人事って実際どんな仕事をしているの?LIGの人事の業務内容をご紹介します

人事って実際どんな仕事をしているの?LIGの人事の業務内容をご紹介します

Reiko Shibuya

Reiko Shibuya

こんにちは。人事のれいこです。

突然ですが、人事と聞いて、どんな仕事を思い浮かべますか? 一番にイメージするのは、やはり「採用」でしょうか。私はLIGに入社してからはまだ半年くらい、人事歴自体は4年目となります。知れば知るほど、人事という仕事は本当に奥深いのですよね……。

今回は、一般的な「人事」とはどんなことをしていて、「LIGの人事」はどんなことをしているのか、そしてわたしが今後人事としてやっていきたいことを書いてみたいと思います。

「人事」という言葉を調べてみた

人事(じんじ)とは、社会・機構・組織などの中で、個人の身分・地位・能力の決定などに関する事柄。

―引用:コトバンク

とはいえ、具体的にどういった業務を行っているのかは、この文面からはなかなか想像しにくいですよね。そこで今回、一般的に人事がしている仕事を、私なりにまとめてみました!

人事の仕事ってどんなものがあるの?

人事の仕事は、大きく分けて下記の6点があります。

  • 採用関連
  • 人事企画・組織開発
  • 研修関連
  • 評価関連
  • 労務関連
  • 制度関連

採用関連

採用活動(新卒・中途・派遣・アルバイト)
求人媒体の選定、各媒体からの応募者の管理・対応、面接の日程調整や面接の実施など。
入社、休職、退職者の対応
入社オリエンテーションの実施、産休育休などの休職手続き、退職の手続きなど。
雇用契約の管理
雇用契約の更新の管理、更新手続きなど。

人事企画・組織開発

人員配置
 人事異動、最適な人材配置転換など。
経営戦略に基づいた採用計画の立案
経営戦略や事業計画に基づいた採用人数の算出、採用手法の検討など。

 

研修関連

社員研修の企画・立案・実施
会社のフェーズや社員のニーズなど必要性に応じた研修の企画、立案。

研修内容例:ビジネスマナー研修、職種別のスキルアップ研修、マネジメント研修、コンプライアンス研修など。

評価関連

評価制度の企画・設計・運用
社員の能力や会社への貢献度を図るための評価制度の企画・設計・運用
報酬制度の企画・設計・運用
社員の能力や会社への貢献度に沿って昇給や賞与を決定するための報酬制度の企画・設計・運用
昇格・昇給の対応
昇格・昇給した社員の給与の変更、役職の変更手続き、査定結果の通知など

労務関連

勤怠管理
勤怠情報が正しく登録されているかチェック、勤怠情報の管理など
給与計算、社会保険の手続き、年末調整
勤怠情報をもとに給与計算の実施、社会保険の加入・脱退手続き、年末調整の実施など
健康診断、メンタルヘルス
社員の健康診断受診手続き、ストレスチェックなどのメンタルヘルス管理など

制度関連

福利厚生制度の企画・立案・運用
育休産休制度、住宅手当、慶弔見舞金、部活動補助などの福利厚生制度の企画・立案・運用
働く環境の整備
オフィスの設備環境の整備、リモートワークなどの働き方改革の推進

こんなところでしょうか?

最近LIGはオフィスを移転しましたが、ときには人事の立場でありながらも、このオフィス移転のように総務的な業務を担当することもあります。また、採用については「採用広報」という言葉も定着してきており、会社を認知してもらい、応募を集められるマーケティングや広報活動も人事の仕事として重要視されるようになってきています。そう考えると、人事の仕事は幅広いですね。

これらの仕事は、会社が大きくなれば、分業して採用部門・制度部門・研修部門などに分かれて専門的にやっていたりしますが、LIGのようなベンチャー企業は複数の業務を担当していることが多いです。

それでは、LIGの人事の私は、今どんな仕事をしているのかご紹介いたします。

LIGの人事(わたし)は今どんなことをしているのか?

私の現在のLIGでの仕事をざっくりまとめると、下記のような業務をしております。

  • 採用活動:新卒採用と中途採用をどちらも担当。
  • 入社休職退職対応:入社手続き、休職手続き、産休育休手続き、退職手続きなど
  • 社員研修の実施:新入社員へのビジネスマナー研修、入社オリエンテーション、コンプライアンス研修、面接官研修など
  • 評価制度の運用:評価者・被評価者研修、評価のスケジュール管理、目標・評価の管理など
  • 社内イベントの運営:4半期ごとの締め会など
  • 総務業務:オフィス移転関連など、上記以外の業務

 

仕事のボリュームとしては、採用活動が一番大きくなっています。求人情報の掲載や、各媒体からの応募対応、スカウトメールを送ったり、採用イベントを開催したりなど、LIGでの採用手法もさまざまです。応募があった際には、求職者の受付管理や面接の日程調整をします。そこから面接を実施し、内定通知の送付、入社クロージングまで、という一連の流れを担当しています。

最近ではデザイナードラフトという入札型の転職サービスで、デザイナーが入社してくれました!

このような採用活動がメインではあるものの、その他の業務も同時並行でやっています。

2018年7〜9月は、アルバイトを含めて社員が26名入社しました! 1ヶ月に平均で8〜9名入社していることになりますね。新しく社員が入社する際には、入社オリエンテーションを実施します。その中で、会社の理念や文化、人事制度や福利厚生制度について説明したり、PCセットアップや社内システムの説明などを行っています。

「社内イベントの運営」のところにある、締め会がどんなものかについては、前回のブログにも書いてあります。ぜひご覧ください!

社内研修の実施というところでは、9月には社員のコンプライアンス意識の向上のため、全社員向けにコンプライアンス研修を実施しました。みな真剣に取り組んでくれました。

 

コンプライアンス研修の様子1

コンプライアンス研修の様子2

今後、人事としてやっていきたいこと

私が人事として今後やっていきたいことは、「LIGで働きたいという人が増えて、LIGで働く人も会社も成長していく、いい循環をつくっていく」ということです。私が人事にキャリアチェンジした際も、この思いが軸となっていました。

前々職の転職エージェントでは、キャリアコンサルタントとして転職希望者の支援をしていました。その時から私は、「仕事に不満を持ちながら働くなんてもったいない!」と思っています。その人がどこに不満を感じ、今後どうなりたいと思っていて、それを叶えるにはどんな環境に行くのがいいかということをサポートしていく仕事は、とてもおもしろい仕事でした。

しかし同時に、短期間で何度も転職をくり返す人が多いということも、前職を通して知りました。その背景にはさまざまな理由があるのでしょう。だからこそ「優秀な人が長くいたいと思える環境をつくりたい」と思い、私は人事職に転職したのです。

LIGは多数の事業を展開しており、たくさんの職種があります。より多くの人にLIGのことを知ってもらい、興味を持ってもらわなければなりません。優秀な人が集まり、ここで働くことに魅力を感じてくれるような会社にしていきたいと思います。

また、LIGに集まったさまざまなバックグラウンドを持つ社員がさらに成長できるよう、研修を実施するなど、「働き続けたい」と思える環境を整えていきたいです。

とはいえ、まだまだ整っていないところもあります。新オフィスになったこともあり、ますます会社が成長していけるよう、尽力していきたいと思っています。

成長途中のLIGを一緒につくっていきたいという方、お待ちしています。ぜひこちらからご応募ください!

LIGを一緒につくっていきたい

 

この記事のシェア数

大学卒業後、メーカー系SIerに入社し法人営業に3年間従事。その後、キャリアコンサルタントとしてIT・ゲーム業界専門の人材紹介会社に転職。優秀な社員が長く活躍し続けられる会社をつくりたいと思い、未経験で人事職へ。その後、ゲストハウスLAMPに行ったことがきっかけで、2018年にLIGへ入社。現在は、中途採用をはじめ、入社後のオンボーディングや評価制度運営、エンゲージメント向上に向けた取り組みを行なっている。

このメンバーの記事をもっと読む