セブではたらく(インターン)
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2018.12.19
5枚目
LIG美術館

壁画の作画手順をご紹介!セレクトショップを彩る「鹿カラフル盆栽」《PORT 壁画》絵画解説vol.5

田中ラオウ

うぬらこんにちは! 画家の田中ラオウ(@raoutanaka)です。

LIGのアート事業部で制作した過去の作品を振り返りながら、制作のプロセスやコンセプトなどを紹介するシリーズの第5回目です。

 

LIG美術館シリーズ過去作品はこちら(クリックで開きます)

 

今回はLIG新社屋の受付にある、セレクトショップ「PORT」に描いた壁画を紹介します。

今日の一枚

こちらは社屋1Fの玄関にあたるスペースで展開されている、セレクトショップPORTの壁面に描いた壁画です。大きさは約4×3mです。

PORTって?
LIGの社員による手作りの作品や、地方から集めたオススメの特産品を集めたセレクトショップのこと。一般に開放していますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください!

絵のコンセプト

PORTのコンセプトが「各地のカルチャーが集まる港」ということでしたが、ビジュアル面でマリーンの要素を強く打ち出したいわけではない、とのことでしたので、「カルチャーが集まる」というキーワードにフォーカスして図案を考えました。

下書き

イメージは「鹿カラフル盆栽」です。

盆栽という日本のトラディショナルなモチーフをいろいろな色で描くことで、「PORTは日本国内の古いものから新しいものまで、さまざまな良い品を取り扱っている」という意味を込めました。

また、この壁画は建物の入り口となる部分に描かれるものなので、ハッピーな色使いで明るくお客様を迎え入れられるよう色みを調整しました。

最初の下書きを提出したあと、PORT担当のあきとさんと何度も打ち合わせして……

最終的にはこちらの案に決まりました。

作画手順

1.プロジェクターで下書きを投影

下書きイメージをプロジェクターで壁に投影させ、最終的なレイアウトを決めていきます。

今回は下書きのままのレイアウトで壁に描くと、鹿の顔の位置が膝丈ほどになってしまい目線が行きづらいと感じたので、顔の高さを見やすい位置まで上げて、体を描き足すことにしました。

2.色をレイヤーごとに塗っていく

今回の絵に使われている色は、大きく「明」と「暗」の2つのレイヤーに分かれています。

  • 明〈黄色、ピンク〉
  • 暗〈オレンジ、茶色〉

ものの立体感は色相よりも明度によって描き出されるため、明度の濃淡さえ間違えなければ、たくさんの色を使っても立体感が損なわれません。

今回は「暗」の色から塗っていきます。下地に色を入れないタイプの絵なので、先に濃い色を描くことで輪郭をはっきり浮き立たせて、色を入れるポイントを明確にする狙いです。

次に「明」のレイヤーを塗っていきます。

黄色とピンクが入り、鮮やかになりました。

3.葉を描いて仕上げ

ブラシや絵の具を染み込ませたスポンジを叩くようにして、ランダムに葉を描いたら完成です。

LIGにお越しの際は壁画にもぜひご注目くださいね。

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