こんにちは! Webクリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(通称:デジLIG)」運営スタッフの下野です。
日々、未経験から動画クリエイターとしてキャリアチェンジやスキルアップを目指す受講生さんのサポートをしています。
近年ではライフスタイルの変化に伴い、動画制作の需要は右肩上がりに伸びています。
今回は、動画クリエイターを目指している方たちから特に質問を受けることが多い、「動画(映像)クリエイターの将来性や平均年収」についてまとめてみました。
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目次
動画クリエイターの年収について
今後ますます需要が高まりそうな動画クリエイターの仕事ですが、実際どれくらい稼げるのか? も気になりますよね。
今回は会社員として就業する場合とフリーランスで仕事を受ける場合それぞれについて、どれくらいの年収になるのか紹介します。
会社員で就業の場合
参考:求人ボックス 給与ナビ より
まずは企業に雇われて仕事をする場合の動画制作収入をみていきましょう! 「求人ボックス」の情報で確認すると、平均年収は450万円でした。
国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると日本の平均年収は443万円なので、ほぼ平均年収であることがわかります。
見てわかる通り結構幅があり、高いスキルを持つことで収入を上げることができると予想できます。
参考:求人ボックス 給与ナビより
さらに求人ボックスでは、地域別の平均年収も紹介されています。
年収が高い順に、関東432万円、近畿420万円、中国・四国428万円、北海道・東北402万円、中部・北陸、九州・沖縄はともに374万円です。会社に勤務して仕事をする場合は、地域によって年収のバラツキもあるので、就業するときの参考にしてみてくださいね。
フリーランスの収入の目安について
続いてフリーランスの収入です。フリーランスの場合は、案件の単価は件数によって年収も大きく変わるので、一概に「いくらです」と言うことはできません。
そこで、フリーランスの業務委託や派遣の案件を紹介しているレバテッククリエイターさんのサイトから案件の相場を調べてみました。
業務委託の場合は、案件は200,000円/月 〜 600,000円/月まで幅がありました。
スキルに応じてどんな案件が取得できるかは変わりますが、仮に500,000円/月の案件に1年間取り組んだと仮定した場合は、概算で売上6,000,000円と試算できます。
フリーランスの場合は、その他の案件にも同時に取り組んでいくことで、より年収を上げていくこともできます。これはフリーランスならではの働き方の魅力ですね!
動画編集の案件はどれくらいあるのか?
参考:動画作成・動画制作の仕事・求人を探す|クラウドワークス
クラウドソーシングサービスで高い認知度を誇るクラウドワークスさんで案件数を調査したところ、「動画作成・動画制作」のカテゴリの求人数は4,170件※、「YouTube動画作成・編集」のカテゴリでは、15,179件の求人数※が掲載されていました。(※2022年10月13日時点の求人数)
フリーランスの収入の目安は、「単価と対応件数」によって変わってくるので、「いくらです!」と伝えるのはとても難しいのです。報酬金額を見てみると、案件を受注し納品することで得られるおおよそ報酬がイメージできますね!
クラウドソーシングサービスは、ご紹介したクラウドワークスさん以外にも、ランサーズさんやココナラさんなど、様々な企業がサービス提供しています。
いずれも案件数は豊富であり、前述したように動画クリエイターの需要が高いことが想像できるのではないでしょうか。
動画クリエイターの将来性・市場動向
まずは動画クリエイターの将来性についてみていきましょう!
株式会社サイバーエージェントのオンラインビデオ総研と株式会社デジタルインファクトが共同でおこなった、国内動画広告の市場動向調査の結果では、動画広告の市場は2025年には1兆465億円に達する見込みと試算され、高い成長率が予測されています。
これは2020年からの5年間で約3.5倍以上の成長です。
出典:サイバーエージェント、2021年国内動画広告の市場調査を発表より
また、記憶に新しい5Gに加え、現在は、6Gの研究開発も世界中でスタートしている状況です。
今まで以上に「超高速・大容量通信」が可能となり、動画を活用したプロモーション制作などの需要も加速することが予想できます。
さらに、TikTokのような「縦型動画広告」も普及していくことで、動画広告市場のさらなる需要拡大が期待ができるでしょう。
このような背景から、動画クリエイターの仕事も同じく需要が高まっていくと考えられます。
年収を上げる方法
では、動画クリエイターとして、年収を上げていくためにはどうすれば良いのでしょうか。
何よりも大切なことは「スキルアップ」です。動画クリエイターとしてより活躍できるよう、幅広いスキルを磨いていくことが年収アップに繋がっていきます。動画編集をおこなうだけでなく、企画、撮影、演出、CG、音響、照明、動画マーケティングなど、一人でマルチな活躍ができるようになることで、動画クリエイターとしての市場価値を高めていくことが大切です。
会社員として就業する場合は、現職の収入に加えて、副業として業務委託で案件を請け負っていくことで、総収入を幅を引き上げていくことが可能です。会社員としての収入だけでなく、経験値も高めていくことができます。身に付けたスキルで収入の柱を増やし、収入額を上げていくことができます。
また、フリーランスや副業で収入を上げるためには、複数の案件を効率的に回していくことが大切です。可能であれば動画編集をおこなうチームをつくり役割分担をして、制作に取り組んでいくことで、案件対応の効率化を図っていきましょう。
動画クリエイターの求人状況について
続いて動画クリエイターには、どれだけの数の求人があるのか? を紹介していきます。
ここでも「求人ボックス」という求人サイトで「動画制作」というキーワードで調査した結果、全国で28,404件の求人がヒットしました。
※2022年10月13日時点の検索結果です
同様の方法で「映像制作」というキーワードで求人数を調査した結果、「33,504件」の求人数がヒットしました。
どちらの検索ワードでであっても、約3万件の求人数が掲載されています。このように動画クリエイターの求人数は豊富にあることがわかります。
動画クリエイターの働き方
動画クリエイターを目指すうえで気になるのが働き方です。大変・きつい仕事と思っている人も多いのではないでしょうか? どんな点が大変なのか具体的に解説します!
- 納期遵守が鉄則:動画クリエイターは、クリエイティブ系のお仕事です。クライアントには、公開日や放送日といった締め切りがあるため、約束した「納期」までに、必ず作品を完成させる必要があります。期限までに納品することが絶対です。
- 不規則な勤務時間:納期前は、時間に追われ、不規則は働き方となり、職場への泊まり込みといった長時間の労働で対応が求められます。また、撮影現場によっては、早朝や深夜の時間帯に撮影が組まれることもあり、勤務時間が不規則になります。
- 修正作業が発生する:動画編集の仕事では、クライアントの要望や依頼により、修正依頼が伴います。修正が何度も続く場合は、ストレスを抱える可能性もあります。
- 身体的な疲労:動画編集は長時間、椅子に座り作業を続けるため、腰痛や首・肩こりになりやすく、目を酷使するため眼精疲労にも注意が必要です。
動画クリエイターのお仕事の詳細は、以下の記事でもご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。
動画(映像)クリエイターになるには?やりがい・必要スキルも紹介
まとめ
動画クリエイターは、需要が右肩上がりで伸び、需要があること。給与は、日本の平均年収と同等ですが、フリーランスや副業とも相性が良く、収入を増やしていくことができる仕事だということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
もちろん納期遵守という厳しい側面もありますが、動画の編集や撮影に関心をお持ちの方には、「天職」になりうるお仕事だと思います。
デジLIGでは、現場が求める動画クリエイターになるために、基礎を学ぶだけなく実案件に取り組んだり、実践的なスキルを身に付けるための特別講座を用意しています。
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