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2020.02.06
#1
花咲く地方創生

それ、LIGが力になれるかもしれません!これまでお手伝いした地方創生の事例をご紹介します

花ちゃん

こんにちは、デザイナーの花ちゃんです!

LIGの事業のひとつに「地方創生」があることをご存じですか?

LIGでは、Webサイトの構築やコンテンツ制作、ゲストハウスやシェアオフィス事業と連携し、地域の認知度を高めたり、移住促進などの課題解決を支援しています。

ですが、まだまだ認知度が低く、そういったご依頼も数が多いわけではありません。私はLIGに入社後、ずっとこんな思いを持っていました。

「地域の課題を少しでも解決したい! 地域に眠っている価値を見つけてカタチにしたい! そして、LIGが力になれることを知ってほしい!」

そのために何ができるか……まずは自分が行動するしかないと思い、地方創生をテーマにした連載を始めることにしました。

「地方創生」について考えるようになったきっかけ

私が「地方創生」について考えるようになったのは大学生のとき。秋田県にある限界集落を訪れ、住民が抱えている課題を解決する、という授業を受けたのが最初でした。

限界集落とは
65歳以上の高齢者が集落人口の半数を超え、冠婚葬祭や田んぼ・生活道路の管理など、社会的な共同生活の維持が困難な状況にある集落のこと。

私が担当したのは「おばあちゃんが育てている野菜を直売所でもっと売りたい、孫にあげるお小遣いを増やしたい」というもの。

当時はゆるキャラブームだったこともあり、「まずは直売所のキャラクターを作って、認知度を高めましょう!」とご提案しました。今思うと、流行りに乗っかっただけのぜんぜんよくない提案だっだと思います。案の定、目立った効果はありませんでした。

その後も別の地域から大学に仕事の依頼がありましたが、予算や納期の関係で「作って終わり」というものが続いてしまいました。仕事を依頼してくださる方々の「地元の魅力を発信したい! 作っている商品や技術をみんなに知ってもらいたい!」という熱い思いに全力で応えることができず、もどかしい思いをしたのを覚えています。

結局何もできないまま卒業を迎えて新卒でゲーム制作会社に入社し、グラフィックデザイナーとして3年半働きました。そして転職のタイミングで、あらためて自分が本当にやりたいことは何かと考えたときに、まっさきに浮かんだのが「地方創生」でした。

地方創生に関わっている制作会社に絞って面接を受け、そして縁がありLIGに入社することになりました。まだまだこれからではありますが、やりたかったことに少しずつ近づいている気がします。

地方創生ってどうやるの? クリエイティブ編

全国には、クリエイティブな面からのアプローチや斬新なアイデアで課題解決に取り組んでいる地域がたくさんあります。

ここではほんの一部ですが、「地方創生ってなに? 具体的にどういうことをするの?」という方に向けて、クリエイティブな分野における地方創生の具体例をご紹介したいと思います。

Web制作

自治体に興味を持ってくれた人により多くの情報を届けるために、地方自治体のWebサイトのリニューアルや観光サイトを作ったりします。

Webサイトは、市政情報だけではなく、観光スポットやイベント情報など、さまざまな角度から魅力を発信することができ、いまやどの分野においても欠かせないものになっています。

どんなものでも良いというわけではなく、サイトの目的やターゲットのニーズに合った質の高いコンテンツを用意することで、サイトへの訪問者が増え、認知拡大にも繋がります。

事例:地方PRサイト
島根県美郷町魅力再発見プロジェクト「みさとと。」
制作:株式会社SHIFTBRAIN
惹き込まれるような感覚とデザイン性の高さを感じました。それでいて、町の魅力を発信するメディアとしての役割もしっかりと果たしています。Webならではのスクロールに合わせたアニメーションは、見ていて気持ちが良いです。

紙媒体の広告制作

地域のイベントの告知や宣伝をしたい、お店の集客を増やしたい、そんなときは紙媒体の広告を活用することもあります。比較的リーズナブルに作ることができるので、小規模のイベントや個人経営のお店でも活用することができます。

チラシ

Webと比べると即時性は低いものの、発行後に修正しづらいという紙媒体の特徴により多くの人のチェックが入るため、誤った情報は少なく信頼性が高いです。

チラシは新聞の折込広告やポスティング、街中で配布されることが多いので、まずはチラシを受け取った人に興味を持ってもらうこと、そして捨てられないチラシ作りを意識して作成します。

フライヤー

チラシと比べると特殊な印刷や加工ができるので、デザイン性が高く個性が出しやすいです。紙の質感やサイズ、厚みをコンセプトに合わせて選ぶことができるのも、紙媒体の広告ならではといえます。

思わず手に取ってしまうようなデザインは、店舗やイベント自体のブランディングにも繋がります。現物が手元にあれば、繰り返し見ることができるので、人の記憶に残りやすいという特徴もあります。

ポスター

ポスターは駅の構内や広場、スーパーなどに掲示されるので、ポスターの前を行き交う人々の興味を一瞬で引くようなインパクトが大切です。斬新なメインビジュアルや心を掴むキャッチコピーにより、多くの人々に向けて、視覚的に情報をわかりやすく伝えることができます。

事例:イベントPRポスター
みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ
制作:株式会社アカオニ
山の中にいる原始的な少女が成長していく過程を表現したメインビジュアルは、2014年に開催された第一回から2018年の第三回までが「山」三部作とされています。コンセプトが一貫している先を見据えたクリエイティブにイベントを続けていくという強い意思を感じます。

名産品のプロダクトデザイン

せっかくの名産品が埋もれてしまってはもったいないですよね。

競合する商品と差別化をするためには、商品のコンセプトを表すロゴやターゲットを意識したパッケージであることが重要です。

パッと目を引くようなデザインは、商品を手に取ってもらえる機会を増やします。商品の価値に共感してくれるファンを増やすことができれば、長期的な販売も可能になります。

事例:名産品ブランディング
今治タオル再生プロジェクト
制作:佐藤可士和 / SAMURAI
結婚式の引出物や内祝にも選ばれる、一度は耳にしたことがあるタオルブランド。独自の品質基準を満たしたものだけが今治タオルのブランドマークをつけることができるそうです。軸をぶらさない徹底したブランディングと戦略は、地方創生を考える上で大切にしなくてはいけない考え方です。

イベントプロデュース

メディアで話題になるようなイベントを開催することで、県外から多くの人々を誘致することができます。認知向上だけでなく経済効果も見込めます。定期開催すればファンもつき、町を象徴する風物詩になることも。

イベントをきっかけに、その土地に惹かれて移り住む人もいたり……。歴史や文化を肌で感じさせることができるのも、大きな魅力のひとつです。

事例:イベントプロディース
瀬戸内国際芸術祭
主催:瀬戸内国際芸術祭実行委員会
「アートの島」というイメージを確立し、回を重ねるごとに来場者数が増え、2019年は110万人を超えました。私も実際に行きましたが、島民、ボランティアスタッフや来場者同士の交流が印象的で、「また行きたい……!」と思える芸術祭でした。

LIGの地方での取り組みを紹介します!

長野、大分、長崎、広島など、LIGは全国にいくつか拠点がありますが、とくに長野県信濃町は社長のゴウさん、CTOのづやさんの故郷ということもあり、地方創生のお手伝いを積極的に行なっています。

私も入社時は長野チームに配属されていたということもあり、長野県信濃町での取り組みのお手伝いをしていました。

ここでは、私がこれまで関わった信濃町の地方創生案件のご紹介をします!

LIG SHIP NAGANO

長野県信濃町にあるLIG野尻湖オフィスが主催している、地元クリエイター向けイベントです。3ヶ月に一度くらいのペースで開催されています。

LIG SHIP NAGANOでは、地域で仕事をすることの悩みや解決策を話し合ったり、Web制作のナレッジの共有・ディスカッションを通して、スキルアップや新たな知見を得ることを目指しています。

 

私は各会の企画とテーマ決め、運営を長野メンバーと一緒に行いました。

ゲストスピーカーの方をお招きし、さまざまな分野・領域のお話を伺うことができました。このイベントを通して、クリエイター同士の横のつながりを増やせたのではないかなと思います。

信濃町ライター養成講座

こちらも野尻湖オフィスで開催しているイベントです。LIGブログの運営ノウハウを活かした、ライティング講座を行なっています。

全7回の連続講座で、ライティングに必要な基本的なスキルを身につけてもらいます。最終的には、信濃町が運営する「ありえない、いなかまち。」というメディアサイトで活躍できるライターを養成することを目的としています。

「ありえない、いなかまち。」とは
LIGがコンテンツ制作を担当している、長野県の北端に位置する信濃町への移住を支援するためのサイト。求人情報や住まいの情報、助成金の説明のほか、信濃町で暮らすヒトやコトの「ありえない」面白さを発信している。

その地に住んでいる人たち自身が書く力を身につけて、信濃町のいいところを全国に発信していけるような、良い流れができたらいいなと思います。

私はその講座を告知をする記事のアイキャッチを制作をしました。コピーライティング・写真撮影・制作までを一貫して行い、おかげさまで定員を超える応募をいただくことができました。

 

また、実際に第二回目の講座にも登壇し、「写真の撮り方とアイキャッチの考え方」についてお話しをしました。

The Sauna

LIGが運営するゲストハウス、LAMP野尻湖の一角にある「The Sauna」は支配人兼サウナビルダーの野田クラクションべべーさんが一から造った、本格フィンランド式サウナです。

信濃町の特色に合わせたアクティビティで旅行客を迎え、地元の人たちと共に盛り上がることができるコミュニティづくりに取り組んでいます。

私は「The Sauna」のロゴ制作を担当しました。
 

ロゴタイプはやわらかい温かさや水の流れを感じるような、丸みのあるフォルムにしています。「h」の文字には三角屋根に煙突があるフィンランドのサウナ小屋のイメージを取り入れ、日本に数少ない薪焚きのサウナであることを表しています。

The Saunaの由来
ちなみにSaunaという言葉は、日本語でも英語でもなく、フィンランドの言葉だそう。日本式の「サウナ」ではなく、自然と一体化するようなフィンランドの「Sauna」をイメージし、「The」には「これぞ」「これこそが」という意味が込められています。

 

ロゴマークは、野尻湖のキラキラとした水面やそこから見える山々と青い空、そんな大自然を表現しています。

サウナから出れば、夏は目の前に広がる野尻湖にダイブ、冬になれば雪でクールダウン……空気も澄んでいるので外気浴も最高です!!

 

信濃町にはそんな魅力的な場所があるということを知ってもらうために、ステッカーも制作しました。

「The Sauna」のグッズはLAMP野尻湖店長のさきさんが作っていて、Tシャツやパーカーなども販売しています! 今後もいろいろと増えていくみたいです。楽しみですね!

気になった方はこちらをチェック

シナノフェス

2016年から毎年野尻湖畔で開催されているシナノフェスは、「自然に恵まれた信濃町をさらに楽しくしよう!」と町の有志の方が集まったのがはじまりです。

飲食屋台やライブ、ヨガをはじめ、ちびっこから、おじいちゃん、おばあちゃんまで気軽に楽しめるイベントになっています。

私はイベントのランディングページのデザインを担当しました。

 

当日は、運営のお手伝いをしながらイベントを満喫しました!!

ゲストハウスLAMP野尻湖も出店し、看板ドリンクメニューである「本気のレモンスカッシュ」や「本気のレモンサワー」を販売していました。東京からもメンバーがかけつけ、会場を盛り上げてくれました!

私がこれから取り組んで行きたいこと

大学での経験や信濃町での取り組みを経て、思った以上に地方の課題は難しく、そんなに簡単に解決できるものではないということがわかりました。もっと深く深くその地域や住んでいる人たちと関わり、根本にある課題を一緒に見つけ出すこと、そして、その解決策は地域の人たちの手で「継続・運営」ができるものでなくてはならないということを学びました。

まだまだ未熟ではありますが、これからも地域のみなさんが抱える課題がどうやったら解決に近づくのかを一緒に考えていきたいです! デザインをとおして、地域に根付いた活動や外部の視点で見つけた地域の魅力や価値の発信を行っていきたいです! そして、それを横に広げていけたらいいなと思っています。

Webページ制作やブランドロゴ制作、地方イベントのプロデュースなどのご依頼があれば、お気軽にご相談ください!

地方創生のご相談はこちらから!

 
まだまだスタートしたばかりの連載ですが、続けることが大事だと思っています。

次回は、私がすごく心を惹かれた地方創生の事例をご紹介します。制作者のSHIFTBRAIN(シフトブレイン)さんに直接インタビューしてきましたので、お楽しみに!

それでは、花ちゃんでした!

NEXT▶ Twitterで話題の地方PRサイト「みさとと。」を制作したSHIFTBRAINさんに話を聞いてきた!