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【3社分の成功事例付】オフショア開発とは?発注するときに考慮したいポイント

Akemi

こんにちは、LIGのAkemiです。「BiTT開発」というオフショア開発事業のコンサルタントをしています。

普段の仕事として、オフショア開発の発注を検討されている方に対して、「BiTT開発」をご提案しています。そのなかで多くの方から、「最初に情報収集するとき、何から調べたらよいか悩んだ」という話をよく聞いています。オフショア開発はコストが抑えられるというのはなんとなく知っているけど、実際に検討する段階でどんなことを考慮したらよいかわからない……というお話をよくいただいています。

そこで今回は、オフショア開発を検討しはじめた方や、BiTT開発のお問い合わせをいただく方から、よく聞かれるポイントをまとめてみました。

そもそもオフショア開発ってなんなの? という質問から、失敗しないためのポイント成功事例も網羅しています。

オフショア開発について調べる際に、古い情報や極端な失敗事例などが多く混在しており、不安をあおるようなものも少なくありません。しっかりと現在の動向や考慮すべきポイントを把握し、コストを抑えながらよりよい開発体制を整えていきましょう。

気になる部分だけでも読んでいただけたら嬉しいです!

 

オフショア開発とは?

オフショア開発とは
WEBシステム、WEBアプリケーション、スマートフォンアプリなど、システム開発や保守などを海外の開発会社などに委託する手法のことです。

主に、賃金が安い海外の労働力を活用したコスト削減や、日本国内における人材不足をカバーするなどのメリットがあり、アジアを中心に活用が進んでいます。近年では、その活用方法に新たな傾向が見られ始めています。

オフショア開発の動向

以前は、国内の開発会社への発注やインハウスでの開発に比べ、安かろう悪かろうという印象があったオフショア開発。しかし近年は、開発力や品質管理能力も著しく向上しています。

オフショア開発先として選ばれる国は?

主な受注先としては、中国やインド、ベトナム、フィリピンなど。理由としては、人件費が安く労働力が豊富であること、国内で完結する開発形態と比べてエンジニア人材が確保しやすいこと、採用・開発コストを削減できることなどが挙げられます。

技術力って大丈夫?

たとえば、ベトナムでは、国を挙げてIT人材の輩出に取り組んでいるため、優秀なIT人材がどんどん増えています。特にアジア諸国では、国内における職業の中でもトップクラスの高い給与が得られるのがIT業界。そのため優秀な人たちがこぞってIT系の職業を目指すという構造ができあがっているのです。

さらに、クラウドの普及、開発手法の発展、技術やノウハウの広まりなどが状況を後押ししています。インターネットやコミュニティを通じてこれらの情報が広くシェアされるようになりました。以前に比べ、得られる情報の格差は格段になくなってきています。先端技術の開発事例など、ノウハウの蓄積がなされています。研究開発などを、海外の優秀なエンジニアに委託するというケースも増えています。

品質管理は問題ない?

単に開発業務をオフショア拠点へ渡す「ラボ型」のオフショア開発の場合、発注側できちんと進捗管理や品質管理をおこなえるかどうかが重要です。適正に管理がおこなわれなければ、開発の遅延が起きるだけでなく、意思の疎通が図れないなどのコミュニケーションコストが生じてしまいます。上流工程を日本人が行うハイブリッド型も存在しますので、案件にあった形での開発組織をアサインしましょう。

また、ここで重要なポイントがひとつ。いずれの場合も、自社と委託先の橋渡し役となる、「ブリッジSE(ブリッジエンジニア)」の存在が、品質管理、そしてオフショア開発成功の鍵を握っているといっても過言ではありません。

ブリッジSE(ブリッジエンジニア)の見極めについては、Jackさんの記事が詳しいです。ぜひご覧ください。

オフショア開発の流れ

オフショア開発では、プロジェクトの規模や目的に応じて最適な進め方が異なります。そのため、オフショア先の開発現場の特性を理解したうえで、契約方式や開発モデルを選択しましょう。加えて、常にコミュニケーションを取りながら開発を進めていくことが重要です。検討段階の代表的な流れは下記の通り。

  • 開発の目的を明確にする
  • オフショア開発を行う国や企業の選定を行う
  • 契約方式・開発方式を決定する
  • ドキュメントを作成して開発環境を整える
  • 開発状況を管理する
  • 確認・検証する

オフショア開発の検討ポイント

では、自社開発や日本における開発とオフショア開発がどのように異なるのか、比較してみましょう。

オフショア開発のメリット

低コストで開発人材を確保できる

日本よりも物価の安いアジア諸国。日本での自社採用の2分の1、SESや受託開発の4分の1ほどに費用を抑えることができます。

リソース不足を解消できる

日本は労働人口の減少とともに、さらにIT人材が不足していくことが予想されます。その点海外では、労働力が豊富で、エンジニアリソースが調達しやすいというメリットがあります。BiTT開発の開発拠点であるフィリピンでは国全体の平均年齢が24歳と若く、日本の少子高齢化社会のデメリットを補える社会情勢となっています。

オフショア開発のデメリット

文化の違いによるコミュニケーションコスト

日本人は、「よしなに」「ツーカー」といった、説明なしのコミュニケーションを是とする文化があります。そのため何も言わなくてもこちらの意思が相手に通じていると思い込んでしまうことも少なくありません。

一方で、海外ではそういった曖昧なコミュニケーションは通じません。きちんとドキュメントを準備し、ブリッジエンジニアをしっかりと配置する必要があります。

単発で小規模な案件の場合、コストメリットを出せない場合がある

オフショア開発の場合は、開発環境を整える際に翻訳業務が発生する場合があります。実は単発でスピード重視の開発には向いていません。

しっかりとチーム体制を構築し、長期的な目線での開発が、品質の安定のみならずコストパフォーマンス向上につながります。

前述の記事ではありますが、Jackさんがこの点のメリット・デメリットをまとめていますので、あわせてご確認ください。

オフショア開発で失敗しないためのポイント

オフショア開発で失敗しないためには、どのようなポイントを押さえればよいのでしょうか。

これまでの私の経験上、下記のポイントは必須ではないかと考えています。

  • 選定企業の実績を確認する
  • 詳細設計までを日本でしっかり実施する
  • 開発の推進体制やそれぞれの役割を明確にする
  • 設計を理解したブリッジエンジニアを橋渡し役としてアサインする

ほかにも、成功するためのポイントをより詳しく、くまさんがまとめています。あわせてご確認ください。

どんな開発に向いているの? オフショア開発成功事例

一部の企業様からいただいた声を、導入背景や効果、成功の秘訣と合わせてまとめてみました。

リソース不足に悩みを抱えていたが、わずか半年で30名の開発体制へ!

導入の背景

体制的にレガシー技術に頼らざるを得ない状況。日本国内で必要技術を扱えるエンジニアを採用するのが非常に難しく、目標としていた採用人数から大きな乖離があった。そのため開発体制に対して、抜本的な改革の必要性を感じていた。

導入の効果

自社の技術要件に沿ったメンバーを採用から始めてチームを構築してもらったが、わずか半年で30名の開発体制を築くことができた。これまで、煩雑になっていた開発におけるドキュメント(DB設計図、API設計書、画面設計書など)の作成も手厚くサポートしてもらえているので、ナレッジが蓄えられる環境が構築されている。

成功の要因

日本人メンバーをアサインしてもらい、開発体制をどのように構築していくかの戦略、開発の要件定義、ドキュメント作成など上流工程から深くコミットしてもらえた。さらに、自社の要件に合った、オリジナルの研修プログラムを作成し、対象の開発メンバーが受講。そのため、スムーズにプロジェクトに参加してもらえた。

事業内容 ファッションEC
プロダクト 基幹システム、ECサイト
契約期間 6ヶ月〜現在
月額費用 1,500万円

開発コストに課題を抱えていたが、開発コストを1/2に抑え、店舗拡大に成功!

導入の背景

コストは抑えつつ、クオリティの高いプロダクトを作りたい気持ちがあり、複数の開発会社で迷っていた。また、営業の状況やニーズによって 開発すべき機能の仕様や優先度が頻繁に変わるため、柔軟に動ける開発チームが必要だった。

導入の効果

開発コストを1/2に抑え、店舗拡大に成功。

順調に会員数を増やし、店舗数も1年間で3店舗から20店舗まで増やすことができている。セブで開発するうえで一番心配だったデザインに関しては、日本と変わらない品質のものを1/2
程度のコストでリリースできた。

成功の要因

初期の設計やレビューなど一部の重要な役割だけ日本人をアサインしてもらうことで、コストパフォーマンスを最大化できた。日本人のブリッジSE、リードデザイナーに入ってもらうことで品質担保ができた。

事業内容 フランチャイズ事業/コワーキングスペース
プロダクト 会員向けWebモバイル アプリケーション
契約期間 1.5年
月額費用 150万円

開発の長期化に課題を抱えていたが、自発的な開発体制の構築により開発がスムーズに!

導入の背景

予算の関係から積極的にオフショア・ラボ型開発を行いたいと思っていた。担当のPMは英語が話せたので、直接英語でやりとりをしたかった。

スケジュールがタイトだったので、スピード感を持って動けるメンバーのアサインが早急に必要だった。

導入の効果

着手から納品まで、3ヶ月で目標の実装まで行うことができた。
エンジニアから積極的に仕様や技術のアイデアを出してもらえたことで、難しかったエンドクライアントへのリクエストにも、答えることができた。

成功の要因

フロントエンドの技術でハイブリッドアプリを開発することはすでに決まっていた。そのため、要件が明確になり、過去に開発経験があるメンバーをアサインしてもらえた。

頻繁にオンラインミーティングを行い、実際の画面やホワイトボードを使いながらディスカッションを行なった。チャットベースでは難しい話も積極的に会話を中心としたコミュニケーションをとるようにし、認識の齟齬を最小限にできた。

事業内容 IT事業/受託開発
プロダクト ファッション系モバイルアプリケーション
(ハイブリッドアプリ)
契約期間 6ヶ月
月額費用 100万円

さいごに

ポイントが多すぎてやっぱり不安だなぁという方もいらっしゃるかと思います。ご相談ベースでも構いませんので、気軽にLIGにお声がけください!

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