動画編集におすすめの資格5選!そして資格より大切なこと

動画編集におすすめの資格5選!そして資格より大切なこと

Risuke Nishikoji

Risuke Nishikoji

こんにちは! デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(通称:デジLIG)、運営スタッフの西小路です。普段は新規入学者に向けた説明会や、受講生さんからの相談などを受けています。

最近ホットな職種である動画編集。私たちのスクールにも実際に動画編集者を目指して入校される受講生さまも数多くいらっしゃいます。

この記事では、実際に動画編集を仕事にする上でどんな資格が有利に働くのか解説していきます。

これから動画編集でのキャリアを考えている、スクールなどで学習を検討しているが学んだ内容が活きていくか不安……といった方はぜひ参考にされてください!

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そもそも動画編集に資格は必要?

結論、動画編集の仕事をする上で資格は必須ではありません。

むしろ動画編集を仕事としていくためには、実際にAfterEffectやPremireProといった動画編集ツールで作成した制作物を通じて、自身のスキルや経験の有無を証明していくことが必要です。

しかし、資格は信頼のある機関による公的なスキルの証明にもなる場合もあり、持っていて損はありません。

動画編集 おすすめの資格

この業界へ初めてチャレンジされる方にとってはどの資格が有利に働くのかわからない方もいらっしゃるかと思いますので、おすすめの資格の中から5選ピックアップしてお届けいたします。

Adobe認定プロフェッショナル Premiere Pro

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引用: Adobe認定プロフェッショナル Premiere Pro

Premiere Proとは動画編集ツールの中でも、最も大きなシェアを占めていると言っても過言ではないツールです。

その提供元であるAdobe社が認定した資格となっているため、この資格を持っていれば自身のスキルを示す一つの指標になります。

映像音響処理技術者資格認定試験

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引用:映像音響処理技術者資格認定試験

動画編集を含めた映像制作を取り扱う職種で働く上で必要な基本的な知識をきちんと理解しているかを証明する資格になります。

映像制作や音響だけでなく、著作権やデジタル機器といった業務に幅広く関連した内容が出題されるため、実務に関する知識の客観的な指針にもなります。

CGクリエイター検定

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引用:CGクリエイター検定

特にCGの制作技術を中心とした範囲が問われます。デザインや色彩などより映像制作とも関連した内容も含まれるため、より作品のクオリティを客観的に証明する際にも有用になる場合があります。

ただ動画編集とは多少かけ離れた内容も出題されるため、「動画編集を中心」に仕事を獲得していく上では必須とは言えません。

動画編集検定

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引用:動画編集検定

特に動画編集の実務やクライアントワークにおいて必要な基礎知識が問われる内容になります。

案件を行う際の契約に関する内容も出題されるため、動画編集者にとってはより業務遂行能力の有無を証明するのに役立つ資格です。

ただこちらの資格は基礎的な内容も多く、補助的な資格になることだけお伝えしておきます。

色彩検定

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引用:色彩検定

映像編集においても、字幕やテロップ、画面のレイアウトといった色や色彩といったデザインに関するスキルが求められます。

そのため、色彩検定の資格を取得しておくと動画編集におけるデザイン面での知識を示せる場合もあります。

資格よりも技術が大事

おすすめの資格を5選ご紹介しましたが、何よりも動画編集業界で求められるのは資格よりも実践力です。

その中でも重要度の高いものをご紹介しましょう。

動画編集技術

最も重要なスキルは業務の根幹となる動画の編集技術です。

しかし「動画制作と動画編集の違いとはそもそも何だろう?」とお思いの方もいらっしゃるかと思います。

動画編集は、映像素材を適切な長さに切り貼りし、エフェクトを用いて演出を加えたり、BGMを挿入するといった作業を通じて、一本の動画に仕上げる工程を指します。

闇雲に編集するのではなく、カットの長さやエフェクトの使用一つひとつに意図を持って制作する意識が、仕上げた動画のクオリティの差に直結します。

この意識を育てていくには場数が直結するため、初めは安価な案件でも数をこなしていく、あるいは自身でも何かしらのコンテンツを作ってみるといった地道な実践・実績の積み重ねが重要です。

構成力

動画編集には構成力も求められます。

動画編集の仕事は需要が高い分、クライアントも個人から企業まで様々です。

また作品を視聴するターゲットや動画を求める目的もクライアントによって異なります。

そのため、自分の好みで動画を編集するのではなく、「誰に対して、何のために作るのか」という動画のストーリーもある程度考え、構成するスキルも求められます。

コミュニケーション力

動画編集=一人で黙々とする仕事とイメージされている方も多いのではないでしょうか。しかし、動画編集者にとって実はコミュニケーション力も求められるスキルのうちの一つなのです。

絵コンテなどを用いて、クライアントとこの後作っていく制作物の打ち合わせを行ったり、制作中も制作意図を伝えながら、クライアントの意向を確認したりするなど、コミュニケーションが必要とされる場面がたくさんあります。

このコミュニケーション力が不足するとクライアントの思い描いていた作品とズレが起き、やり直しなどのリスクが高まります。あるいはその場では収まったとしても信頼関係の構築や継続的な案件の受注が難しくなる場合もあるでしょう。

今後の動画編集者としてのキャリアを築いていくためにも、コミュニケーション力は必須と考えられます。

CGスキル

動画編集の領域については前述した通りですが、よりクライアントのニーズに答えていくために、CGスキルを獲得しておくと有利となる場面もあります。

実写の映像素材のみを使用するだけよりも、CGスキルを用いることでリッチな表現が可能となるため、他の動画編集者と差別化していくことが可能です。

今後のキャリアを広げていくためにも、動画編集のスキルと合わせて学んでおくとよいでしょう。

ポートフォリオ

実践的な能力や実務経験が求められる動画編集を仕事にしていくために、ポートフォリオは欠かせません。

ポートフォリオとは、自身の実績をまとめた作品集を指します。

自らの作品を通じてスキルを証明していくために必要となるため、ある程度の作品数を準備し、ポートフォリオとして掲載できるように制作経験を積めるといいでしょう。

ポートフォリオは就職活動のみならず、副業、フリーランスとして動画編集を仕事とする際もクライアントに見せるため、動画編集でのキャリア形成には不可欠です。

実力主義の動画編集業界。仕事にしていくためには?

動画編集の資格をいくつかご紹介したものの、実際の評価やスキルの証明に必要なのは実践経験です。

もし資格取得を検討されているのであれば、まずは制作物や実績を第一と考え、資格はあくまで自身のスキルを補完的に示すものだとイメージしていただけるとよいかと思います。

もしこれから新しくチャレンジをされる場合はどんどん手を動かし、経験していく中で制作物を積み上げていくのがシンプルかつ実直なステップです。

まとめ

結論、自身のスキルを証明するのは、自ら手を動かして生み出した作品そのものであり、資格はあくまでそれを証明する補助的な立ち位置になります。

独学で制作実績を積み上げるのも良いですが、スクールに通うという選択肢もあります。

デジLIGでは現場で活躍するプロから体系的に学べ、現場の知見や空気感も取り入れることができ、3ヶ月でプロの動画編集者を目指せます。

内容・回数に制限なく質問もでき、ポートフォリオの作成もプロからのフィードバックが得られます。案件の紹介や就職サポートも卒業後永続的に受けることができます。

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Risuke Nishikoji
Risuke Nishikoji Digital Education / School Adviser / 西小路 利祐

クリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」の営業・企画・運営、スクール生のキャリアサポートを行う。立教大学在学中は舞台芸術や映像芸術に触れ、自身も舞台の音響・照明にも携わる一方、DJとしても都内のバー・イベント・クラブ問わず精力的に活動。卒業後もクリエイティブを応援したいという思いで、LIGのDigital Education部にジョイン。

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