「即行動」で入社のチャンスを掴んだLIGインハウスデザイナーにインタビュー

「即行動」で入社のチャンスを掴んだLIGインハウスデザイナーにインタビュー

Nobumasa Shimono

Nobumasa Shimono

こんにちは! デジLIG運営スタッフのしもです。

デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)とは
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携し、運営しているWebクリエイター養成スクール。上野・池袋・大宮・北千住・川崎に校舎があります。個別説明会は各校舎とオンラインで実施中!

僕は、未経験からWebデザイナーや動画クリエイターを目指す方とのカウンセリングや就転職支援の面談を担当しています。

今回はデジLIGでWebデザインを学び、卒業後にLIGのインハウスデザイナーとして活躍している卒業生のカイトさんに、在学中の学習と転職活動のリアルをインタビューしました。Webデザイナーを目指して学習中の方のお役に立てば幸いです。

以下の3点に興味をお持ちの方におすすめの記事です。

  • Webデザインを学習中の方
  • Webデザイナーとして就職/転職活動中の方
  • デジLIGで学習中の受講生の方
ico 人物紹介:カイトデジLIG2021年1月生として「Webデザイナー専攻即戦力デザイン集中講座」を受講。卒業後に株式会社LIGの採用試験を受けて合格し、入社。現在はインハウスデザイナーとして活躍中です!

ノマドワーカーに憧れて

――Webデザインを学ぼうと思ったきっかけを教えていただけますか?

カイト:ノマドワーカーに憧れていたためです。当時は会社で経理の仕事をしていたのですが、必ず会社に出社しなければならず、業務内容もアナログなものばかりでした。そうした現状から抜け出し、パソコン1台あればどこても場所を選ばず自由に仕事ができる職に就きたいと思いました。

――たしかに自由度の高い働き方は、Webクリエイターになる大きな魅力の1つですよね。Webデザインの勉強方法としてスクールを選んだ理由は何だったのでしょうか?

カイト:実はWebデザインスクールを検討する前に、独学で1ヶ月くらいWebデザインの勉強を始めていたんです。自分なりにデザインに触れて、もっと深く学んでみたいと感じていました。当時は転職と副業の両面で検討していたので、本気でスキルを磨くために勉強に集中できる環境が欲しかったことと、自分の性格も踏まえて、期限を決めて追い込む環境を作るにはWebデザインスクールが良いと考えました。

デジLIGを選んだ決め手

――最終的にデジLIGを選んでいただいたポイントは何だったのでしょうか?

カイト:デジLIGの一番の決め手は、Web制作会社LIGが運営するWebデザインスクールだったことです。デジLIGなら人脈(LIGの現役デザイナーや受講生同士の繋がり)を持てること、その繋がりを通してデザインや採用の情報が得られるなど、自分にとって有益な環境になると考えました。あとはSTUDIO(校舎)でも自宅でも学習できるので、仕事と並行してスキルアップできるところです。

※ デジLIGでは、オンラインとオフラインを併用して学習を進めることができます。学習の流れについて詳しくは下記のブログをご確認ください。

LIGデザイナーとの出会い

――学習期間中もっとも楽しかったことは何ですか?

カイト:充実感を得られたのは、追加で受講した「即戦力デザイン集中講座」ですね! LIGのデザイナーから直接指導が受けられるのが良かったし、決まった時間に同じ仲間と顔を合わせながらの共同作業があったので、学生時代のようなクラス、合宿といったイベント感がありました。とくに制作物のフィードバックの恩恵が大きかったです。1対1のレビューを受けるだけでなく、同期メンバーの人数分だけ、LIGのデザイナーのアドバイスが聞けるので、本当に勉強になりましたしお得感が半端なかったです!

――ありがとうございます。カイトさんは即戦力デザイン集中講座の2期生でしたね。集中講座は人気講座でキャンセル待ちが出るほどです。では逆に学習期間の中でもっとも大変だったことは何でしょうか?

カイト:大変だったのはコーディングですね。もともと苦手意識があって。実際に学習を開始してみても、デザインのように前のめりになって学習するぞという気持ちにはなれなかったので苦労しました。それでもWebデザイナーとしてHTML/CSS/JavaScriptを知っておいたほうが転職活動にも有利に働きます。現在のLIGの業務では、コーディングを直接することはないですが、コーディングを学んでおくことでコーダーさんの修正の返しが早くなると聞きますし、今後知見が役に立つかもしれません。

――デジLIGでもコーディング初学者の方が大半ですので、コーディングの学習に取り組む際のアドバイスをいただけますか?

カイト:強いて言えば興味を持てるように工夫することですかね。やる気が起きるように、トレーナー(デジLIG講師)に質問することはもちろん、Progateやコーディングに関するYouTubeのコンテンツ視聴もおすすめします。

働きながら学ぶポイント

――デジLIG在学中にお仕事と並行学習でしたが、働きながら学習を進めていくためのポイントを教えてください。

カイト:仕事も忙しかったので、平日は自宅で動画教材を視聴していました。当時は電車通勤だったので、隙間時間を活用するため、行きと帰りの移動時間も動画教材を視聴していました。この時間の学習が予習となり、実際にパソコンを開いて学習するときにも内容がなんとなく頭に入っていたため、実際に手を動かすときのインプットの強度が高まっていた気がします! あとは頑張ることは大切ですが、根気を詰めすぎることも心身に良くないので、学習スイッチのON/OFFの切り替えをし、「休む時間」を作ることも意識していました。しっかり休んだ翌日の朝はいつもより少し早く起きて、朝活をするといった形でリフレッシュしながら勉強時間を確保していました。

――気持ちの切り替えは大切ですよね。カイトさんがおすすめする「デジLIGの良さ」とは何でしょうか?

カイト:まずはSTUDIO(教室)がお洒落なことですかね! 自分がクリエイターになれているような気がして勉強するのが楽しかったです。「形から入る」という言葉がありますが、やっぱり学習環境が良いほうが気持ちは上がりますね。オンラインとオフラインどちらでも学習できるスクールなので、行き詰まったときはSTUDIOを積極的に活用すると良いと思います。

カイト:デジLIGオリジナルのLIVE授業や即戦力デザイン集中講座のように、さらに高いレベルにデザイン力を高めていく講義があることも良かったです。LIGのWebデザイナーの方に直接質問ができることは、デジLIGならではの取り組みだと感じました。デザイナーからのリアルな言葉は、より具体的な理解に繋がります。

あとは学習期間中にSlackやGoogleドライブの使い方に慣れることができたことは、Web業界で仕事をしていくための準備に繋がりましたし、現在の実務で非常に役立っています。未経験からWebデザイナーを目指す方が多いと思いますので、就業後に向けてこうしたツールを日常的に使い慣れ活用していくことをおすすめします!

※ LIVE授業とは?
通常のカリキュラムにプラスして行われる特別講義やワークショップのことを「LIVE授業」と呼んでいます。LIGメンバーをはじめ、デジLIGの講師、外部から現役のクリエイターをお招きして、Webデザイン、マーケティング、ライティングなど毎回さまざまなテーマの実践的な授業が行われます。

転職活動のリアルなスケジュールを公開

――転職活動はどのように進めたのでしょうか?

カイト:学習開始前のタイミングでデザイナーのインターンに2社応募し、ご縁があった1社で半年間デザインに携わりました。デジLIG入学後は、デジハリ生限定の求人情報「xWORKS」でパン屋さんのデザイナー求人に応募し、3ヶ月アルバイトとして勤務していました。その最中、デジLIGのSlack上でインハウスデザイナーの募集があり、実技試験と面接を受けました。LIGデザイナーの告知情報を知ったときはチャンスだと感じましたし、LIGに絶対入社したいと思いました。エントリーから2〜3週間後にポートフォリオ(作品集)の提出が必要だったので、「即行動」で、想いを形にするために頑張ったことが今でも記憶に残っています。

※ カイトさんがLIGの実技試験で学んだことは下記のブログでも紹介しています。

 

カイトさんの転職活動のスケジュール
2020年12月 会社員と並行して、デジLIG1月生として学習スタート
2021年1月 Wantedlyでデザインのインターンに応募し1社採用。副業で半年間のインターン開始
2021年4月 会社を退職、デジハリ生限定の求人情報「xWORKS」で仕事を探し、3ヶ月間の短期アルバイトが決定
2021年5月 Webデザインのアルバイトを開始、転職活動開始
2021年6月 デザインのインターン終了
2021年8月 LIGのインハウスデザイナー募集の告知を知り応募。実技試験/面接を受け内定獲得。アルバイトを退社
2021年9月 LIGに入社
  • 転職活動で活用した媒体:Wantedly(インターンの募集で25〜30社にエントリー)
  • 面接社数:3社(デザインのインターン1社、アルバイト1社、LIG)

 
――転職活動で大変だったことは何でしょうか?

カイト:インターンが決まるまでに約30社の選考に落ちたことですね。はじめての経験で不採用が続くという経験がキツかったですね。あとは在職中インターンに通い、会社を退職したあとはデザインのアルバイトを3ヶ月と、生活が短期間でさまざまに変化したことも大変でした。

ポートフォリオ制作で意識したこと

――転職活動やポートフォリオサイトの制作でどのようなことを意識していたのでしょうか?

カイト:ポートフォリオは、デジLIGのカリキュラムやインターン・アルバイト期間に制作した作品も含めて、約20個の作品を掲載しました。ポートフォリオは、どうしてこのデザインにしたのかが伝わるように、制作意図を言語化することを意識しました。また、企業の方にデザイン力の伸びをわかりやすく伝えていけるよう、作品の順番を制作の時系列で配置しました。とにかく作品数を見せて熱意をアピールしたかったですね。転職活動中も「どうしてWebデザイナーを目指しているのか」という想いを自分の言葉でしっかり言語化していました。

 
▲カイトさんのポートフォリオ画像

Webデザイナーとして成長中!

――現在、LIGでWebデザイナーとして勤務していますが、どのような仕事を担当しているのでしょうか?

カイト:インハウスデザイナーとして、ブログのサムネイルやバナー制作を主として、LPのデザインや営業提案資料の作成なども行っています。先輩方からアドバイスやフィードバックをいただくのですが、その知識量に毎回驚いてばかりです。現場でたくさんのことを学びながら、Webデザイナーとして成長する機会をいただいています。

未経験からWebデザインを学ぶ人たちへアドバイス

――最後にカイトさんが「未経験からWebデザイナーになる」ために大事だと思うこと教えてください!

カイト:未経験からWebデザインを学ぶのであれば、可能であればスクールに通うことが効率的だと思います。あとはインターン・アルバイト・クラウドソーシング、形は問わないので、デザインを制作する機会を増やすための行動を取ると良いです。デザインスキルを磨くことにも繋がりますし、転職時のポートフォリオの制作時に役立つのでおすすめですね。

また、Twitterで有名なデザイナーさんをフォローしておくと、定期的にデザインに関する情報をキャッチアップしやすくなるので役立つと思います。あとは体が資本なので無理をしすぎないことですね。頑張るときと休むときのメリハリをつけて、時間をしっかり作って学習に取り組まれてください!

 

まとめ

カイトさんがWebデザイナーになるために実践してきた取り組みをインタビューさせていただきましたが、いかがでしたか。今回の対談で、夢を実現するためには「想いと行動力と健康管理」が大切だとあらためて気付かされました。この記事がこれからWebデザイナーを目指す方のお役に立てば嬉しいです。

デジLIGでは、未経験からWebクリエイターになりたい方の挑戦を応援しています! これからWebデザイナーや動画クリエイターとして、就転職やフリーランス、副業をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください!

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Nobumasa Shimono
Nobumasa Shimono Digital Education / School Adviser / 下野 允絹

大学卒業後からセールス職に従事。BtoB・BtoC含め複数のベンチャー企業で顧客の課題解決に尽力する。前職の株式会社リンクバルでは、創業期から事業に参画しIPOを経験。Webサービスのセールスコンサルタントとマネジメント業務を通して、プラットフォームの構築とクライアントの新規開拓とリレーションに貢献。2019年8月より株式会社LIGにジョイン。Webクリエイターを育成するデジタルエデュケーション部にて新規クライアントのカウンセリング・キャリア面談を担当。

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