こんにちは。
野田クラクションべべーです。
僕は車中泊をしながら日本一周を目指す企画、べべ旅を続けています。
旅の途中でLIGに新卒で入社。以来、まだ一度も出社したことがありません。
これまで、愛車であるサンディエ号と生活を共にしてきました。
サンディエ号の名前の由来は、「地球の裏側まで走れ!」という意味を込め、ブラジルの“サンディエゴ”と、どこまでも進めという意味の“GO”を掛け合わせています。
最近知ったのですが、サンディエゴはアメリカの地名でした。本来はサンパウロが正しいです。
楽しいことも、辛いことも、嬉しいことも、悲しいことも…
旅の途中であった出来事はすべてサンディエ号と共有してきました。
僕からすると家族同然の存在です。
これからサンディエ号と共に東北地方を目指す予定だったのですが……。
急遽、メディア事業部マネージャーのイシケンさんに呼び出されました。
久々に偉い人から呼び出しを喰らい、なんだか悪い予感しかしません……。
おー! ベベ、久し振りだな。
で、いきなりだけど、この車を売るぞ。
え? 何言ってんですか?
サンディエ号を売る。決めたんだ。
いや、突然すぎてわけがわかんないっす。
てゆーか、絶対に嫌です。無理です。
僕がどれだけコイツと一緒にLife is goodな旅を続けてきたか、見てましたよね?
うん。
コイツは……。サンディエ号は家族なんすよ。売るとかは絶対にありえないっす。
旅の途中で会った人にステッカーを貼ってもらったり、たくさんペイントしてもらったり。
この車には、たくさんの人達の想いが込められてるんですよ!
マジで売るとか考えられないです。そもそも、こんなに派手にペイントされた車がまともに売れるとも思えないし。
……ちょっと、話をしないか。
この車、サンディエ号は社用車だ。LIGという会社の持ち物なんだ。
それが、どうしたって言うんですか。
会社が売ると判断したら、売る。正直、お前にはそれを拒む権利なんてないんだ。
………。なんで売らないといけないんですか?
ハッキリ言おう。この車で東北は無理だ。
えっ?
そもそも、この車は二駆なんだ。東北で雪の坂道を登るには四駆じゃないと厳しい。かなりの危険がつきまとう。
……………。
お前の身を案じての考えでもあるんだ。人命優先だ。
……じゃあ、東北に行くのやめます。
……日本一周できないじゃん。
春を待ちます。
それまで暇になるじゃん。
確かに。
それから、イシケンさんは僕に色んなことを教えてくれました。
アリはどんな高さから落としても死なないこと……。
普通の買取業者に現状のサンディエ号を売ったらほとんど値がつかないこと……。
アリはケンカを始めた場合、どちらかが死ぬまでやめないこと……。
Ancar(アンカー)という中古車の個人間売買のサービスがあること……。
LIGがアンカーからお金をもらい、PR記事を書くことになったこと……。
(つまり、宣伝のためか〜)
宣伝のためなら、仕方ないな。マジで寂しいけど。
二駆で東北が厳しいのは間違いないし、買い替えどきだよな……。
……………。
だけど……それでも、サンディエ号は……
大切な家族で………親友なんだ………。
……………。
(いくらで売れるのか興味はあるな)
実際に売りに出してみた
心の葛藤を振り切り、Ancar(アンカー)にサンディエ号を出品することに。
まずは「かんたん査定」で車の基本情報を入力しました。
メーカー、車種、年式、走行距離、車体カラー、ハンドルなどの情報を入力すると、自動で大体の市場売却価格を教えてくれます。
今回、迷いましたが車体カラーは水色で申請しました。
その後、スタッフの方から連絡がきて、「車の写真を撮り、実際に出品登録の手続きをしてくれる」とのこと。
トントン拍子に話が進む!
それじゃあ、売りに出してみますね!
ブロロロロロ……
(……ありがとう、べべ。サンディエ号。ただ、ひとつ誤解しているみたいだ。けっしてアンカーのPRのために車を売ることに決めたわけじゃない。俺がそんな卑しい人間に見えるか? いつだってお前たちの幸せのことだけを考えているさ。売ることを決めた矢先、偶然PR依頼の話がきただけなんだ。これまでべべが出会った人達との想い出がたくさん詰まった車を、本当なら会社としても手放したくない。しかし、実は新しい社用車も用意したのでサンディエ号の保管場所にも悩むし、何よりもまだまだ乗れる車なので誰かに乗ってもらった方が良いんだ。サンディエ号を愛して大切にしてくれる人に、乗り続けて欲しいと強く強く願っている。個人間売買のアンカーならそういう人を見つけられると、俺はそう信じているんだよ。わかってくれ、べべ。サンディエ号)
その後、アンカーが派遣したスタッフの方と合流して車の状態を確認することに。
まず、出品するための車の写真と、事故修復歴のチェックのための写真を撮影してくれます。
なるべく格好良く見えるように、工夫しながら写真を撮ってくれます。
その後、特別に痛んでいるところはないか、事故歴はないかを確認。
当然ながら事故の跡は見つからず。多少の凹みキズなどはありますが……
確認したところで、この時点での出品推奨額を教えてくれます。
スタッフの方いわく、「人気車種なので、デフォルトなら40万円ぐらいが相場」とのこと。
この後、「任意で整備工場に車を預け、出品前点検を受けられる」と聞きました。これがアンカーの最大の特徴です。
出品時に車を整備工場に持っていくのが手間という方は、出品自体は撮影だけで出来る仕組みです。「購入希望者から点検の依頼を受けたら整備工場に持っていく」という選択も可能なんですね。
点検を行った方が買う側が安心して購入いただけると思ったので、僕は受けることにしました。全国425箇所の整備工場のネットワークをもつアンカーだからこそ、実現できたサービスです。
というわけで、アンカーが提携している天龍自動車工業にやってきました。
本来であれば出品者が点検に立ち会う必要はありませんが、特別に見学させていただくことに。
個人間の中古車売買では車の状態が分からないと不安ですが、プロに点検してもらえると安心ですよね。
愛車に不備な点は無いか……ドキドキしながら見守ります。
隅々まで見てもらった結果……。
不備があるどころの話ではありませんでした。
- サンディエ号の主な不備一覧
-
・ブレーキがちょっと緩い
・ブレーキカバーが錆びついていて外せない(ブレーキが点検できない状態)
・エンジンが謎のオイル漏れ(エンジンの中を見る必要がある)
・謎の冷却水漏れ
・全体的にボロい
という感じで、安全に走り続ける為には修理が必要とのこと。
点検しておいて良かったー!
さて、その修理費用は
少なく見積もっても40万円以上
とのこと。マジか。
乗っている本人からすると快適そのものでしたが……
そんな状態で走り続けていたなんて……
本当にありがとう、サンディエ号。気づかなくてゴメン……。
そんな状態ですが、出品はします。
さて、そんなボロボロなサンディエ号ですが、修理をすればまだまだ乗ることができます。
今回設定した売却額は69.8万円です!
詳しくは、サンディエ号が実際に売りに出されているページをご覧ください。
……修理費用を考慮すると、ちょっと高額かもしれませんが、サンディエ号は世界に一つだけの特別な車です。
福岡のイケメン似顔絵師にカリカチュアのペイントを施してもらいました。
福岡のイケメンに再びサンディエ号をペイントしていただきました。
過去、二度に渡り福岡の有名似顔絵師にカリカチュアのペイントをしてもらったり
熊本県にヒッピーが暮らす「サイハテ村」があると聞いたので行ってみた。
熊本のイラスト職人兼ヒッピーの方に素敵なペイントを施してもらったり
デザインも超カワイイし、オシャレだし、見ただけで「べべ旅の車だ!」と分かる圧倒的なインパクトがあります。
そして、何万kmと走り続けて一度も事故を起こさないという縁起の良さ。
この車を購入してくださった方には幸運が訪れるとおもいます。
こちらは僕がサンディエ号への想いを綴った動画です。
本当に大切にしてくれる方に、サンディエ号をお譲りしたいと思います。
どうか、サンディエ号をよろしくお願いします!
中古車を安く買いたい、高く売りたいなら
こちらの動画はアンカーのサービス内容を分かりやすく説明しています。
中間マージンが掛からない上に、消費税もかからないことによる圧倒的なコストパフォーマンスのよさ!
一般的な市場よりも中古車を安く買える! 高く売れる!
そして、個人売買だからこそ、車の所有者がこれまで乗ってきた歴史や想いを次のオーナーへと伝えることができます。
ペイントやパーツ改造がマイナス査定にならず、むしろプラス査定になる可能性だってあるんです。
車の売買についてお考えの皆様、ぜひともアンカーをご利用ください〜!
以上、野田クラクションべべーでした。
それではまた。