未経験で銀行員からWebデザイナーへ!元デジLIG生が語る、転職の秘訣とは?

未経験で銀行員からWebデザイナーへ!元デジLIG生が語る、転職の秘訣とは?

Ten Tanaka

Ten Tanaka

こんにちは! デジタルハリウッドSTUDIO by LIG運営スタッフのです!

デジタルハリウッドSTUDIO by LIGとは
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をして始めたクリエイター養成スクールのこと。現在、上野・池袋・北千住・町田・川崎・大宮に校舎があり、オンラインでも個別説明会実施中です!

今回は、今年3月にデジタルハリウッドSTUDIO上野 by LIG(通称:#デジLIG)を卒業し、LIGへデザイナーとして入社したえびちゃんにインタビューしてきました!

なんと、LIGへの入社はTwitterがきっかけなのだとか。

Twitterの活用法やWebデザインを習得するために意識していたこと、転職活動やポートフォリオのお話などなど……Webデザイナーを目指す方が気になる話題が満載です! さらに、えびちゃんの採用に関わった先輩デザイナーのありさんをゲストに呼んで、採用に至った背景や見ていたポイントも聞きました!

未経験からWebデザイナーへの転職を考えている方は、ぜひご覧ください!

ico 人物紹介:ありさん2017年、LIGにデザイナーとしてジョイン。LIGではえびちゃんの先輩にあたる。
ico 人物紹介:えびちゃん2019年にSTUDIO by LIG(デジLIG)へ入学。スクールを卒業後、他業種からLIGのデザイナーへ転職。

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「プロから学びたい」「クリエイティブな仕事がしたい」……という方は「スクールでの勉強」もおすすめです。デジLIGでは、未経験から6ヶ月でWebデザイナーを目指せます。現役Webデザイナーによる授業と豊富な就職支援が特徴!ぜひ一度詳細をチェックしてみてください
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今までのキャリアとデジLIGへ入学するまで

天:さっそくいろいろとお話を聞かせてください! えびちゃんはこれまで何のお仕事をされていたのですか?

えびちゃん:新卒で銀行に入社し、7年間勤めていました。その中で部署が2回変わり、窓口での接客、本部でExcelを中心とした仕事を行っていたんです。当時はデザインとはまったく関係のない業務をしていました。

天:そうなのですね! 金融の世界から、どうしてWeb業界への転職を考えたのですか?

えびちゃん:きっかけは2つあって、1つ目は銀行内でのキャリアが見えなくなったことです。1つの部署で長く続けながらキャリアアップをしていく……となると、いずれは指導者という立場になると思います。指導者になったときに、新たに学ぶことが減ってしまうのでは、という懸念がありました。ほかにもたくさん部署はありましたが、そのなかでやりたいと思える仕事・部署もありませんでした。

2つ目は、趣味だといえるくらい自分の好きなことを仕事にしたいと思ったことです。週5日、1日7時間〜とかなりの時間を仕事に費やしています。そのなかで心から好きだと思えることや、休日に勉強していても苦じゃないと思えることを仕事にしたかったんです。

天:なるほど。Webの勉強をしようと思う前に、まずは転職したいという想いが先にあったということですか?

えびちゃん:そうですね! 転職がしたい、好きなことがしたいという想いがありました。Webの勉強を始めたのは、あらためて人生を振り返ったときに、小学校高学年のころ趣味でHPを作成していたのを思い出したことがきっかけでした。

デジLIGに通ってみて

天:入学前は、いろいろな学校を検討していたと思うのですが、デジLIG(LIGが運営するスクール)を選んだのはなぜですか?

えびちゃん:実務に近い形で学習ができること、動画配信で勉強できること、「LIVE授業」というカリキュラムでWeb業界で知名度の高いLIGのWebデザイナーから直接授業が受けられるという点が他のスクールにはなく、とても魅力的に感じました。

※ LIVE授業とは?
STUDIO by LIG受講生に向けて対面式で行う講義やワークショップのことを「LIVE授業」と呼んでいます。毎回講師は変わり、LIGのデザイナーや、現役デザイナー・クリエイターのSTUDIO by LIGトレーナー、さらに外部から先生をお招きすることもあります。

天:そうだったんですね! デジLIGに実際に通ってみて、良かったと思う点はありますか?

えびちゃん:やはり動画教材での学習方法とLIVE授業ですね。対面授業だったりすると、ふだん仕事をしているので、繁忙期はスケジュールが組みづらいと感じていました。一方で動画教材であれば自分で調整ができます。また、動画教材は学習の強弱がつけやすく、苦手な分野は繰り返し勉強ができ、得意な部分は倍速で見たりと調整ができる点がとても良かったです。

LIVE授業については、ありさんの配色やレイアウトの授業がすごくためになりました。講義を聞くだけではなく、ありさんへ直接相談したり自分の制作物のフィードバックをもらう時間もあり、とても嬉しかったです。

天:えびちゃんは仕事をしながらスクールに通っていましたよね。正直苦戦したなという部分はありますか?

えびちゃん:緊急の仕事が入るときは、仕事と勉強の両立に苦労した部分もありました。基本的に学習のスケジュールは自分で立てて、いつまでにどこまでやるのかを逆算して決めてやっていましたね。

天:逆算してスケジュールを立てるというのは、どのようにされていたんですか?

えびちゃん:入学時にもらう学習カルテに、一つひとつ手書きで期限を書いていました。

天・ありさん:えらい!!!!

えびちゃん:できるようになったことへの達成感も欲しかったんです。期限どおりに終わったら「できた!」という喜びを味わうためにも期限を細かく決めてました。

天:お仕事の繁忙期もあるなかで、どのように学習の時間配分を決めていましたか?

えびちゃん:平日は仕事から帰宅し2時間勉強することを目標にしていました。ただ、時間の確保ができないときは休日丸1日を勉強時間として充てるなど、遅れは土日に取り返すようにしていました。また、デジLIGの学習で苦労した点でいうと、コーディングパートがけっこう長くて大変でした……。

天:コーディングに苦戦したんだ。ちなみにデザインとコーディングを習得するコツはありますか?

えびちゃん:デザインに関しては、手を動かすだけでなくなぜこの色を選んだのかを考えながら勉強していました。Pinterestなどを利用して良いクリエイティブを見ることが大切だと思います。

また、今後デザイン中心の仕事をしていきたいと思っていたため、コーディングについては勉強内容に強弱をつけていました。ぜんぶ書こうとせず、学んだあとにコーディングのテンプレートを作っておいて繰り返し使えるようにしたり。1から作らなきゃ、ぜんぶ覚えなきゃと思うと心が折れてしまいますしね。

Twitterの活用

天:デジLIGの学習以外で取り組んだことはありますか?

えびちゃん:デジLIG以外だと、バナーのトレースをしたり、オリジナルで作成をしたりしていました。Twitterでバナーのお題を出してくれる方がいて、その方のお題を使い自分でも作っていました。あとは、Twitterの発信、ポートフォリオの作成に取り組みました。

天:えびちゃんはTwitterをとても活用している印象がありましたね! 意図的に発信していたんですか?

えびちゃん:Twitterの発信は、繋がりをつくること、自分の学習の進捗を記録するということが目的ではじめました。バナートレースをしたらTwitterで発信したり、一人デザイン合宿の宣言をしたり、「週何個バナートレースをする!」と発信してそれどおりの進捗で進めたり。

Webデザイナーへの転職活動について

天:続いて転職活動についてですが、転職活動はどのように進めていましたか?

えびちゃん:デジLIGの転職セミナーへ参加したり、LIGの方に相談したりしていました。人材エージェントにも登録しましたが、あまり活用していなかったです。実際に転職先を探し始めたのは入学して3ヶ月後くらいですね。直接応募で会社を受けていました。LIG含め9社受け、最終的に内定を3社からいただきました。

天・ありさん:へえ〜〜〜!

天:その9社を受けようと思った基準を教えてください。

えびちゃん:まずはその企業の制作実績が好きで、自分が将来作りたいと思う制作物を作っている企業であること。そして「コーポレートサイトだけ作っています!」というような、ジャンルの偏りがないことです。

天:ポートフォリオはどのように作りましたか?

えびちゃん:入学当初からポートフォリオを作らなきゃという意識はありました。卒制(卒業制作)が終わったらすぐに転職活動をしたかったので、学習しはじめてから4ヶ月目にポートフォリオを作成すると最初から決めていました。最終的にポートフォリオサイトに載せていた作品は、卒制で作ったWebサイト、デザインだけ作った架空のサイト、アイキャッチ2つ、自分で実際に作成したバナーですね。ポートフォリオサイトは実装までやりました。ポートフォリオはLIGのありさんやづやさんにもフィードバックしていただきましたね!

ありさん:見ましたね! デザインではなくピクセルがズレるので、スタイルの修正をした記憶があります(笑)。

えびちゃん:懐かしいですね……!

ありさん:よく受講生さんからポートフォリオに載せるにはいくつ作品が必要か聞かれます。ただ、正直作品数はあまり見ていないです。たしかに1作品だけだと少ないと思いますが(笑)。

デザインが自分の好みに偏っていないこと、いろいろなデザインができることはアピールできた方がいいと思います。なので単に作品の数を増やせばいいというわけではないです。あと単純にポートフォリオのために作られた作品ってとても悲しいと思うんです。自分が作りたくて作る制作物を心掛けて欲しいなあと思います。

LIGに入社してみて

天:卒業後、どのような流れでLIGに入社したのですか?

えびちゃん:Twitterで発信していくなかで、私がストーカーのようにありさんのTwitterを見つけたんです。ありさんからお声がけいただき、LIGのアイキャッチを手伝わせていただいたことが入社のきっかけでした。実はそれ以前に、ありさんのLIVE授業で自分が作成したバナーを見ていただく機会があったんです。そのときに想像以上にありさんからたくさんフィードバックをもらい、「ありさんすごい……!!!!」と思っていました。

天:複数内定をもらっていたと思いますが、そのなかでLIGを選んだのはどうしてですか?

えびちゃん:私自身LIGブログを参考に卒業制作を作成したり、Webの勉強をしたりしていて、良い記事がたくさんあることを実感していました。LIGへの恩返しではないですが、よりLIGブログを広めていきたいという想いがありました。また、LIGはデザインはデザイナー、コーディングはエンジニアとそれぞれ分業している点も選んだ理由です。デザインもコーディングもそれぞれめちゃくちゃ優秀な方々の集まりだと思います。

入社前にLIGブログのアイキャッチを作らせていただいたときに、Jonaさん、ありさんからフィードバックをもらったんです。知識量が半端じゃないと感じ、教育熱心な方々ばかりで、最終的にはこの人たちと働きたいと感じ、LIGに決めました。

ありさんのえびちゃんへの印象

天:当時ありさんはえびちゃんのことをどのように見ていたんですか?

ありさん:LIVE授業のさいごに、えびちゃんからバナーのフィードバックをして欲しいと言われたときに、基本辛口、そして大量にコメントしたんです。フィードバックしている間に、こんなに言って落ち込んでいないかな……と心配になっていたら……すごい喜んでいたんです(笑)。戸惑ったりショックを受けてしまう人が多いなかで、いい意味で「やばい子だなあ」と思いましたね(笑)。フィードバックを受けることに喜びを持ってくれることに対して、すごいなあと思いました。

また、えびちゃんのTwitterを見たときに、バナーのトレースを週2回していたことがわかったんです。私もよくトレースをしますが、週2回トレースするのってめちゃくちゃ大変なんですよ。飽きますし。まずそれができることがすごい! と思いました。えびちゃんはデジLIG時代、会社で仕事しつつ、課題を早めに終わらせてトレースの時間を作っていました。そのモチベーションがあり、フィードバックをもらうことへの喜びも感じていたので、試しにLIGのアイキャッチにチャレンジしてみないかと声をかけました。

天:採用側の目線としてはどんな方に入社して欲しいですか?

ありさん:LIGへの愛情がある人、勉強熱心な人ですね。能動的に動けないと業務上しんどい部分も出てくると思うので、自分で能動的に勉強できる人だと嬉しいです。

天:なるほど。能動的に動けるかどうかはどんな業務でも大事だと感じます。

転職を成功させる秘訣とは?

天:お二人が考える、転職を成功させる秘訣は何でしょうか?

えびちゃん:おこがましいかもしれませんが、「デザインが好きだ」ということを伝えることです。それも言葉だけではなく、定量的にわかるようなアウトプットをできるだけたくさん出すことが大事だと思います。また、私は現役デザイナーさんから直接フィードバックをもらうことをしていました。デジLIGでは、デザイナーのありさんやトレーナーさん、そして天さんなど相談できる環境が整っています。作るだけでなく誰かからフィードバックをもらうことも大切だと思っています。

ありさん:採用目線でいうと、まず、何で転職したいのか、何年後何をしたいのかを明確にすることです。それがないと、採用側としてもこの人を幸せにできるのかの判断ができないので、まずはそこを整理することが大事だと思います。

天:ぶっちゃけLIGに入社してしてみて、いかがでしたか? なにかギャップはありましたか?

えびちゃん:ギャップは正直ないですね! 思ったとおり皆さんいい人だなと思っています。デザインスキルがとても高くて教育熱心で、本当に毎日ありがたい環境だなと感じています。

ありさん:私もえびちゃんは入社後も印象は変わらず、勉強熱心だなと思っています。スキルセットが高い人が多いなかで頑張っていると思います。

えびちゃん:操作一つで手間取うこともあり凹むこともあるんですけど、「やるしかねえ!」という思いで取り組んでいます(笑)。

天:今後、デザイナーとしての目標を教えてもらえますか?

えびちゃん:まずは社内制作チームのメンバーとして、一人でアイキャッチを作成できるようになることです。また、早く他の人に対してデザインのレビューができるようになることが、直近の目標です。その後は、感情を動かされるようなクリエイティブなサイトを作れるようになりたい、と今は考えています。

Webデザイナーを目指す方へ

天:これからWebデザイナーを目指す人へ、これをやっておくべき! ということはありますか?

えびちゃん:デジLIGに通っている人であれば、まずは計画的にカリキュラムを進めることです! やみくもに進めるのではなく、いつまでになにを完了させるのかを考えて進めれば、そこまでこなせない量ではないと思っていますし、絶対できると思います。加えて、カリキュラム以外にも手を動かしてみることをおすすめします。

あとは、卒制で実際にクライアントワークをしたのですが、その経験がとても良かったです。クライアントワークは先方と方向性をすり合わせながら制作します。自分一人で制作するわけではないことが、勉強になったと感じています。

天:それではさいごに、これからデジLIGへ通おうとしている方、デジLIG生へメッセージをお願いします!

えびちゃん:デジLIGは本当に自分を支えてくれる存在でした。相談に乗ってくれる方々が多く、良い環境です。自分から周りに聞いたり行動したりできる人が成功を掴んでいくと思いますし、周りに頼りながら頑張ってほしいと思います。とくに働きながら通うとなると大変な部分もありますが、デジLIGでしっかりと勉強していけばいい未来に繋がると思うので、ぜひ頑張ってください!

まとめ

今回は、デジLIGでの学習やWebデザイナーになるために学習面、転職活動の面で心がけたことなど、気になることをたくさん伺いました! 学習したことをアウトプットするためにTwitterで発信していたえびちゃん。その発信がLIG社員の目に留まり、結果LIGへの入社が決まりました。目標を立てて計画的に学習する姿勢や、デジLIG以外での取り組みなど、さまざまな努力が実を結んだのではと思います。

今回の記事が少しでもWebデザイナーを目指す方の参考になれば嬉しいです!

ありさんえびちゃんのTwitterもぜひチェックしてみてくださいね!

以上、天でした!

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Ten Tanaka
Ten Tanaka Digital Education / School Operator / Leader / 田中 天

大阪市立デザイン教育研究所、成安造形大学卒業後、京都芸術大学院を修了。在学中は芸術学を中心に多くのコンペティションに挑戦し功績を残す。カプセルトイメーカー、キャラクターライセンス事業の広報を経て、2018年にLIGに入社。デジタルエデュケーション部にてクリエイタースクールであるデジタルハリウッドSTUDIO by LIGの運営を中心にキャリアサポートを行う。

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