがまったくわからないとちょっと(いや、かなり)、辛かっただろうなと思います。

とくに、私の場合はフロントエンドのコーディングチェックの場面などが入社当初から多かったので、一時期は1日中Chromeの検証ツールとにらめっこしていました。

修正が発生したときのエンジニアさんへの指示などは、マークアップの知識があった方が段違いにスムーズです。

また、お客様から何らかの依頼があった際にも多少の知識があれば、ディレクター側で予想ができる範囲が明らかに増えます。

例)

お客様:この画像とこのテキストを更新お願いします!

ディレクター:これは文字ではなく、テキストの画像を表示しているので、元の画像も作る必要があります、テキスト修正だけでは対応できない部分なので少しお時間いただきます

ちょっと極端な例ですが、エンジニアさんへ丸投げせずに、こんな風にディレクター側から当面の対応方針をお伝えできます。

LIGでは比較的職種ごとの分業がなされているので、開発に関する質問は基本的にエンジニアさんに確認します。しかし、明らかにディレクター判断できることは1次対応時にある程度捌きたいところ(もちろん、エンジニアさんやデザイナーさんへ確認はします)。

ちなみに私はどの程度の知識なのかといえば、単純なレイアウトのデザインカンプならなんとか頑張って再現できるくらい、です(ざっくり)。

そのため、ディレクターがコーディングする機会は基本的にないですが、知識として知っておくに越したことはない、と思います。

ドメイン、サーバーの最低限の知識

私自身、いまだに必要があれば毎度調べながら進めています。こちらも知識0と1では大違いでしょう。とはいえ、勉強といっても何から手をつければいいのか、馴染みがなさすぎてサッパリ……という方がいるのも、とてもわかります。

でも安心してください。とりあえず、私が入社した頃に把握していたのはWebサイトは、「サーバー」に「ドメイン」を紐付けて、表示したい「ファイル」をアップロードするのだ!

レベルでした。なんかとてもハードル下がりませんか?? これでも知識0よりはまだマシだったと自負しています。

ただ正直、知識が0ベースになってしまうと、どんなに丁寧な解説サイトなどを読んでもイメージがつかず、頭に入らないと思います。

その意味で、勉強というより体験として、自分で一度サーバーへファイルをアップロードして公開する流れをやってみることをおすすめします。

私は、デジLIGの卒業制作のサイトを自分でリリースした経験に救われました。
百聞は一見にしかず、とりあえず自分の手を動かしてやってみることは大事ですね!!!

ちなみに、このサーバー系の話、わかりやすすぎて一見より百聞なのでは……? と思いそうになるイナッチ先生の記事もぜひご参考に!

まとめ

正直、WebディレクターもWebデザイナーも会社や働き方によって守備範囲が違いすぎるのでこれは私の個人的な経験談ではありますが、真似できそうなところがあればどんどんパクってくださいませ〜!

もちろん、これだけを押さえておけばOK! というわけではなく、前提を把握したうえで、自分でどんどんアップデートしていくことが重要です。そのほか、むむさんのこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

みなさん、一緒に頑張りましょう!

LIGはWebサイト制作を支援しています。ご興味のある方は事業ぺージをぜひご覧ください。

Webサイト制作の実績・料金を見る

この記事のシェア数

熱しやすく好奇心が止まらないので自分の知らない世界をどんどん知りたくてたまりません。よろしくお願いします。

このメンバーの記事をもっと読む