Web事業部_クリエイティブ
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2018.11.16
LIG美術館

横幅10メートル強の巨大壁画!《いいオフィス五反田 壁画》絵画解説vol.4

田中ラオウ

うぬらこんにちは! 画家の田中ラオウ(@raoutanaka)です。

今回はLIGのアート事業部で制作した過去の作品を振り返りながら、制作のプロセスやコンセプトなどを紹介するシリーズの第四弾です。

今日の一枚

いいオフィス五反田 壁画 10.5×2.3m
《いいオフィス五反田 壁画》10.5×2.3m

絵のコンセプト

いいオフィス五反田で一番大きな壁へ作画しました

この壁画はいいオフィス五反田のオープンに際して、店内で一番大きな壁への作画をご依頼いただいたものです。

二羽の鷲が向かい合って羽ばたいている様子を描きました。絵のコンセプトは【せめぎ合うライバル達】です。

人生には良きライバルがいることが、結構重要だと思っています。お互いに負けないように頑張ることで、結果ひとりでは到達できない場所に手が届いたり、目標にたどり着くスピードが上がったりすることがあります。

いいオフィスは多種多様な人が集まるコワーキングスペースですので、この場所がライバル達とのしのぎを削るような場になったり、まだ見ぬライバルと出会うキッカケの場になったらいいな、という願いを込めて描きました。

鷲は「強さ」「勇気」「遠眼」「不死」などの象徴として古くから人々に愛されてきました。いいオフィスのような、ものごとに集中して取り組んだり、自身を高める場所には相応しいモチーフだと思います。

絵のポイント

壁面のサイズは横幅が10メートル強ということで、大きさを生かした雄大な絵を描きたいと思いました。

スクリーンを降ろしたときに視線が中央に集まるような構図になっている鷲の絵全体の画像

施設側からは壁の中央にスクリーンを降ろしたときにも絵が成り立つように制作して欲しいとのご要望をいただいておりましたので、スクリーンサイズを計算し、視線が中央に集まるような構図を意識しました。
 
向かって右側に羽ばたく鷲
 
向かって左側に羽ばたく鷲

宙に舞う葉は外から中央に向けてサイズを小さくしていくことで、中央に向けて視線を誘導するとともに、画面にリズムを生み出しています。また、鷲が羽ばたくことによってできる空気の流れに沿って葉を舞わせることで、風を表現し躍動感を出しました。

 
ファンタジックな仕上がりになった黄色い木々

画面両端の下に配置した黄色の木は、実は具体的に木の種類は定めておらず、仕上がりの綺麗さを重視して想像で描きました。ファンタジックな仕上がりになり納得いくものが描けました。画面下部に木を配置することで、鷲が空を飛んでいる状態ということを直感的に理解しやすくする効果も狙っています。

 
グレーの背景に真剣に鷲の絵を描いている田中ラオウの画像

背景は薄いグレーを全体に塗っています。中央の太陽と、ポイントで入れてある黄色が一番映えるグレーの濃さを選びました。グレーは濃すぎると全体が暗くなってしまいますし、薄すぎると白く描いた部分が同化してしまうので、明度のバランスに気をつけました。

今回は10メートルの壁面ということで、最初に下地のグレーを全体に塗る作業が一番大変でした。メインの鷲を描くより疲れました(笑)。

壁画制作承ります

LIGアート事業部では壁画のご依頼も承っております。お気軽にお問い合わせください。
アート事業部へのお問い合わせ

田中ラオウ テレビ出演情報

11/20(火)18:20~NHK Eテレの番組「天才てれびくんYOU」に田中ラオウがカリカチュアアーティストとして出演します。是非ご覧ください。
「天才てれびくんYOU」