Web事業部実績紹介
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2016.08.02
#12
WEBデザインをはじめよう

「一歩踏み出してみる」と「やりきること」で掴んだデザイナーへの道

みや

こんにちは、デザイナーのみやです。
ポケモンGOはUIが美しいですね。個人的に刺さったのは鳴き声を当時のままにしてくれたことです。
前回より『デザイナーへの道』と題して、LIGのデザイナー陣がデザイナーを目指したきっかけや、LIGにジョインするまでのキャリアなどをご紹介しています。

▼前回の記事

 
さて、第2回目にあたる今回は、Webデザインの専門学校を通じて、Webデザイナーになるというケースをお話しします。「Webデザインに興味あるけど今の仕事があるし……」「美大に行かないと無理なんでしょ?」と思っている方必見です。

Webデザイナーを目指したきっかけ

大学の委員会で広報用のWebサイトを作り、Web制作の楽しさにハマる

僕がWebと出会ったのはかなり遅い方だと思います。それまでPCの扱いは比較的詳しい方でしたが、HTMLやCSSについては存在すら知りませんでした。大学で所属していた委員会で広報用のWebサイトをYahoo!ジオシティーズを使って作ったのが最初でした。

当時のサイトが残ってました。
もはや記憶すらないですし、消し去りたいほどのものですが、脅されたので貼っておきます。

当時はHTMLとCSSの辞典を見ながら書いて、出力して……という感じでかなり手探りでやっていたのですが、やたら楽しんでいたのを覚えています。

大学院進学を諦め、フリーターをしていたときにWebデザインの専門学校があることを知る

大学では心理学を専攻していました。そのまま大学院の受験もしたのですが、落ちたときに何の感情の変化もなかったので「やりたいことではなかったのかな」と思い、実家に帰ってしばらくフリーターをしていました。
フリーター時代は圧倒的クズっ・・・!!!だったので割愛しますが、ネットサーフィンをしていたときに見つけたWebデザインの専門学校の広告が、Webとの再びの出会いとなりました。
大学時代Webに触れたときに楽しかった記憶が蘇ってきて、Webデザイナーを仕事にしようと思った瞬間でもありました。

Webデザインの専門学校に通うことを決めた理由

当時はWebデザイナーが何をするのかも、どうやってなるのかも分からなかったので、とりあえず話を聞きに行きました。

  • 仕事をしながらでも通える
  • Web制作会社が運営母体だったので現場の生の声が聞ける
  • やはりWeb制作会社が運営母体なので、Web系の求人情報を得やすく、紹介もしてもらえる

というような点で即決して帰って来ました。

専門学校での授業と就職するまで

20万円以上するAdobeソフトが使い放題になった

授業ではAdobeソフトを使ってサンプルを実際に作っていくハンズオン形式で学んでいきました。
基本的な使い方を教科書に沿ってレクチャーされるといった授業でしたが、本職のWebデザイナーにすぐ質問できるし、授業以外でも通学すればPCを自由に使えたので、その環境が手に入ったのは大きかったと思います。

ポートフォリオ制作でWebデザインに必要なこと、考え方を学べた

専門学校では規定のカリキュラムを受講すれば卒業という扱いだったのですが、就活のためにはポートフォリオが必須と教わっていたので、カリキュラム終了後はひたすらポートフォリオ制作に没頭していました。
手書きでワイヤーフレームを書いてみたり、配色を決めるだけで1日が終わったり、Flashをフレーム単位でずっと調整してみたり……。今では考えられないほどの時間をかけてひとつのサイトを作りました。

LIG入社前の会社では

仕事内容はWebデザインではなかったけど、今でも活きる知識・経験が身についた

専門学校卒業後、初めてWebデザイナーとして採用されたのがひとつ前の会社でした。まったくの未経験で入ったのにもかかわらず、先輩が3ヶ月で辞めたため、いきなり矢面に立たされました。正直ハゲるかと思いました。
肩書きはWebデザイナーでしたが、デザイン業務は少なくWeb担当者といった方が合うような業務内容でした。「好きなことをやっている」というモチベーションだけでやっていましたが、このときに経験したひとつひとつが今の仕事にも活きていると思います。

自社サイトをオウンドメディア化して本格的にWebデザイン業を開始。とにかく途中でやめずに続けることが重要だと感じた

1年過ぎると後輩も入ってきて少し余裕が出てきたので、「Webのデザインをどうにかしてやりたいなぁ」と考え、直談判して部署を作りました。部署を作るだけでは仕事もないので、それまであった古いコーポレートサイトをリニューアルして営業をかけていくことになりました。
ただ営業をしたくなかったので、受注できる仕組みを考えたときにたどり着いたのがオウンドメディアでした。実際に効果が出たのは半年後でしたが、「渋谷 ホームページ制作」で1位に表示されるようになったときから少しずつお仕事をいただけるようになりました。

実務をこなしていく中でデザインの幅がないことが気になり、転職を決意

先輩がいない状態でずっとやってきたため、「正解不正解がわからない状態でやってきた」という自信のなさがそのままデザインに反映されて、無難な当たり障りのないデザインに無自覚に寄せてしまっていました。
ただどうすれば打開できるか分からない問題だったので、思い切ってゼロから始めるつもりでWeb制作会社への転職活動を始め、LIGに拾ってもらいました。

今の勉強法

アワードサイトやまとめサイト

デザイナーは大抵見てると思いますが、アワードサイトやまとめサイトは毎日チェックしています。見るだけではなく、中身(HTML/CSS)も見るようにして、どのように作られているのかも確認するようにしています。
作りが分からないものは調べたり、フロントエンドに聞いたりして、デザインに取り込めないかを考えたりします。

専門書

僕はデジタルより紙の本で見た方が覚えられるので、インプットはもっぱら本を買って読んでいます。Howto系か事例集のような本が好きですね。
ちらっと最近読んでよかったと思った本をいくつか紹介します。

なるほどデザイン

なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉

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  • 著者筒井 美希
  • 価格¥ 2,160(2016/04/27 14:17時点)
  • 出版日2015/07/31
  • 商品ランキング552位
  • 単行本272ページ
  • ISBN-104844365177
  • ISBN-139784844365174
  • 出版社エムディエヌコーポレーション

デザインに関するテクニックや考え方、正解・不正解などが大量の図や事例で解説されているデザイナーのバイブル的な一冊です。実際に一人のデザイナーの頭の中を覗いているような気分になり、何度も読み返したくなります。

デザイナーのラフスケッチ デザインのアイデアを形にする過程

デザイナーのラフスケッチ デザインのアイデアを形にする過程

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  • 価格¥ 1,944(2016/04/27 14:21時点)
  • 出版日2016/03/02
  • 商品ランキング19,868位
  • 単行本176ページ
  • ISBN-104844365711
  • ISBN-139784844365716
  • 出版社エムディエヌコーポレーション

ひとつのデザインが形になるまでのラフスケッチを見ることができます。スケッチを重ねるごとに洗練されていく様子がわかることと、デザインの作り方の過程がわかるので非常に面白いです。

デザインのバリエーションや代案をくださいと言われてももう悩まない本。

デザインのバリエーションや代案をくださいと言われてももう悩まない本。

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  • 著者樋口 泰行
  • 価格¥ 2,376(2016/04/27 14:22時点)
  • 出版日2016/02/03
  • 商品ランキング10,160位
  • 単行本(ソフトカバー)144ページ
  • ISBN-104767821118
  • ISBN-139784767821115
  • 出版社エクスナレッジ

デザイナーにとってはある意味恐怖の言葉「もうちょっと違う案も見てみたい」を言われた時に心強い一冊。代案を考える上でのバリエーションの出し方が学べます。

もじ部 書体デザイナーに聞く デザインの背景・フォント選びと使い方のコツ

もじ部 書体デザイナーに聞く デザインの背景・フォント選びと使い方のコツ

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  • 価格¥ 2,700(2016/04/27 14:24時点)
  • 出版日2015/12/07
  • 商品ランキング24,608位
  • 単行本(ソフトカバー)141ページ
  • ISBN-104766128583
  • ISBN-139784766128581
  • 出版社グラフィック社

実際にそのフォントの制作者に制作した意図や思いを聞けたり、書体デザイナーが対談形式でフォントの解説をしてくれていて非常に楽しめました。選ぶフォントによってサイトの印象はかなり変わりますので、どういう場面で有効なフォントなのかもわかり、今後も重宝する一冊です。

僕たちは「新しい技術」で生き残る テクノロジーで未来のビジネスをつくる戦略会議

僕たちは「新しい技術」で生き残る テクノロジーで未来のビジネスをつくる戦略会議

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  • 価格¥ 1,620(2016/08/01 09:14時点)
  • 出版日2016/07/28
  • 商品ランキング8,999位
  • 単行本(ソフトカバー)256ページ
  • ISBN-104534054092
  • ISBN-139784534054098
  • 出版社日本実業出版社

「dots. Conference SPRING2016」で講演された内容を書籍化した一冊。新しく生み出されたツール・ソフト・技術をどう活用していくか、新しいものを生み出していくにはどういう思考・行動が必要なのかを学ぶことができます。

まとめ

『デザイナーへの道』と題して、僕の通った「Webデザインの専門学校からデザイナーになる道」をご紹介しました。紆余曲折を経てLIGのデザイナーになったわけですが、積んだキャリアや経験は今の仕事にもリンクしていて、ひとつとして無駄にはなっていません。いろいろ経験しましたが、「一歩踏み出すこと」「やりきること」が大切だったなぁ、と思います。迷っている方はぜひ一歩踏み出してみてください。

仕事を続けながらも目指してみたいという方、独学だと無理!という方はかなり有効な手段だと思います。以前LIGブログで東京のWebデザイナー・クリエイター向けスクールを取り上げたことがありますので、気になる方は見てみてください。

次回は『デザイナーへの道』第3回です。また別のデザイナーからご紹介させていただきます。
お楽しみに!

キャリアアップ
「Studio上野でWebクリエイターを目指す!」