美しいパッケージデザインのビール8選

もりた


美しいパッケージデザインのビール8選

酒はいつでも美味しい。デザイナー兼イラストレーターのもりたです。
今LIGのデザイナーで業務外時間などを使って「自分たちの好きなものを作ろう!」というプロジェクトを進めてます。
その中でビールをテーマに活動しているチームがあり、それがきっかけで今度はビールパッケージのデザインが気になり、また集めてしまいました。

私はビールが飲めないなんてそんなことは些事ですよ! それではどうぞ!

ちなみに以前の焼酎ボトルコレクションの記事はこちらです。

ビールパッケージコレクション

よなよなエール/水曜日のネコ

yahho

https://yonasato.com/ec/

最近はコンビニでも見かけますね。こちらは株式会社ヤッホーブルーイングがつくっている長野のクラフトビールです。
メタリックで強い雰囲気のあるパッケージが多いビール缶の中に、「水曜日のネコ」のパステルカラーを見つけたときの驚きは、きっとみんな忘れないと思います。
エールはフルーティな味わいがあるので女性が飲みやすいという話を聞いたことがありますが、それもあってかわいらしいイラストを使ったパッケージが多いのかもしれませんね。
いいなぁ、美味しく飲んでみたいな。

レモンビール

lemon

http://www.nipponbeer.jp/lineup/iview.php?pvw=dt&pid=71

日本ビール醸造のレモンビール。名前もパッケージもストレートですね!
レモンの風味がするんだなと誤解なく伝わるこのストレートさ。好き。
日本では果汁などが含まれると厳密にはビールに分類されないそうですが、まあ細かいことはいいじゃない。

白地にレモンの黄色と金色の飾り罫がとても映えます。
缶しか手に入れられなかったんですが、この白いラベルが茶色の瓶に貼られているそのコントラストが、ストイックな雰囲気をかもしだしていて綺麗なので、瓶の方を手に入れてやろうと考えています。

http://www.nipponbeer.jp/lineup/iview.php?pvw=dt&pid=132

常陸野ネストビール

hitachino

http://www.kodawari.cc/?jp_home/products/nestbeer.html

読み方は「ひたちの」ネストビール。かつて常陸の国と呼ばれた茨城県のクラフトビールです。シリーズ全体を通してラベル中央に描かれた赤いふくろうが印象的です。
実はふくろうの後ろに描かれた水色の部分は、何かの図形か模様だと思い込んでて、白地で「WHITE ALE」と書かれていることに気づくまで1日くらいかかりました。

コエドビール

coedo

http://www.coedobrewery.com/jp/beers/

埼玉県川越を拠点としたコエドブルワリーでつくられているクラフトビールです。バラみたいなロゴマークとちょっと品のある「COEDO」の文字がかわいい。
「伽羅-Kyara-」「瑠璃-Ruri-」「紅赤-Beniaka-」など、シリーズに色の名前をつけているのが美しいです。
お店で見つけられなかったので買えなかったんですが、白の瓶が欲しかったなぁ。今度川越に行ったときにでも買おうと思います。

銀河高原ビール

ginga

http://www.gingakogenbeer.com/items/

クラフトビールとしては有名な岩手の銀河高原ビール。宮沢賢治にちなんだ名前がついているだけで私はけっこう嬉しい。
ビールには珍しい青い瓶と、ヘラジカの描かれたラベルが、キーンとした冷たさを連想させてくれます。

鎌倉ビール

enoshima01

http://www.kamakura-beer.co.jp/hpgen/HPB/entries/3.html

集めはじめてからこの記事を書くまでに鎌倉まで行く機会がなかったので、友達と江ノ島に行ったときの写真でご容赦ください。
写真は鎌倉ビール醸造株式会社の商品の中で「3つの地域ビール」と冠されたシリーズのひとつである「江ノ島ビール」です。亀が描かれたレトロで品のあるラベルが素敵です。

 
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海を見下ろしながら遅い昼食、テーブルには江ノ島ビール。これ以上ない多幸感です。

コロナビール

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http://corona-extra.jp/

皆さんご存知のコロナ・エキストラ、の、缶! 瓶だけじゃなくて缶があるんですよ。注目はこの缶のプルタブです。

 
corona02

ボディの色より鮮やかな青をしているこのプルタブが、アクセントになってすごくかわいい! 白地に黄色のインクのコントラストもキレイで、コロナビールは断然缶のパッケージ推しです。

「ちょっと変わったパッケージ」の理由

ところで今回紹介したビールの多くはクラフトビールと呼ばれています。別にクラフトビールをわざと選んだわけではないんですけど、ビールの売り場を眺めていて、「おっ」と目が止まるのがクラフトビールだったみたいです。

日本ではクラフトビールの明確な基準はないようですが、一般的には小規模な醸造所でつくられているビールを指してこのように呼ばれています。

アメリカではブルワーズ・アソシエーションという団体がクラフトビールを以下のように定義しています。

An American craft brewer is small, independent and traditional.

引用元:BREWERS ASSOCIATION
https://www.brewersassociation.org/statistics/craft-brewer-defined/

訳すと「アメリカのクラフトビールは、小規模で、独立していて、伝統的なもの」ということのようです。

以前から地ビールと呼ばれる形で小規模醸造のビールは各地にたくさんありましたが、それが今なぜ人気が出ているのか、「クラフトビール東京」というメディアの記事ではこのように説明されています。

  • 技術の蓄積、追求により醸造技術が向上し、高品質なビールが生産可能になった。
  • 低レベルの醸造業者は淘汰されていった。
  • ベルギービールの普及などにより、高品質なビールなら、それなりに対価を支払ってもいいと考える人が増えた。

ひとことで言えば、

  • 品質を重視したビール造り

によって、小規模生産ビールは、確実に復権してきました。

引用元:クラフトビール東京
http://craftbeer-tokyo.info/about-craftbeer/

まあ真偽の程は私には判断しかねますが、各地でオクトーバーフェストが開催されるなどビールへの注目がここ数年高まっているのは確かだと思います。

そしてかつては大手飲料メーカーの商品がずらっと並んでいたビールの棚に、クラフトビールと呼ばれる、それらのメーカー以外の醸造所でつくられた商品も並ぶようになり、醸造所の大小にかかわらず消費者の選択肢の一つとなりました。

生産が小規模だからこそ、他の商品と差別化をはかりブランドを確立させるため、パッケージにも品質へのこだわりを反映させているのではないでしょうか。

その結果、「おっこのパッケージちょっと気になる!」とビールを飲まない私が楽しむことができるようになったわけです。やったね。

ついでに……

せっかくなので、このパッケージもいいなあ!と思ったクラフトビールをご紹介します。

羽田スカイエール

地域じゃなくて、羽田空港限定のクラフトビールです。羽田空港じゃないと飲めないし買えない! 飛行機が描いてあるだけでグッと来ちゃうのはなんででしょうね。
http://allabout.co.jp/gm/gc/444213/

ノースアイランドビール

北海道のクラフトビール。麦穂と雪の結晶を合わせたようなロゴマークがかわいい。ツートンカラーの組み合わせでシリーズのバリエーションを出しているのも、まとまりがあっていいですね。
http://2002cb.co.jp/beer.html

湘南ビール

緑の瓶とラベルがなんとも言えないレトロ感と、海の怠惰な午後を思わせてくれるパッケージです。晴れた夏の午後にこれを飲みながら海辺でダラダラしてみたい。
http://www.kumazawa.jp/shonan-beer/

道後ビール

道後温泉に旅行したとき友達がひたすらこれを飲むぞと言っていたのを覚えています。「道後」の文字だけが書かれたシンプルなパッケージですが、それがロゴのかわいさを引き立ててます。
http://www.dogobeer.co.jp/product03.html

せっかくなので

缶は保存に適さないですし、私の手元にあっても一生飲まれることはないので、メディアディレクターのあきとエディターのまゆに「水曜日のネコ」をちょっと飲んでもらいました。

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やっぱビールを注いでる絵面って幸せな感じがしていいですね。
飲んだら感想よろしくお願いします。

 
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……どうですか?

 
aki03

「うまっ」

「甘くてめっちゃ美味しいです! 爽やかな味でビール苦手な人も飲めると思いますよ」だそうです。

 
aki04

いい笑顔をありがとう、あき! まだ残業するのにお酒飲ませてごめんね、あき!

次はまゆ、お願いします。

 
mayu01

どうですか?

 
mayu02

……お、美味しい……?

 
mayu03

美味しかったそうです。

 
beer

残りのビールはデザイナーのビールチームがミーティングをするときに提供しようと思います。
みんな、呑んだら感想教えてくださいね。

それでは、もりたでした。

もりた
この記事を書いた人
もりた

アートディレクター

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