Webサイトやブログのアクセス数が減少したときの原因と対策方法

Webサイトやブログのアクセス数が減少したときの原因と対策方法

LIGブログ編集部

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LIGブログSEO担当です。

アクセス数がいきなり減少したとなると、とても焦りますよね。私も過去に担当しているオウンドメディアのアクセス数が激減し、半泣きの状態で原因を調査したことがありました。

当初サイト運営の知識があまりなく、対策方法がわからず困った記憶があります。

今回は、同じような状況でお困りの方へ、アクセス数が激減した原因の特定方法や対策方法を解説します。この記事の項目を一つずつチェックして、対策をしてみてください。

まずはサイト状況を確認する

Webサイトへの流入数が激減したときは、まずはどのチャネル(流入経路)からのアクセス数が減少したのかを明らかにします。サイトの状況を知り、それにあわせて対処を練りましょう。

チャネル別のアクセス数の変化は、Googleアナリティクス(GA4)を使って確認することができます。以下の手順を参考に確認してみてください。

1.GA4にアクセスし、トラフィック獲得を開く

チャネル別のアクセス数の変化を確認する方法1

メニューバーの[レポート]→[集客]→[トラフィック獲得]の順にクリックします。

2.チャネル別の流入数を確認する

チャネル別のアクセス数の変化を確認する方法2

画面を下にスクロールすると、画像のようにチャネル別の流入数がでてきます。

3.アクセス数が減少した日付前後で比較

チャネル別のアクセス数の変化を確認する方法3
画像右上の日付から、アクセス数が減少した日付前後で比較すると、どのチャネルからのアクセス数が減少したのか確認できます。

各項目の意味は以下にまとめたので参考に。(わかりやすくするために細かい定義などには触れず、簡潔にまとめています。)

Organic Search 自然検索からの流入
Organic Social 広告以外のSNSからの自然なアクセス流入
Direct ブックマークなどからの直接流入
Referral 他サイトにあるリンクからの流入
Paid search Googleなどの検索エンジンサイトの広告からの流入
Email メール内のリンクからの流入
Paid Social FacebookやTwitterなどのソーシャルサイトの広告からの流入
Unassigned いずれのチャネルにも該当しないチャネル

※上記以外のチャネルが表示されている場合は、Google公式のアナリティクスヘルプでご確認ください。

どこからのアクセス数が減少しているか確認できたら、チャネル別で対策を考えていきます。

自然検索(Organic Search)からのアクセス数が減少した場合

まずは自然検索(SEO)からのアクセス数が減少した場合の対策方法についてです。

どのページのアクセス数が減少しているのかを確認する

自然検索(SEO)からのアクセス数が減少している場合、減少しているページを特定し、検索クエリごとの検索順位や表示回数の変化を調査します。

調べる方法は色々ありますが、この記事では皆さまがご使用中と思われるGoogle Search Consoleを使って確認していきます。以下の手順で進めてみてください。

1.Google Search Consoleにアクセスし、メニューバーの[検索結果]→[ページ]の順にクリック

アクセス数の変動をチェックする方法1

2.日付を指定して比較する

アクセス数の変動をチェックする方法2

画像上の日付から、アクセス数が減少した日付前後で比較し、どのページのアクセス数が減少したのか確認しましょう。

3.[クリック差]をクリックして昇順に並び替えます。

アクセス数の変動をチェックする方法3

アクセス数の減少数が大きい順に並び替えができます。

考えられる原因と対策方法

自然検索からのアクセス数が減少している場合、さまざまな要因が考えられます。以下に考えられる原因と対策方法について解説します。

  • アップデートの影響
  • 検索ボリュームの変化
  • サイトをリニューアルした
  • 検索ニーズの変化
  • インデックスから削除されている

アップデートの影響

直近でGoogleのコアアルゴリズムアップデートがあったことでWebサイトやページの検索順位が下落し、アクセス数が激減することがあります。まずはアップデート状況について、Google公式からアナウンスがないか確認してみてください。私はいつも、Google Search Centralの公式Twitterで確認をしています。

もし直近でアップデートがあったなら、まずはなにもせずに様子を見ることが大切です。「何かしなきゃ」と焦ってしまうかもしれませんが、アップデート開始から2週間程度は順位変動が大きくなることがあり、一度下がっても元に戻ることがあります。

アップデートの傾向が掴めない段階で手を加えてしまうと、逆効果になってしまう可能性もあるため、まずはグッと堪えてください。

検索ボリュームの変化

時期的な要因により、検索ボリュームそのものが減少することがあります。「検索順位や検索クエリに変化はないけど表示回数が減っている」などの場合は、検索ボリューム自体に変化がないか確認してみてください。

例えば、

  • 入学式
  • スノボウェア
  • お盆休み

などのキーワードは、時期によって検索ボリュームが変化しやすい例です。検索ボリュームの変化は、Googleトレンドで調査することができます。

Googleトレンドは、任意のキーワードの検索数の推移を調べられるツールで、期間を指定できる他、地域を指定して調査することが可能です。

また、もしデータがあれば、昨年同時期のアクセスデータと比較し、同じように減少していないか確認するのもよいと思います。

サイトをリニューアルした

サイトをリニューアルしてから、アクセス数が激減してしまった場合は、さまざまな原因が考えられます。参考までに、私がこれまでWebサイト運用や支援をしてきた中では以下のような原因がありました。

  • 内部リンクの減少:他ページからの内部リンク減少により、ページ評価が下がる可能性があります。内部リンクは記事内リンクだけでなく、パンくずリストや記事一覧ページからの内部リンクも含みます。特にサイトリニューアルによりサイト構造を変えた場合、これが当てはまることが多いです。
  • ドメインの変更:ドメインパワーが下がることで、SEO上の評価が下がる可能性があります。ドメインパワーとは、そのドメインがGoogleからどれくらい信頼されているかを表す指標で、被リンクの数や質が影響していると考えられています。
  • コンテンツ数が減った:リニューアル時にコンテンツ数を減らしたことで、SEO上の評価が下がる可能性があります。これは、そのトピックに関する網羅性や専門性が、リニューアル前と比較して弱くなったなどが原因として考えられます。
  • ページパフォーマンスの低下:表示速度や操作性など、ページパフォーマンスの低下によりSEO上の評価も下がる可能性があります。ページパフォーマンスはPageSpeed Insightsで確認できます。

リニューアル後に検索順位の下落やPV数の減少などが見られる場合は、以下の記事もご覧になってみてください。

検索ニーズの変化

時間の流れとともに、検索ニーズが変わることで検索順位が下がってしまうことがあります。この場合、リライトしてコンテンツ内容を最適化することで、検索順位を戻す対策をおこないましょう。

たとえば「スマートフォン」という検索キーワードについて考えてみると、スマートフォンが発売された当初であれば、ユーザーは「スマートフォンってそもそもなに? 従来の携帯電話となにが違うの?」といった基礎的な情報を欲していたと思います。しかし現在では、「おすすめのスマートフォンが知りたい」などがメインのニーズです。

これはわかりやすい例ですが、同様にして検索ニーズが時間の流れとともに変化することがあります。特に同じ業界にずっといると、ユーザーニーズの変化に気づきにくいことがあるため、改めて検索ニーズの調査をしコンテンツを改善してみてください。

インデックスから削除されている

Google Search Consoleでインデックス登録数のチェックをおこない、変化がないか確認してみましょう。インデックス状況の調査方法は次のとおりです。

メニューバーの[ページ]から、確認することができます。
インデックス数の変化

インデックス数の減少が見られる場合、考えられる原因としては、コンテンツの品質の問題Googleのバグが考えられます。

まず、コンテンツの品質についてですが、GoogleのGary Illyes(ゲイリー・イリース)氏がポットキャストで言及されていた内容によると、Googleのリソースには限界があり、現在の巨大化したインターネットでは全てのコンテンツをインデックス化がすることがむずかしくなっているようです。

一定基準を満たさないコンテンツについてはインデックスされない可能性があり、また、この傾向はますます強まっていくことが予測されます。

もしインデックスされないなどの問題があれば、ユーザーニーズに合わせてコンテンツを改善したり、ドメイン強化をコツコツと行っていきましょう。

>>SEO対策で評価される記事のライティング方法はこちら

続いて、Googleのバグについてです。ここ最近では、2023年6月下旬から7月中旬まで、継続してインデックスのバグが起こっていました。これにより、トラフィックが減少したWebサイトが多く見られたようです。バグが起きるのは稀ですが、一度Google Search Status Dashboardで最新のバグ状況を確認してみてください。

続いて、広告からのアクセス数が減少している場合に考えられる原因についてです。広告費の減額がないのにアクセス数の減少が見られる場合、どの媒体からのアクセス数が減少しているのかによって対策方法が変わります。

リスティング広告 広告の出方に変化が起きている可能性があります(競合の変化など)。クリックされているキーワードの数値に変化がないか、クエリの変化にも注目してみてください。
SNS広告 媒体のガイドラインやルールの変更があると、広告出稿が厳しくなる可能性があります。直近で改正があれば、それに合わせた改善をおこないましょう。また、同じクリエイティブで出し続けていると、徐々に効果が弱まることがあります。定期的なクリエイティブの見直しも必要です。
ディスプレイ広告 SNS広告と同じく、媒体のガイドラインやルールの変更に伴い、広告出稿が厳しくなる可能性があります。直近で改正があれば、それに合わせた改善をおこないましょう。またクリエイティブの定期的な見直しも必要です。

こちらの記事も参考になります!

サイト全体でアクセス数が減少している場合

チャネル別のアクセス数の変化を調査した結果、それぞれのチャネル(サイト全体)でアクセス数が減少している場合は、サービス名や会社名など、ブランド自体の検索需要が下がっている可能性があります。

経済状況や市場状況など、外的要因も視野にいれて調査をおこなわなくてはなりません。

その他でアクセス数が激減した時の原因

激減というほどのインパクトはないことがほとんどですが、以下のようなケースでもアクセス数が減少する可能性があります。

外部リンクの削除

Referralからのアクセス数が減少していたら、直近で外部リンクが削除されているのが原因かもしれません。Referralとは、他サイトからのリンクによるアクセス数です。

外部リンクの削除状況は、ahrefs(有料ツール)などで調べることができます。

(Google Search Consoleでは現時点の外部リンク数やサイトを調べることはできますが、時期比較などができないんですよね。無料ツールで調べる方法が見つからなかったので、ご存知の方いたら教えてください。)

IPアドレスの除外をおこなった

あまりないことだと思うのですが、私が過去経験して意外な落とし穴だったので書いておきます。

ここまで紹介したような原因にどれも当てはまらなかったのですが、IPアドレス除外設定を行ったことでアクセス数が減少したことがありました。(これはむしろ正しい数字が取れるようになったので良いことではありますが…)

  • 会社のネットワークを変更後、しばらく経ってからIPアドレスの除外設定をおこなった
  • 在宅ワークに切り替え後 、しばらく経ってからIPアドレスの除外設定をおこなった

など、特に社内でWebサイト運営に携わるメンバーが多いほど、減少数のインパクトが大きいです。同じようなことになっていないか確認してみてください。

SNSの運営状態が芳しくない

SNSからの自然流入が減少している場合、以下の点を確認して必要に応じて対策をおこなってみてください。

  • フォロワー数が減った
  • 投稿頻度が減った
  • 投稿内容がフォロワーに刺さっていない可能性
  • SNSのアルゴリズムの変化
  • シャドウバン(ペナルティ)を受けている ※Twitterの場合

特にTwitterは、少し前に大幅なアルゴリズムの変更が話題になりましたよね。最新の情報にも目を向けつつ、原因を探ってみてください。

さいごに

Webサイトやブログのアクセス数が激減したときは、可能性のある要因を一つずつチェックして潰していくことが大切です。

本記事の内容を参考に、まずは原因の特定をおこなってみてください。

自分で運営しているWebサイトやブログのアクセス数が激減してしまうと、「なにが原因?」と焦ってしまうと思います。もし自分だけでは改善方法がわからない…とお困りの方は、ぜひLIGまでご相談ください。

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