
壁画制作やライブペイントも!株式会社LIGは「アート事業」を始めることになりました。
うぬらこんにちは! 画家の田中ラオウ(@raoutanaka)です。
先日、株式会社LIGに新たな事業アート事業部が誕生しました。 壁画制作やライブペイントも!株式会社LIGは「アート事業」を始めることになりました。 画家として新たに生まれ変わる。手塚治虫先生の「火の鳥」をイメージして描きました。《Fire bird》絵画解説vol.1 「寒さ」を絵で描くにはどうしたらよいか。雪の粒を丸く描いた愚かな僕をお許しください。《厳冬》絵画解説vol.2
今回の記事はいままでの自分の作品を振り返りながら、制作のプロセスやそこに込めた思いなどを紹介していくシリーズの第三回目です。
僕は作品の解釈は人それぞれ、受け手の感じた通りで良いと考えておりますので、作者が作品を語ることにはどちらかというと否定的なのですが、自分はまだ画家として駆け出しの身なので、作品のバックグラウンドを開示していくことも、自分という画家を世の中に知っていただくために必要な活動だと考えています。
《Freedom》Mixed media M10
今回はシリーズ初の新作紹介です。今週できたてホヤホヤのベタの絵です。
この絵は「自由」「開放」「復興」をテーマに、宇宙に飛び立つロケットをイメージして描きました。今年は北海道の赤平という町の職員さんに大変お世話になり、自分の地元である北海道について考えることが多い一年でした。 不可能に挑戦する地域活性化団体「北海道どさんこパンチ」の考える「いい国」とは?
そんな中で赤平という町にはロケット開発に力を入れている有名なマグネット屋さんがあることを知りました。小さな町で行うロケット開発への思いにとても感銘を受けたので、その思いを絵にしました。
タイトルのFreedomは、この魚が何かの抑圧から勢いよく解き放たれているような様子に見えるから、という理由ももちろんあるのですが、実は日清さんの「FREEDOM-PROJECT」から影響を受けているのも大きいです。こちらも宇宙が舞台になっている作品で、テレビでCMが流れてくるだけでラオウがブチ上がるような、すごく好きなプロジェクトでした。
こうした過去の素晴らしいクリエイティブへのリスペクトを込めて、タイトルを付けさせていただきました。
今回紹介した絵が出品されている展示会のお知らせです。
10月25日(木)〜 10月31日(水)まで、東武百貨店 船橋店(千葉県船橋市)にて「東武絵画市 – 美術特選逸品会」が開催されます。関東・関西の美術商と絵画・工芸の逸品が集結する大きな美術展で、僕の作品はその中のグループ展「6畳の可能性たち」で3点展示されます。
僕は27日(土)と28日(日)に会場にいる予定です。27日の15時からはギャラリートークということで僕もお客様の前で作品解説などをさせていただきますので、よろしければ是非お越しください。