LIGブログ編集長のまこりーぬです。
本人に代わりまして、本日も社長大山を紹介させていただきます。
▼いままでの記事 社長大山のTwitterはなぜ続かないのか 社長大山の、人生唯一の後悔
実は大山さん、2022年5月に第一子が生まれたばかりでして、現在経営とパパ業を兼務されています。
日中は会議がぎっしり、夜はしばしば会食に出かけられているご様子ですが……はたして大山さんは本当にパパ業をおこなっているのでしょうか……!?
そんな素朴な疑問を胸に、今回も突撃インタビューをおこないました。
父親としてのルーティン
まこりーぬ:はじめに、大山さんのパパ業の中身を具体的に教えてください。
大山:平日はだいたい6時半に起きて、保育園に連れていきます。このときの僕の役割は車の運転と、妻の靴を履きやすい位置にセットして、玄関の扉を開けっぱなしにし、保育園用のバッグをトランクに詰め、チャイルドシート近くのドアを開けておくこと。そうして子どもを抱きかかえてくる妻を待ちます。
7時10分ごろには保育園に到着し、基本的には妻が車から降りて入口まで連れていきます。そのあいだ僕は車で待っていて、だいたいSlackをチェックしています。
お迎えは19時半までにいかなきゃいけないので、本社出社日は妻にお願いしています。リモート日は19時に仕事を切り上げて、夫婦揃って一緒に迎えにいくのがルーティンです。そのあと僕か妻がミルクを用意してご飯を食べさせて、妻がお風呂に入れます。お風呂のあいだは、やっぱりいつもSlackをチェックしています。
まこりーぬ:詳細にありがとうございます。お忙しいながらも、「平日もなんとか子どもと過ごす時間を確保するぞ!」という意気込みが感じられました。1才前後ですと、就寝時は夜泣きが大変だったりしませんか?
大山:それがうちの子は夜泣きの回数が少なくて、親子みんなで同じ場所に寝ていても「子どものせいで眠れない」なんてことはほとんどないんですよ。ミルクを飲むとすぐに寝ちゃうので、寝かしつけの時間も長くありません。
まこりーぬ:な、なんと親にやさしいお子さんなんでしょう……!(涙)
大山:僕は相当恵まれていると思います。会食や出張も妻が快く送り出してくれるので、父親になっても以前と大きくは変わらず、違和感なく生活できていますね。
まこりーぬ:な、なんと理解あるご夫人なんでしょう……!(涙)ちなみに、ご夫人から “父としての大山さん” へのご評価はいかがですか?
※協力的なご夫人からコメントをいただきました
- 80点くらい
- 理由: 忙しい中でも、保育園送迎のための時間は毎日欠かさず作ってくれています。夜も子供と3人で川の字で寝るのが日課です。家事も手伝ってくれるようになったり、日に日にパパ感が増しています。今後のさらなる成長への期待もこめて80点にしました。
大山:まずまずの評価でよかったです(笑)。
まこりーぬ:これはもう、100点目指してがんばるしかありませんね!
教育方針はたった1つだけ
まこりーぬ:続いて、大山さんの教育方針を教えていただけますか?
大山:唯一こだわっているのは「英語教育」です。以前イギリスに住んでいたとき、「もっと英語がペラペラだったら友だちの幅が広がっただろうな」と反省したんですよ。今後いくらオンラインコミュニケーションが便利になったとしても、対面で自分の意思を伝えられないと、仲良くなる機会を逃してしまう気がするんです。だから「英語」というコミュニケーションの基盤を整えることだけは、親として手伝ってあげたい。
もちろん、子どもが大きくなって「英語力なんて別にいらない」というのであれば、それはそれで構いません。たとえ自分の子どもだったとしても、人の人生をコントロールするなんておこがましいと思ってますからね。だから「将来経営者になって活躍してほしい」とも思いません。なりたければなればいいし、なりたくなければならなくていい。
世界中のいろんな人と仲良くなって、自分が正しいと思う価値観を選び、自分の信念を磨いていってほしい。僕が望むのはそれだけです。
まこりーぬ:英語に力を入れる理由は、てっきり「グローバル社会を生き抜くため」なのかと思いましたが、「いろんな人と仲良くなるため」なんですね。いまさらですが、私もLIGの「資格研修費用補助制度」を使って英語を学ぼうという気持ちが高まりました!
産休や育休がとりやすい会社とは
まこりーぬ:最後に、パパ業兼務を経ての「経営への意気込み」を改めてお願いします!
大山:当たり前のことではありますが、産休や育休をしっかりとれる会社にしていきたいですね。最近はLIGでも長期育休をとる男性社員が出てきていて、男女問わず休暇を取得できる空気が生まれていることを嬉しく思います。
ただし、小規模な会社において「復帰後、育休前と同じポジションに戻れるようにする」のは簡単なことではないと思っています。たとえば、1人しかいない経理担当が休暇に入ってしまった場合、どうしても別の人を採用するしかありませんよね。そうなると、復帰時はその人か引継相手のポジションを変えるしかありません。
こうした事態を回避するためには、やはり組織をスケールする必要があると思っています。会社の規模が大きくなれば、産休や育休がとりやすくなる・戻ってきやすくなるのはもちろんのこと、管理職や別部署にチャレンジする機会も増える。みんなの夢や目標もより叶いやすくなると思うんですよ。
だから将来的には、LIGを1,000人規模の会社に成長させたいですね。
おわりに
今回の取材では大山さんの父としての素顔、そして組織拡大にこだわる背景を垣間見ることができました。
今後も大山さんの人間性を発信すべく、ちょこちょこ記事を出してまいります。乞うご期待ください!