4. 企業アカウントに話しかけているユーザーは意外と多い?
LINEのトーク画面では、企業アカウントに向けてメッセージを送ることができます。LINEユーザーが企業アカウントに話しかけるということですね。
運営目線で考えた場合、「自動応答メッセージ」機能を活用すれば、LINEユーザーがトークで送った、特定の固定ワード別に返信メッセージを設定できます。また、APIと連携できるLINEビジネスコネクトを活用すれば、LINEユーザー一人一人の情報を識別し一対一のコミュニケーションを実現することができます。企業とユーザーの新しいコミュニケーションと言えるでしょう。
Q7. 企業の公式アカウントに話しかけたこと(トークを送ったこと)はありますか?
では、LINEユーザーは企業アカウントにどの程度話しかけているのでしょうか?
4割弱のユーザーが、実際にメッセージを送っていると回答しています。
Q8. どのような内容のトークを送りますか?(※複数回答可)
どんなメッセージを送っているのでしょうか?
手軽に送れるスタンプが最も多いですが、次いで「その企業や商品に対する質問」「おはよう」などの挨拶も高いですね。
また、フリーワードでの回答では、「キャンペーン参加の条件」「プレゼントキャンペーンに参加するため」など、キャンペーン参加目的という回答もありました。
いずれにせよ、何かしら意味のあるメッセージを送り、回答を期待しているユーザーが多いと考えられます。
Q9. トークを送ろうと思ったきっかけは何ですか?(※複数回答可)
実際にトークを送ったきっかけをみてみましょう。
やはり「面白い返事」を期待しているよう。そして、返ってくることを前提に話しかけていることがわかります。
ポイント
約4割のユーザーが企業アカウントに話しかけたことがあり、そのうち7割のユーザーが目的を持って話しかけていました。
この結果から自動応答やビジネスコネクトを活用すれば、LINEユーザーとの有意義なコミュニケーションをとることが期待できます。LINEユーザーが楽しめるクイズやユーザーメリットの高いプレゼントキャンペーンなどのメッセージは効果的でしょう。
5. タイムラインでおもしろいネタを求めているユーザーは意外と多い?
LINEではメッセージのやり取りをするトーク機能がよく使われますが、タイムラインの存在を忘れてはいけません。
企業がホームで投稿した内容が「タイムライン」と呼ばれるフィード上に表示されるものです。ユーザーはタイムラインにある投稿に「いいね」「コメント」「共有」といったアクションをとることができます。
Q10. LINEの「タイムライン」はどのくらい利用していますか?
まずは、LINEユーザーがどれくらいタイムラインを利用しているのかみてみましょう。
投稿頻度の差はありますが、6割強のユーザーがタイムラインを利用しています。
Q11. 企業の公式アカウントのタイムラインの投稿がどのような内容だったら読みますか?(※複数回答可)
それでは、どのような内容に興味をもっているのでしょう?
クーポンやプレゼントなどのお得情報と新商品やキャンペーンなどの最新情報を求めているユーザーが多いですね。メッセージと同様で、具体的なメリットや楽しさ・面白さのあるコンテンツを求めていることがわかりました。
ポイント
現在、多くの企業アカウントがネタを重視したコンテンツを発信していると感じます。それだけでなく、お得情報やニュース性の高い最新情報の発信も考えてみるといいかもしれません。