抜け漏れをなくすために!Webサイト提案の見積作成時に確認したい7つのポイント

抜け漏れをなくすために!Webサイト提案の見積作成時に確認したい7つのポイント

りく

りく

どうも! 最近ポケモンカードにハマっております! りくです!

僕の名前とかはどうでもいいので、ポケカ面白いってことだけでも覚えて帰ってください!

さて、ちょっと真面目な話をしますと、先月までアカウントプランナーチームに所属しておりましたので、見積もり作成時の注意点をまとめてみました。

この記事が……公開される頃には……ディレクターに戻ってます……!(たぶん!)

最後までご覧いただけると幸いです。

共通で確認するべき事項

CMS(WordPress)の導入

はい! みんな大好きCMSですね!

CMSの導入有無で作業工数がかなり変わってきます

一番有名なものとしては、オープンソース型のWordPressだと思われますが、各制作会社さんによって得意なCMS/不得意なCMSがあると思いますので、社内のエンジニアさんに実装経験のあるCMSを確認してみてください!

エンジニアさんが過去に触ったことがないCMSの場合は、学習コストを含んで作業工数を算出する必要があるため、お見積もり金額にかなり影響があります……。

受注後に見積工数と作業工数に乖離が生まれないように気を付けましょう!

※LIGの実績としてはWordPressが圧倒的に多いです。

CMSに投稿可能なページの選定

サイトマップ作成時に選定されるかと思いますが、CMSに投稿可能なページ数によって費用に変動があります。

<よくあるCMS投稿可能ページ>

  • NEWSページ(新着情報)
  • 記事詳細ページ
  • 商品(製品)ページ
  • 募集要項

よくCMSに設定するページとしては、上記であげた項目が多いかなと思います。

お客様のご状況によってカスタマイズ可能なので、ここはWebサイトの新規制作・リニューアルの背景や既存の運用方法を要確認ですね!

インフラ構築・設定(AWS/レンタルサーバー)

費用面だけで見るとレンタルサーバーが低コストで導入〜運用が可能ですが、AWSのようなクラウドサービスの場合は、オプションが充実していたり、スペックを自由に変更可能です。

お客様のご状況や、制作予定のWebサイトによってベストなご提案をしましょう!

SSL証明書設定

新規で制作する場合にSSL証明書を利用しない場合はほとんどないと思いますが、SSL証明書の種類やプラン(信頼性の高さ)によって、年額の利用料金が異なります。

具体的に名称をあげると、無料SSLの場合は、Let’s Encrypt、有料SSLの場合は、GlobalSignGeoTrustなどがあります。

ドメイン認証、企業認証、EV認証については過去記事をご参照ください!

納品物について

デザインファイル(.psd、.xdなどの編集可能ファイル)や、コンパイル前のソースコード一式については通常のお見積もりに含まれてはおりませんので、別途費用としてお見積もりに追加しております。

IE11への対応

基本的にはInternet Explorer対応は行なっていないため、通常のお見積もりにはIE11への対応は含まれておりません。

ただ対応できないわけではないので、「WebサイトをInternet Explorerに対応させたい!」場合は、お気軽に担当者にお申し付けくださいというスタンスになっております。

Internet Explorerの対応をやめた背景などは過去記事をご参照ください。

撮影(取材)の有無

どんな撮影(ブツ撮り/ポートレートなど)を行うのかによって、最適なカメラマンさんをアサインしています。お見積もりの変動ポイントとしては、撮影日数・撮影の種別・アサインするカメラマンさんなどです。

お見積もりの撮影項目に記載している作業(工数)としては下記になります。

<撮影プリプロダクション>

  • 撮影カット割の作成
  • 香盤作成
  • カンプ作成

<撮影ディレクション>

  • 撮影の同行(デザイナー、ディレクター各○日稼働確保)
  • ディレクション作業

<カメラマン>

  • ロケハン
  • フォトグラファー人件費
  • 機材レンタル費
  • 交通費・雑費
  • レタッチ

<その他発生する可能性がある費用>

  • スタジオ費
  • モデルのキャスティング費用
  • RAWデータの納品

メディアサイト

事前調査について

メディアサイトのリニューアル(記事移行をご検討されている)の場合は、事前調査(機能調査)が必要になります。

<事前調査(機能調査)>

  • サイト内のコードや仕様の調査
  • 記事パーツのデザイン調査

記事移行について

リニューアルの場合は記事移行含めてご検討されているお客様が多いかなと思いますが、その際に確認したいのが、「記事データ移行作業」についてです。

記事データのエクスポートが簡易的(CSV)などで行えるのか? ⇦ここを要確認です!

例えば、既存サイトがWordPressで構築されており、リニューアル後もがWordPressを使用する場合は、基本的には記事データのエクスポートが簡易的(CSV)に行えるはずなので問題ありません。しかし、既存サイトがWordPress以外のCMSで構築されており、リニューアル後はがWordPressを使用する場合は、記事データのエクスポートが簡易的(CSV)に行えない可能性があるため……その場合は手入力になることが多いです!

移行する記事数によっては、作業(工数)が莫大になるので、要確認ポイントです!

標準的な機能について(タグ検索機能/詳細検索機能/関連記事/ピックアップ機能実装など)

実装する機能によって費用が変動します。メディアサイトに実装される機能としては下記のようなものがありますので、お客様と一緒にピックアップしてみてください!

  • 記事投稿システム実装
  • ブログ記事の新規作成/編集/公開などを設定できる機能

  • ピックアップ機能実装
  • 指定の記事をピックアップ記事として表示させる

  • タグ検索機能
  • タイトル、本文、タグを検索可能にする
    半角スペースで複数ワードでの検索可能にする

  • 関連記事
  • 同カテゴリやタグで機械的にランダムで掲出する

まとめ

プロジェクト開始後に「あっ……ここの見積もり抜けてるじゃん……」と胃を痛めることのないように、各項目をしっかり確認し見積もり作成していきましょう(していきます)!

LIGはWebサイト制作を支援しています。ご興味のある方は事業ぺージをぜひご覧ください。

Webサイト制作の実績・料金を見る

この記事のシェア数

りくです。アニメと映画が好きな陰キャです。ちなみにアニメは四畳半神話大系・プラネテス、映画はガタカ・バタフライエフェクトあたりが好きです。空気を読みつつ生きていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

このメンバーの記事をもっと読む