2021.02.24
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これまで何度かIllustratorの「トレース機能」について書いきました。
しかし、「実際どこまで線画を再現できるのさ?」と懐疑的な方が結構いるようなので、実際に弊社ホワイトボードの写メからイラストをおこしてみました。
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まずは、写真のゴミ取りから取り掛かります。
こちら、弊社 落書き ホワイトボードの写メです。
この状態からPhotoshopの「レイヤースタイル」→「トーンカーブ」で周りを白く飛ばし、余計な背景を消しゴムツールで削ってゆきます。
同じ作業をなんどか繰り返して・・・
こんな感じの、なるべく線だけが見える画像にします。
先ほど作った画像をIllustratorに配置し、画像を選択した状態で、「ウィンドウ」→「画像トレース」を開きます。
ここを調整してプレビューを確認しながらトレースをすると割りとうまくいきます。
しきい値が多いほど詳細に取り込まれます。
調整が決まったら、プレビューを外してレッツトレース!!
次に、トレースされた画像を選択して「オブジェクト」→「画像トレース」→「拡張」で線画をパス化しておきます。