Photoshopで初めて写真加工をするときに知っておくべき基本手順まとめ


Photoshopで初めて写真加工をするときに知っておくべき基本手順まとめ

こんにちは、LIGブログ編集部です。こちらは「Photoshopをはじめて使う人が、自分で撮った写真を加工できるようになる」ところまでを目標とした全5回の超初心者向けPhotoshop講座です。

第1回ではPhotoshopに関する基本設定について、第2回第3回では写真加工や編集をおこなうための必須ツールについて、それぞれ紹介をしていきました。そして第4回目となる今回は、いよいよ「実践編」として、実際に写真を加工する過程を説明していきたいと思います。初心者ではない方も、おさらいのつもりでぜひ確認してみてください。

 
▼目次

写真加工をしたいとき

うまく撮れたと思った写真でも、パソコンでよく確認してみたら「なんか暗いな」「曲がっているな」と思ってしまうことはありませんか。

そんなときのために、写真を見栄えよく加工する方法について紹介ていきます。

まず、加工前の写真はこちらです。

加工前の写真

なんだか全体的に薄暗い、画角(全体が水平かどうか)が曲がっている、など気になるようなところがあれば、Photoshopで加工してみましょう。

加工後の写真がこちらです。

加工後の写真

加工前と比較し、明るくて楽しい雰囲気の写真になりましたね。

では、写真はどうやって加工していくのかについて、実際の手順を説明していきます。

基本的な加工の手順について

1. レイヤーを複製する

取り消しや戻る機能、ヒストリー機能で初期の状態に戻すことも可能ですが、念のため元の写真は保存しておくようにしましょう。加工するツールごとに複製したレイヤーを作っておいてもいいかもしれません。加工前の写真と加工後の写真を見比べて、画像を調整するのにも便利です。

レイヤー上で右クリックをして、「レイヤーを複製」を選択する

レイヤーの上で右クリックをして、「レイヤーを複製」を選択します。

複製したレイヤーの名称を変更します。

レイヤーが複製されたのを確認する

レイヤーが複製されたのを確認します。

これで複製の作業までは完了です。

2. サイズ・画角を調整する

この写真、実は微妙に傾いているということに気づいていましたか。

ここでは、アイキャッチサイズを655×437pxに変更しながら、この傾きを調整していきたいと思います。

画角が傾いているのを確認するためにガイドの線を引く

定規の部分からドラッグをすると、ガイド線が表示されます。

画角が傾いているのを確認するためにガイドの線を引きます。

このガイド線のおかげで、大体どれぐらい傾いているかの度合いがわかるようになります。

だいたいこのくらい傾いているのがわかります。

ツールバーの「切り抜きツール」を選択する

オプションバーの左のプルダウンメニューで「幅×高さ×解像度」を選択し、切り抜きたいサイズを入力します。

オプションバーの左のプルダウンメニューで「幅×高さ×解像度」にして、切り抜きたいサイズを入力します。

サイズを調整する

画像上で明るくなっている部分が切り抜かれる箇所になります。

角か上下左右にカーソルを合わせると、画像サイズの調整ができるようになります。

角から少し離すと、カーソルが“写真を回転させるマーク”に変更されます、そのカーソルになったら、最初に引いたガイド線を目安とし、斜めの度合いを修正していきます。

カーソルの説明

調整中の画像

これで、サイズと画角の調整ができました。

サイズと画角の調整完了

3. 明るさを調整する

次は、全体的に暗い雰囲気を明るく変えてみたいと思います。

明るさの調整は、メニューバーの「イメージ」⇒「色調補正」⇒「明るさ・コントラスト」からおこないます。

「イメージ」⇒「色調補正」⇒「明るさ・コントラスト」

プレビューにチェック

プレビューにチェックを入れておくと、調整した内容がリアルタイムで確認できるので便利です。

「明るさ」のつまみを移動して調整する

一番明るくした場合と一番暗くした場合とで、画像を比較してみます。

「明るさ」のつまみを移動して調整します。

一番明るくした場合、画像が白飛びをしてしまいます。明るくするにも限界があるので、少しずつ調整するようにしましょう。また、画像を明るくすると、全体的には白く薄くなってしまいます。コントラストも一緒に調整するようにしましょう。

「コントラスト」のつまみを移動して調整する

一番強くした場合と一番弱くした場合とで、画像を比較してみます。

「コントラスト」のつまみを移動して調整します。

コントラストを一番強くすると劇画調になってしまいます。コントラストも少しずつ調整するようにしましょう。

明るさとコントラストをバランスよく調整すると、このようになります。

実際に調整するとこんな感じになります。

4. 色みを調整する

次は全体の色みの調整をしていきます。
色みの調整方法はいろいろありますが、今回は一番簡単でわかりやすい、メニューバーの「イメージ」⇒「色調補正」⇒「色相・彩度」を使います。

「イメージ」⇒「色調補正」⇒「色相・彩度」

プレビューにチェック

プレビューにチェックを入れておくと、調整した内容がリアルタイムで確認できるので便利です。

「色相」とは

赤、青、緑といった色みの違いを表す言葉です。「色相」のつまみを動かすと、下記のように変わります。

「色相」とは

「彩度」とは

色の鮮やかさの違いを表している言葉です。「彩度」のつまみを動かすと、下記のように変わります。

「彩度」とは

「明度」とは

明るさの違いを表している言葉です。「明度」のつまみを動かすと、下記のように変わります。

「明度」とは

今回は「彩度」を上げ、鮮やかな色合に仕上げました。

調整したらこんな感じ

Camera Rawについて

上記で紹介した機能のほかに「明るさ・コントラスト」「色相・彩度」が1つの画面で変更できるCamera Rawという画像補正機能があります。

Camera RawはPhotoshopのバージョンによって対応できる機能が異なりますが、今回はPhotoshopCC2014のCamera Raw バージョン8.6の画面にて紹介したいと思います。

メニューバーの「フィルター」⇒「Camera Raw フィルター…」を選択する

メニューバーの「フィルター」⇒「Camera Raw フィルター…」を選択します。

上段ではなく、下段のほうの「Camera Raw フィルター…」となるので要注意です。

つまみを動かして調整する

今回紹介した「明るさ・コントラスト」「色相・彩度」の2つは、下記画像の赤枠の2つになります。

「明るさ・コントラスト」「色相・彩度」の2つは、下記画像の赤枠の2つ

他の項目についてもいろいろ試しつつ、画像補正をおこなってみてください。

今回の写真では、下記の設定にしました。

調整したらこんな感じ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回までの内容で、Photoshopについては一通りの設定・ツール選択・加工ができるようになったと思います。ここから先は、他のツールの操作性などもいろいろ自分で試しながら、Photoshopをマスターしていきましょう。

また、次回はシリーズの最終回として、せっかく基本を覚えたPhotoshopの効率的な使い方や初心者向け以外の機能についてもいろいろ紹介していきたいと思います。

それでは最後までお付き合いいただきありがとうございました。全5回のこのシリーズでPhotoshopの基本をマスターし、写真加工を自分で手軽にできるようになりましょう。

 
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この記事を書いた人

LIGブログ編集部
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