クライアントには本業があります
クライアントはWeb制作をビジネスとはしていません。
そのため、クライアントの担当者やプロジェクトの関連メンバーは、全員本業を抱えながら対応してくれています。
過密スケジュールや過度な作業を依頼すると・・・
- クライアントの気持ち
- 「本業があるし対応できないよ。そこもやってくれたらいいのに」
「え〜、それうちが考えるの? うちがつくるの?」
「テキスト提供してくださいってきたけど、作れないよ」
現場で心がけましょう
事前に気をつけたいことは以下のとおり。
- 担当者の他の業務を理解しておきましょう
- 考える作業は丸投げにせず、打ち合わせ時に一緒に導き出しましょう
- ライティングは見積り項目にきちんと加えて制作を依頼してもらいましょう
Web制作会社の常識はわかりません
Web制作会社のスピード感や制作の流れ、費用感などは、クライアントには理解ができません。
クライアントにはその業界のルールがあるので、Web制作業界のルールを理解してもらうよりも、まずクライアントの業界のルールを理解しましょう。
- クライアントの気持ち
- 「公開してからたくさん費用をとられるのは不安だ、だから完璧に仕上げたい」
「いつも忙しそうだし、すぐに対応してくれなさそうで言いづらい」
「なんかまだ制作の前だけど、いろいろ縛りがあって難しそうだな。大丈夫かな」
現場で心がけましょう
クライアントを不安にさせないために、下記のことに気をつけましょう。
- 公開後の流れや、アフターフォローのことまで事前に説明をしましょう
- 相談しやすい関係づくりを心がけましょう
- 制作前の規定はわかりやすく説明しましょう
まとめ
ディレクターだけではなく、現場の全員がクライアントの気持ちを理解してあげることで、クライアントとの距離はもっと近くなると思います。
クライアントの立場に立って考えてみることで、サービスの向上や見落としていたフローを見つけられることも。
ぜひ一度、クライアントの気持ちになって自社のサービスについて考えてみてはいかがでしょう。
【Webディレクターが知っておきたいプロジェクト管理術】
※ Web制作のクライアントにヒアリングしたい項目と意識すべき重要なこと
※ ディレクターがWeb制作のプロジェクト進行でトラブルを防ぐための5つのコツ
※ Webディレクター必見!プロジェクトを円滑に進め、遅延を発生させないためのポイント3つ
※ Webディレクターがプロジェクト管理をする上で大事な「巻き込む」ということ
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