Webデザイナーに将来性はある?やめとけと言われる理由と対策

Webデザイナーに将来性はある?やめとけと言われる理由と対策

Taiga Akiyama

Taiga Akiyama

こんにちは、Webクリエイタースクール「デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)」の秋山です。

これからWebデザイナーを目指す人の中には、「AIに代替されてしまうのでは」「将来性はあるのか」などの不安を持っている人もいるのではないでしょうか。

Webデザイナーについて調べてみると、「やめとけ」「食えない」「現実は厳しい」といった意見もあり心配になりますよね。

そこで今回は、Webデザイナー職の将来性について、経済産業省の調査や求人動向などを元に徹底解説いたします。

あわせて、Webデザイナーとして活躍し続けるために必要なスキル・知識についても紹介するので、これからWebデザイナーを目指す人や、既にWebデザイナーとして活躍している人もぜひ参考にしてください。

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※編集部注:この記事は、2026年10月に最新情報を踏まえ再構成・編集しました。

デザイナーの将来性は「職種」と「役割」で分かれる

「Webデザイナーに将来性はあるか」という問いには、実は一言で答えることができません。なぜなら、将来性が分かれるのは職種そのものではなく、その中でどんな役割を担っているかだからです。

Web・グラフィック・UI/UX、どこに将来性があるか、まずは職種ごとの需要の方向性を整理してみましょう。

職種 需要の向き 厳しくなりやすい人 残りやすい人
グラフィックデザイナー 紙媒体・量産系は縮小傾向 紙のレイアウト作業のみ ブランドや世界観の設計ができる人
Webデザイナー 求人数は増加傾向 テンプレート制作・バナー量産のみ 目的から逆算して設計できる人
UI/UXデザイナー 相対的に高い 見た目の装飾担当にとどまる人 体験設計・情報設計ができる人

この記事では、求人数が増加傾向のWebデザイナーを軸に、将来性や必要なスキルを詳しく見ていきます。

飽和しているのはデザイナー全体ではなく「作るだけ」の人

「Webデザイナーは飽和している」という声もよく耳にしますが、正確には需要そのものが減っているわけではなく、飽和しているのは「作業だけをこなす人」です。

❌厳しくなりやすい「作業者」の例

  • 指示されたものをそのまま形にするだけ
  • ツールは使えるが、なぜそのデザインにしたかを説明できない
  • AIやテンプレートで「それっぽいもの」を作れるだけ

⭕残りやすい「設計者」の例

  • 目的とKPIから逆算して情報設計ができる
  • 「なぜこのデザインにしたのか」を言葉で説明できる

この点について、LIGのインハウスマーケターであり、デザイナーとしての制作経験も持つりこぴんは、あるYouTubeライブでの対談企画で次のように語っています。

ico「ただ作るだけ」にとどまるデザイナーは、今後なかなか厳しくなっていく可能性があります。デザインのUIがいくら綺麗でも、なぜそのデザインにしたかをビジネス視点やユーザー目線で説明できるかどうか——という能力への期待値が、以前より高まっている感じがします。

出典:【対談レポート】制作現場と転職市場の話をぶっちゃけてきました。2026年最新・AIとWebデザインの最前線

つまり問うべきは「Webデザイナーに将来性があるか/ないか」ではなく、「自分がどの役割を担っているか」です。この記事では、この視点をもとに具体的な需要データと、これから求められるスキルを解説していきます。

現在の需要と求人・年収の動向

「作るだけの人が厳しくなる」とはいえ、そもそもWeb業界自体の需要はどうなっているのでしょうか。ここではまず、市場としての追い風を確認していきます。

Web業界の市場動向

Webデザイナーは、Webサイトに関するデザインを行う仕事なので、その需要はWebサービスの普及やWeb業界の発展に依存します。

2023年に経済産業省が発表したECサイトの市場規模*を見ると、2022年の国内電子商取引市場規模、22.3兆円で、2013年からは200%近く増加していました。(*参考:令和5年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査))

このような市場の追い風を受けて、Webデザイナーを含むIT人材の需要は年々高まっており、2019年に経済産業省が発表した「IT人材需給に関する調査」では、IT人材の需要ギャップは今後も年々増え、2030年時点では約45万人の人材が不足すると予測されています。

IT人材需給に関する調査(経済産業省)出典:IT人材需給に関する調査(経済産業省)

つまり、市場としてはかなり追い風である考えてよいでしょう。

この後つづけて紹介しますが、求人動向を見てもWebデザイナーの需要は高まっているといえそうです。

Webデザイナーと求人動向

2025年の求人数は、前年比で増えている

予測で需要が増えているといっても、実際に求人数が増えているのかが気になるポイントです。調査の時期がずれてしまったのであくまで参考値ではありますが、調査を開始した2021年6月からは求人数は右肩あがりになっています。

2022年6月時点と2025年11月を比較すると、約316%増という結果になりました。

2025年11月 2024年7月 2022年6月 2021年6月
求人数 178,431件 84,421件 42,922件 26,354件

※求人ボックスの数字を引用しています。

Webデザイナーと他職種の求人数比較

グラフィックデザイナー Webデザイナー Webディレクター
求人数 22,731件(8,194件) 84,421件(26,354件) 50,910件(20,778件)
年収 426万円 433万円 493万円

※求人ボックス2024年7月29日時点の情報※()内は2021年6月時点との比較。

求人ボックスで求人数と年収の比較をしてみると、年収については職種ごとにさほど差はない印象ですが、求人数をみてみると、グラフィックデザイナーはWebデザイナーの3分の1ほどの求人数でした。

さらに2021年からの求人増加数を見ても、同じデザイナーでも、Webと紙媒体のデザイナーの需要の差があることがわかります。

グラフィックデザイナーとの将来性を比較

続いてWebデザイナーとよく比較されるグラフィックデザイナーの将来性についても見てみましょう。

※グラフィックデザイナーとは
雑誌や新聞などの紙媒体の広告、パッケージや看板などのデジタル(Web)ではないデザインを行うデザイナーのこと。

紙媒体の販売額は減少傾向

2020年版 出版指標年報(公益社団法人 全国出版協会出版科学研究所)出典:2020年版 出版指標 年報(公益社団法人 全国出版協会出版科学研究所)

2020年版出版指標年報によると、紙媒体の出版物の販売額は年々減少傾向にあることがわかります。現役世代の紙媒体離れやマスメディアの台頭から、現在のインターネットの普及に伴い、今後さらに紙媒体の販売額が低下していくことが予測されます。

  • 書籍:1996年のピークを皮切りに長期的低下
  • 月刊誌:1997年をピークに、以降22年連続低下
  • 週刊誌:速報性を重視した週刊誌はスマートフォンなどの普及などが原因となり低下の傾向

紙媒体の需要とバトンタッチのような形でWebの需要はさらに増えていくでしょう。身の回りを見ても、新聞や雑誌などの出版物の電子化も急速に進んでいますよね。

年収の実態|職種でこれだけ差が出る

厚生労働省が運営するjobtagによると、Webデザイナーが属する主な職業分類(デザイナー)の年収は、令和7年時点で全国平均483.9万円です。全職種の平均年収330.4万円(厚生労働省「一般労働者の賃金」より)からすると、約47%高い結果になっています。

なお、求人ボックスの統計データによると、全体の給与幅は274〜784万円と比較的広いようです。このことからも、スキルや経験により年収にも差が出てくることが予測できます。

「将来性がない」「やめとけ」と言われる理由

ここまで見てきたように、Webデザイナーの市場自体は追い風です。それでも「将来性がない」「やめとけ」という意見が出てくるのは、職種が消えるのではなく、その中の一部の「作業」が消えつつあるからだと考えられます。ここでは、その具体的な理由を見ていきましょう。

経験の浅い層が増え、価格競争が起きている

比較的未経験からでも目指しやすい・かつ在宅でも仕事をしやすいWebデザイナーは、コロナ禍の影響もあり目指す人が一気に増えました。Webデザイナー人材の養成を目的としたスクールもよく見かけるようになりましたよね。

一気に目指す人が増えたということは、それだけ経験の浅いWebデザイナーが市場に多くいる状況と考えられます。しかし、企業はやはり即戦力を求める傾向があり、このギャップから「(経験の浅い)Webデザイナーが多すぎる」「飽和状態である」といった意見が出てきたと考えられるでしょう。 また、人材の供給過多により価格競争も激化しており、特に中堅以上のデザイナーにおいて収入の伸び悩みが見られるケースもあります。

経験年数に比例して収入が上昇するとは限らず、フリーランスの場合は競争激化により単価の上昇が難しく、収入を増やすには仕事量を増やすしかないという状況に陥りやすい現実もあります。

ノーコードと内製化で、単純な制作依頼が減っている

Webデザインツールの発達により、コーディングなしである程度のデザインができるノーコードツール(Studio、Wix、Jimdo、ペライチなど)が普及したことも理由のひとつです。

フリーランスの人や個人事業・中小企業経営者などは、Webサイトはある程度のデザインであれば満足という人も多く、簡単なサイトであればすぐに自前で制作できてしまいます。

また、企業側でもデザインの内製化が進んでいる傾向があり、外部にWeb制作だけを依頼するメリットが薄れてきているケースも見られます。

一方でこれは、悪いことばかりではありません。単純な制作依頼が外注されにくくなる分、事業会社の中で企画・分析まで担えるインハウスのWebデザイナーの需要は、むしろ高まっているといえます。また、専門性の高い制作を担えるフリーランスとして活躍できる場が増えるとも考えられます。

生成AIで「見た目を作る作業」が代替されやすい

もう一つの理由として、Figma AIやAdobe Firefly、ChatGPTといった生成AIの発達により、ラフ案やバリエーション出しといった「見た目を作る作業」が速くスピーディーにこなせるようになったことが挙げられます。

ただし、これは「デザイナーの仕事が消える」というより、「初速の見た目づくりはAIが速くなった」だけで、最終的な判断はやはり人に残る、というのが実態に近いでしょう。詳しくは次の「AIができること・できないこと」で解説します。

AIができること・できないこと

「AIに仕事を奪われるのでは?」という不安を持つ方は多いでしょう。実際、Figma AIやAdobe Firefly、ChatGPTなど、デザイン業務を支援するAIツールは次々と登場しています。

しかし、AIはあくまで「作業の効率化」をするツールであり、デザイナーの仕事を完全に代替するものではありません。

💡AIが得意なこと
  • 既存デザインのバリエーション作成
  • 画像の切り抜きや背景除去などの単純作業
  • 簡単なレイアウト提案
  • コーディングの補助
❌AIが苦手なこと
  • クライアントの本質的な課題を見抜くこと
  • ブランドの世界観を理解し、一貫性のあるデザインを作ること
  • ユーザーの潜在的なニーズを汲み取ったUX設計
  • 細かな調整やクオリティコントロール

実際に転職の現場でも、AIを使えること自体が評価に直結するわけではないという声があります。

icoAIで生成したデザインは著作権や意匠権の問題もあるので、100%AIに任せるのは難しい。だから「AIだけで作れます」というスキル単体は、そこまで評価につながらないのが現状です。AIを使って提案の幅を広げられる人、目的意識を持って使える人が評価されます。

出典:【対談レポート】制作現場と転職市場の話をぶっちゃけてきました。2026年最新・AIとWebデザインの最前線

つまり、「見た目」「作業のスピード」はAIが担う一方で、「なぜそうしたか」という判断と、その結果への責任は人に残るということです。この視点を持てるWebデザイナーこそ、これからの時代に求められます。 現役のWebデザイナーとしてすでに働いている方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

Webデザイナーが今後求められる知識・スキルとは

では、Webデザイナーとして今後も仕事をしていくためには、デザインスキル以外にどんなスキルが必要になるのでしょうか。ここでは、評価される順に5つのスキルを紹介します。

課題を定義し、デザインの意図を言語化する力

最も重要度が増しているのが、「なぜこのデザインにしたのか」を言語化する力です。 「なんとなくこれがいいと思った」ではなく、「誰の、どんな行動を、どの画面で変えたいのか」を具体的に説明できるかどうかが、評価の分かれ目になっています。デザインのレビューの場でも、「なんとなく」で判断せず、根拠を言葉にする習慣をつけることが、AI時代における一番の差別化ポイントだと言えるでしょう。

UI/UXの視点

Web上での見た目づくりだけでなく、使いやすさや体験そのものを設計する視点も、いまやWebデザイナーの標準的なスキルになりつつあります。

UI

ユーザーとの接触面(画面のデザイン、ボタン、配色など)

UX

そのサービスを通じてユーザーが得る体験全体

具体的には、情報設計(どの情報をどの順番で見せるか)、導線設計、モバイル対応、アクセシビリティへの配慮などが含まれます。この分野についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

マーケティングの知識

WebデザイナーはクライアントからWeb制作の依頼を受けた際、デザイン力だけでなくマーケティングスキルを求められることがあります。そもそもWebサイトはクライアントの課題を解決するためにあり、その目的に沿ったデザインでなくてはいけません。

例えばあなたがクライアントだったと仮定しましょう。下記のどちらのほうがお金を払ってサイトを作った甲斐がありますか?

① 社内からの評価が高いおしゃれなデザインのWebサイトを制作した。しかし、コンバージョン率が低いサイト

② 社内からの評価はイマイチだが、コンバージョン率が高いサイト

結果はほとんどの方が②ではないでしょうか?「評価が高いおしゃれなデザイン」とは、あくまで社内の定性的な評価であり、実際にそれを使うユーザーにとって使いやすいデザイン・刺さるデザインとは限りません。

必要なマーケティング知識は、以下のように整理できます。

領域 具体的にやること
SEO 検索意図に沿った構成・キーワード設計
CTA設計 ユーザーに次の行動を促す導線づくり
計測・改善 公開後のアクセス解析やCVRをもとにしたPDCA

AIを制作の時短に使う力

AIは脅威というより、制作工程を時短にするための道具として捉えるのが実態に近い使い方です。

  • ラフ案を複数パターン出す
  • 画像の切り抜き・背景除去などの単純作業を任せる
  • 簡単なコーディングを補助してもらう

こうした工程をAIに任せることで、案出しから選定・最終判断までのスピードを上げられます。最終的な判断とクオリティコントロールは人が担う、という役割分担を意識しましょう。なお、広告やSNS運用が主戦場の場合は、静止画だけでなく動画編集のスキルを併せ持つと、さらに市場価値を高められます。

コーディングの基礎

企業のWebデザイナーの場合、デザインを実装する工程はプログラマーに依頼することも多いですが、HTML・CSSの基礎知識は身につけておきたいところです。

JavaScriptも基礎レベルまで触れておくと理解の幅が広がります。 自分のデザインをある程度自分で実装できると、フリーランスとして活躍できるチャンスにつながるほか、社内でのエンジニアとのやりとりもスムーズになります。

キャリアの伸ばし方

Webデザイナーの将来のキャリアステップとしては、大きく「組織の中でキャリアアップする」「フリーランスとして独立する」の2パターンがあります。

webデザイナーのキャリアステップ・キャリアパスの図解

制作会社でのステップ

組織内でのキャリアアップとしては、次のような選択肢が考えられます。

キャリア 向く人 年収の向き
Webディレクター/プランナー 顧客とのやりとりが好き、上流工程に携わりたい 上昇傾向
UIデザイナー 使いやすさの設計に興味がある Webデザイナーよりやや高い
フロントエンドエンジニア 実装まで一貫して担いたい デザイン+実装で高くなりやすい
アートディレクター/クリエイティブディレクター 幅広いクリエイティブを統括したい 役割の幅に応じて上昇

より詳しいキャリアパスについては、こちらの記事でも解説しています。

インハウスとフリーランス

前述のとおり、単純な制作依頼が外注されにくくなる一方で、企画・分析まで担えるインハウスのWebデザイナーの需要は高まっています。組織に所属しながら事業側の目線を持てることは、これからの時代大きな強みになります。

一方でフリーランスとして独立する道もありますが、独立後は単価交渉や営業活動そのものも「仕事」になる点は理解しておく必要があります。専門性や実績があるほど有利に進められるため、まずは組織の中で経験と実績を積んでから独立を検討するのも一つの選択肢です。

グラフィックからWeb・UIへ移る道

グラフィックデザイナーとして培った余白・タイポグラフィ・世界観づくりの基礎は、そのままWebデザインでも資産になります。

一方で、情報設計やFigmaの操作、実装の考え方、数字をもとにした改善提案などは新たに身につける必要があります。実際に、弊社が運営するWebクリエイタースクール「デジLIG」でも、Web/UI/UXへの転向を目指すグラフィック経験者の受講が増えています。

紙媒体での経験を活かしながらWebデザイナーへのキャリアチェンジを考えている方は、無料相談などでキャリアの棚卸しをしてみるのもおすすめです。

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未経験からWebデザイナーへ転職するなら

未経験からWebデザイナーを目指す方は多く、実際に、弊社が運営するWebクリエイタースクール「デジLIG」でも、未経験から転職を成功させた卒業生は数多くいます。

ここでは、未経験から今目指す場合に押さえておきたいポイントを紹介します。

未経験採用は消えたのではなく、見るポイントが変わった

「未経験からの転職は難しくなったのでは」と感じる方もいるかもしれませんが、採用のハードル自体が上がったというより、企業が見るポイントが変わってきているというのが実態です。

❌見られなくなってきたこと
・とにかく作れること
・指示待ちで動けること
・ツールを使えるだけ

⭕見られるようになってきたこと
・学習の跡や試行錯誤の過程
・自分なりの課題設定ができること
・デザインの意図を説明できること・UI/UXへの言及

コロナ禍以降、Webデザイナーを目指す方が爆発的に増えたこともあり、受け入れ体制のある企業の数と比べると競争は依然として激しい状況です。就職活動の実情についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

学習の順番

未経験から目指す場合、次のような順番で学習を進めると効率的です。

順 何を学ぶか ゴール
1 デザインの基礎(余白・タイポグラフィ・配色) デザインの原則を理解する
2 Figmaで1ページを作り切る ツールを使いこなせるようになる
3 情報設計(誰に・何を・どの順で見せるか) 目的から逆算して考えられるようになる
4 HTML/CSSで自分のデザインを実装する デザインを形にする力をつける
5 AIを下ごしらえに使う 制作スピードを上げる

ポートフォリオを作る際は、最終的な完成形だけでなく、「課題設定→ラフ案→なぜその判断をしたか」というプロセスを言語化して添えることをおすすめします。独学での学習を検討している方は、こちらの記事も参考にしてください。

独学かスクールか

学習方法として、独学とスクールのどちらを選ぶかで迷う方も多いでしょう。それぞれのメリット・デメリットを整理しました。

メリット デメリット
独学 費用がかからない/自分のペースで進められる フィードバックを受ける環境がない/ペースもやる気も自分次第
スクール 短期間で体系的に学べる/講師からのフィードバックがある 費用がかかる

独学が向いている人:自分でスケジュールを管理できる、フィードバックは別の手段(コミュニティなど)で確保できる
スクールが向いている人:何から手をつければいいか分からない、就職まで伴走してほしい、グラフィックデザイナーからの転向を考えている

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まとめ

いかがでしたでしょうか?Webデザイナーの将来性は、職種ではなく「役割」で分かれます。消えていくのは単純な「作業」であり、「判断」と「設計」ができる人材の需要はむしろ高まっています。未経験からでも、企業が見ているポイントに合わせて学習を進めれば十分に目指せます。

Web業界の市場自体は伸びており、Webデザイナーの求人も右肩あがりで増加していました。AIの発展などで仕事内容は精査されるものの、市場を理解し求められるスキルを身につけていけば、将来もWebデザイナーとして活躍し続けることができるはずです。

他のWebデザイナーにはない、自分自身で誇れるプラスαのスキルを身につけていきましょう。

よくある質問

Webデザイナーに将来性がないと言われる理由は?

経験の浅いWebデザイナーが市場に多くいることや、生成AIの発達で「見た目を作る作業」が代替されやすくなっていること、ノーコードツールの普及で単純な制作依頼が減っていることなどが理由として挙げられます。ただし、これらは職種そのものの消滅ではなく、「作業」の一部が代替されているに過ぎません。

Webデザイナーの将来のキャリアステップにはどんなものがある?

Webディレクター/プランナー、UIデザイナー、フロントエンドエンジニア、アートディレクター/クリエイティブディレクターといったキャリアステップが考えられます。他にも制作会社からインハウスデザイナー、フリーランスとして独立する選択肢もあります。

未経験からでもWebデザイナーになれる?

なれます。ただし、採用で見られるポイントは「作れるかどうか」から「学習の過程や課題設定を言語化できるか」に変わってきています。学習の順番を押さえ、判断の理由を説明できるポートフォリオを作ることが近道です。

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大学卒業後、地元長野で地域密着型のメディア・出版・広告を扱う会社に企画営業を経験。並行して、複数の地域振興団体に所属し、自治体と青少年育成・まちづくりに取り組む。その後に不動産会社で広報職を経験し、LIGに入社。デジタルハリウッドSTUDIO by LIGのセールス・企画・運営を担当し、クリエイターを目指す方々のサポートを行う。

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