「組織の成長が人を成長させる」“知る人ぞ知る”だった会社の第二創業期とは
杉山氏の代表就任後、BTCでは本社移転と社名変更というブランド変革がおこなわれました。
- 杉山
- まさに今、転換期を迎えています。BTCはこれからが第2の創業期だと思っているし、今年からは業界での認知度をもっと上げて、SIerとして評価されていきたい。これまでの僕らは “知る人ぞ知る会社” でした。同じ界隈の尖った人を集めて、社内人脈で引き合いをもらっているような会社だったんです。
B to Bの仕事をやっているので、一般のコンシューマーからの認知を拡大したいとは考えていませんが、IT業界の中では名前が挙がるように存在感を強めていきたいですね。
入社以降、爆発的なスピードで邁進してきた杉山氏は「組織の成長が人を成長させる」として事業規模と人員拡大に勤しみます。そこには苦労を共にしてきたメンバーと「長くやっていきたい」という経営者から社員への愛情がありました。
- 杉山
- 社員1人ひとりに成長してほしいし、彼らがずっと成長できる環境をつくりたいんです。組織が頭打ちになってしまうと「前と同じことしかやっていない。これ以上の成長はここでは望めない」と感じて、優秀な社員が抜けていってしまいます。
会社の規模を大きくすることが目的ではなく、社員全員が成長し続けていくには、成長する人を受け入れられる組織の許容範囲を広げていくしか道はないんです。
そして、杉山氏はIT/Web業界で働くエンジニアに「ガンガンやってほしい」と語りかけます。
- 杉山
- 今までの人事評価は、ジェットコースターのようなアップダウンが激しいものでした。しかし人が成長する組織を目指していくために、第2創業期は会社の成長とともにキャリアを柔軟に考えていける人事体制を整えていくつもりです。
安定志向というわけではありません。根本的にはガンガンできる人がほしい。それに、うちはエンジニアの給料が高い(笑)
クライアントの御用聞きではなく、ゴールを共に目指す並走者のような開発姿勢をもつBTC。成長したい人の唯一無二のパートナーであり続けたいと願う気持ちは、社員であるエンジニアの技術力と創造力を育んでいます。
BTCが第2創業期から次のステージへと進むときには、私たちの生活を豊かに便利にするパートナーになっていることでしょう。