3. オズボーンのチェックリスト
ブレーンストーミングの考案者として有名なA・F・オズボーンによる発散発想技法。アイディアが浮かばない際に発想する切り口として利用する為のリストである。M・I・Tクリエイティブ・エンジニアリング・ラボラトリーがオズボーンの著書から9項目を選んで作成したものが有名であり、以下、その9項目である。
- 他に使い道はないか(Put to other uses-転用)
- 他からアイデアが借りられないか(Adapt-応用)
- 変えてみたらどうか(Modify-変更)
- 大きくしてみたらどうか(Magnifty-拡大)
- 小さくしてみたらどうか(Minify-縮小)
- 他のものでは代用できないか(Substitute-代用)
- 入れ替えてみたらどうか(Rearrange-置換)
- 逆にしてみたらどうか(Reverse-逆転)
- 組み合わせてみたらどうか(Combine-結合)
これは殆ど、大学受験数学で役に立つような内容です。
これを見ていると、G.ポリアの名著『いかにして問題をとくか』(マイクロソフトの新人プログラマ全員に配布される本としても有名)を思い出します。
オンラインアプリ 「アイデア生産工場」
これは楽!考えたい対象を入力するだけで、ぱっとこんな風に問題提起してくれます。
上記の例では、「ligを激しくしたら」という問いに想像が膨らみ、相当笑えました。
このように、妄想発想がどんどん膨らみます(;^ω^)
Androidアプリ 「idea Pod」
オズボーンのチェックリストとは若干違うのですが、TRIZ (トゥリーズ)という発想方法に基づいて質問カードを出してくれるアプリです。
LIGブログを読んでいる方ならよくご存じと思われる面白法人カヤックさんの作品です。
iPhoneアプリ 「強制連想型アイデア発想ツール」
すみません、これもiOSを使っていないので分からないのですが、上記のアイデア工場のように問題を自動作成してくれて、順番に答えていくようなイメージです。
4. ひとりでブレスト
ブレストは1人ではなかなか難しいですが、こんなツールを使うとあら不思議、他の人からの見方を取り入れながら発想しているかのようになります。
オンラインアプリ 「ひとりブレスト」
メモを取りながらブレストするツールですが、なかなか面白い切り口から質問してくれるのでかなり助かります。
ただし、質問内容はいつも同じです。ですので、2回目以降はその質問を書き出しておいて、ブレストするといいかもしれません。
オンラインアプリ 「ホッテントリメーカー」
世の中には「○○メーカー」というオンラインアプリがたくさんあります。
例えば先日のLIGブログ記事『ホッテントリメーカー』さえあればご飯大盛り三杯はイケるでは、「ホッテントリメーカー」が紹介されていました。
これに考える対象を入れてみると、意外な切り口から記事タイトルが吐き出されます。
これが人と一緒にブレストしているようなイメージなんです。
他にもキャッチコピーメーカーなど、多種多様な「メーカー」がありますので、一人でブレストするときは利用すると便利です。
iPhoneアプリ 「切り口BOY」
新たな切り口を提案してくれるアプリケーション。
ユーザレビューでは評判がイマイチのようですが、これはブレストに結構使えると思います。
「お父さん」と打ち込んでみてください。
あなたが今まで気付かなかった、
全く予想だにしなかった、
新しいお父さんが見えてくるはずです。
仕事に、人生につまづいたら、
何がなんだかわからなくなったら、
新しい切り口を探しましょう!
人生は短い!
さあ、「切り口BOY」とともに
豊かで楽しい人生を早速始めましょう!出典:AppStore
広辞苑
言わずとしれた広辞苑。これが最終兵器です。
【ブレストでの使い方】
- 適当にバシッと開いたところにある言葉と考えたい対象と無理矢理結びつける
- 考えたい対象を広辞苑で引いてみる
- 考えたい対象を広辞苑風に説明してみる。しかも、違う意味で。そして人が騙されるくらい広辞苑風に。
最後の3番目について例を挙げます。
「LIG」
「国際照明規格(Light International Gauge)。照明装置の規格を国際的に統一することを目的として、1967年にスイスのジュネーブを本部として設立された。」とかなんとか、適当に考えます。
そうすると、なんか勝手に色々妄想発想できるような気がします。
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