「デザイナーに転職したいけど、どのサイトを使えばいいのか迷っている。」
「デザイン職向けの求人サイトが多すぎて、違いがわからない。」
そんなお悩みはありませんか?
デザイナーへの転職を成功させるためには、自分に合った転職サイトを選ぶことが大事です。しかし、数ある転職サイトの中から選ぶことは簡単ではありません。
そこで今回は、デザイナーへの転職を考えている人が選ぶべき転職サイトを、2025年10月の最新情報でまとめています!
目次
まず確認!デザイナー向け転職サイトの比較一覧表
まずは今回紹介する転職サイトを一覧で比較できるように表を用意しました。
※気になるサービス名をクリックまたはタップすると、紹介箇所にジャンプします。
| サービス名 | 特徴 | サービス概要 |
|---|---|---|
| LIGエージェント | 業界特化型 経験者・未経験者向け |
Web制作会社のLIGが運営するサービス。制作会社の目線で書類添削・ポートフォリオ添削が受けられる。未経験者向け求人も取り扱い有。 |
| doda(デューダ) | 総合転職型 経験者・未経験者向け |
全国区の求人があり、情報量も圧倒的に多いのが特徴。働き方や希望職種の選択肢を広げたい方におすすめ。 |
| レバテックキャリア | 業界特化型 経験者・未経験者向け |
ITエンジニア、デザイナー専門のサイト。高年収の求人から未経験者向け求人まで幅広く取り扱う。 |
| WORKPORT(ワークポート) | 業界特化型 未経験者向け |
クリエイター求人が多く、個別面談で転職支援を受けられる。サイト内に転職に役立つ情報も多く掲載。 |
| Geekly | 業界特化型 未経験者向け |
IT・Web・ゲーム業界に特化。職務経歴書自動生成ツールなど、ユニークなサービスも展開している。 |
| デザインのお仕事 | 業界特化型 経験者・未経験者向け |
デザイナーやクリエイター向けの求人に特化した転職サイト。派遣・契約・正社員など多様な雇用形態を扱っている。 |
| HIGH-FIVE | 業界特化型 経験者向け |
デザイナー・クリエイターの転職に特化していて、経験者のキャリアアップを支援。スタートアップから大手企業まで幅広く掲載。 |
そもそも転職サイトとは?
「転職サイトと転職エージェントって何が違うの?」と思われる方もいるかもしれません。ざっくり分けると、手軽に利用できるのが転職サイト、一人ひとりに寄り添ったサポートを受けられるのが転職エージェントです!
転職サイトと転職エージェントの上手な使い分け方
転職サイトと転職エージェントは以下のように使い分けるのがおすすめです!
| 転職サイト |
|
|---|---|
| 転職エージェント |
|
自分で情報収集しながら素早く転職活動をしたい方は転職サイト、初めての転職で不安がある方やキャリアアドバイザーに伴走してもらいたい方は転職エージェントの利用がおすすめです。
デザイナー向けのおすすめ転職エージェントは以下の記事で紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
プロが選ぶWebデザイナー特化の転職エージェント・サイト7選
デザイナーにおすすめの転職サイト7選
ここからは、デザイナーにおすすめの転職サイトそれぞれを詳しくご紹介します。
LIGエージェント
https://liginc.co.jp/lig-agent
Web制作会社LIGが運営するクリエイティブ特化型の転職サイト
求人検索のしやすさ、探している求人に素早く出会えるサポート体制が充実しています。
会員登録後は無料相談を受けることができ、Web制作会社ならではのクリエイターを採用する側としての目線で書類添削・ポートフォリオ添削も受けられます。
doda(デューダ)
大手総合転職サイトでIT・エンジニアリング分野にも特化
全国区の求人があり、情報量も圧倒的に多いのが特徴です。
幅広い職種の求人があるので、働き方や希望職種の選択肢を広げたい方におすすめです。
レバテックキャリア
ITエンジニア・デザイナー専門の転職サイト
3人に2人が年収70万円アップした実績があり、経験者の転職において「年収」にこだわる方は登録の価値があります。
一方で、これからデザイナーとしてキャリアをスタートする人は未経験可の求人も多数あるのが特徴なので、転職活動初期の応募がしやすいです。
*2023年1月〜2024年3月の実績 内定承諾者のうち、応募時年収と転職後年収の差分が70万円以上の割合(引用元:https://career.levtech.jp/)
WORKPORT(ワークポート)
出典:https://www.workport.co.jp/
設立20年、業界で長く選ばれている転職サイト
デザイナー、エンジニアなどクリエイター求人が多く、個別面談で転職支援も受けられます。
情報収集コンテンツとしてサイト内に掲載している「お役立ち情報」では、各企業が採用において重視しているポイントも紹介。転職成功に役立つヒントとして活用できます。
GeeKly(ギークリー)
書類添削サポートが充実!
GeeklyはIT・Web・ゲーム業界特化の転職サイト。希望職種の求人を絞り込みやすいのが特徴です。
書類作成が苦手な人は「職務経歴書自動生成ツール」を利用したり、IT転職の専門家による無料の「履歴書・職務経歴書の添削サービス」を受けられたりと、添削サポートが充実しています。
デザインのお仕事
出典:https://jobs.japandesign.ne.jp/
デザイナー・クリエイターに特化した求人サイト!
Web・グラフィック・DTPなど、幅広いデザイン職の求人を扱っています。
正社員だけでなく契約社員やアルバイトの案件もあり、ライフスタイルに合わせた働き方を選びたい人におすすめです。未経験・新卒可の求人を取り扱っているのも特徴です。
HIGH-FIVE
デザイン職に特化したスカウト型転職サービス!
デザイナー・クリエイターのキャリア支援に特化し、企業からのスカウトを通じてマッチ度の高い転職を実現できます。経験者向けに特化しているため、デザイナーとしてのスキル・経験を活かしてキャリアアップしたい人におすすめです。
転職サイトを選ぶためのポイント
ネット上には特定の業界に強い「業界特化型」や、業種業態を問わず幅広く取り扱う「総合転職型」など、さまざまな転職サイトが存在しています。
手当たりしだいに登録すると大量のメールが届くようになってしまい、メールの開封が追いつかずに自分に合った求人を見逃してしまいます!
そこで、転職サイトを選ぶ際は以下のポイントに注目してみてください。
検索がしやすいかどうか
転職サイトのなかには、エリアや年収、休日といった基本的な事項のほかに、リモート可、服装、フレックス勤務可など、さまざまな条件で絞り込みできる転職サイトもあります。
自分の働き方を考えて、できる限り条件にマッチする求人を見つけるためにも、検索しやすい求人サイトを見つけるのも大切です。
未経験求人を取り扱っているか
これからデザイナーを目指したい人にとっては、未経験可能な求人募集を多く探すことが重要です。
サイトによっては「未経験可能」な求人に絞り込んで検索できる場合もあるので、どのサイトが求人数が多いかチェックしてみてください。
デザイナーへの転職に必要な準備
転職の目的を明確にしよう
まずは「なぜ転職したいのか?」という目的を明確にすることが大事です。転職の目的は「キャリアチェンジしたい」「年収を上げたい」「フルリモートにしたい」など様々ですが、自分の言葉で目的を説明できるようにしておきましょう。
面接ではほとんどの場合に転職理由を尋ねられますので、なぜ転職したいのか?そして転職した後にどうなりたいか?を一貫して説明できるようにしておくことが重要です。
特に未経験の場合は、「なぜデザイナーになりたいのか?」という目的が大事です。自分の気持ちを整理し、これまでの経験や強みと紐づけつつ、デザイナーになりたい理由をしっかりと説明できるようにしておきましょう。
ポートフォリオをブラッシュアップしよう
ポートフォリオを作成してからしばらく期間が空いてしまっている場合、デザインが今の時代に見合っているか、制作に使用しているデザインツールが時代錯誤ではないか確認してみましょう。
日々トレンドが移り変わるデザイン業界では、ポートフォリオを定期的に刷新することによって転職活動を有利に進められる可能性も高いです。
第三者から自分のフィードバックを受けたい方や、アピールすべき内容について相談したい方は、ぜひLIGエージェントをご活用ください!Web制作会社ならではの知見のもと、現場目線に立った添削が可能です。
面接対策をしよう
受け答えをしっかりできるように、面接対策を行いましょう。考えていなかったことをその場で回答するのは難しいため、想定される質問の回答を事前に準備することが大事です。一般的によく聞かれる質問を調べたり、最近であればChatGPT等のAIに面接官となってもらい、練習することも可能です。
また、デザイナーの面接対策においては、制作物のデザインプロセスを説明できるようにしておくことが大事です。面接官は、デザインの仕上がりだけでなく、「どのような課題があって、それをデザインでどう解決したのか」を知りたがります。それぞれの制作物に対して、どのように考えて制作したかのプロセスを、具体的にわかりやすく説明できるようにしておきましょう。
デザイナーへの転職でよくある質問
ポートフォリオには何が必要?
ポートフォリオの基本要素は「自己紹介」「スキルセット」「作品紹介」「制作過程」「将来像」です。デザイナーを目指す場合は、「作品紹介」にロゴやバナー、Webサイトなどの色々な種類の実績を載せたり、可愛らしいデザイン、シンプルなデザイン、スタイリッシュなデザインなど幅広く乗せることをおすすめしています。
色々な制作物、様々なテイストのデザインを載せることで、企業から「安心してデザインを任せられる」と思ってもらえることが重要です。
ポートフォリオ作成のポイントを職種別に詳しくまとめていますので、以下の記事も併せてご覧ください!
目に留まるポートフォリオの作り方|職種別のポイントを徹底解説!
転職にかかる期間はどれくらい?
転職活動にかかる期間は、一般的には1か月〜3か月程度です。以下のようなスケジュールが目安です。
- 求人のリサーチ、履歴書・職務経歴書の準備:1〜2週間
- 企業への応募、書類選考:1週間〜2週間
- 一次面接、二次面接:2週間〜3週間
- 最終面接、内定通知:1週間〜2週間
デザイナーの転職活動のスムーズさは、ポートフォリオの質やスキル、経験によって左右されます。そのため、自分のキャリアを整理し、ポートフォリオをブラッシュアップしておくことが大切です。
面接でよく聞かれる質問は?
全職種共通では、以下のような質問が想定されます。
- 自己紹介をしてください
- これまでの経歴で大変だったことを教えてください
- これまでにどのような目標を達成した経験がありますか
- 自身の強みと弱みを教えてください
Webデザイナー面接でよく聞かれる質問については以下の記事でまとめています。Web以外のデザイナーにも共通する部分はありますので、ぜひご活用ください!
Webデザイナー面接でよく聞かれる質問17選【採用側の本音も解説】
転職サイトを効率的に使うには
会員情報や書類は早めにしっかり記入しておく
会員登録を済ませたら、できるだけ早めに自分の情報を細かく・正確に入力することをおすすめします。
なぜなら、応募したい企業の求人を見つけたときに、慌てて詳細の入力や書類の登録をすると、きちんと自分の経歴やPRができないまま応募することに繋がってしまいます。結果として、書類通過率も悪くなってしまうでしょう。
また、転職サイトに入力した情報をもとにして、自分におすすめの求人情報を送ってくれる機能があるサイトも多いです。サイトを見に行って探すより、メールや通知で求人情報をキャッチすることで、効率的に転職活動を進められます。
求人はタイミングが重要です! 事前に準備しておくことが、理想の転職を叶えるための近道です。
気になる求人にはすぐ応募する
希望条件や待遇など、転職サイトから得られた情報が自分の理想の働き方に合っていたらすぐに応募しましょう。人気の求人はすぐに採用が決まってしまうからです。
応募の際に、不安や疑問が生じることもあると思います。それらの解消のためにも、登録後に転職サイトのコンサルタントやエージェントに自身の転職活動に関する情報を共有・相談しておくと、応募のときにスムーズにサポートを受けられます。
転職サイトを登録する際にはそういったフォロー体制なども鑑みて、登録するサイトを選ぶことも大切です。
デザイナーへの転職の成功事例
実例1:保育士からWebデザイナーへ転職
持病の発覚により、保育士をやむなく退職に。そこで「せっかくなら、自分の”好き”を仕事にしたい」と決意し、未経験からWebデザインを学んで転職を果たした方の事例です。
実務未経験ならではのポートフォリオへのアドバイス等、エージェントを上手に活用しつつ、応募してダメだったらポートフォリオの改善!という自身のたゆまぬ努力で転職活動を成功させ、現在は制作会社のWebデザイナーとして活躍しています。
「まず応募、だめなら即改善」を繰り返した3ヶ月。保育士からWebデザイナーへ転職成功!
実例2:Webデザイナー兼コーダーからインハウスデザイナーへ転職
ECサイト運営企業でWebデザイナー兼コーダーとして5年間活躍後、同業他社への転職を果たされた事例です。
前職で培ったデザインとコーディングの両方のスキル、そしてGA等の分析ツールを駆使した改善提案の経験を武器に、インハウスデザイナーとして転職を実現されています。
Webデザイナーとして同業他社へ!「何でも屋」から脱却し、専門性を活かしたキャリアアップを実現
さいごに
自分に合う転職サイトは見つかりましたか? この記事が、デザイナーとして経験を積んでいる方、これからキャリアをスタートする方、みなさんの転職サイト選びの参考になれば幸いです!
LIGエージェントでは個別キャリア相談を毎日受け付けております! 「転職をしようか迷っている」、「まずはどんな求人があるか話を聞いてみたい」という方もお気軽にご予約ください! みなさんのキャリアに親身に寄り添い、全力でサポートさせていただきます!



