キンミヤ焼酎
宮崎本店からキンミヤ焼酎です。多分ホッピーを出すお店が好きな人なら知っているんじゃないでしょうか。
ボトルとラベルのバランスが一番いいのは600mlですが、ボトルの形がかわいいので300mlを選びました。
このラベルはなんと言っても“昔からずっと変えていない”雰囲気と、「品質本位」と書かれた言葉をあらわすかのような千代紙の模様と、青磁色の地に金縁というめでたさのある配色が心を沸き立たせてくれます。
あとこのお酒の名前の所以だろう中央の「宮」の文字が大きすぎず、しかし確かな存在感をもっていて、いい塩梅に配置されています。
個人的にはお酒の名前を伝えるためにラベルに大きく名前を書くというのはスマートじゃないと思ってるんですね。
個性を覚える要素があってはじめて名前が頭に入ってくるわけで、焼酎のラベルで筆文字で名前がバーン!と出てくると、「うわっ焼酎らしい顔をした焼酎が来たぞ!」と避けてしまいます。
多分ワインに詳しくない人がたくさん並んだワインの瓶を見ても、みんな同じものに見えて違いがわからないのと似たようなものじゃないでしょうか。
そういう点においてキンミヤ焼酎はとてもスマートですね。
さいごに:2015年9月21日は敬老の日です
私の焼酎ボトルコレクション、いかがだったでしょうか! 今年は9月21日が敬老の日ですので、ぜひプレゼント候補として検討してみてください。
私は蒸留酒が飲めないので本当にどれも一切口をつけてないんですが、お酒が詰まった状態のボトルは充実して完成されていて、そこにあるだけで美しく神聖なものなので、まぁ……飲めなくていっか! と思ってます。
私が集めてしまうボトルは「これを手に入れることで幸せに近づけるのではないか」と思わせてくれるボトルです。
例えば夏の縁日のラムネのように、人々の空想の中にしかない幸福感をまるで手に届くもののように感じさせてくれる……。
私はその絶対手に入らない幸せに触れたくて飲めない焼酎を買うんです。
だからこれからも素敵なお酒のボトルを見かけたら衝動買いしていくことでしょう……。まあ私は炭酸ダメだからラムネも飲めないんですけど。
それでは、もりたでした。