事務職からコーダーへ転職!仕事と学習を両立するコツを聞いてみた

事務職からコーダーへ転職!仕事と学習を両立するコツを聞いてみた

Haruna Okumura

Haruna Okumura

こんにちは! デジLIG運営スタッフのはるなです。

デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)とは
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・北千住・町田・川崎・大宮にて受講生を募集していて、無料説明会は毎日開催中!

本連載では、デジLIG卒業生のスクール体験談や転職の成功事例を通して、Webデザインを勉強中の方に役立つ情報をお届けしています。

今回は、未経験からコーダーへの転職に成功した村田さんにインタビューしました。フルタイムの仕事と勉強を両立する秘訣や、デジハリが主催するクリエイターズオーディション(転職希望者のマッチングイベント)へ参加された経験についてもお伺いしました。

毎日Webデザインに触れ、向上心の高い仲間と切磋琢磨することがスキルアップに大切であるということが伝わる内容となっておりますので、ぜひご覧ください!

本記事はこんな方におすすめです!

  • Webデザインやコーディングに興味がある
  • 働きながらキャリアチェンジをしたい
  • 向上心の高い仲間に囲まれて学習をしたい
人物紹介:村田さん【STUDIO大宮2022年2月生/Webデザイナー専攻/デザイン集中講座】
現在26歳。2023年3月末まで商社で一般事務職(情報システム管理部)で4年間アシスタントとして働いていたが、23年6月からコーダーとしての転職が決まっている。趣味はダンスで、マルチーズとパピヨンのMIX犬に癒されながらコーディングをするのが好き。

スクールを活用し、働きながら効率的なキャリアアップを!

ーーさっそくですが、村田さんはどうしてWebデザインを学ぼうと思ったんですか?

自分の強みを伸ばして、どこへ行っても通用するスキルを身につけたいと感じたことがきっかけです。前職の一般事務職では毎日決まった仕事をこなしていたんですが、10年上の先輩が自分と同じ仕事をしているのを目の当たりにして、このままキャリアアップせずに同じ会社で働くことにもやもやしたんです。

自分の得意なこと+興味があるものを新しく勉強しよう!と考えたときに、業務でWebサイトの更新のためにHTML、CSSを少し自分で調べて触り、時間を忘れるくらい夢中になった経験を思い出しました。またマニュアルを作るときもわかりやすくするために見た目を工夫する癖があったことから、この2つを活かせる・伸ばしていけるのはWebデザインだ! と思って勉強することを決めました。

ーーそうなんですね! HTML、CSSを独学した経験があるとのことですが、勉強方法としてスクールへの入学を選んだ理由はありますか?

転職を目指し独学で少し勉強しましたが、転職できるレベルまで達するためにはスクールのほうが効率が良く必要なことが学べると感じました。

たとえばIllustratorやPhotoshopなどツールの使い方は独学でもできますが、デザインのルールなども独学だと正しいか正しくないか判断できないですし、コーディングに関しても自分じゃ解決できないところもあったので、わからないことを聞ける環境が欲しかったんです。

ーースクールの中でも、デジLIGへの入学を選んでくださった理由はありますか?

1つ目はオンラインと来校のどちらでも学習ができ、働きながらでも効率的に学習時間を確保しやすいことです。仕事をしているのでオンラインで勉強できる環境はもちろんでしたが、来校することでモチベーション維持もしっかりできそうと思いました。

2つ目は、説明会の際に見た卒業制作のサイトのレベルが高く感じて、自分もここまで作れるようになりたい! と思ったことです。このレベルのものが作れるようになるなら、現役デザイナーの方にある程度厳しく指導してもらえるかなと考えデジLIGへの入学を決めました!

成長できる環境に積極的に飛び込もう!

ーーデジLIGではトレーナーさんや受講生さんとコミュニケーションをたくさん取られていましたよね! STUDIOの雰囲気はどうでしたか?

トレーナーさん、受講生さんみなさん話しやすくアットホームな雰囲気で、横のつながりができました。最初は個別指導塾みたいな感じでもくもくとやっていってわからないところだけトレーナーに聞くのかなと思っていましたが、ぜんぜんそんなことはなかったです。

受講生とは、勉強の合間にデザインについてワイワイ議論したりもしました。デジLIGの受講生は向上心の高い方達やさまざまな経歴の方がいるので、交流することでもいろいろ学ぶことができたと思います。

周りがやる気がある人が多くて刺激を受けられるので、自分のやる気さえあればスキルが伸びていく環境が整っています。

ーートレーナーへの質問もたくさん活用されていましたよね?

デジLIGの醍醐味は、個別にトレーナーさんに質問できるところだと思います。

私は自走力を培うために、わからないところは自分で調べてからトレーナーさんに聞くようにしていました。そうすると自分では判断できないような情報、調べても出てこない情報を深堀りして教えていただけます。

なので課題のフィードバックをもらうだけでなく、遠慮せず積極的に質問してたくさん情報を得るといいと思います! 私は「現場ではどうされていますか?」と必ず質問するようにしていました。

毎日5分でもWebデザインに触れることを徹底する!

ーー村田さんはフルタイムで働きながらの学習でしたが、大変だったことはありますか?

通勤時間が片道約2時間くらいかかっていたので毎日の時間の確保が大変でした……。ですが、デジLIGにいる期間は妥協せずに制作をしたいという気持ちが強かったので、隙間時間に勉強というよりかは、生活の軸にWeb制作を持ってくるようにしました。

具体的には電車の広告、CMなどを見ているときもデザインの意図などをぼんやり考えたり、通勤時間を有効活用してPinterestで好きなサイトを見つけて軽めのサイト分析などおこなったりしていましたね。

学習時間としては平日は帰宅後3時間くらい、土日は12時〜19時くらいまで勉強をし、在学中は趣味のダンスや、友人と遊ぶ時間も削ってなるべく制作に集中していました。

村田さんのある日のスケジュール

ーー毎日の学習時間やスケジュールはどうやって管理してたんですか?

私は大雑把で厳しく管理してしまうと嫌になってしまうと思ったので、大まかなスケジュールだけ決めた上で、1日5分はPCを触るというルールのみにしてました。

だいたいそのまま勉強を続けちゃうことが多いんですが、どうしても疲れて難しいときは「動画教材を1本見る」、「トレーナーさんから聞いた内容をGoogleで調べる」、「サイト分析を少しする」など5分でできることをやりました。

1日5分でも継続してみることで、そのうちやらなきゃ気持ち悪くなってくるんです!(笑)

ーー毎日5分でもやるってすごく大事ですよね! モチベーションの維持はどうされてたんですか?

どれだけモチベーション下がっても5分は勉強してWebから離れないようにしていました。

「1日○時間勉強!」と長時間の目標を設定したり完璧主義すぎるとしんどくなってくるので、あくまでも楽しむことは忘れずに、でも必ず毎日手を動かすことで働きながら学習を続けられました。

卒業制作ではクライアントワークに挑戦!

ーー村田さんは卒業制作でクライアントワークに挑戦されていましたよね! 卒業制作はどんなサイトを作成されたんですか?

小さいときから通っていた町のお寿司屋さんのサイトを作成しました!

▼村田さんが卒業制作で作成した実際のサイトはこちら!
https://suzuyoshi-sushi.com/index.html

ーークライアントワークならではの大変さはありましたか?

家族経営のお寿司屋さんのため方向性が変更になることもあり、スケジュール通りに終わるかな……という不安がありました。

卒業制作は期間内に終わらせる! クライアントに渡せるくらいのクオリティを担保する! と自分で決めていたので、制作時間と睡眠時間を確保するために会社から徒歩5分のビジネスホテルに泊まったこともありました(笑)。

卒業制作期間中に「期限内に終わるか不安」とトレーナーさんに相談したときには、調べても出てこないような早く実装する方法を教えてもらえたりしました。また他の受講生に制作途中に意見をもらったり、サイトで使う写真の撮影に協力してもらったり、みんなに助けてもらった卒業制作でした。

ーー無事納品できたときの達成感はきっとすごかったですよね!

正直、卒業制作発表会が終わったあとは「上には上がいるなあ、こんなにやったのに思った結果出なかったなあ」と落ち込んでいたんですが、クリエイターズオーディションに選ばれたことで「よかった! 頑張った!」と報われた気持ちになりました。

※クリエイターズオーディションとは
全国の校舎から選出された「デジタルハリウッド」の受講生(卒業生も含む)が、企業の採用担当者の前で自身の作品をプレゼンテーションし、採用担当者側は「この人いいな」と思った人をその場でスカウトできる、ジョブマッチングイベントのこと。

未経験からの転職活動で大事なことって?

ーー村田さんはどのように転職活動を進めたんですか?

エンジニア、コーディングができるWebデザイナーという軸で、クリエイターズオーディション、直接応募、エージェント、デジLIG直接紹介などで20社ほどエントリーしました。

面接対策もデジLIGの運営の方におこなっていただいていました。説明が苦手だったのですが「想定される質問を文章に書き出してみよう!」というアドバイスをいただき、以前より面接がスムーズになりました。

ーー今回入社を決めた会社は、クリエイターズオーディション経由で出会った会社なんですよね?

クリエイターズオーディションで一番最初に声をかけていただいた企業さんへ入社しました。面接でお話しをして、一緒に働いていることが想像できたんです。

前職と同様の大企業の子会社なのですが、器用なタイプじゃないので、大きい企業の業務が細分化されているところでコーディング力を伸ばしていきたいと思っていました。

ーー未経験からの転職で大変だったことはどんなことですか?

アピールできる実績・実務経験が少ないことです。実績の少なさは在学中に何件かおこなったクライアントワークで補填して、一件一件ただデザインや実装をしているだけでなく、クライアントの目的達成のために考えて作ったことをアピールしました。

ほかにもこれから活かせる今までの経験をアピールしていきました。私の場合は、前職のシステム部門でPCの不具合解決対応などもおこなっていたので、問題解決力などをコーディングのときに活かせることをアピールしました。

未経験だと現職の経験は活かせないように思えますが、小さなことでも必ず活かせる経験はあります。一回今までの自分の経験を棚卸し、言語化してみると見えてくると思います。

ーーポートフォリオはどのような部分を工夫しましたか?

1つは制作の目的、ターゲット、クライアントの要望記載し、目的達成のためになぜこのデザインにしたのかが伝わりやすいように工夫しました。またエンジニア志望だったので更新のしやすさを意識したclass名のルールなど、コーディングで気を使ったポイントなども記載しました。

2つ目はわかりやすく、見やすい文章にすることです。箇条書きで書く、難しい言葉を使わない、長文にならないようにする、余白を気にするなど、誰がみても見やすくわかりやすいと思えるようなポートフォリオを心がけました。

ーークライアントワークを経験した村田さんならではのポートフォリオですね! さいごに、未経験からWebデザイナー・コーダーを実現するために大事なことをぜひ教えてください!

カリキュラムの勉強ももちろんですが、「トレーナーさんやまわりの受講生に話しかけて積極的に情報をキャッチアップしたり、キャッチアップした内容を自分で勉強してみる」、「課題以外のクライアントワークに挑戦してみる」、「わからないことはまず調べてみる」など、自発的に行動してみることでチャンスが掴めるのかなと思います!

勉強していて最初は難しいな……と心折れそうになることもあるかもしれません。ですが少しでも継続することでできるようになったり、新たな楽しさに気づく瞬間が必ずくるはずです!

抱え込まずに時に周りの人の力も借りながら、できることを毎日やっていくことがいいのかなと思います。興味があれば飛び込んでみて、まずは1日5分でも続けてみるといいのかなと思います!

ーー心強いお言葉ありがとうございます! これからの村田さんの活躍に期待してます!

さいごに

今回は仕事と学習を両立し、スキルアップと転職という目標を叶えた村田さんにインタビューをしました。STUDIOで努力されている姿を拝見していたので、私もインタビューをしていて熱い思いでいっぱいになりました!

デジLIGでは、Webクリエイター・動画クリエイターを目指す方を応援しています。スクールでの学習を検討されている方は、ぜひお気軽に無料個別説明会へお越しください!
 

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Haruna Okumura
Haruna Okumura Digital Education / School Operator / 奥村 春菜

1995年生まれ。大学卒業後、シェアハウスを扱う不動産会社の海外事業部で賃貸営業を経験。その後学生時代にアルバイトをしていた縁でLIGのコワーキングスペース「いいオフィス」に出戻りし、運営・管理業務に従事。現在は「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」で受講生の入学後のサポートを行う。コミュニティ運営が大好きで、話しかけやすいオーラを出すのが得意。

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