こんにちは、LIGの人事のあきとです。LIGは、2018年にいくつかの新規事業を立ち上げることができ、おかげさまで会社も順調に成長を続けています。僕が入社した当時は約90人だった社員数も、今では180人を超えるまでになりました。
継続的な会社の成長を見据えたとき、人事担当者には「よい人材を確保したい」という課題がついてまわります。とくにWeb制作が事業の中心ということもあり、デザイナーの採用を急務としていました。
しかし、受託制作を行うLIGのあらゆるジャンルの案件に対応できるような、スキルの高いデザイナーを採用するのは、なかなかハードルが高いものです。
よりレベルの高いデザイナーに入社してもらうためには、どうしたらいいのだろうか?
思い悩んだ結果、LIGでは一定以上のスキルや経験を持っているデザイナーのみがエントリーできる「デザイナードラフト」という転職サービスを利用することにしました。
- 「デザイナードラフト」とは?
- 株式会社リブセンスが運営する、企業が年収付きでユーザーを指名する転職サービス。求職者の登録は審査制で、レジュメで性別や現在の年収を明かさないため、純粋な自分の市場価値を知ることができる。
- デザイナードラフトの進め方
- (1)エントリー
プロジェクト経験などを登録した求職者に審査が行われ、審査通過者のみ特定の期間に開催されるドラフトに参加できる。(2)ドラフトスタート
開催期間中、企業が求職者のプロフィールを確認して指名を行う。(3)指名に返答して面談へ
求職者は、指名してくれた企業とメッセージでやりとりしながら、面談に進む。
デザイナードラフトを利用した結果、LIGの価値観にマッチするデザイナーと出会うことができ、2018年7月からの入社が決まりました。
今回は、サービスを通して入社してもらったデザイナーの鈴木 龍也さんに人事として気になる話をインタビューしつつ、「デザイナードラフト」を導入するメリットや魅力についてご紹介していきます!
※第4回デザイナードラフトは10月17日から指名スタート!参加エントリーはお早めに!
「デザイナードラフト」で入社したデザイナーに話を聞いてみた
人物紹介:鈴木 龍也「デザイナードラフト」を利用して、2018年7月にLIGへ入社したデザイナー。6年前にデザインをはじめて、名古屋の制作会社で4年半以上デザイナーとして勤務していた。今年30歳。 |
お互いにより高いレベルの存在を求めていた
あきと:改めて、数ある企業の中からLIGに入社していただき、ありがとうございました。いろいろとお話を聞かせてください。
鈴木:はい、よろしくお願いします!こちらこそ指名していただき、ありがとうございました。「デザイナードラフト」で、LIGではあの時どんなデザイナーを探していたんですか?
あきと:やはりデザイナーとして即戦力となる方ですね。「デザイナードラフト」にエントリーされている方が即戦力となる方ばかりでしたので、企業側で絞り込みを行う必要がなく、ユーザーの質が他の求人サイトよりも圧倒的に高いと感じました。「自分のスキルに自信満々な方ばかり登録していたらどうしよう……」と思っていたんですが、面談でお会いした方々は、地に足のついた実績のある方ばかりでしたね。鈴木さんも、そのおひとりです。前職の制作会社では、受託系のお仕事を担当していたんですよね?
鈴木:そうなんです。クライアントワークが中心で、いろいろなジャンルを担当していました。ほかにもリーダーとして、社内デザイナーチームの改善や外部パートナーの管理、新人の教育を任されていて。その経験があったので、転職するときにも労働環境の改善や教育に携われる会社に興味がありました。
あきと:まさにその「リーダーも経験されていて、マネージメントにも興味がある」ところが、採用段階でいいなと感じていました。ところで、どうして転職しようと思ったんですか?
鈴木:主な理由は、キャリアアップとスキルアップのためですね。以前の会社は居心地がよくて働きやすかったんですけど、社内で一番上のポジションとして働いていたため、「スキル的に目標となる人がいる会社で働きたい」と思うようになりました。給与面でも、自分の実力をもっと評価してくれる会社があればいいな、と感じていたんです。
あきと:転職でよく聞く悩みですよね。いつ頃から転職を考えはじめたんですか?
鈴木:以前から転職することは考えていて、2018年に入ってから決意が固まりました。そのとき、第3回目の「デザイナードラフト」が開催されることを知って、デザイナードラフトで転職活動をしよう、と決めましたね。
実力が評価され年収アップ
あきと:人事担当者としては、「デザイナードラフト」という転職サービスが、前々から気になっていました。サービスリリースされたとき、社内のデザイナーが、人事担当者である僕に「面白いサービスが出てきた」と「デザイナードラフト」の存在を教えてくれて。社内のデザイナーメンバーからも評判がよかったので、優秀な方が集まりそうだと感じ、利用に踏み切りました。
鈴木:僕もSNSでデザイナーたちが話題にしていたので、「デザイナードラフト」の存在を知りましたね。実は転職活動をはじめた当初、エージェントに転職をサポートしてもらうサービスを利用していて。けれど、デザイナー業界に特化しているエージェントではなかったので、いまいち自分の伝えたいことを理解してもらえませんでした。
あきと:そうなると、企業側にも伝わっているのか不安になりますよね。
鈴木:そうなんです。書類選考に落ちたときなども、企業の人事担当者と直接話しているわけではないので、どうして落選したのかいまいちわからなくて。そこで、次は企業と直接やり取りできるサービスを利用しようと思って、「デザイナードラフト」にチャレンジしました。
知名度のある会社が複数社参加していたことも魅力的でしたし、これまでのキャリアやポートフォリオを見て年収付きで指名してもらえるということで、デザイナーとしての市場価値がわかるかもしれないと期待してエントリーしました。
あきと:「デザイナードラフト」って、どの企業が誰にいくらの指名をしたかがサイト上で公開されていて、年収が露骨にわかる仕組みじゃないですか。はじめはその仕組みに戸惑いましたが、サービスを開始してみると、すぐに慣れることができました。ユーザーとしては、露骨に年収がわかることをどのように感じていましたか?
鈴木:他に同じようなサービスがないので、確かに最初は戸惑いましたね。でも他人の入札結果を閲覧できるので、指名状況を自分と比較して相対的な市場価値を知れるというのは大きなメリットでしたね。
あきと:ほかに、サービスを利用してみて感じたことはありますか?
鈴木:現年収が非公開だから、純粋な実力を評価して指名してもらえる仕組みはすごく良かったです。前職で経験を積んできた自負があったので、「実力で評価されれば、年収が上がるかもしれない」という期待はありましたから。実際に年収も上がったので、利用してよかったと思っています。
あと、企業から「こういうポイントを評価している」という理由とともに指名をもらえる仕組みなので、次の選考に進むときのプレッシャーをそこまで感じませんでした。自分の実績がどのように評価されるのか気になっていましたが、そこを認めてもらい指名をいただけたので、今後の自信にもつながりました。
評価ポイントが明確な指名に心が動いた
あきと:指名が来るまでは、どんな気持ちでした?
鈴木:評価されるか不安でしたが、最初の指名をいただいたときは、正直うれしかったです。ありがたいことに、最終的には12社の企業さんから指名をいただくことになって、そのうちの1社がLIGでした。僕のポートフォリオの、どのあたりを評価してくれたんですか?
あきと:実は今回、現場のデザイナーと一緒にスカウトする人をピックアップしていたんです。そこでポートフォリオを見たデザイナーから、鈴木さんのシンプルなデザインのなかに、訴求したいことを相手にしっかりと伝えているデザインが、コーポレートサイトやサービスサイトをたくさん扱っているLIGの案件と親和性があるな、と。
鈴木:そうだったんですね。ポートフォリオサイトは結構頑張って作ったのですが、事業系だと、「コーディングのスキルがある」こともアピールになるじゃないですか。僕のポートフォリオサイトは、そのアピールのためにドメインの取得からサイト構築まで、全て自分で行ったサイトでした。
デザイナードラフトではレジュメやポートフォリオに対して運営からフィードバックがもらえるので、フィードバックを参考に携わった作品を載せるだけではなく、そのデザインに行きついたコンセプトをまとめることを意識しましたね。
鈴木:LIGから、そのことを踏まえたわかりやすい指名内容をいただいて、ぜひLIGのみなさんとお会いしたいと思って、指名にご返信したんです。
あきと:ありがとうございます。時間をかけて指名のメッセージを考えた甲斐がありました!人事担当者側としてはメッセージを書くのに工数がかかるんです。けれど、その工数をかけてもよいと思えるほど、とにかく採用効率が良くて。指名を許諾してもらえれば、ほとんどの候補者の方と会って話せましたし、普通にスカウトするよりも優秀な人にほぼ確実に会えました。
鈴木:「デザイナードラフト」で出会った候補者と面談してみて、どんなことを感じましたか?
あきと:これまで、優秀な方と出会うまでに時間がかかっていただけなんだなと。実は、あらゆる求人媒体を利用していて、大変申し訳ないのですが、「世の中には、LIGが理想とする優秀な方は少ないのかもしれない」と感じる瞬間があって。けれどそうではなく、優秀な方は埋もれているだけで、出会うのに時間がかかっていただけなのだと、「デザイナードラフト」を利用してみて実感しましたね。
深いコミュニケーションを取ることができる
あきと:指名から採用まで、1か月くらいでしたよね。一次面接は、僕とデザイナーが担当して、「LIGにマッチしそうだから、ぜひ最終面接に進んでもらおう」という話になって。サイト内の個別メッセージがチャット形式だったこともあり、メッセージをたくさんやり取りし合いましたよね。
鈴木:何度かやりとりさせていただいたサイト内のメッセージで、「最終面接のあとの食事会」のお誘いもいただきました。
あきと:一次面接を担当した僕としては、「絶対合格するだろう」という見立てを立てていたので、食事会で鈴木さんを口説きたかったんです(笑)。
それにもっとフランクな場所で、お互いが仕事で求めていることを知れたらと思って。あのときは4時間くらい居酒屋で話しましたね。
鈴木:そうでした(笑)。そこで、僕からもいろいろな質問をさせてもらって。食事会のときやサイト内のメッセージで、LIGが今後目指していきたい制作物やデザインに対する考え方、どんなメンバーがいるのかを深く知ることができ、より興味が湧きました。
あきと:LIGのどんなところに共感して入社を決めたんですか?
鈴木:Webの世界に入ったときから「LIGブログ」はチェックしていて、もともと興味があったんです。それに、面接のときやメッセージの文面から、LIGが自分を必要としてくれていることが伝わってきて。食事会などで話をしているときも、僕の考えに共感してくれていることを感じました。
あきと:鈴木さんは選考のときにも、「ユーザーのことを第一に考えられるデザイナーになりたい」と僕たちに伝えてくれて、そこがすごくいいなと感じました。「今後どうしていきたい、どうなっていきたいか」という意思がちゃんとある人のほうがLIGにはフィットするはずです。
自分なりの「Life is Good」をちゃんと持っていて、主体的に動ける方じゃないと難しい会社ですから。鈴木さんは、そういった意思もある方だと思いました。これからもよろしくお願いします!
鈴木:ありがとうございます! クオリティの高い制作物をつくっているLIGのなかで、デザインを見てくれるユーザーのみなさんに納得してもらい、自分でも満足のいく作品づくりをしていきたいと思います。
第4回デザイナードラフトは10月17日から指名スタート!
今回、鈴木さんとの対談を通して、「デザイナードラフト」を利用したメリットを再確認できました。
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- 現年収に左右されない、実力に見合った評価で年収を上げたい!
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- レベルの高いデザイナーと出会いたい!
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- 欲しい人材と密なコミュニケーションを取りたい!
- 採用効率の良い媒体を使いたい!
求職者と人事側、それぞれにたくさんのメリットが得られる「デザイナードラフト」。スキルアップを目指すデザイナーと、会社の成長を望む人事担当者は「デザイナードラフト」を利用してみませんか?