こんにちは! セブ支社で会計経理部署をマネジメントしているしょうこです。
いまでこそ英語を使ってなんとか仕事ができている私ですが、2年前セブに来た当初はまったく英語が話せなかったんです。恥ずかしながら、中学英語の “三単現” の意味さえ理解できていませんでした。
「三単現」の「三」は「三人称」を、「単」は「単数」を、「現」は「現在」を指し、「“三単現”とは、主語がheやshe、itで、動詞が現在形のとき、動詞に-sや-esを付けるルール」のことです。
引用元:地球人ネットワークを創る アルク
そんな私がなぜ、今、異国の地セブで会計経理部署をマネジメントしているのか、これまでの経緯をみなさまにお伝えしたいと思います。
「海外に興味があるけど一歩が踏み出せない」という方々の背中を少しでも押すことができれば、私はとても幸せです。
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セブに出会った理由
ビーチパーティー
私がセブに初めて訪れた理由は、ビーチパーティーです。
そうです、リア充のパリピがたくさん集まる、あのビーチパーティーです。
引用元HP:Electro Beach Festival
地元の友人が、セブで開催されるビーチパーティーに参加するという情報を入手した私は「私も一緒に行くーー!!」とその場で申し込みました。
人生で一度も飛行機に乗ったこともなく、パスポートさえ持っていなかったのに。
クレイジーですよね。私もそう思います。
あのとき、あの瞬間に、なぜあんなに行動力が湧いてきたのかいまだにわかりませんが、神からのお告げだったのかなと感じています。
自分の直感を信じることは大切ですね。
ビーチパーティーがきっかけで出会った方々は、今現在も仲良くしていただいております。いつもありがとうございます。
英語留学
正直に言うと、英語力ほぼ0の状態で語学留学に踏み切るのはオススメできません。
チャレンジ精神は大切です、とても素敵です。考えるばかりで行動できない人が大半ですからね。
ですが、アウトプットに集中できる環境にいるのに、インプットばかりしないといけないなんてもったいない……!! 気合と根性で何とか生活はできますが、本当にもったいない……!!
英語力ほぼ0で語学留学
私は3ヶ月間、語学留学をしました。
英語力ほぼ0の状態で留学に踏み切ったので、インプット量があまりにも足りておらず、留学期間中は1日 12〜13時間程勉強していました(授業8時間 + 自習4〜5時間)。
優しくていねいに英語を教えてくれる先生へ感謝の気持ちを伝えられない。そんな自分に嫌気がさして、自習で必死に英語力を補いました。
「悔しさをバネに」とはまさにこのことだなと実感しました。
上記の経験から、最低限の文法や単語(中学で学ぶレベル)は覚えてから語学留学に挑むことをオススメします。
英語圏に住むだけで英語が話せるようになる、そんな夢物語はどこにもありませんからね。
語学学校でのインターンシップ
3ヶ月間の語学留学後、セブの語学学校で6ヶ月間インターンシップとして働かせていただきました。1日のスケジュールは、業務6時間 + 英語の授業2時間という形です。
インターンシップに関しては賛否両論ありますが、私は経験してよかったなと感じております。ただし、英語力のみを伸ばしたいと考えている方は、語学留学を選ぶ方が幸せになれるかと思います。個人的な意見ですが、英語を学びながら同時に、ビジネススキルも身に着けたいという方には、インターンシップが向いているのではないでしょうか。私はインターンシップの中で、「日本人の当たり前」が海外では当たり前ではないことを身をもって経験できました。日本でインターンシップに参加するよりも、より多くの学びを得られると思います。
海外就職
インターンシップとして毎日楽しく充実した日々を送っていく中で、「もっとセブで働きたいな」と考えるようになりました。
思い立ったら即行動! と、知人達に連絡をし、何社か仕事のお話をいただくことができました。その中でも飛び抜けてクレイジーだったのがLIGという会社です。そう、弊社ですね。
私はIT業界の人間ではないのですが、LIGブログは読んだことがありました。
今でも鮮明に思い出せます。この記事です。

社長の愛車を「痛車」にしたら、大変なことになりました。
そんな私でも知っていた会社の偉い方からいただいたオファーが、こちら。
「セブでレストランをオープンしたいんだよね〜!!」
え? Web制作の会社ですよね? レストラン??
「じゃ、しょうこ! これからよろしくね!!」
え? まだ入社も決めていないのに?
よかったら少し話をきいてみない? と連れてこられたお誘いいただいただけなのに??
そんなこんなでLIGへの入社が決まりました。
レストランの立ち上げ
神様のめぐり合わせなのか、実は調理師免許を持っていた私。レシピ開発はもちろん、原価計算やキッチンのオペレーション構築に携わりました。スプレッドシートが少し使えたので、管理シートの作成にも関わりました。
異国の地セブで、英語を使いながらいくつもの苦難を乗り越えた経験は、私の自信に繋がりました。
この時点での私の英語力は、日常会話は困らないレベル。仕事で英語を使うとなると、圧倒的に足りなかったのが「語彙力(ボキャブラリー)」でした。
語彙力に関しては、わからない単語を見つけたらメモし、意味を調べ、すぐに会話の中で使うを繰り返しているうちに解決されていきました。
会計経理部署の立ち上げ
お店も順調に動き出し「少し落ち着いてきたかな……」と思っていたタイミングでまたあの声が聞こえてきました。
「バックオフィスが足りない……主に会計経理……なので、しょうこ! よろしくね!!」
あれ? デジャブ? 私……必殺立ち上げ人かなにかと勘違いされていませんかね??
しかし、神様のめぐり合わせなのか、日本で経理サポートや営業事務の経験があった私。お金の流れを見える化し、業務効率を図るためさまざまなシステムを導入しました。ほかにもコンサルティング会社と契約を結び、間違いの起きにくい環境作りを行いました。
現在は会計経理のほかにも、法務や労務、契約関係の仕事まで任せていただいております。
実は、私の英語力は会計経理部署に移動してからめきめきと伸びました。
英語の勉強をしていたという意識はないのですが、業務的に今までよりも高度な英語が必要になり、必死で理解しようと努力していたのが勉強になっていました。
少しのニュアンスの違いや解釈の違いで、重大な問題に発展する可能性があるほど、責任のある仕事を任せていただけたのが大きな転機だったなと感じます。
いい意味でのプレッシャーは成長には欠かせないものですね。
海外就職に踏み切ってみて
海外就職をしたことは私にとって本当に大きな人生の転機だったと感じています。
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- 語学力が上がったこと
- 経営者たちの近くで仕事ができたこと
- 1から部署を立ち上げる経験ができたこと
- 日本人の感覚が当たり前ではないと気づけたこと
- たくさんの仲間ができたこと
どれをとってもプラスでしかありません。
語学留学・海外就職前の私は、日本でのキャリアを捨ててしまうことに、少しの怖さと不安を感じていました。
でも今、後悔の気持ちは全くありません。4年勤めた会社を退職し、語学留学に、海外就職に踏み切ってよかったなと心から思っています。
セブという環境が、LIGという会社が、私にたくさんのことを教えてくれたからだと思います。
目標と手段
英語力の強化は目標を達成するためのひとつの手段でした。
私の目標は「パソコン1台あれば、どこでも仕事ができるようになること」。
- 会いたい人に会える話が舞い込んできたとき
- 参加したいイベントに誘っていただいたとき
- 大切な人、お世話になった人がピンチなとき
いつでも動けるように。「行きます」と言えるように。
大切なタイミングにその場にいられるよう、足に付いている鎖をはずしておく。
これらを意識しながら自分にはなにが必要なのか? を、常に考えています。
まとめ
今、この記事を読んでいるあなたが、もし、海外就職に興味があり、チャレンジしたいのであれば、今すぐ動き出してみませんか? 一歩を踏み出してみませんか?
人生は一度きり。やりたいと思ったことはやる。
やった後悔よりやらなかった後悔のほうが大きいということを忘れないでくださいね。
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