STEP4. 「スケジュール・体制・予算」を書き出す
書き出すことは、「スケジュール=どれくらいの期間で求めていることが実現するのか」「体制=どのような体制が必要か(お客様側と弊社側の両方)」、そして「予算」です。予算は、スケジュールや体制と連動するので、安いパターン、高いパターン、そしてオススメのパターンと3パターンほど用意すると良いです。
- 例
- 1. コストパフォーマンスコース
3ヶ月で◯◯という結果を出すためのプロジェクトです。
・施策1、2
【やるべきことの一覧と工数】
・施策3
【やるべきことの一覧と工数】2. エクスプレスコース
6ヶ月後に◯◯を実現するためのプロジェクトです
・施策1、2
【やるべきことの一覧と工数】
・施策3
【やるべきことの一覧と工数】3. フルサポートコース
6ヶ月後に◯◯を実現するが、十分な社内リソースを避けない場合に、ご選択いただくコースです。
・施策1、2
【やるべきことの一覧と工数】
・施策3
【やるべきことの一覧と工数】
STEP5. 「留意事項」を書き出す
どんなプロジェクトにも「お客さんに協力してもらわなければいけないこと」があります。これを書かないとお客さんが自分たちの負担を判断できず、プロジェクトが棚上げになることもあります。
したがって、「顧客の社内体制」「顧客の負担する工数」「仕様の凍結日」「見積の前提条件」などは、忘れずに記述しておくべきです。
STEP6. 目次を書いて、清書する
最後に目次を書きます。
上のステップを確実に行っていれば、目次を作るのはさほど難しくありません。しかし、ページを間違えたりしていると、プレゼンテーションのときに恐ろしく寒い思いをしますので、念入りにチェックをします。
また、前職では清書したら必ず「プリントアウトして」チェックをすることが鉄則になっていました。
自分で書いたものには大体の場合「飽きて」いるので、紙で出し直すことで新鮮に見ることができ、誤字やミスに気づきやすくなります。
- 提案書構成例
- 0. 表紙(タイトル、およびサブタイトル)
ポイント:提案の機会を貰ったことに対するお礼を表紙のすぐ次に入れてもよい。1. 目次
ポイント:精緻に書く。できるだけ顧客の使っている言葉を使う。専門用語は避ける。2. お客様のご要望3. 要望を解決するための施策
ポイント:3つの施策を1ページにまとめる。4. 弊社の提供する解決策
ポイント:できれば図や表形式で一覧性を重視。5. スケジュール・体制・予算6. 留意事項
おわりに
以上で提案書の作成は完了です。
提案書を作るときに「どうしても筆が重い」という方は、ぜひ試してみてください。
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